恵比寿駅近くに3店舗 … やきとり「たつや南店」(恵比寿)
今回もまた、いつもの同級生たちと3人で、いつもの「たつや南店」での同窓会だ。
ときどき集まって近況報告をし合うのが大きな楽しみなのである。
恵比寿の「たつや」は3軒ある。「たつや駅前店(1F)」と「たつや駅前店(地下)」、そしてここ「たつや南店」である。
「たつや駅前店(1F)」と「たつや駅前店(地下)」は、同じビルの1階と、地下1階にあるのだが、入口は別で、お勘定も別。違う店舗という扱いだ。
この2軒がJR恵比寿駅から2分(100m)ほどのところにあるのに対して、「たつや南店」はJR恵比寿駅からは4分(250m)ほどの、ちょっと離れた場所にある。東京メトロ日比谷線・恵比寿駅の5番出口のすぐ近くだ。
本店とも言える「たつや駅前店」がオープンしたのは1976年(昭和51年)のこと。あと数年で創業50年という老舗酒場になってきた。
3店舗のメニューの内容は同じなのだが、営業時間などが異なっている。
「たつや駅前店(1F)」は予約不可で、朝8時から翌朝5時までの21時間営業(日祝は朝8時から夜10時までの14時間営業)で、年末年始以外無休。店内を取り巻くように配置されたカウンター席が主で、テーブル席はちょっとだけ。40席ほどのキャパシティーだ。
「たつや駅前店(地下)」は、午後5時から11時までの6時間営業で日祝定休。カウンター席もテーブル席もあって全体で80席ほど。こちらは予約することができる。
そしてここ「たつや南店」はビルの2階にあって、午後4時から11時までの7時間営業で、日祝定休。テーブル席が多いがカウンター席もあって、全体で50席ほど。こちらも予約することができる。
3軒の中で、もっとも「たつや」らしいのは、やっぱり「たつや駅前店(1F)」だろう。
ひとりか二人で行くのなら、ぜひ「たつや駅前店(1F)」に向かってみてもらいたい。
なにしろ早朝(朝5時~8時)だけを除く21時間営業なので、飲みたいときにはいつでもやってるのがありがたい。
3人以上で予約していくのであれば、「たつや駅前店(地下)」か、ここ「たつや南店」なんだけど、駅からちょっと離れているからか、「たつや南店」のほうがなんだかゆったり感があって、午後4時からやっているというのも、早めにスタートすることができてありがたいのだ。
恵比寿「たつや」と言えば、なんといっても『やきとり』と『ホッピー』。
店の看板にも、メニューにも「やきとり 日本一 恵比寿 たつや」と書かれている。
そんな『やきとり』は、豚の『もつ焼き』のこと。
メニューにも、『やきとり…とりとは「肚裏」とかき、「はらのうち」、つまりは内臓をあらわしています。たつやでは皆様に滋味あふれる新鮮な「やきとり」を提供しています』と書かれている。
以前の記事でもご紹介させていただいたとおり、実は恵比寿「たつや」は私自身の『もつ焼き原点』とも言えるお店なのです。
もうひとつの名物、『ホッピー』。
1930年(昭和5年)生まれの創業者、現会長の佐藤正光(さとう・まさみつ)さんが、筋金入りのホッピーファンということもあって、恵比寿「たつや」でも創業当時からホッピーが出されていた。
そしてなによりも、1992年(平成4年)に誕生した黒ホッピーの発祥の店であることが、ホッピービバレッジの公式サイトでも紹介されているのだ。
『やきとり』以外の料理でおすすめの筆頭が「がつ刺し」(400円)だ。
これはゆでたガツ(豚の胃)を細く切って、ポン酢醤油をかけ、刻みネギをトッピングしたもの。小鉢のフチに添えられる練り辛子が、とてもいいアクセントになる。
恵比寿「たつや」に来るたびに、必ず真っ先に注文している逸品なのだ。
さらにもう一品。これも毎回必ず、しかも『やきとり』なども食べ終えた後、最後に注文しているのが「川えび揚」(450円)。
どこの居酒屋にも置いてあるような一品なんだけど、ここに来るとなぜか食べたくなるんだなぁ。
もちろん今日も、最後は「川えび揚」をもらって締めくくった。
午後4時の開店時刻から8時前まで、4時間近くもゆっくりと過ごさせてもらって、今宵のお勘定は3人で14,020円(ひとり当たり4,673円)でした。
どうもごちそうさま。
| 固定リンク | 0
コメント