今夜は姫路でハシゴ酒 … 「みんなの立ち呑み」(姫路)

姫路での1軒めは、半年前に初訪問した『旨い・安い・速い』の「みんなの立ち呑み」。
店の奥にある立ち飲みカウンターは、一人ずつの空間がパーティションで区切られているので、空きがあるかどうか、パッと見ただけでわかるのがいいところだ。
カウンターの一角に立つと、すぐにカウンター内の店員さんから、「セットでいいですか?」と声がかかったので、「はい、セットで、白ホッピーでお願いします」と注文した。

セットというのは、ほぼ100%の客が注文するほどの名物メニューである『ワンコイン(500円)セット』のことで、400円までのドリンクに、串かつ2本と、「選べる1品」が付いたもの。
「選べる1品」は100円のつまみからどれでも選んでいいんだけれど、その100円のつまみのラインナップがすばらしくて、「姫路おでん(1品)」、「ひねぽん」、「鯛アラ炊き」、「お惣菜(3種盛)」、「目玉焼き」、「天ぷら盛合せ」、「カツとじ」、「すき焼き豆腐」、「シャケ塩焼き」、「オムそば」、「焼きそば(卵入り)」、「牛すじコロッケ」、「メンチカツ」、「麻婆豆腐」等々と、とにかく多種多様。

料理は店の入口近くの陳列ケースや陳列台に並べられているので、そこから勝手に取ってくる。
私は、れんこん・豆腐・つみれの煮物、大豆煮、こんにゃく煮の3品が盛られた「お惣菜(3種盛)」を取ってきた。
400円までのドリンクのほうも、私がもらった「ホッピー(白・黒)」(400円)や、「生ビール(中)」(400円)、「角ハイボール」(390円)、日本酒(390円)、焼酎(390円)、チューハイ各種(380円)が選べるほか、大瓶ビール(580円)のように400円を超えるものも、その差額分を追加すれば選ぶことができるのが嬉しいところだ。

セットの串かつ2本の内容は『お店におまかせ』で、今回は「じゃがいも」(100円)と「れんこん」(100円)を出してくれた。
ちなみにセットのドリンクとして、ソフトドリンク(各290円)を選んだ場合は、串かつが3本になる。

多くのお客さんが、この500円のセットだけでサクッと帰っていくようだが、ホッピーを選んだ私は、おかわり焼酎「中(なか)」(200円)をもらって、入口横のお惣菜置き場に次なるつまみを選びに行く。

姫路名物の「ひねぽん」(100円)にも引かれたが、今日は「鶏皮ポン酢」(100円)にした。
支払いはカウンターで、品物との引き換え払い。持ってきた品物を見せて、そこで支払うのだ。
現金の他、PayPayでも支払えるらしいんだけど、PayPayの場合、どうやって支払うんだろうなぁ。現金と同じように、その都度支払うんだろうか?(未確認です。)

さっくりと45分ほど立ち呑んで、ホッピー2杯につまみが3品。総支払額は800円でした。どうもごちそうさま。
じっくりと腰を据えて飲みたい「みんなの立ち呑み」を早めに切り上げたのには訳がある。

兵庫県内62蔵・約300銘柄の地酒を楽しむことができるという日本酒スタンディングバー「試(こころみ)」に行ってみようと思っているのだ。
「試」は、姫路駅の高架下商業施設「ビエラ姫路」の中にあって、JR姫路駅の東改札口からだと、外に出ることもなく1分ほどで行ける。

あららぁ。店内にはずらりと一升瓶が展示されていて、立ち飲み屋というよりは、すごくオシャレな酒屋さんといった風情ですねぇ。
お酒や料理はカウンターの横に設置されているタッチパネルで注文し、支払う仕組み。

まずは「124 八重垣 純米 兵庫北錦」(260円)と「酒盗豆腐」(160円)をもらった。
カウンターの中にいる店員さんは特に接客的なことはしなくて、これまた奥で立ち飲むこともできる酒屋の店頭で買い物をしているのと同じような感覚だ。
注文した品は、店内の立ち飲み空間でいただく。

本棚には日本酒関係の本も並んでいて、それらを読みながら飲むこともできる。

2巡めには、「試おすすめせっと」というボードに書かれている「古酒set」をいただいた。

内容は「66 剣菱 瑞穂 純米古酒 やや辛口」(260円)と「151 竹泉 風の酒 純米辛口」(260円)の2杯。
酒場という雰囲気ではないけれど、いろんな日本酒を手軽に味わうことができるおもしろいお店でした。
・「みんなの立ち呑み」の店情報 (前回) / 「試」の公式サイト 《YouTube動画》
(食べログ) みんなの立ち呑み (立ち飲み居酒屋・バー / 姫路駅、山陽姫路駅)
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