京都駅の地下に酒場街 … 食堂酒場「京へそ」(京都)

JR京都駅の地下商店街「京都ポルタ」の中にある、食堂・酒場「京へそ」にやってきた。
「京へそ」は、新橋発祥の立ち飲み店「へそ」が京都に進出してきたお店なんだそうな。残念ながら新橋の「へそ」には行ったことがないんだなぁ。

まずは「ホッピー白」(495円)を注文すると、出されたソト(割材)は、業務用のリターナル瓶ではなくて、家庭用の瓶だった。
メニューに並ぶ料理やお酒は、安いものもあるが、徹底的に安いわけではなく、高いものは高い。

卓上に置かれている定番のメニューの他に、日替りの手書き黒板メニューもあって、その中から「自家製シューマイ」(319円)を注文すると、練り辛子を添えて、醤油と一緒に出してくれた。

「京へそ」の店員さんのTシャツの背中には、「京へそ」ではなくて、「へそ」とだけ書かれていて、『東京新橋へそグループ』の1軒であることが感じられる。
ここ「京へそ」もにぎわっているが、店の向かい側にある「串かつだるま」はさらににぎわっていて、店頭にかなり長い入店待ちの行列ができている。

ホッピーのおかわり焼酎「ナカ」(275円)は、空ジョッキを渡して入れてもらうシステム。家庭用のソト(330ml)は、業務用(360ml)に比べてやや量が少ないんだけど、2杯めを作っても、まだソトが残った。
私が座っている窓ぎわのカウンター席は、感染防止用の透明パーティションで二人分ずつ区切られていて、一番奥に女性二人。一席空いて私、一席空いて女性、一席空いて女性と、私以外はみんな女性客だ!

続いていただいたのは「おつまみ自家製ナポリタン」(308円)。上にのっている『タコさんウインナー』に顔がついているのが面白い。
メニューにも『なつかしさが詰まった自家製ナポリタンにたこちゃんをプラス♪』という説明書きがついている。

もう1杯、ナカをもらって、これでソト1ナカ3。ちょうどソトもなくなった。

つまみには「するめ天ぷら情熱タワー」(352円)をもらう。どーんと盛られた『するめ天ぷら』のタワーが倒れないように、英字新聞で支えている。
西日本の酒場で目にすることが多い『するめ天ぷら』。初めて食べたけど、これは美味しいねぇ!
客層は老若男女だが、老は少なくて、私の他にもうひとり、年配の男性客がいる程度。圧倒的に若い男女が多いなぁ。

カウンター席の窓越しに見える、向かい側の「串かつだるま」の行列も途切れることなく、むしろ時間と共に伸びている感じ。こちらもものすごい人気店のようだ。
ちなみに「串かつだるま」は大阪・新世界からの進出店で、こちら「京へそ」は東京・新橋からの進出店。東西の人気酒場が、ここ京都ポルタの地下街で競い合ってるんですねぇ。
1時間半ほど楽しんで、今宵のお勘定は2,024円。Suicaでピッと支払って店を出た。どうもごちそうさま。
(食べログ) 食堂・酒場 京へそ JR京都駅地下ポルタ店 (居酒屋 / 京都駅、九条駅、五条駅(京都市営))
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