« 店情報: 「鳥やす(とりやす)」(中野) | トップページ | 元料理人は必ずイモ天 … 居酒屋「葉牡丹(はぼたん)」(高知) »

高田馬場でも中野でも … 「鳥やす(とりやす)」(中野)

Dsc06929a

 昭和42年(1967年)に高田馬場で創業した人気やきとり店、「鳥やす」。

 その「鳥やす」の中野店があると聞いて、土曜日の今日、昼食も兼ねての昼飲みにやってきた。

 店に着いたのは午後1時過ぎ。

 土曜と祝日は正午から営業している店内は、すでに多くのお客さんたちでにぎわっていたが、カウンター席(全8席)にまだ空きがあって、そこに座ることができた。

Dsc06903a

 さっそく「白ホッピー」をセット(ソト330円+ナカ275円の合計605円)で注文すると、「鳥やす」定番のお通しである「小おろし」(220円)も一緒に出された。

Dsc06916a

 現在は、お通しの他に「席料」(220円)も発生するようで、卓上のメニューにも、

『原材料や光熱費等が大変な値上がりをしており、お店の維持すら困難な状況です。当店も各商品の値上げを検討しましたが、価格については据え置き、「席料」という形で新たに頂きたいと思います。ご理解のほど、よろしくお願い致します。』

 と書かれている。このところの諸物価の高騰が、酒場にも重くのしかかっているようだ。

Dsc06910a

 つまみには「鳥もつ煮」(308円)を注文した。

 「鳥やす」には、鶏のレバーや砂肝などの鶏モツを甘い醤油ダレで煮込んだこの「鳥もつ煮」の他に、豚のガツとシロをミソ味で煮込んだ「もつ煮」(385円)、手羽先と根菜を鶏スープで煮込んだ「煮込み」(385円)という、3種類の煮込みメニューがあって、いずれも人気があるようだ。

Dsc06912a

 すぐに「焼酎(ナカ)」(275円)をおかわりし、つまみと食事を兼ねた「焼き鳥丼」(660円)を注文した。

Dsc06913a

 「焼き鳥丼」という言葉から、丼めしの上に、何本かの焼き鳥が載っている姿を想像していたのだが、実際に出てきた「焼き鳥丼」は、想像とは違うタイプのものだった。

 鶏モモ肉を大きなままタレ焼きにして、それをスライスしたものが丼めしの上に載せられている。

 ほほぉ。鶏肉たっぷりでいいではありませんか。

Dsc06914a

 タレがかかった米粒までもがいいつまみになって、3杯めとなる「焼酎(ナカ)」もおかわりだ。

 私が店に入った時点で、カウンター席の他にテーブル席が並んでいる1階フロアはほぼ満席だったのだが、その後、新たに入ってきたお客さんたちは2階のテーブル席に案内されるようになり、午後2時前には『満員お断り』となって、新たなお客さんは入れなくなってしまった。

 高田馬場の本店や支店に負けず劣らず、ここ中野店もものすごい人気店のようだ。

Dsc06919a

 さらにもう1杯「焼酎(ナカ)」をもらうと、これで「ホッピー(ソト)」もなくなった。

 ソト1・ナカ4で合計1,430円。ホッピー1杯あたり357.5円ということだ。

 「チューハイ」や「レモンサワー」が1杯418円なので、それよりは少し安くつくのかな。

Dsc06922a

 「焼き鳥丼」も食べ終えて、最後の〆に「鳥スープ」(165円)を注文すると、小さな鳥団子(つくね)がコロンと1個入った「鳥スープ」がやってきた。

 ックゥ~~~ッ、これよこれ!

 予想どおり、とてもいいつまみになる「鳥スープ」だ。

 午後2時過ぎにもかかわらず、「超」が付くほどの満席状態で、酔客たちの笑い声があふれている店内。

 あちこちの席から飛んでくる「すみませぇ~~んっ!」の呼びかけに、店員さんたちも大忙しだ。

Dsc06930a

 さっくりと1時間ちょっとの昼飲みタイム。今日のお勘定は3,003円でした。どうもごちそうさま。

店情報YouTube動画

《令和5(2023)年6月17日(土)の記録》

(食べログ) 鳥やす 中野店焼き鳥 / 中野駅

| |

« 店情報: 「鳥やす(とりやす)」(中野) | トップページ | 元料理人は必ずイモ天 … 居酒屋「葉牡丹(はぼたん)」(高知) »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« 店情報: 「鳥やす(とりやす)」(中野) | トップページ | 元料理人は必ずイモ天 … 居酒屋「葉牡丹(はぼたん)」(高知) »