人気の2軒をハシゴ酒 … 「すっぴん酒場」&「秋元屋」(野方)
野方で人気のもつ焼き屋。
1軒めは2006年(平成18年)創業の「すっぴん酒場」である。
店内は立ち飲みカウンターのみで、ギュッと詰めれば16人ぐらいが入れる広さ。
いつものように「黒ホッピー」(450円)をもらうと、今日の「お通し」(200円)は山芋漬けだ。
焼きものはこれまたいつものとおり、「れば」「ちれ」「しろ」の3種(各150円)を1本ずつ注文。
味付けは指定せず『おまかせ』にすると「れば」と「しろ」はタレ焼きで、「ちれ」は塩焼きで出してくれる。
店は店主ご夫妻が二人で切り盛りされていて、支払いは品物と引き換え払い。カウンター上の小さな竹カゴにお金を入れておくと、そこから取っていってくれる。
「なか(焼酎おかわり)」(250円)を注文し、自家製の「らっきょ」(200円)ももらった。
さらに、他のお客さんから「煮込み」(450円)の注文が入ったのに合わせて、私も「煮込み」を注文した。
この店の「煮込み」は、煮込み終えたものが小さな寸胴鍋ごと冷蔵ケースに保管されていて、注文を受けてから、人数分を小鍋に取り分け、豆腐などを追加して仕上げていくのである。
ここ「すっぴん酒場」の煮込みと、立会川「鳥勝」の「煮込(牛)」、そして沼袋「たつや」の「もつカレー」は、行けば必ず食べたい『もつ煮込み』なのだ。
2時間ほど立ち飲んで、ホッピーはソト1・ナカ4。
キャッシュ・オン・デリバリーでの総支払額は2,650円でした。
「すっぴん酒場」を出て、歩いて3分ほどの2軒めは、やきとん「秋元屋」。
こちらは2004年(平成16年)創業で、今や東京を代表するもつ焼き屋の1軒となっている。
本店側のカウンター席の一角に腰を下ろし、「酎ハイ」(440円)を注文すると、ソト(炭酸水)とナカ(氷入りのジョッキに焼酎)、別々のスタイルで出してくれた。
つまみの1品めには「こぶくろポン酢」(385円)を選択。
子袋のコリコリ感がたまりませんね。
焼きものは、ホワイトボードの手書きメニューから「キンツル」(165円)を注文。
これはオス豚の精器の付け根にあたる筒状の筋肉。オス豚一頭から、ごく少量しか得られない超希少部位である。
立石「宇ち多゛」のツルも、たぶんこれですね。
さらに「てっぽう」(143円)と「たんした」(143円)も、味付けをおまかせで注文すると、「てっぽう」は味噌焼きで出されるかと思いきや塩焼きで、逆に塩焼きを予想していた「たんした」は味噌焼きで仕上げてくれた。
この味付けがまた美味しいこと! おまかせで頼んでみるもんですねぇ!
これに味をしめて「鳥はつ」(165円)もおまかせでもらうと、こちらは予想どおり塩焼きで出してくれました。
ちょうどいい火のとおり具合で、ジューシー感がたまらない。
「ナカ(焼酎)」(297円)をもらって、ホワイトボードから「ねぎみそやっこ」(308円)を注文。
スライスした冷奴に『ねぎみそ』をのせたものなんだけど、これがまた美味しいこと。
これまたいいつまみですねぇ!
「秋元屋」もまた2時間ほど楽しんで、席料110円が加算され、10円未満の端数が切り捨てられて、今夜のお勘定は2,150円でした。どうもごちそうさま。
ここから自宅まで、歩いても20分ほどなんだけど、たくさん飲んだので野方駅から電車で帰宅した。電車に乗ると楽なんだけど、待ち時間なども含めると、所要時間は歩きと同じくらいなんだなぁ。
歩いても行けるくらいの近さに、いい酒場が何軒もあることが、本当にありがたいことです。
・「すっぴん酒場」の店情報(前回) / 「秋元屋」の店情報(前回) 《YouTube動画》
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