野方の酒場は大賑わい … 立呑み「晩杯屋(ばんぱいや)」(野方)
「久しぶりに野方(のがた)で飲むか!」
ということで、まず向かったのは「すっぴん酒場」ながら、外から見てもわかるほどお客さんがいっぱい。
次に向かった「第三秋元屋」は昨日と今日が連休中。そして「秋元屋」も『超』が付くほど満員だ。
野方の酒場はどこも大賑わいですねぇ
ぐるっと回って「晩杯屋」の前に出ると、なんと2列並行の立ち飲みカウンターが、すべて空いている。
「晩杯屋」もいつも大勢のお客さんたちでにぎわっているので、こんな光景は珍しい。今宵はここにしよう!
向かって左手にあるテーブル席は、ほぼすべてのテーブル席にお客さんが入っているようなので、私は向かって右側の立ち飲みカウンターの真ん中あたりに立って、まずは「ホッピーセット(白)」(430円)をもらってスタートした。
「晩杯屋」ではお通しは出ないので、最初のつまみを注文すべく、奥の厨房前に掲げられている、ホワイトボードに手書きされた「本日の鮮魚」を確認する。
「本日の鮮魚」はすべて1品310円。今日はホヤ刺、マゴチ刺、イナダ刺、アジなめろう、ニシン塩焼き、カツオタタキ、平目刺が並んでいる。
「刺身3種盛」は500円。
内容を確認すると、カツオタタキ、アジなめろう、シマアジだというので、それをもらうことにした。
『お通しは出ない』と書いたが、実は「晩杯屋」のレシートの下部には「次回おつまみ一品サービスチケット」というのが付いていて、これを渡すとお通し代わりの1品を出してくれるのだ。
ただし、このサービスチケットの有効期限は発行から1ヶ月。私のはすでに期限を過ぎてました。
あっという間に1杯めのホッピーを飲み干して、「中(なか)」(250円)をもらう。
店内には地元のおばちゃん客も多い。おばちゃん一人客、おばちゃん二人客、そしておばちゃん三人客。
すっごく常連さんらしきおばちゃん一人客が立ち飲んでいる以外は、女性陣はみんなテーブル席に座って飲んでいる。
こうして地元の女性客が多いのは、やはり「晩杯屋」のコストパフォーマンスの良さが成せるワザなんだろうなぁ。
男性客も、一人、また一人と立ち飲みカウンター席に入ってきた。
こちらもほぼみんな常連客のようで、まずレシートのサービス品をもらっている人が多い。
ここ「晩杯屋」は全席喫煙可能なので、スモーカーのお客さんも多いようだ。
3杯めとなる「中(なか)」(250円)をもらって、カウンターの上部に出されている「本日のおすすめ」の中から「ふぐ唐揚げ」(250円)を注文した。
この値段(250円)で、揚げ立て熱々の「ふぐ唐揚げ」が3切れも出されるのが嬉しいではありませんか。
となりに入ってきた男性一人客が、すっごくよく食べ、よく飲む人で、まずレシートのサービス品である「明太とろろ」(単価150円)をツルッと食べ終えて、「冷やしトマト」(190円)、「なすしょうが」(130円)、「揚げにんにく」(90円)を一気に注文した。
こうして何品かを一気に注文する人のために、立ち飲みカウンター上の調味料置き場の横に、ボールペンで手書きできる「ご注文票」も置かれてるんですねぇ。初めて知ったよ。
となりのおじさんは、見ていて気持ちがいいほどの勢いで、注文した3品を一気に食べ終えて、さらに「味噌きゅうり」(150円)と「納豆オムレツ」(190円)、そして2度めの「揚げにんにく」(90円)を追加注文した。
そうそう、「晩杯屋」の「納豆オムレツ」も美味しいんだった。
私も「納豆オムレツ」(190円)を注文し、4杯めの「中(なか)」(250円)をもらうと、ソト1・ナカ4でちょうどソトもなくなった。
この時点で、店内はほぼ満員。
ホールは若いおにいさん一人で切り盛りしていて、厨房もおじさん一人。大忙しなんだけど、二人ともけっしてテンパってないんだなぁ。素晴らしい働き方だ。
4杯のホッピーを飲み終えて、続いては「チュウハイ」(250円)をもらう。
そしてつまみは、となりのおじさんがおかわりまでしていた「揚げにんにく」(90円)だ。
ほほぉ。添えられている味噌がいい仕事をしますねぇ。
となりのおじさんがおかわりして二皿食べたのも納得だ。これは旨いよ!
最後は「のどくろ出汁湯どうふ」(150円)で〆ようと思ったら、「今日はない」とのことで、「アラ汁」(110円)にした。
そして今日の6杯めとなる〆の飲みものには「トマト割り」(330円)を選んだ。
「アラ汁」、コクがあって旨いねぇ。
ゆっくり、たっぷりと3時間ちょっと立ち飲んで、今日のお勘定は2,900円(支払いは現金のみ)でした。どうもごちそうさま。
帰り道での「すっぴん酒場」は、なんとお客さんがひとりだけ! でも今夜はもう飲めないなぁ。残念だ。
(次回) 23.12.03 まずはクジラ三種盛り … 立呑み「晩杯屋(ばんぱいや)」(野方)
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