「豚の味珍」で飲んで → 「一軒め酒場 横浜西口店」(横浜)

横浜駅近くに来たら必ず行きたい「豚の味珍」。
昨日(月曜日)は残念ながら『日曜に連続する祝日』で休業日だったが、今日は開いているので新店2階へ。

まずは新店2階だけの「生ビール」(500円)をもらって喉を潤す。

つまみは「豚の味珍」ならではの豚料理。豚の頭、舌、足、耳、胃、尾という6種類(各720円)の中から、「豚の尾」(720円)をもらった。
この店の創業者の弟さんが、中華料理の豚料理をベースに工夫を加えて、中華料理でも、和風でも、沖縄風でもない、「豚の味珍」ならではの独自の豚料理を作り出したのは1961年(昭和36年)のこと。
中華料理との大きな違いは、香辛料をいっさい使わないところで、そのかわりに醤油の味が効いた仕上がりになっているのだ。

生ビールを飲み干して、『ヤカン』という符丁で呼ばれる「焼酎(マイルド)」(420円)をもらう。
マイルドとは言うものの、そのアルコール度数は25度。けっしてマイルドではない。
この店に一人で来ると、本店2階に行くことが多かったのだが、本店2階を担当されていた『キョウさん』こと川野恭一さんが足を痛めて以来、ずっと休業中なのだ。
キョウさんは、週に3日、仕込みには来られているとのことで、ひと安心。

2品めのつまみは「ハチノスのからし酢みそあえ」(550円)。

白髪ネギをたっぷりとトッピングして出してくれるので、全体をグルグルっとかき混ぜて、好みでラー油をちょっとかけていただく。
「ハチノスのからし酢みそあえ」は春から秋までの間だけ出される季節料理で、逆に秋から春までの間に出される「煮込み」(590円)が始まると、バトンタッチとなるのだ。
今年(2022年)の「煮込み」は、10月3日(月)から始まるそうだ。

2杯めの焼酎をもらう。
焼酎は独特な形状の、銀色のヤカンのような酒器から、ドドォ~ッと注いでくれる。だから『ヤカン』と呼ばれているのだ。

そしてつまみは「辣白菜(白菜の漬物)」(310円)だ。
常連さんたちからは『漬物』とか『ラッパ』と呼ばれている。
『辣』の字が付いているが、けっして辛くはない。
豚料理もハチノスも辣白菜も。ここでしか食べられない料理が多いことが、この店のコアコンピタンスだなぁ。
1時間半ほど楽しんで、今宵のお勘定は2,920円でした。どうもごちそうさま。

「豚の味珍」を出て徒歩1分(約80m)。今夜も「一軒め酒場」にやって来た。
午後7時過ぎの店内はにぎわっているものの、ひとり客用の長テーブルには空きがあって、そこに座ることができた。

飲物は、昨日からの課題だった「ジムビーム ハイボール メガサイズ」(407円)をもらう。
これは本当にデカいぞ! いいね! 「酎ハイ」(209円)を2杯飲むよりお得かも!

つまみには「ピリ辛味玉」(165円)を注文した。

おぉーっ! これは(いい具合に)辛い。これまたいいねぇ。

「ピリ辛味玉」の玉子を食べ終えると、その小鉢にはピリ辛ソースが残っている。
このピリ辛ソースも徹底的にいただくために、「カリっと揚げめん」(109円)を注文すると、あっという間に出てきた。
なるほどなぁ。麺を乾かすときに、棒に引っかける部分を揚げたもののようだけど、塩が効いていて、いいつまみになる。

これはこれで、このままいただいたので十分に美味しいんだけど、せっかくなので当初の予定どおり、ピリ辛ソースをつけていただくと、これもまた旨し!

あっ。出てきた時には気づかなかったけど、ハイボールにはレモンの串切りも入ってたよ。
さっくりと1時間ほどのハイボールタイム。今夜のお勘定は681円でした。どうもごちそうさま。
・「豚の味珍」の店情報 (前回) / 「一軒め酒場」の店情報 (前回) 《YouTube動画》
(次回)「豚の味珍」 23.10.27 ヤカンと尻尾から野毛 … 「豚の味珍(まいちん)」(横浜)他
(次回)「一軒め酒場」 23.02.11 三日連続で入りびたる … 「一軒め酒場 横浜西口店」(横浜)
(食べログ)
豚の味珍 (豚料理 / 横浜駅、神奈川駅、新高島駅)
一軒め酒場 横浜西口店 (居酒屋 / 横浜駅、神奈川駅、新高島駅)
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