雲仙ハムもハモカツも … 居酒屋「桜(おう)」(浦上)
美味しくて安くて、しかもキープボトルが残り3センチぐらい残ってる。
そうなると昨日に続いて今夜も絶対に行くよねぇ、居酒屋「桜 ~おう~」。
開店からちょっとしたら、もう満席になるので、ちょっと早めにホテルを出発し、店に着いたのは開店5分前の、午後5時55分。
店はまだ開いてなかったので近くで待っていると、午後6時になると同時に提灯と立て看板が出て、入口上部、左右両側にある入口灯もともって営業開始。
待ってましたとばかりに我われ二人も入店し、昨日と同じく5人掛けのカウンター席の一番奥の2席に座らせてもらい、今夜も「生ビール(中)」(480円、以下すべて税別表記)をもらってスタートすると、出された「お通し」(推定60円)は「もずく酢」だ。
その「もずく酢」をつまみながら選んだ今日のつまみは「雲仙ポークハム」(580円)。
長崎への出張が多い、同行のAさんオススメの一品である。
スライスしてフライパンで焼いただけの雲仙ハムの美味しいこと!
ところで店名の「桜(おう)」。
「なぜ『おう』という読み方にしたんですか?」と聞いてみると、
「初孫の名前が『桜花(おうか)』でね。他の孫の名前にも、みんな『桜』の字が入ってるんですよ」と大将。
この店の地番が5-7。桜花ちゃんの誕生日(5月7日)と同じだったこともあって、店の名前を「桜(おう)」としたそうだ。
ちなみに大将おすすめの長崎の桜の名所は、大村湾の長崎空港の対岸にある琴海中央公園だそうです。
とそこへ、我われのとなりに入ってきたいかにも常連さんらしき男性二人が、今日の刺身の中から「あじ」(380円)と「やず」(380円)を注文し、出されたのが上の写真である。
どうですか! この一皿がそれぞれ380円だよ!
昨日の刺身一人盛りもびっくりだったけど、単品の刺身の量もすごいねぇ!
面白いのはその食べ方。
醤油皿の醤油に、青唐辛子を刻んだのを混ぜ入れて、それで刺身を食べるのだ。
この食べ方を好む長崎の人も多くて、醤油にワサビより美味いそうだ。
なんでもないように食べてるけど、かなり辛いようで、お二人のひたいからは、どっと汗がふき出してきている。
新しい「壱岐ゴールド(ボトル)」(2,000円)をもらって、次なるつまみとして「和牛すじ葱焼き」(580円)を注文すると、出てきたのはネギたっぷりのお好み焼きのような外観。
放射状に切り分けてくれているので、さっそくその一切れを小皿にとっていただくと、中にはトロットロの牛スジ。これまた美味しいねぇ。
続いては「チャンジャ」(380円)。これはタラの内臓の塩辛だ。
唐辛子やニンニク、コチュジャン、ごま油などの調味料と一緒に漬けこまれているので、ピリッと辛みや、味の深みも感じられて、麦焼酎との相性も抜群だ。
さらには昨日、常連さんが食べていて美味しそうだった「ハモカツ」(480円)。
これはハモに衣をつけて揚げたもので、ソースとマヨネーズを添えて出してくれた。
ハモのこんな食べ方、初めて知った。何を食べてもハズレがないのがすばらしい。
そして長崎名物「すり身揚げ」(480円)。これまたマヨネーズ添え。
この店ではいろんな料理にマヨネーズが付いてきて、それがまたよく合うのだ。
最後の〆に「白海老塩天」(480円)を注文したら、残念ながらこれが売り切れていて、代わりに「ざっこえび塩天」(たぶん480円)をススメてくれたので、それをいただいた。
この「ざっこえび塩天」をつまみに、新たにいただいた「壱岐ゴールド」のボトルも飲み切った。
ゆっくりとたっぷりと4時間近くも楽しんで、今夜のお勘定は二人で6,600円(ひとり当たり3,300円)でした。
やっぱり美味しくて安いよなぁ。どうもごちそうさま。
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