まん防発令中の神戸で … 「サイゼリヤ」(神戸)

月曜日。「中畑商店」で牛ホルモン串をつまみに1時間半ほど立ち飲んで、神戸駅近くのホテルに戻ってきたのは午後6時過ぎ。
時間も早いし、ちょっと飲み足りないなぁ、と思っていたら、ホテルの地下1階に「サイゼリヤ」があることを発見。
飲み仲間の宇ち中さんが、よく「サイゼリヤ」にも行っていることが頭に浮かび、今日はここで飲み足していくことにした。

店に入り、店員さんに「ひとりです」と告げると、二人用のテーブル席が5卓ほど並んでいるところに案内してくれた。
テーブルごとに透明のパーティションで区切られていて、ゆったりとした広さがあるのがいいですね。

そしてメニューを確認。
300円台、400円台のメニューが多いのが「サイゼリヤ」ならでは。

そんな中に、「イタリア風もつ煮込み」(350円)があるのを発見し、それを注文した。
合わせる飲み物は、赤ワインの「デカンタ(250ml)」(200円)。
爆安といっていい安さですよねぇ。
もつ煮込みをいただきながら、スマホで宇ち中さんに、「サイゼリヤ、安くて美味しいですねぇ!」というメッセージを送ると、すぐに「羊肉の串焼き、オススメです。アロスティチーニです」という返事が届いた。

さっそくその「アロスティチーニ(ラムの串焼き2本)」(400円)も注文。
これがまたマジでうまいっ! さすが宇ち中さんだ。
さっくりと1時間ほど楽しんで、お勘定は950円。Suicaでピッと支払った。

火曜日は神戸駅前の「出雲食堂」に向かったものの、兵庫県はつい数日前に「まん延防止等重点措置」が発令されたばかり。
「出雲食堂」は認証店でないため、酒類の提供なしとのこと。残念だ。(結果的にそのときの兵庫県の措置期間は2022年1月27日~3月21日でした。)
近いからコート無しで来ていたので、他の店を探すことはあきらめて、今日もホテル下の「サイゼリヤ」へ。

そして今日も昨日と同じく、二人用のテーブル席が並ぶ一角に案内され、生ビール「キリン一番搾り(ジョッキ)」(400円)でスタートした。

つまみの1品めは「柔らか青豆の温サラダ」(200円)。ビールにはやっぱり豆が合うよねぇ。
あっという間に生ビールを飲み干して、赤ワインを、今日は大きい方の「デカンタ(500ml)」(400円)でもらう。
赤ワインは500mlも入ってるのに、生ビールと同じ値段。生ビールが高く感じてしまいますねぇ。

そしてつまみに「辛味チキン」(300円)をもらうと、手羽中の唐揚げ4個が出された。
店内にはカップルや家族連れ、会社帰りのグループ客なども多いのだが、通路がゆったりと取られているので、声は聞こえるものの、うるさくはない。

続いては「レンズ豆とスペルト小麦のミネストローネ」(300円)を注文。
ミネストローネというのは「具だくさんのスープ」のことなんだそうな。
小麦が効いているのがよくわかって美味しいね。

このミネストローネに合わせて「プチフォッカ」(150円)ももらった。
2時間近く、ゆっくりと過ごして、今宵のお勘定は1,750円でした。
店を出て、エレベーターで上がるだけで部屋に到着するというこの近さが、これまた嬉しい。

神戸に来て三日目の水曜日。今日は前にも行った中華料理の「相一軒」を目指したものの、なんと「相一軒」も県の「まん延防止等重点措置」を受けて休業中だ。

「相一軒」からは10分もかからず新開地に行けるので、「赤ひげ姉妹店」に向かったものの、水曜日は定休日でした。がっくり。
新開地にはたくさんの酒場があるのだが、開いているお店はどこもお客さんがいっぱいで、かなり密な状態である。

「まん防」の期間中でもあるので、新開地での新店開拓はあきらめて、今日もまた安心安全の「サイゼリヤ」に戻ってきて、白ワインの小さい「デカンタ(250ml)」(200円)と「爽やかにんじんサラダ」(200円)でスタートした。
ニンジンのシャッキリ感がいいですねぇ。
これは最初の一品として、とてもいいつまみだ。

2品めは「クラムチャウダー」(300円)。
昨日のミネストローネが美味しかったので、今日もスープを頼んでみたのだが、予想どおりハズレなし。
「クラムチャウダー」もとても美味しい。

白ワインに続いて赤ワインの「デカンタ(500ml)」(400円)をもらうころには店内は満卓(すべてのテーブルに一人以上のお客がいる状態)になり、新たに店に入ってくるお客さんには、「名前を書いてお待ちください」という状態になった。
この店もこの地域の人気店の1軒なんだなぁ。知らなかったよ。
そういう状態になっても、相席をお願いされたりすることはなく、ゆったりと過ごせるところが、これまた人気の理由の一つなのかもね。

つまみには「バッファローモッツァレラのピザ」(500円)をもらう。
小ぶりのピザは、ひとりで食べるにもちょうどいい量で、冷めないうちに食べ終えることができた。

熱々のピザを一所懸命食べてたら、赤ワインがあまり進んでなくて、まだデカンタに半分ぐらい残っているので、もう1品、「ペンネアラビアータ」(400円)も追加した。

そのまま半分ぐらいを食べたところで、調味料置き場からイタリア産チーズ「グランモラビア」を持ってきてかけてみた。
おぉ。旨味が倍増!
「ペンネアラビアータ」には「グランモラビア」が必須だね。
みんながたくさんかけるからか、調味料置き場の「グランモラビア」は、どれも残りが少量しかない。
調味料置き場には他に、ミル挽きブラックペッパー、醤油、シチリア産海塩、唐辛子フレーク、オリジナルホットソース、エキストラバージンオリーブオイルが置かれていて、自由に使えるのでした。

今日の新発見がもうひとつ。
「サイゼリヤ」には、小学生以下の子供用に「キッズメニュー」も用意されているのだが、60歳以上の客も、このメニューの品々を注文できるんだって!
いろんな料理を少しずつ食べたい60歳以上の呑兵衛には「キッズメニュー」もいいかもね。
今日のお勘定はちょうど2千円でした。

木曜日は「赤ひげ姉妹店」で、ゆっくりと飲むことができました。

今回の神戸出張の最終夜、5日目の金曜日も、二日連続で「赤ひげ姉妹店」へ。
「赤ひげ姉妹店」も大好きな大衆酒場の1軒となりました。

「赤ひげ姉妹店」で十分に飲み食いしてきたんだけど、今回の出張で大いにお世話になった「サイゼリヤ」にも、もう一度寄って帰りたい。
金曜午後7時半の店内は、そこそこ賑わってはいたが、いつもの二人用のテーブル席が並ぶ一角には幸いにも空席があり、そこに座ることができた。
まずは赤ワインの「デカンタ(250ml)」(200円)と「バッファローモッツァレラ」(300円)からスタートである。
「バッファローモッツァレラ」には、『シチリア産海塩入りオリーブオイル』が添えられていて、それをちょっとずつつけながらいただくと、より美味しくなる。

そして今夜も宇ち中さんに教えてもらった「アロスティチーニ(ラムの串焼き2本)」(400円)も注文した。

そのまま食べても美味しいのだが、これもまた添えられている『やみつきスパイス』をかけると、グンと味が変化する。まさに『やみつき』になる旨さである。

「赤ひげ姉妹店」でたくさん飲んだので、小さい「デカンタ(250ml)」でいいやと思ってたんだけど、やっぱりそれでは足りなかった。
もうひとつ、赤ワインの「デカンタ(250ml)」(200円)をおかわりした。

つまみには「ミニフィセル」(150円)を追加注文。
メニューによると、「ミニフィセル」は、香り豊かなミニフランスパンとのこと。
「プチフォッカ」も美味しいけど、ラムを食べながらいただく「ミニフィセル」もいいですね。

「アロスティチーニ」と「ミニフィセル」を食べ終えても、まだちょっと赤ワインが残っているので、ラストオーダー(「まん防」期間中は20:30LO、21:00閉店でした)を取りに来てくれた店のおねえさんに、「ポップコーンシュリンプ」(300円)を注文した。
「ポップコーンシュリンプ」は『小さなエビフライ(Fried Shrimp)』のこと。
「サイゼリヤ」のメニューには、すべての品の写真や説明書き、英語での名称が書かれているので、それらを確認しながら注文することができるのだ。

閉店時刻まで1時間半ほど楽しんで、今夜のお勘定は1,550円でした。
そんなわけで、5日間の神戸出張のうち、四夜をここ「サイゼリヤ」で過ごさせてもらいました。
ありがとうございました。どうもごちそうさま。
(次回) 23.07.12 弥生3月アサリが旨い … 中華料理「相一軒(あいいちけん)」(神戸)他
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コメント
サイゼリヤ、いいですよね~。
食器やカップがプラスチックになって頻度は減りましたが、やはりこの美味しさでこのお値段は素晴らしいと思います。
投稿: uchidaholic | 2022.10.23 08:53
コメント、ありがとうございます!>宇ち中さん
改めて「サイゼリヤ」の安さ、美味しさを再認識いたしました。
まさに『洋風大衆酒場・食堂』ですね!
オススメいただいた「アロスティチーニ(ラムの串焼き)」も、『謎の粉(やみつきスパイス)』と共に、クセになりそうです(^^)
投稿: 浜田 信郎 | 2022.10.23 09:51