ランチタイムも大人気 … 「八幡屋(やはたや)」(名古屋)

昭和29(1954)年創業の老舗居酒屋「八幡屋」に到着したのは、開店時刻2分前の午前11時28分。
店の前にはすでに10人ほどの行列ができていて、私もその後ろに並ぶと、ほぼ待つこともなくすぐに開店。

並んでいる順に店内に案内され、自分も「一人です」と申告すると、「では右奥、真ん中の2人用テーブルでお願いします」と通された。

一番奥の4人テーブルは仕込み用の卓らしく、二つのバットの片側には小さく切り分けられた豚レバーがどっさり。
もう一つには、串に刺されたレバーが並んでいるが、まだ串の量は少ない。まさに作業中といった感じだ。
この光景。モツマニアにはたまらんなぁ!

そしてすぐにお通し代わりのキャベツ(無料)が出される。
何を注文するかは、店に入る前から決めている。
「1本ずつで、串カツ、とん焼、どて煮。あと、ごはんの中をお願いします。」
この後、名古屋での仕事の予定なので、今は飲めないのが残念でたまらない。

店内はと眺めると、昼からビールやチューハイをもらって、串をつまみに飲んでる人が半分ぐらい。
残る半分ぐらいは、私と同じようにお酒は飲まず、ランチでの利用のようだ。

「八幡屋」の串メニューは、通常は1本99円(ネギマのみ132円)なんだけど、ランチタイム(11:30~13:00)には10円引きになって、1本88円(ネギマは121円)で食べることができるのだ。
おでん(各110円)も串メニューに含まれてるのかなぁ?(未確認です。)

すぐに「どて煮」(昼88円)がやって来た。
これは串に刺したシロ(豚腸)を、串のまま味噌煮込みにしたもの。
開店直後にもかかわらず、よく煮込まれていて見ただけでも美味しそうだ。

追いかけるように「ライス(中)」(231円)とお水もやってきた。

「どて煮」をばらして、卓上に置かれている一味唐辛子を振りかける。

そしてオン・ザ・ライス。
っくぅ~~~~っ!
予想どおり、これは旨いねぇ!

「とん焼」(昼88円)もきた。
これまた串に刺したシロ(豚腸)なんだけど、こちらはタレ焼き。

これももちろんオン・ザ・ライスだ。
うぅ~~っ。
ごはんにももちろん合うが、この「とん焼」オン・ザ・ライスをそのままつまみにして飲みたいなぁ!

「串カツ」(昼88円)も到着。
「串カツ」の具材は豚肉で、味付けはソース、味噌、タレ、塩コショウが選べるが、何も指定しないと味噌で出してくれる。
名古屋のデフォルトは味噌なのだ。

串をクルクルと回しながら抜いて、これもごはんの上へ。
これまた間違いのない美味しさである。

もしおかずが足りなかったら、おでんの玉子をもらおうかと考えていたのだが、ちょうどいい量だった。

さっくりと30分ほど楽しんで、お勘定はなんと495円。ワンコイン未満でした。
いやぁ、昼食として、お酒抜きでいただいてもやっぱり美味しかった。どうもごちそうさま!
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