座れる席でゆっくりと … 大衆スタンド「神田屋(かんだや)」(四ツ谷)
前回はひとりで立ち飲んだ、四ツ谷の大衆スタンド「神田屋」に、今回は3人でやってきた。
「神田屋」は基本的には立ち飲み屋なんだけど、ここ四谷店は、元が「テング酒場」だったので、座って飲めるテーブル席のほうが多いのだ。
ざっくりと言うと、入口を入ってすぐ左側にある長テーブルだけが立ち飲み用の席で、それ以外は、右手壁際に4人用テーブルが3卓ほど並び、左手壁際には、その4人用テーブルを2つくっつけた8人用テーブルが4セット並んでいる。さらにその奥にもテーブル席があるのだが、どういう構成になっているのかはよく見えなかった。
我われ3人は、左手のいちばん奥のテーブル席に案内された。
座って飲む場合には、ひとり110円の席料が発生し、前回紹介した立ち飲み限定の「せんべろセット」(1,100円)も注文できないのだが、今日は最後まで立ち飲み客はおらず、お客の全員が座り飲みだった。
Kさんは「生ビール」(319円)を、Aさんと私は「ホッピーセット(白)」(429円)をもらってスタートした。
つまみは、スマホでQRコードを読み取って注文する仕組み。口頭で注文することもできるが、「スマホのほうが早いと思いますよ」と店のおねえさん。
まずは「牛すき焼き鍋」(429円)を3人前と、「〆さばの刺身」(319円)、「いか刺し」(429円)、「焼き餃子12個」(550円)を注文した。
特に「牛すき焼き鍋」と「〆さばの刺身」が美味しかったなぁ。
Kさんは「日本酒(熱燗)」(319円)に移行し、Aさんと私は「中(ばか盛り)」(330円)をもらった。
「中(ばか盛り)」は、ジョッキに半分ぐらいの焼酎と、別のジョッキにたっぷりの氷が出され、自分で好きに割って飲む仕組み。もともとのホッピーのジョッキも残っていたので、そのジョッキに氷を足して、焼酎もついで、2杯め、3杯めを、かなり焼酎濃いめで楽しむことができた。
「中(ばか盛り)」、オススメである。
最初のセットと一緒に「中(ばか盛り)」ももらって、最初から焼酎を足して濃いめで飲み始めるのもいいかもね。
焼き鳥も食べたいということで、「ハラミ(塩)」(1本132円)、「カシラ(塩)」(1本132円)、「すなぎも(塩)」(1本99円)、「もも(塩)」(1本99円)を3本ずつ注文した。
タレ焼きもできると思うのだが、スマホ上では塩焼きしか発見できなかった。
その後も、「フランス産エシレバターを絡めたやみつきカシューナッツ(エシレナッツ)」(319円)、「豆もやしのナムル(ばか盛り)」(429円)、「ソースえびせん」(209円)を注文して、盛り上がる。
Kさんは3杯の燗酒を飲んだ後、「とらふぐヒレ酒」(429円)に移行。
私も最初のセット+「中(ばか盛り)」でホッピーを飲み切って、「とらふぐヒレ酒」にした。
出てきた「とらふぐヒレ酒」は、ふたはされているものの、お酒はそれほど熱くなく、ヒレ酒ならではの、マッチでポッという火つけもなかったのが、ちょっとだけ残念だった。
同じくホッピーを飲み切ったAさんは、この店の名物らしい「タワーレモンサワー」(429円)を注文した。
メニューを見ていて、最初から気になっていたんだそうな。
出てきた「タワーレモンサワー」のレモンは、折るのが難しいほど、かなり強く凍結されており、そのままレモンをよけるようにして飲むしかない状態。これは飲みにくそうだ。
つまみとして「いぶりがっこポテトサラダ」(297円)をもらう。
日本酒に合わせてお新香か何かも頼もうと探したのだが、メニューにお新香はなかった。
メニューにあるものの中では、「いぶりがっこ」(209円)、「酒盗クリームチーズ」(319円)、「梅水晶」(385円)あたりが、燗酒にも合いそうかなぁ。
「とらふぐヒレ酒」の『つぎ酒』として、「おかわり日本酒」(319円)を注文すると、チロリのまま持ってきてくれて、目の前で注いでくれた。
2時間半ほど楽しんで、お勘定は3人で9,955円(ひとりあたり3,318円ほど)でした。どうもごちそうさま。
(食べログ) 大衆スタンド 神田屋 四谷店 (立ち飲み / 四ツ谷駅、四谷三丁目駅、麹町駅)
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