だから常連が多いのか … 立呑み「晩杯屋(ばんぱいや)」(野方)
フレックス勤務での早めの会社帰りに「晩杯屋 野方店」にやって来た。
ここは午後1時から開いていて年中無休なもんだから、感覚的には『思いついたらいつでも飲める』といった酒場なのだ。
立ち飲みカウンターの一角に立って、まずは「ホッピーセット白」(430円)と、前回のレシートを1ヶ月以内に渡すともらえる「サービス」でスタートだ。
今日の「サービス」は、板わさ5切れ。添えられているワサビ漬けの効きがすごいっ!
こりゃいいつまみだねぇ。
「サービス」は何種類か用意されているらしく、次に入ってきた人の「サービス」はメンマだった。
ブログで紹介するのは2回め(初回と今回)だけど、実際に来たのは今日で3回め。
紹介していない前回は、「すっぴん酒場」で飲んだ帰りに、ちょっと立ち寄って、「サービス」のタコブツと「ガツ刺し」(190円)をつまみに「チュウハイ」(250円)。
その「チュウハイ」を飲みながら、店のおにいさんに「チュウハイとゴールデンチュウハイはどう違うの?」と聞いてみたところ、もとになってる焼酎が、普通の「宝焼酎」か「宝焼酎ゴールデン」の違いとのこと。
「飲み比べてみませんか?」と勧められたので、「ゴールデンチュウハイ」(290円)ももらって飲み比べてみた。
なるほどなぁ。確かにゴールデンのほうがコクがある感じがする。
それに比べると、普通のチュウハイは、まさにプレーンである。
この両者を並行して、40円違いで提供する宝酒造の自信も感じられますねぇ。
店に入ってくるなり、「ゴールデン」と注文する常連さんもいました。
さっくりと1時間ほど立ち飲んだ2回めのお勘定は730円でした。
その2回めのレシートと引き換えにもらった「サービス」の板わさを食べ終えて、「ヒラマサ刺し」(250円)を注文するとともに、ホッピーの「中(なか)」(250円)ももらう。
250円で、りっぱな「ヒラマサ刺し」が4切れですからねぇ。ありがたいことです。
ちなみにホワイトボードに手書きされている『本日の鮮魚』は、この「ヒラマサ刺し」の他に、「カツオ刺し」(250円)、「クロムツ炙り刺し」(250円)、「チコ鯛刺し」(250円)、「チコ鯛焼き」(310円)、「ハマチかぶと焼き」(310円)の6品。
向かい側の立ち飲みカウンター席には、女性ひとり客が3人。それぞれ個別に飲んでいる。この店では『女子ひとり呑み』も普通なんですねえ。
3杯めとなる「中(なか)」に合わせて、「ハマチかぶと焼き」(310円)を注文すると、出てきた「ハマチかぶと焼き」のでっかいこと!
今ごろ気づいたけど、ハマチだもんねぇ。大きいに決まってる。
そのハマチの頭を、左右にスパッと割った半分を、そのまま焼いて出してくれました。
チェーン居酒屋の場合、お店の人はお客さんと仲良くおしゃべりしないところも多いのですが、ここ「晩杯屋 野方店」は、まるで個人経営のお店のような接客。
常連客:「最近、○○さんの姿を見ないねぇ。」
店のおねえさん:「○○さん、お仕事がお忙しいんだそうで、最近はあまりみえないんですよ。」
常連客:「えっ、そうなの。ボクもお仕事忙しいんだけど!」
店のおねえさん:「そっかー。えらいっ!(笑)」
何でもない会話なんだけど、これがお客にはありがたいんだなぁ。
他にも、ご常連が来ると、「いつものでいい?」と、黙っててもその人の好みのお酒と、最初の料理が出される。
もしかすると個人店以上のサービスが実現できてるかもしれない。だからこの店には常連さんが多いんだ。
私のほうはというと、大きな「ハマチかぶと焼き」と格闘しながら、4杯めの「中(なか)」をもらう。
『かぶと焼き』は、あちこちからほじくるように身を取らないといけないので、カニと格闘するときと同じぐらい集中しちゃうんだけど、部分部分で、味わいと食感が違うのがうれしいんだなぁ。
最後はソト1・ナカ5の5杯めとなる「中(なか)」と「煮込み(玉子入り)」(190円)をもらって締めくくる。
「煮込み(玉子入り)」が190円で食べられるというのもすごくない?
ちなみに玉子が入ってない普通の「煮込み」は150円だ。
ゆっくりと2時間ほど立ち飲んで、今日のお勘定は2,180円。お勘定は現金のみです。
やぁ美味しかった、楽しかった。どうもごちそうさま。
(次回) 23.07.22 野方の酒場は大賑わい … 立呑み「晩杯屋(ばんぱいや)」(野方)
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