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今夜はここでモツ三昧 … 「一軒め酒場」(桜木町)

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 「一軒め酒場」のグランドメニューの冒頭にあるのが『酒場のモツ』というジャンル。

 この中に、「ずり唐(砂肝唐揚げ)」(264円)、「酢モツ」(275円)、「塩レバー」(286円)、「豚タン ニンニク醤油ダレ」(286円)、「豚ハツ ごま味噌タレ」(286円)、「ミックスホルモン揚げ」(286円)、「レバニラ炒め」(319円)、「一口かしらステーキ」(385円)という8品の料理が並んでいる。

 『もつマニア』としては、強く惹かれるラインナップですねぇ。

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 午後5時過ぎの店内は、とてもにぎわっていて、入口の右手前方にあるカウンター席は、ほぼ満席の状態。

 その奥側にある、片側に6人ずつ、両側で12人が座れる長テーブルの一角に案内された。

 この長テーブルは、長さ方向の真ん中に仕切り壁が立っていて、向かい側に座るお客さんとは遮断されている。

 片側6人の方も、カウンター席と同様に、二人分ずつ、透明なアクリル板で区切られていて、ひとり客でも二人分の空間を使わせてくれるのがありがたい。

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 その席に着くなり、まずは「生ビール(得ジョッキ)」(495円)と「名物!煮込み(こってり脂しょうゆ)」(319円)を注文した。

 生ビールの銘柄は、「サッポロ生ビール黒ラベル〈樽生〉」。「中ジョッキ」(429円)と「得ジョッキ」(495円)という二つのサイズがあったので、きっと「得ジョッキ」のほうがお得なんだろうと思って、こっちを選んだ次第。どのくらいの量の違いがあるんだろうなぁ?

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 生ビールとほぼ同時に出てきた「名物!煮込み」の具材は、シンプルに豚シロを中心としたモツばかりながら、これが旨い!

 そう言えば、この「名物!煮込み」は、メニュー冒頭の『酒場のモツ』のところではなくて、真ん中あたり下段の『旨いもの』というジャンルのところに書かれている。

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 続いては「ミックスホルモン揚げ」(286円)を注文すると、これまた豚シロを中心とした揚げたてのモツが、小鉢に7~8切れ。

 衣にしっかりと下味が付けられていて、熱々でカリッとした衣の食感の中に、モツの心地よい弾力感。これまたいいつまみになりますねぇ。

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 「ミックスホルモン揚げ」の小鉢と一緒に、小さなビニール袋に入った山椒粉の小皿も出してくれていたので、それもちょっと振りかけながらいただいてみる。

 ほほぉ。山椒も効くねぇ。

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 「生ビール(得ジョッキ)」を飲み干して、芋焼酎「黒白波」(275円)をロックで注文する。

 店内で働いている若者たちは、みんな海外の人のようだが、日本語は普通に通じるし、上手だ。

 芋焼酎は「黒白波」と「黒霧島」が選べる中から、「黒白波」のほうを注文したところ、注文を受けてくれた若い女性は、「『なみ』のほうですね?」と復唱してくれた。

 彼女はバングラデシュから来たそうだ。男性店員さんは、インドネシアの人が多いんだって。

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 つまみに「酢モツ」(275円)を注文すると、これもあっという間にやってきた。

 「酢モツ」は、出来上がったものが冷蔵庫に保管されていて、注文を受けると、それをサッと出してくれるんですね。

 この店では、お通しは出されないので、サッと出てくる「酢モツ」や「名物!煮込み」は、1品めの料理としてもピッタリだ。

 博多名物でもある「酢モツ」と、芋焼酎ロックとは、相性も抜群ですねぇ!

 芋焼酎ロックをおかわりし、続いて注文したのは「レバニラ炒め」(319円)である。

 「レバニラ炒め」も、確かにモツだなぁ。

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 出てきた「レバニラ炒め」を見て、びっくり!

 なんと、レバーは、ゴロゴロっとした鶏レバーで、野菜はほとんどモヤシ。ニラはほんのちょっとしか入っていない。

 なるほどこれが「一軒め酒場」の「レバニラ炒め」なのか。 初めての味わいと食感で面白いなぁ。

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 「レバニラ炒め」は、けっこうボリュームもあるので、途中で2杯めの芋焼酎ロックを飲み切って、今度は同じ「黒白波」(275円)をお湯割りでもらった。

 「豚タン ニンニク醤油ダレ」や「豚ハツ ごま味噌タレ」、「一口かしらステーキ」なんかも食べてみたかったのだが、かなりお腹いっぱいになってきた。

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 最後の一品は、『酒場メシ』と大書されたメニューの中から選びますか。

 ここには、「冷麺(梅肉入り)」(275円)、「酒場のソース焼そば」(319円)、「さっぱり肉南蛮そうめん(熱)」(319円)、「玉子掛けしそわかめメシ」(264円)、「煮込みメシ」(352円)の5品が並んでいる。

 ここまでモツ、モツ、モツできたので、最後もやっぱりモツでしめたいですよねぇ。

 となるとやっぱり「煮込みメシ」かな。芋焼酎のお湯割りもおかわりだ。

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 出てきた「煮込みメシ」は、小鉢程度の器に、ほんの少量。

 ガンガン食べる人には物足りないかもしれないが、私にはちょうどいい量だ。

 「名物!煮込み」が美味しかったので、「煮込みメシ」にも期待していたが、やっぱり旨い。

 とてもうれしい〆のつまみとなった。

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 たっぷりと2時間半ほど楽しんで、飲み物5杯と、料理が5品。お勘定は、自分自身の「一軒め酒場」史上最高額となる3,146円。Suicaでピッと支払って店を出た。

 煮込みに始まり、煮込みメシに終わったモツ三昧。「一軒め酒場」でこんな楽しみ方もできるんですねぇ。

 大満足でした。どうもごちそうさま。

店情報YouTube動画

《令和4(2022)年9月5日(月)の記録》

(次回) 24.05.01 咳に困って独りで黙食 … 「一軒め酒場(いっけんめさかば)」(桜木町)

(食べログ) 一軒め酒場 桜木町店居酒屋 / 桜木町駅日ノ出町駅馬車道駅

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