たっぷり牛ホルモン鍋 … 「養老乃瀧(ようろうのたき)」(本塩釜)

本塩釜駅近くの「養老乃瀧」にやってきた。
チェーン居酒屋なんだけど、古くからその地に根付いているお店が多く、毎日のようにやってくる常連さんが多いのが「養老乃瀧」のいいところだ。

まずは「エビスビール(中びん)」(550円)をもらうと、一緒に「お通し」(253円)も出してくれた。

この「お通し」。玉ねぎの細切りの上に、揚げたての魚の身をのせて、刻みネギをトッピングしたあと、甘じょっぱい、南蛮漬けのタレのようなのをサッとかけたものなんだけど、これが美味しいこと!
ビールを飲むのも忘れるほど、一所懸命いただいてしまいました。

改めてゆっくりとビールを飲みながら、卓上に置かれている季節のメニューを確認する。
その中の『鍋メニュー』に引かれた。
前に来たときにもいただいた「湯豆腐(あおさのお出汁)」(495円)をはじめとして、「かき鍋」(638円)、「鶏すき焼」(638円)、「豚みそ鍋」(638円)、「牛ホルモン鍋」(748円)などの、1人前から注文できる、値段も手ごろな鍋ものがずらりと並んでいるのだ。

『どれにしよう…』とけっこう迷って、「牛ホルモン鍋」を注文すると、ここの鍋ものは厨房で完成させてから出してくれるタイプ。
ックゥ~~ッ。これまた旨いねぇ。

ビールの後は、何種類もあるレモンサワーのうち、筆頭の位置に載っている「いつものレモンサワー(中)」(396円)をもらった。
店によっては、かなり甘いレモンサワーが出てくることがあるので、ちょっと心配していたが、ここのは甘過ぎない程度に、ちょっとだけ甘め。
市販の缶チューハイで例えると、「TaKaRa 焼酎ハイボール レモン」ぐらいの甘さだ。

『鍋メニュー』には、『追加と〆』も用意されている。
「牛ホルモン鍋」のホルモンを食べきってから、「追加用ホルモン」(396円)を注文すると、いったん厨房に戻された鍋は、元の「牛ホルモン鍋」と同じようなボリュームで再登場した。

他にも「追加用ホルモン鍋野菜(キャベツ、ニラ、ごぼう)」(275円)、「追加用鍋野菜(白菜、春菊、ねぎ、豆腐)」(275円)、「雑炊セット(ライス、玉子、三つ葉)」(220円)、「そうめんセット(徳島半田そうめん)」(220円)が追加できる。

「いつものレモンサワー」も残り少なくなってきて、『次は何を飲もう』とメニューを再確認したところ、普通の「酎ハイ」(352円)もあることを発見した。
写真付きではなくて、文字だけで書かれているから、今まで気づいてなかったよ。
さっそくそのシンプルな「酎ハイ」を注文すると、それにも『くし切り』のレモンが添えられてきた。

この店は、入ってすぐのところがカウンター席やテーブル席で、奥に座敷席があるようだ。
今日はグループでやってきて、奥の座敷席に入っていくお客さんが多くて、カウンター席やテーブル席はゆったりと空いているものの、奥の座敷席がにぎわっている。

「牛ホルモン鍋」+「追加用ホルモン」を、汁まですっかり完食したところで、ちょっとサッパリとしたものが食べたくなって、「ごろごろサラダ」(495円)を注文した。
「ごろごろサラダ」は、海老、アボカド、ゆで卵が、文字どおりゴロゴロと盛られている。

熱々の「牛ホルモン鍋」で、ビールに続いてのレモンサワーと酎ハイをいただいてきたので、冷たい「ごろごろサラダ」には「白鶴(大徳利)」(462円)を熱燗でもらって合わせることにした。

そして最後は「昔ながらの焼きおにぎり」(165円)で締めくくる。
これは鰹節を練り込んだおにぎり1個を、焼き台で焼き上げて出してくれるもの。
旨みがいいね。
漬物でもあれば言う事なしなんだけど、改めて見てみると、この店のメニューには漬物系が少ないなぁ。あるのは「きゅうり一本漬」(341円)ぐらいか。
そう言えば、卓上に調味料類がいっさい置かれていないというのも、この店の特徴のひとつかも。
ゆっくりと2時間半ほど楽しんで、今宵のお勘定は3,817円でした。どうもごちそうさま。
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