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紅葉の季節に鯛づくし … レストラン「紅葉亭(もみじてい)」(壬生川)

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 年に一度の壬生川にゅうがわ出張。いつもと同じホテルに泊まり、夕食もホテル内のレストラン「紅葉亭」である。

 いつもは3月頃にやって来ていたのだが、今回の出張は12月になった。

 するとどうだ。窓の外は色づいた紅葉がとても美しい。

 なるほどなぁ! だから「紅葉亭」という店名だったんだ。

 何度も来てるのに、初めて分かった。

 ここ「紅葉亭」で「来島くるしまの鯛」をいただくのが、毎年の楽しみのひとつになっているのだ。

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 来島鯛のメニューも何種類かあって、鯛釜飯に、刺身4点盛り、天ぷら、茶碗蒸し、小鉢、漬物、味噌汁の「来島鯛の釜飯夕食」(宿泊者限定サービス価格1,500円)。

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 鯛の荒焚きに、刺身3点盛り、小鉢、漬物、ご飯、味噌汁の「荒焚き夕食」(宿泊者限定サービス価格1,100円)。

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 そして前日までに予約が必要な「鯛づくし夕食」(宿泊者限定サービス価格1,600円)が、鯛釜飯、鯛荒焚き、鯛薄造り、茶碗蒸し、小鉢、漬物、味噌汁のセットだ。

 今回は宿泊予約と共に事前予約して、「鯛づくし夕食」にした。

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 ホテルフロントで、その「鯛づくし」の夕食券と、宿泊者用の「生ビール半額券」(通常660円が330円になる)をもらって「紅葉亭」に入ると、席もちゃんと予約されていた。

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 さっそくその半額の「生ビール」で、のどを潤すと、すぐに「鯛づくし夕食」もやって来た。

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 事前に時間を指定しておくと、その時間に合わせて鯛釜飯も炊き上げておいてくれるのだが、私はいつも「鯛釜飯は飲んだ後の〆としていただきたいので、食事を始めてから、ゆっくりと炊き始めてください」とお願いしているのでした。

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 まずは「茶碗蒸し」からいただく。

 会席料理などで、順番に出てくる場合には、最後のほうのご飯が出てくる前に出されることが多い「茶碗蒸し」ながら、こうしてお膳にのって一気にやってくると、やっぱり熱々のうちにいただきたい。

 空腹ということもあって、「茶碗蒸し」の出汁の旨みが、いつにも増して美味しく感じるなぁ。

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 すぐに「生ビール」もおかわりである。

 ちなみに「生ビール」の向こう側に見えているのは、同行のMさんの席。

 私がゆっくりと食べながら、たくさん飲むのに対して、Mさんはサッと食べて、サクッと飲み終えるタイプ。

 そこで、二人で事前に打ち合わせて、Mさんが飲み始める時間を、私が飲み始めてから1時間後ぐらいと決めていたのでした。

 私が1時間先行していて、終わる時間がちょうど同じか、下手すると、それでもまだMさんのほうが早いぐらいかもしれません。

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 今回の「鯛薄造り」には、サワラの刺身も添えられている。

 Mさんもやって来て「生ビール」が出たところで、私も3杯めの「生ビール」をもらって乾杯し、すぐに地元西条の「賀儀屋(純米吟醸)」(1合726円)の冷酒に移行する。

 地元の魚には地元の酒。やっぱりこれだね。

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 そして大好物の「鯛荒焚き」。

 アラ炊きとは言うものの、ほぼカブト煮である。

 鯛のカブト煮もカブト焼きも、どっちも好きなんだなぁ。

 部位ごとに食感や味わいが異なっているのもいいし、骨のすき間の身を、チマチマとほじくっているときの集中感が、これまたいいのだ。

 2杯めの日本酒も地元西条の「石鎚 緑ラベル(純米吟醸)」(1合726円)である。

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 Mさんの食事開始とともに着火された「鯛釜飯」もできあがってきた。

 これは愛媛に2種類ある「鯛めし」のうち、炊き込みタイプのほうに近いもの。

 本当の炊き込みタイプは、新鮮な鯛を丸ごと一匹、お米と一緒に炊き込んで、炊きあがってから鯛の身をほぐしてご飯と混ぜるのだが、ここのは最初から細かく切られた鯛の身が使われている。

 この「鯛釜飯」がまた、〆のご飯でもあるし、つまみにもなるしでお酒が進むのである。

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 そんなわけで3杯めの日本酒は、これも地元西条の「十八番おはこ」(1合726円)である。

 西条と言うと、広島の酒どころ西条(東広島市西条町)を思い浮かべる人も多いと思うが、愛媛の西条(愛媛県西条市)も、美味しいお酒が多いのだ。

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 Mさんが予約していた夕食は、先付からデザートまで全6~7品に「生ビール」が1杯付いた「ミニ会席」(宿泊者限定サービス価格2,300円)。

 内容は日によって変わるらしいが、今日の「ミニ会席」は、先付「自家製胡麻豆腐」、造り「旬の造り」、椀物「海老真丈茶巾清汁仕立て」、煮物「鯛荒焚き」、蒸物「鯛蕪蒸し」、食事「牡蛎釜飯」、デザート「料理長のおまかせ」といったラインナップ。

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 釜飯は「鯛釜飯」も、Mさんの「牡蛎釜飯」も、それぞれ茶碗にたっぷりと2杯分ぐらいあるので、1杯分ずつ分け合って両方をいただいた。

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 生ビール3杯に、冷酒3杯で、量的にはもう十分なのだが、どうしても今治産芋焼酎「ええのう松木」(1杯660円)が飲みたくて、ロックでもらって締めくくった。

 2時間ちょっと楽しんで、今夜の飲み物代は3,828円。

 事前予約の「鯛づくし夕食」(1,600円)の値段も含めると、総額は5,428円。ちょっと飲み過ぎたかな。

 どうもごちそうさま。

店情報前回) 《YouTube動画

《令和4(2022)年12月11日(日)の記録》

(食べログ) 紅葉亭和食(その他) / 壬生川駅

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