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12年ぶりにたっぷりと … 大衆食堂「源蔵本店(げんぞうほんてん)」(広島)

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 午前7時過ぎの新幹線で東京駅を出発すると、午前11時過ぎには広島駅に到着。

 宿泊予定の、広島駅近くのホテルに荷物を預け、ちょっと早めの昼食に向かったのは、広島駅から徒歩5分ほどのところにある、昭和23(1948)年創業の老舗大衆食堂、「源蔵本店」だ。

 前に来たのが平成22(2010)年9月なので、実に12年ぶりである。

 建物は平成23(2011)年に建て替えたそうなので、新しい店舗に来るのはこれが初めてだ。

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 店内は左壁際に4人用テーブル席が4卓、右壁際に6人用テーブルが4卓。さらにテレビ下のカウンター席のように使われているテーブル席(長辺の奥側がテレビ下の壁にくっついている)が1卓あって、ここにも3人が座れる。全卓が満席になると40人ほどのキャパシティだ。

 午前11時台のこの時間帯、先客は左手テーブル席に一組二人(ご夫婦らしき客)だけだったので、その手前、入口を入って左手2番目のテーブルに座らせてもらった。

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 すぐに店のおねえさんがやって来て、「お酒ですか、食事ですか?」と確認してくれたので、「食事です」と答えると、「お水とお茶、どちらをお持ちしましょうか?」というさらなる問いかけ。お水をもらった。

 注文は事前に検討して決めていた。「穴子丼」(700円)である。

 勢いよく、「穴子丼をお願いします!」と注文すると、「ごめんなさい。穴子の入荷がないんです」という返事。ガァ~~~ン。

 改めてメニューを確認し、「刺身定食」(800円)にするか、「小イワシ天定食」(800円)にするかちょっと迷って、「刺身定食」の刺身の内容を確認すると、サーモン、カンパチ、タイ、子持ちイカの4種盛りとのこと。美味しそうなので、その「刺身定食」を注文した。

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 『盛り刺し(もりさし)』(←「源蔵本店」では刺し盛りのことをこう呼ぶようだ)のお皿の他に、酢の物の小鉢と、昆布佃煮の小皿に、ごはんとみそ汁。

 店内は徐々に客が増えてきて、正午過ぎには、各卓に1人以上の客が座っている満卓状態になった。

 そのほぼ全員が刺身定食を注文している。これが一番人気の定食のようだ。

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 前の席に先客としていた夫婦連れは、定食ではなくて飲んでる組。

 そのお二人と大将との会話によると、穴子をはじめ、いろんな魚介類がまったくとれない状況が続いているんだそうな。

 平成30(2018)年7月の豪雨で、土砂が海に入り、それ以降、広島湾では魚介類が少なくなった。山口県などの海流があるところでは、徐々に戻ってきているが、広島湾内は海流が少ないため、戻りが悪いんだって。

 なるほど、それで「穴子丼」もなかったんですね。残念だ。

 12時15分にはお勘定の800円を支払って、広島市内の今日の仕事先へと向かった。

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 仕事を終えて、再び「源蔵本店」に戻ってきたのは午後4時半。

 まだ早い時間帯とあって、先客は二組4人(ひとり客と3人連れ)。ひとり客が、昼間の先客と同じテーブルに座っていたので、私も昼間と同じく、入口を入って左手2番目のテーブルに着席した。

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 まずはやっぱり「生ビール」だな。

 メニューを確認すると「キリン生ビール」は、「特大ジョッキ(1,000ml)」(1,050円)、「大ジョッキ(800ml)」(850円)、「中ジョッキ(435ml)」(500円)、「小ジョッキ(330ml)」(400円)の4種類が選べる。

 1ml当たりの単価は、特大が1.05円、大が1.06円、中が1.15円、小が1.21円と、大きくなるにつれて、ちょっとずつ安くなっているようだ。

 「大ジョッキ」を注文しておいてから、席を立って料理の冷蔵陳列ケースを見に行く。

 その「大ジョッキ」を注いでくれた大将が、それを私のテーブルに運んでくれながら横を通り、「品物があまりないでしょう」と声をかけてくれる。

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 確かに品数は(私が知っている、かつての「源蔵本店」に比べると)少ない。そんな中、「鳥皮」(450円)が一皿だけ残っているのを発見し、私のテーブルに「生ビール」を置いて戻ってくる大将に、それを注文した。

 「鳥皮」は、いったん奥の、料理仕上げ用のテーブルに持っていかれ、そこでポン酢醤油をかけてから出してくれる。

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 弾力感の強い「鳥皮」は、細切りにされていて、下にはワカメが盛られている。

 台風一過の暑い1日だったので、冷たい「生ビール」と、冷たい「鳥皮」がすごく嬉しい。

 この「鳥皮」だけで、「生ビール大ジョッキ」1杯を軽く飲み干すことができた。

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 続く飲みものとして、呉の「雨後の月 生酒特別本醸造」(300ml瓶、950円)をもらって、さっき冷蔵陳列ケースを見に行ったときに気になっていた「あらだき」(500円)を注文した。

 「あらだき」も、いったん奥の仕上げスペースで温めてから出してくれた。

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 この「あらだき」は、丼ほどの大きさの小鉢にたっぷりと盛られている。

 しかもいろんな魚のアラが入っていて美味しいこと!

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 300mlのお酒では「あらだき」を食べきることはできず、さらに西条の「賀茂泉 生酒純米吟醸」(300ml瓶、950円)を追加した。

 長年慣れ親しんだ広島の日本酒が美味しいのぉ!

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 本当は「小いわし天ぷら」(600円)や「つぶ貝」(450円)も食べたいのだが、「あらだき」でけっこうお腹もいっぱいだ。

 「つぶ貝」ぐらいなら大丈夫かと思って、店のおねえさんに聞いてみると、「今日は貝類はアサリしかない」とのこと。残念なり。

 ちなみに「つぶ貝」というのは、関東で言うシッタカのことだ。

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 そこで今日の〆のつまみとして、初めて注文する「ぎょくあか」(300円)をもらうことにした。

 「ぎょくあか」は、みそ汁に卵を1個落として、半熟になるぐらいまで煮たもの。注文を受けてから作ってくれるので、熱々の状態で出される。

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 卵が1個加わるだけで、普通の味噌汁が、しっかりとしたつまみになるのが、いいよねぇ!

 卵以外の具は、ワカメと刻み青ネギとシンプル。ちなみに普通の「みそ汁」は200円、「あさりのみそ汁」は450円だ。

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 新型コロナ感染対策中の今は、「源蔵本店」の営業時間は、朝9時半から、夜は7時ラストオーダーの7時半閉店。定休日は変わらず月曜日。

 閉店時刻の7時半が近くなったのでお勘定をお願いすると、ちょうど4千円でした。

 3時間もゆっくりと過ごさせてもらって、生ビール800mlに冷酒が2本で600ml(3.3合)。あぁ、よく飲んだ。美味しかった。

 どうもごちそうさま。

店情報前回) 《YouTube動画

《令和4(2022)年7月6日(水)の記録》

(食べログ) 源蔵本店居酒屋 / 猿猴橋町駅広島駅(広電)的場町駅

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