三浦店長が戻ってきた … 「第三秋元屋(だいさんあきもとや)」(野方)

新型コロナの影響などもあって、しばらくお休みしていた「第三秋元屋」が、2022(令和4)年10月16日、営業を再開した。
新しい店長として、「秋元屋 桜台店」の三浦店長が戻ってこられたとのこと。
すぐにご挨拶に伺わねば、と思いながら、もう1ヶ月以上も経ってしまった。
店に着いたのは、開店10分後の、午後5時10分。
奥に向かって細長い店内は、左手の厨房を取り囲むように、縦に長いコの字カウンター席のみ15席ほど。
すでに何人かの先客がいたが、コの字の長い縦の辺は空いていたので、三浦店長が立つ焼き台前に座り、久しぶりのご挨拶をさせていただいた。
「秋元屋 桜台店」のほうは、桜台店の開店と同時に、三浦店長と一緒に野方から異動した、舞ちゃんが店長になったそうだ。

まずは「ホッピーセット(白)」(528円)と「煮込」(484円)、そして串焼きは。「レバー」(154円)、「しろ」(154円)、「はらみ」(154円)の3種3本を、味付けはおまかせで注文した。

「第三秋元屋」は、すぐ近くの本店に比べるとメニューの品数を少なくしていたため、卓上の印刷されたメニューには煮込みは「煮込」だけしか書かれていないが、壁の短冊メニューには「煮豆腐」(275円)や「煮玉子」(132円)も並んでいる。
三浦店長によると、今後、徐々に品数も増やしていく予定とのこと。これもまた楽しみですねぇ。

「秋元屋」本店がオープンしたのは2004(平成16)年1月30日。コの字カウンター15席のみでオープンしたが、あっという間に人気店になり、店内を拡張し、さらにとなりの空き店舗も買い取って、2軒が連なったように見える店になって、現在に至っている。

注文した3本の串焼きの中で、最初に出てきたのは「レバー」。味付けは塩で、おろし生姜と刻みネギも添えられている。

続いては「しろ」。これはタレ焼きで。カリッとした表面の中身が、フワッとやわらかいのがいいんだなぁ。

「はらみ」は、秋元屋系ならではの味噌焼きで。
味噌焼きの味噌は、タレ焼きのタレと同じように焼き台横の壺に入っていて、そこに串ごとトプンとつけて味を付けるのだ。
もつ焼きを焼いてくれている三浦店長の姿が、これまた絵になるんだなぁ。

そんな三浦店長が、これまで店長を務めていた「秋元屋 桜台店」がオープンしたのは、本店のオープンから7年後の、2011(平成23)年1月6日。ここもまた開店してすぐに地域の人気店になり、いつも満席の状態が続いていた。
その桜台店に続く3号店として、2014(平成26)年12月10日にオープンしたのが、ここ「第三秋元屋」だったのだ。

ホッピーの「ナカ(焼酎)」(319円)をもらって、壁の短冊メニューから「コロッケ」(385円)を注文すると、焼き台横のフライヤーで揚げた熱々のコロッケを出してくれた。

コロッケには千切りキャベツとレモンが添えられている他、マヨネーズと、3種の選べるソース(ウスター、中濃、とんかつ)も出してくれた。

「第三秋元屋」には、2階にテーブル席もあって、本店に比べると込み具合が少なかったので、近所の飲み仲間たちと二次会、三次会とハシゴをする中で、ここの二階もよく利用させてもらっていた。
残念ながら今は2階はやってなくて、1階カウンター席だけでの営業だそうな。

さらに「ナカ(焼酎)」をおかわりして、季節の「銀杏串」(220円)を焼いてもらう。

冒頭でもご紹介したとおり「第三秋元屋」は、新型コロナの影響などもあって、2020(令和2)年3月15日に一旦閉店し、同年7月20日、店名を「ダイサン」と変えて、1階だけの店としてリニューアルオープンしたものの、2021(令和3)年1月12日からは、ずっとお休みしていたのだ。
三浦店長が戻って営業再開した後、暖簾を「第三秋元屋」に戻し、店頭の「秋元屋」の赤提灯も復活した。

新しい「第三秋元屋」は、地酒の種類も多く、ホワイトボードには「うるめ丸干し」(308円)、「小あじミリン干し」(308円)、「いか沖漬け」(308円)といった魚介料理も並んでいる。

そんな中から「うるめ丸干し」を注文すると、焼き台の炭火で、うるめ丸干し5尾を炙って出してくれた。
今はホッピーのつまみとしていただいていますが、間違いなく日本酒にも合うつまみですよねぇ!

今日は店内が混雑してなかったので、ゆっくりと2時間半ほど楽しませてもらって、ホッピーはソト1・ナカ4(最初のセット+ナカ3杯)。お勘定は3,030円でした。どうもごちそうさま。
いやぁ、三浦店長が近くに戻ってこられて、本当にうれしい。また来ます!
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