« 2023年8月 | トップページ | 2023年10月 »

2023年9月

ホルモン鍋から屋台酒 … 焼肉・なべ「ほらふき」(呉)他

Dsc07947a

 1週間の三原への出張を終えて呉へ。三原から呉まではJR呉線で2時間弱の行程なのだ。

 呉駅前のホテルにチェックインし、トコトコと歩いて向かったのは、この店でしか食べることができない、独自のホルモン鍋が大人気の「ほらふき」である。

Dsc07949a

 店に着いたのは午後6時半。

 ひとりで店を切り盛りしている二代目女将に「あら、お久しぶり」と笑顔で迎えていただいた店内は、左手の小上がりに6人用の座卓が2つ。右手には4人用のテーブル席が2つ並んでいて、全体で20人ほど入ることができる。

 先客は、小上がりの手前側に、会社帰りらしき4人連れのグループ客が一組のみ。

 ひとりの私は右手奥のテーブル席に案内され、まずは「生ビール」(600円)をもらって喉を潤した。

Dsc07953a

 追いかけるように出してくれた「付け出し」(100円)は「ピーマンとじゃこ炒め」。

 呉には「音戸ちりめん」という名産品もあるほどなので、この「ピーマンとじゃこ炒め」も美味しいこと!

 しかも生ビールによく合うではありませんか!

Dsc07955a

 「ひとりじゃけぇ、『石鍋』にする?」

 と女将が声をかけてくれるところを、

 「暑いなか、駅からここまで歩いて来たんで、『石鍋』の前に、まずは『セン刺し』(700円)をお願いします。」

 とセンマイ(牛の第三胃)の刺身を注文した。

 自家製の赤いタレが添えられた「セン刺し」。見た目は辛そうに見えるんだけど、食べてみるとそんなに辛くはなくて、酸味が効いたいい味わいなんだなぁ。

Dsc07956a

 「ピーマンとじゃこ炒め」に「セン刺し」という絶妙なつまみに、あっという間に1杯めの生ビールを飲み干してしまい、すぐにおかわりをもらった。

Dsc07951a

 女将のお母さん(初代女将)がこの店を開いたのは、今から35年ほど前と言うから、昭和の終わりの頃だろうか。

 新入社員だった私が呉にいたのも、昭和58(1983)年から、昭和63(1988)年までの、昭和の終わりの5年間だった。

 その当時の私はまったく気付いていなかったけれど、同じ頃に、ここ「ほらふき」も創業していたんですねぇ。

Dsc07952a

 店の看板メニューである「ほらふき鍋」(1人前2,900円)は、初代女将が家庭料理として考案し、ずっとご自宅で食べていたものを、「ほらふき」の創業を機に、店でも出すようになったもの。

 ホルモン(牛腸)、ハチノス(牛の第二胃)といった牛モツのみならず、白菜、ネギ、タマネギ、もやし、えのきなどの大量の野菜に加えて、天ぷら、豆腐、もち、うどんが、ドーンとうず高く山のように盛られていて、1人前で、大のおとな3人が満腹になるほどの量なのだ。

Dsc07957a

 生ビール2杯で、暑さもおさまったところで、「酎ハイ」(500円)をもらって、いよいよ「石鍋」(1人前1,500円)を注文した。

Dsc07959a

 テーブルに埋め込まれたコンロの上に、もやしが山盛りになった「石鍋」が置かれる。

 「石鍋」はホルモン(牛腸)の他に、ネギ、タマネギ、もやしが盛られた鍋で、こちらであれば、ひとりでもなんとか食べることができるのでした。

Dsc07960a

 クツクツと煮て、もやしの山が平らになってきたら、そろそろできあがり。

Dsc07962a

 鍋から直接だとすごく熱いので、ちょっとずつ小鉢に取り分けながらいただきます。

Dsc07963a

 そして「酎ハイ」もおかわりだ。

Dsc07966a

 「石鍋」を食べ終えた後に、鍋に残っているスープが、いかにも美味しそう。

 これを味わうために、『鍋の追加食材』の中から「豆腐」(300円)をもらって、スープ豆腐としていただくことにした。

Dsc07967a

 予想どおり、この店の鍋は汁まで旨いのぉ~~っ!

Dsc07969a

 ゆっくりと2時間半ほど楽しんで、「ほらふき」のお勘定は5,200円でした。どうもごちそうさま。

Dsc07971a

 「ほらふき」を出て、堺川沿いの屋台街へと足を向ける。

 『あれれ? なんだか屋台の並び順が変わってるなぁ』と、ちょっと戸惑いながらも、すぐに「一二三」を見つけ出すことができた。

 娘さんに加えて、お父さんも店に出られている。

 しかも、外の席はお客が多いけど、屋台の中の席は空いているようだ。良かった。

Dsc07975a

 「こんばんは。ご無沙汰してます!」

 と中に入り、まずは自分の定番である「いいちこ水割」(450円)をもらう。

 お父さんの『焼酎は濃くないと美味しくない!』という方針に基づいて、グラスの8~9割ぐらいまで焼酎がつがれ、残る1~2割の部分に水を入れてくれるのだ。

 この『ほぼロック』の「いいちこ水割」が、たしかに美味しいんだなぁ。

Dsc07976a

 「ほらふき」の石鍋でお腹がいっぱいなので、つまみには「ナスビ」(400円)をもらう。

 ここの「ナスビ」は、注文を受けてから作ってくれるナスの塩もみ。

 これがまたすっきり、さっぱりとしていて、私のような酔っ払いにぴったりなのだ。

Dsc07983a

 サービスでちょこっと分けてくれたのが、おでんの天ぷらを鉄板で焼いたもの。

 七味唐辛子がたっぷりとかかっていて、ピリ辛でとても旨い! いいですねぇ!

Dsc07984a

 思わず麦焼酎の水割りもおかわりだ。

 お母さんが出ていないのが残念だけど、娘さんが「一二三」の営業を続けていてくれることがありがたいですよねぇ。

Dsc07981a

 さっくりと1時間ほどの屋台酒。

 お勘定は1,300円でした。どうもごちそうさま。

 堺川沿いには公衆トイレがたくさんあるので、屋台の客もまったく困らない。さすが呑兵衛タウン、呉ですねぇ!

・「ほらふき」の店情報前回) / 「一二三」の店情報前回) 《YouTube動画

《令和5(2023)年8月4日(金)の記録》

続きを読む "ホルモン鍋から屋台酒 … 焼肉・なべ「ほらふき」(呉)他"

| | | コメント (0)

帰る前に津ぅのうなぎ … 「大観亭支店(だいかんていしてん)津駅西口店」(津)

Dsc08787a

 津での仕事を終えて、津駅に着いたのは午前11時半。

 ちょっと早めの昼食は、西口駅前にある「大観亭」での『うな丼』である。

 津への出張が決まったときから、『津ぅのうなぎ』が楽しみだったのだ。

Dsc08774a_20230924160401

 注文も津に来る前から決めている。

 うなぎが三切れのった「中丼」(1,900円)と、仕事終わりの「瓶ビール」(600円)、そして「中丼」の到着を待つ間の「骨せんべい」(300円)である。

 ところが!

 なんとメニュー上の「骨せんべい」の部分が、緑色のシールで消されているではありませんか!

 ちょっとガックリとしつつも、予定どおり「中丼」と「瓶ビール」を注文した。

Dsc08778a_20230924160401

 あっという間に出される「瓶ビール」(アサヒスーパードライ中瓶)。

 ックゥ~~~ッ。グラスまでキンキンに冷えててうまいのぉ!

 真っ昼間だけど、仕事終わりにいただくビールのなんと美味しいことよ。

 なにしろ今日は金曜日なので、東京に帰りつけば、明日と明後日はお休みというのも嬉しいよね。

Dsc08779a

 あらら。ほとんど待つこともなく「中丼」もやって来た。

 こんなスピードで出してくれるのなら、「骨せんべい」は不要だったねぇ。

Dsc08781a

 カパッとフタをとると、見るからに美味しそうな熱々の『うな丼』が姿を見せる。

 この店では『うな丼』は、「並丼(二切れ)」(1,400円)、「中丼(三切れ)」(1,900円)、「上丼(四切れ)」(2,300円)が選べ、うなぎの量がそれより増えると『うな重』になって、「特上」(3,000円)か「特註」(3,400円)が選べるのだ。

 この地域ならではの「ひつまぶし」(3,100円)や、それよりちょっと量が少なめの「ひめまぶし」(2,150円)などもメニューに並んでいる。

P1240163a

 さらにもうひとつ。『うな丼』の上に、トロッと温玉がのった「温玉丼」(2,200円)というのもあって、これもまた玉子好きにはたまらないのだ。

Dsc08776a_20230924160401

 卓上のメニューに載っている以外にも、壁のメニューには「三重のお酒」4種類ほどの他、「レモンチューハイ」(400円)、「ハイボール(ブラックニッカ)」(450円)なども書き出されていて、お酒も楽しむことができる。

 ちょっと残念なのは、酒の肴が「肝焼き」(800円)、「辛し和え」(600円)、「うざく」(600円)ぐらいしかないこと。

 いつも満席の人気店なので、呑兵衛に長いこと居座られても困るのかもしれないなぁ。

Dsc08785a

 最後は「中丼」に添えられている「肝吸い」で締めくくって、40分ほどの昼飲みタイム。お勘定の2,500円をPayPayで支払って店を出た。どうもごちそうさま。

 ここの『うな丼』はご飯の量が多いので、「超」が付くほど満腹になりました。

店情報前回) 《YouTube動画

《令和5(2023)年9月22日(金)の記録》

続きを読む "帰る前に津ぅのうなぎ … 「大観亭支店(だいかんていしてん)津駅西口店」(津)"

| | | コメント (0)

うなぎ串からのTKG … 「うな達(うなたつ)」(池袋)

Dsc08575a

 行きたいのに行けていない課題店が池袋にもある。

 昭和49(1974)年創業の「うな達」だ。

 このところ、金曜ランチのカレーライスでテレビ番組に取り上げられることが多いが、「うな達」という店名からもわかるとおり、本来はうなぎの串焼などで飲める酒場である。

Dsc08518a

 店に着いたのは、開店時刻から20分後の、午後5時20分。

 地下へと続く階段を下りていくと、扉も何もなくそのままスルッと地下1階の店舗に入ってしまう。

 階段を下りたところにいる女将さんと思しき女性に「ひとりです」と告げると、袋入りのおしぼりと、「お通し」(220円)の小鉢をひとつ手に取って、「こちらにどうぞ」とカウンター奥の角席まで先導してくれた。

Dsc08521a

 カウンター席は、ざっくりというとキリル文字のЛ(エル)の形をしていて、店の入口はЛの右下。

 そこから店の奥に向かってまっすぐ4人ほどの席(Лの右側)があり、左に折れて(Лの上側に)2人ほど、さらに左に折れてまた(Лの左側に)4人ほどの席があって、最後がちょっと右に折れて(Лの左下側の)厨房前に2人ほど座れるようになっているのだ。

Dsc08524a_20230923112001

 席に座りつつ、案内してくれた女将さんに「ホッピーセット(白)」(495円)と「うなぎセット」(616円)を注文する。

 「うなぎセット」は、この店のうなぎ串焼き4種4本のセットで、ひとり1回しか注文することができないんだそうな。

Dsc08522a_20230923112001

 すぐに出された「ホッピーセット(白)」は、サワーグラスに氷入りで、中(焼酎)の量が多いこと!

Dsc08523a

 濃いめのホッピーを作って、いただく「お通し」は、少量の筑前煮のような煮物である。

Dsc08519a_20230923112001

 改めて店内のメニューを見てみると、うなぎ料理はもちろんのこと、刺身や焼き鳥、揚げ物、焼き物など、普通の酒場にあるような料理は、ほぼそろっていて、しかも値段が安い。

Dsc08534a

 うなぎの串焼きは、すぐに出てくるお店が多いので、この店でも「うなぎセット」だけしか注文しなかったのだが、注文から20分ぐらい経っても、まだ「うなぎセット」が出てこない。

Dsc08533a_20230923112001

 そこで、「ホッピー中(なか)」(220円)をもらうと共に、うなぎの骨を揚げた「カルシウム」(275円)を追加注文するも、これまた注文を受けてから調理するようで、残念ながらすぐには出てきませんでした。

 魚の刺身などが比較的早く出てくるようですねぇ。

Dsc08537a

 注文してから30分ほど。やっと「うなぎセット」がやって来た。

 「一口蒲焼」(220円)は関西風の蒸さない蒲焼。だから焼きに時間がかかるんだなぁ! しかしこれは旨い!

 「かぶと焼」(110円)は、しっかりと蒸しているので骨もホロホロに柔らかい。

 「きも焼」(154円)は、ふわんとほろ苦さを感じるのだが、その苦みが旨みにつながっていて、とてもいいつまみになる。

 「ひれ焼」(132円)は女将さんも一推しの逸品。ヒレと一緒にニラが巻き込まれていて、これまた素晴らしい旨みである。

 あぁ、ひとりで3皿ぐらいいただきたいところなんだけど、ひとり1皿限定なのが残念だ。

Dsc08539a

 「うなぎセット」の5分後ぐらいに、「カルシウム」もやって来た。

 これもいいつまみになるねぇ。量が多いのも嬉しいではありませんか。

Dsc08541a

 カウンター席の背後(Лの右側)が小上がりの座敷席になっていて、4人用の座卓がずらりと並んでいる。この座敷席には30人ほどが座れるようだ。

Dsc08552a

 店は女将さんと男性二人の3人で切り盛りしているようだが、男性二人はカウンター内の厨房で調理を担当している。

 ホールや注文は女将さん一人が担当しているのだが、大勢のお客さんからの注文にパニくることもなく、終始にこやかに接客されている。素晴らしいですね。

Dsc08545a

 「カルシウム」も残りわずかになってきたので、続いては黒板メニューにある「鯛かぶと焼」(440円)を注文し、3杯めとなる「ホッピー中(なか)」(220円)をもらった。

 出てきた「鯛かぶと焼」は、食べやすいようにという配慮からか、身の内側のほうが上になるように盛り付けられている。

Dsc08548a

 カマの部分が大きいのも嬉しいではありませんか。

 午後7時には座敷席もだいぶ埋まってきたが、にこやかな女将さんはもちろんのこと、厨房の二人も焦らない。お店の3人がゆったりとマイペースなのがいいよねぇ。

 お店の誰かがテンパると、それが伝搬するのかお客も焦る。そうなると、その酒場全体がギスギスとした雰囲気になってしまうのだ。

 よく「酒場浴」という言葉を使っているが、まさに酒場という温泉に入っているように、ゆるゆると豊かな時間を過ごしたいよねぇ。

Dsc08561a

 4杯目となる「ホッピー中(なか)」に合わせて、裏メニューらしき「TKG」(330円)を注文すると、「TKG、美味しそうだった?(笑)」と女将さん。

 実はついさっき隣のおにいさんが、最後にこの「TKG」で〆て席を立ったところだったのだ。

 「はいっ! すっごく美味しそうでした!(笑)」

 「TKG」はもちろん「たまごかけごはん」の略。

 ごはんにかけられているのが、うなぎのタレなのが、この店ならではだ。

Dsc08562a

 ここに生卵を溶き入れるんだから、コクも旨みも倍増だ。

 うなぎのタレがよく効いてるよねぇ。

 「このTKGは、絶対につまみになる逸品だ。お酒が残っているうちに注文しよう!」と思って、ソト1・ナカ4となる4杯めのホッピーに合わせて注文したのでした。

Dsc08564a

 そして予想どおり美味しくて、予想どおりいいつまみになる! 「TKG」、大正解だ!

 ゆっくりと3時間ほど楽しませてもらって、今夜のお勘定は3,030円。

 メニュー表記価格の合計額である2,760円に、消費税276円が加わって、3,036円のところ、10円未満を切り捨てて3,030円になったようでした。

 そんなことから、この記事の中では、料理やお酒の値段は、メニュー表記価格に10%を加えた税込表記とさせていただきました。

 お支払いは現金のみ。自分の席で支払うことができます。

 やぁ美味しかった楽しかった。どうもごちそうさま。

店情報YouTube動画

《令和5(2023)年9月6日(水)の記録》

続きを読む "うなぎ串からのTKG … 「うな達(うなたつ)」(池袋)"

| | | コメント (0)

店情報: 「うな達(うなたつ)」(池袋)

  • うな達 店名: うな達
  • 電話: 03-3983-0008
  • 住所: 170-0013 東京都豊島区東池袋1-31-3 櫻井ビルB1
  • 営業: 17:00-22:00(21:30LO)、日祝休〔ランチ:(月-金)11:30-14:00(13:30LO)〕
  • 場所: 池袋駅東口から徒歩5分(400m)。東池袋駅2番出口から徒歩9分(650m)。
  • メモ: 昭和49(1974)年創業。カウンター10席、座敷30席の全40席、全席禁煙。予約可。支払いは現金。店内メニューは税別表記(ランチは税込表記)。
    〔夜の居酒屋メニュー〕
    《うなぎ串焼》かぶと焼110、ひれ焼132、きも焼154、一口蒲焼220、うなぎセット(上4種)616。
    《蒲焼・しら焼》竹1,320、特1,870、特上2,420。
    《どじょう》から揚495、煮(柳川風)550。
    《うな重》竹(吸物付)1,650、梅(吸物付)1,980、特(吸物付)2,310、特上(吸物付)2,640。
    《お吸物》味噌汁132、きも吸165。
    《お茶漬》のり茶385、梅茶385、鮭茶385。
    《メニュー》きゅうりのたたき275、もろきゅう275、冷奴275、キムチ330、冷やしトマト385、中華サラダ462、お新香275、鮪納豆440、納豆220、たこぶつ418、月見385、山芋千切り352、山かけ440、にら玉385、あさりバター385、肉野菜炒め440、にらレバ炒め440、肉生姜焼き440、厚揚げ焼き330、いかげそ焼き275、サンマ焼き495、にしん焼き495、鮪てり焼き495、サバ焼き440、サバ味噌煮440。
    《揚げ物》ポテト275、カルシウム275、天婦羅盛合せ825、野菜天婦羅550、あげだし豆腐385、あげだし茄子385、どじょう495、とり385、川海老330、わかさぎ330。
    《ご飯物他》いわし丸干308、いかバター385、どじょう煮550、もつ煮込み豆腐418、えいひれ308、いか丸焼き495、いかげそわさ275、おにぎり鮭132、おにぎり梅132、おにぎりおかか132、ざるそば440、焼きおにぎり110、焼きそば550、焼肉丼660。
    《串焼き(たれ・塩)》ねぎま132、皮99、つくね99、とりセット(上3種)330、にんにく132、ねぎ焼99。
    《黒板手書き(日替りの一例)》まぐろぶつ440、いわし刺身528、いなだ刺身495、あじ刺身495、〆鯖495、かつおのたたき495、刺身盛合せ825、ししゃも385、白菜おしんこ330、中華クラゲ330、カニカマサラダ495、塩辛308、鯛かぶと焼440、いわし塩焼495、山海漬330、甘らっきょう165。
    《飲物》中生ビール(キリン)550、ビール大瓶(キリン)550、ビール大瓶(サッポロ)550、酎ハイ330、レモンハイ330、ライムサワー330、梅ハイ330、ウーロンハイ330、グレープフルーツハイ385、ホッピーセット495、ホッピー(ホッピーのみ)275、ホッピー中(焼酎)220、ハイボール418。
    《割液》ウーロン茶330、緑茶330、アイスセット110、ホットセット110、炭酸110。
    《日本酒》お酒275、あさ開(冷酒)605、高清水(冷酒)605。
    《ソフトドリンク》コーラ165、ウーロン茶165、レモン炭酸165、ライム炭酸165、梅炭酸165、グレープフルーツ炭酸165。
    《ボトル》鏡月グリーン(720ml)1,870、れんと(一升)4,290、 別売(720ml)2,090、いいちこ(一升)3,850、 別売(700ml)1,870、白波(一升)3,850、 別売(700ml)1,870、白波黒(一升)3,850、 別売(700ml)1,870、黒伊佐錦(一升)3,850、 別売(700ml)1,870、サッポロ(一升)3,520、 別売(700ml)1,540、金宮(一升)3,300、 別売(700ml)1,650、角(700ml)4,180。
    〔昼の定食メニュー〕
    うな重 竹(小鉢・お新香・味噌汁付)1,500、うな重 梅(小鉢・お新香・味噌汁付)1,800、うな重 特(小鉢・お新香・味噌汁付)2,100、うな重 特上(小鉢・お新香・味噌汁付)2,400、どじょう700、いか700、ほっけ650、さんま650、さば650、さばみそ650、肉野菜炒め600、レバ野菜炒め600、肉生姜焼き600、焼肉丼600。
    半ライス-30、大盛りライス+50、お新香200、納豆150、冷奴150、しらすおろし150、生玉子50。
    《冬季限定》豚玉鍋750、とり玉鍋750、湯どうふ鍋750。
    《月曜日》あこう鯛かす漬け650、甘鮭(甘シャケ)650。
    《火曜日》さんま焼650、あじひらき焼650。
    《水曜日》フライ盛合わせ650、ほっけ焼650。
    《木曜日》にしん焼650、さわら照焼650。
    《金曜日》カレーの日、カレーライス並430、カレーライス中470、カレーライス大500、カレーライス特580、生玉子50、みそ汁50。
    (2023年9月調べ)

続きを読む "店情報: 「うな達(うなたつ)」(池袋)"

| | | コメント (0)

実は初めての三原呑み … 「神田屋食堂(かんだやしょくどう)」(三原)他

Dsc07870a

 仕事で三原にやって来た。

 三原を経由地として、瀬戸内の島々に船で渡ったりすることは何度もあるが、三原そのものを目的地として、この街に宿泊し、そしてこの街で呑むのは、実は初めてなのだ。

 三原駅近くのホテルにチェックインして、まずは歩いて数分のところにある「神田屋食堂」に向かった。

Dsc07863a_20230918103001

 日曜午後5時の店内には先客はおらず、店主ご夫妻が、二つあるテーブル席の小さいほう(4人用)に座ってくつろいでいるところだった。

 「いらっしゃいませ。こっちのテーブルがエアコンがよく効いて、涼しいと思いますよ」と、入口近くのエアコン直下にある大きいほうのテーブル席(6人用)に案内してくれた。

Dsc07856a

 まずはアサヒとキリンが選べる「瓶ビール」(中瓶550円)をキリンでもらって、グッと1杯飲んだ後、入口横の冷蔵陳列ケースで最初のつまみを探す。

 枝豆があれば、それが良かったのだが見当たらず、代わりに「冷奴」(250円)を取ってきた。

Dsc07860a

 「神田屋食堂」は昭和28(1953)年の創業というから、今年で創業70年。

 テーブル2卓にカウンター8席の全18席を、二代目の店主ご夫妻が切り盛りされている。

 店は午前11時に開店し、中休みなしで夜の10時まで、11時間の営業だ。

Dsc07865a

 冷奴をつまみに中瓶ビールを飲み切って、続いては芋と麦が選べる「焼酎水割」(500円)を麦でもらって、つまみには冷蔵庫から「めばる煮付け」(500円)を取ってくると、温め直して出してくれた。

Dsc07867a

 この店の名物は、創業当時から出されている「昭和のラーメン」(600円)なんだそうな。

 魚介類と豚骨の出汁に、醤油を合わせてあっさりと仕上げたスープに、豚の背油を浮かせるのが備後地方の代表的な醤油ラーメン。

Dsc07862a

 そんな創業当時からのラーメンに、「昭和のラーメン」という名前を付けたのは平成26(2014)年のこと。

 その「昭和のラーメン」という名称を、店頭にラーメンの写真と一緒に張り出したところ、宣伝効果は抜群で、新しいお客さんも増えて、店の看板メニューになったんだそうです。

Dsc07869a

 「めばる煮付け」を食べ終えて、「焼酎水割」も飲み終えて、午後6時半になっても他のお客さんは来なくて、店内の客は私ひとりだけ。

 これでは三原らしさがまったく感じられないので、今回は「昭和のラーメン」は諦めて、もう1軒、別の店に行ってみることにした。

 1時間半ほど楽しんで、「神田屋食堂」のお勘定は1,800円でした。どうもごちそうさま。

Dsc07874a

 2軒めとして向かったのは、三原駅前のお食事処「安味(あんじ)」

 2010年にオープンした、ご夫妻で営むタコ焼きのお店なんだけど、うどんもウマイとの情報。

 さらに! タコ天などをつまみに飲むこともできるんですねぇ。

Dsc07876a

 ところが! なんとお店は閉まっていて、店頭には「しばらくの間、休みます(店主)」という札が掛けられてました。残念!

Dsc07878a

 それでは次へ! とやって来たのは、三原駅近くのショッピングセンターの中にある「サイゼリヤ イオン三原店」。

Dsc07884a

 午後7時前というゴールデンタイムなので、入れるかどうか心配しながら店に入ると、なんとガラガラ。「どこでもお好きな席にどうぞ」という状態である。

Dsc07882a_20230918103201

 「こりゃいいや」と、「白ワイン(デカンタ小250ml)」(200円)、「にんじんサラダ」(200円)、「柔らか青豆の温サラダ」(200円)を一気に注文した。

Dsc07885a

 この3点セットは、「サイゼリヤ」に来たらまっ先に注文すべきマイ定番となっているのである。

Dsc07889a

 ガラガラだった店内にも、少しずつお客さんがやって来て、「赤ワイン(デカンタ小250ml)」(200円)と「ペンネアラビアータ」(400円)を注文するころには、7割ぐらいの入りになった。

Dsc07890a

 アラビアータはもともと辛いんだけど、さらに調味料置き場から持ってきたホットソースをかけて辛くしていただく。

 調味料置き場と言えば、ずっと無料で置かれていた粉チーズ(グランモラビア)が、2023年7月12日から有料(100円)になった。

 このチーズをいろんなものに振りかけていたのに、とても残念に感じるなぁ。

 かと言って、プラス100円でチーズを追加するほどでもない。微妙なところだ。

Dsc07893a

 最後に「シチリア産ピスタチオのジェラート」(350円)と「グラッパ」(300円)を注文すると、店員さんが、「こちら、アルコール度数が強いのでお気をつけください」と言いながら、グラッパを出してくれた。

 いやぁ、最後に冷たい甘いものと一緒にいただく強めのお酒が美味しいこと!

Dsc07879a

 午後9時前まで、2時間ちょっと楽しんで、「サイゼリヤ」のお勘定は1,850円でした。どうもごちそうさま。

・「神田屋食堂」の店情報YouTube動画

《令和5(2023)年7月30日(日)の記録》

| | | コメント (0)

店情報: 「神田屋食堂(かんだやしょくどう)」(三原)

  • 神田屋食堂 店名: 神田屋食堂
  • 電話: 0848-62-2824
  • 住所: 723-0017 広島県三原市港町1-5-23
  • 営業: 11:00-22:00、不定休
  • 場所: JR三原駅西口から徒歩4分(270m)ほど。三原港からも徒歩4分(250m)ほど。帝人通り沿い。
  • メモ: 昭和28(1953)年創業。全18席(4人卓1、6人卓1、カウンター8)、全席喫煙可、支払いは現金のみ。
    生ビール550、瓶ビール(アサヒドライ・キリンラガー)550、瓶チューハイ(レモン・ドライ)450、焼酎水割・湯割500、日本酒500、豚足600、砂ズリ焼500、ハムエッグ350、玉子焼き350、目玉焼き250、揚げ出し豆腐400、冷奴250、豚汁500、味噌汁150、めし小200・中250・大300、昭和のラーメン600・大盛800・ネギの大盛+100、昭和のラーメン定食900・大盛1,100、チャーシューメン800・大盛1,000、味噌ラーメン750・大盛950、味噌ラーメン定食1,050・大盛1,250、カツ丼800・トンカツ2枚乗せ1,100、親子丼700、牛丼700、カレーライス700、カツカレー900、オムライス750、焼き飯700、玉子うどん550、肉うどん650、カレーうどん650、焼きそば600、焼きうどん600、野菜炒め600、餃子500、餃子フライ550、手羽先500、鳥唐揚げ500、トンカツ600、トンカツ定食900、カツの玉子とじ650、昼定食800。
    (2023年7月調べ)

続きを読む "店情報: 「神田屋食堂(かんだやしょくどう)」(三原)"

| | | コメント (0)

釜石産の魚介で浜千鳥 … 「養老乃瀧(ようろうのたき)」(釜石)

Dsc05929a_20230916134501

 東京から移動して、釜石駅に着いたのは午後7時半過ぎ。

 駅近くのホテルにチェックインして部屋に荷物を置き、歩いて15分(1km)ほどの「養老乃瀧」に向かった。

 駅の近くにも飲食店がないことはないのだが、なんとなく心惹かれるお店は、「養老乃瀧」もある大町エリアに多いんだなぁ。

 しかも今日は、飲み始めるにはもう遅い時間なので、安心安全の全国チェーン居酒屋、「養老乃瀧」に頼ったのでした。

Dsc05928a

 店に着いたのは午後8時過ぎ。

 カウンター席あり、テーブル席あり、座敷席ありの店内は120人ほど入れるらしいのだが、入口近くのカウンター席やテーブル席は空いていて、「ひとりです」と入った私も、4人用テーブル席のひとつに案内された。

Dsc05904a

 まずは「養老ビール」(中瓶572円)を注文すると、合わせて出されたお通し(319円)は「ふきの辛煮」(単品319円)。

 この「ふきの辛煮」はグランドメニューにもある一品で、フキならではの味と香りに、ピリッとした辛味が加わって、ビールが進む進む。

 これはいいですねぇ。

Dsc05903a

 ビールを飲みながら手書きの「当店おすすめ」メニューを確認する。

 「養老乃瀧」は全国チェーン店ながら、各店舗で、その土地ならではの名物料理をメニューに取り入れてくれているのがいいところなのだ。

 たとえば今治店の「鳥かわ焼」や「若鶏唐揚(センザンギ)」、塩釜店の「浦霞 純米酒」。

 そして、ここ釜石店の手書きホワイトボードには、『当店おすすめ』として、「釜石産」と書かれた魚介類がずらりと並んでいる!

Dsc05910a

 そんな中から「本日のおすすめ刺身三品盛り」(1,045円)を注文すると、出てきたのはアイナメ、マグロ、サクラマスの三品盛り。

 サクラマス(単品523円)は、産卵期に薄いピンク色の模様が浮かび上がることからそう呼ばれている。

 アイナメとサクラマスは、ホワイトボードに釜石産と書かれている。添えられているワカメも、おそらく釜石産の「早採り生わかめ」(単品385円)なんだろうな。

 三品の中ではマグロ(単品649円)だけが、グランドメニューにも載っている全国的な刺身だ。

 改めて『当店おすすめ』のボードを見てみると、「油カレイ刺身」(528円)が売り切れで消されている。もう少し早い時間に来たら、マグロの代わりにこの油カレイが入って、すべて釜石産になってたのかもしれませんね。

Dsc05911a

 中瓶ビールを飲み干して、『LINEの友だち追加』でもらえる「白鶴(大徳利)」(単品495円)を熱燗でもらう。

Dsc05913a

 刺身に続くつまみとして注文したのは、同じく釜石産の「ヤナギカレイ一夜干」(550円)。

 舞鶴に行くたびにいただいているササカレイ一夜干しも美味しいけれど、このヤナギカレイ一夜干しも、負けず劣らず美味しいではないか!

 そう思って調べてみたら、ササカレイもヤナギカレイも、標準和名はヤナギムシガレイ。西日本ではササカレイ、東日本ではヤナギカレイと呼ばれているんだそうな。

 なるほど、同じ魚だったんですね。どうりで美味しいはずだなぁ。

Dsc05907a

 「白鶴」燗酒の後は、いよいよ釜石の地酒「浜千鳥」だ。

 全国チェーン店ながら、釜石の地魚のみならず、釜石の地酒も置いてくれているところが嬉しいではありませんか。

Dsc05915a

 7種類の「浜千鳥」が選べる中から、今日は「浜千鳥 特別純米酒」(300ml瓶、1,254円)を注文した。

 去年来たときも思ったんだけど、釜石の居酒屋は、飲み物の値段がちょっと高めなんだなぁ。

 というか、首都圏の酒場の飲み物の値段が安いから、それ以外の地方のお酒の値段を高く感じてしまうのかもしれません。

Dsc05906a

 自分が入るのと同じ頃に店に入ってきて、カウンターで飲んでいるお客さんの角ハイボールのペースが半端ない。

 私が中瓶ビールを飲んでる間に、ハイボールを4杯!

 その後も同じようなペースで、ハイボールをグイグイと飲みながら、料理も食べる食べる食べる。

 飲むも、食べるも、どちらも大量にいけるタイプの呑兵衛さんだ。

 私が「浜千鳥」を注文する頃に、お勘定をして席を立ったのだが、ハイボールを10杯以上は飲んでたなぁ。もしかすると15杯ぐらいになってたかも。

 こんなペースでハイボールを飲む人、初めて見た!

 このお店の大常連さんのようで、そんなハイペースでハイボールをおかわりしても、店員さんは誰も驚かないというのも面白かったなぁ。

Dsc05920a

 「ヤナギカレイ一夜干」を食べ終えたところで午後10時。

 「焼おにぎり」(2個330円)などの炭水化物系で〆にするか、それとももう一品、釜石らしいつまみをもらうか、ちょっと迷って、釜石産の「ホヤ天ぷら」(528円)を注文した。

Dsc05925a

 ホヤは、「ホヤ刺身」(528円)と「ホヤ天ぷら」があって、これまた迷ったんだけど、「ホヤ天ぷら」にしてみた次第。

 新鮮な魚介類をいただく場合、刺身も天ぷらもどちらも美味しい。同じ食材でも、冷たい刺身と、熱々の天ぷらとでは、それぞれ味わいが異なるのがいいのだ。

 今回、初めていただいた「ホヤ天ぷら」。予想どおり、刺身でいただくのとは違う、新たな旨みを発見することができました。

Dsc05908a

 ところで、手書きメニューにある「サクラマス山漬焼」(523円)。この読み方がわからないので、お勘定をお願いしたついでに店のおねえさんに聞いてみると、『やまつけやき』と読むとのこと。

 魚を山のように積み上げ、上下を入れ替えながら数日かけて塩漬けにする製法で、魚の保存性を高める効果と共に、旨みを引き出す効果があるんだそうな。

 こちらではごく一般的な料理で美味しいらしく、「今度はぜひ」とおすすめいただいた。

Dsc05930a_20230916134701

 2時間半ほどの酒場浴。今夜のお勘定は4,268円でした。どうもごちそうさま。

店情報YouTube動画

《令和5(2023)年4月26日(水)の記録》

続きを読む "釜石産の魚介で浜千鳥 … 「養老乃瀧(ようろうのたき)」(釜石)"

| | | コメント (2)

店情報: 「養老乃瀧(ようろうのたき)」(釜石)

  • 養老乃瀧 店名: 養老乃瀧 釜石店
  • 電話: 0193-22-3731
  • 住所: 026-0024 岩手県釜石市大町3-10-3
  • 営業: 16:00-24:00、日休
  • 場所: 釜石駅から徒歩14分(1km)ほど、青葉通り沿い
  • メモ: ホール(カウンター席+テーブル席)36席+座敷86席の合計122席。全席禁煙。予約可、クレジットカード可、QRコード決裁(PayPay)可。飲み放題付きのコースもあり。公式サイト
    〔料理〕
    《お通し(酒類注文のお客様)》319円/人。
    《お手軽》ポテトサラダ352、ふきの辛煮319、鶏皮のねぎ和え352、香ばしいタン下炙り焼396、きゅうり一本漬352、野沢菜漬319、枝豆319、焼なすかわり醤油掛け319、海鮮マリネ385、酢もつ319。
    《サラダ》4+6(ヨーロー)サラダ506、貝割大根サラダ462、具沢山シーザーサラダ605、グリルチキンと彩り野菜のサラダ605。
    《刺身》刺身七種盛り合せ1,518、刺身三種盛り合せ748、まぐろ刺身649、いかの糸造り528、サーモン刺身572、炙り貝二種盛り合せ539、ごまたっぷり旨塩ねぎたこ462。
    《焼物》海老塩焼462、さば塩焼429、北海道産 真ほっけ858、するめいか鉄板焼605、エイヒレ429、子持ちシシャモ352。
    《串焼(1本から注文可、塩・タレ)》バラエティ盛り合せ(12本)1,639、砂肝串176、豚カシラ串176、豚バラ串176、ねぎ串154、鶏皮串176、ぼんじり串176、鶏もも串176、特製つくね串176、鶏レバー串176、串盛り合せ(6本)748、極旨ダレの串焼2種(鶏もも・豚バラ)363、青唐つくね串198、まるごとピーマン165。
    《黒毛和牛》黒毛和牛のプルコギ935、黒毛和牛しぐれ煮豆腐462、黒毛和牛バーグと大根の照焼748。
    《旨い物》自家製 出汁巻玉子506、あんこうレバーペースト352、塩辛じゃがバター506、あさり酒蒸し506、もつ煮込539、養老蒸し(豚バラ生姜)506、山芋海鮮納豆352、ほうれん草ベーコン352、極みの海老マヨ594、豚ホルモン焼638。
    《揚物》鶏もも唐揚429、ポテトフライ396、甘海老唐揚396、たこ唐揚495、鶏軟骨唐揚396、メンチカツ429、天ぷら盛り合せ638、宇和島のじゃこ天374、スティック大根の米粉揚352、養老揚374、レバカツ352、ちくわ磯辺揚319、自家製タルタルの白身フライ319、ザクザクチーズ374、ヤンニョムチキン462、もっちりお麩フライ352。
    《熱々》もちチー焼506、養老焼(山芋のお好み焼)506、コーンバター396、あらびきウインナー528、鉄板焼餃子396、大盛りもやし炒め429、焼ねぎと鶏もも肉のうめ~煮429、レバテキ638、豚タンねぎ塩鉄板焼638、牛ホルモン鍋748。
    《ピザ》ミックスピザ748、たっぷりチーズピザ748、サクサクカレーピザ605。
    《お食事》養老牛丼462、石焼いか飯605、選べるおにぎり(2個)330、焼おにぎり(ごま塩・醤油)330、ライス220。
    《麺》極旨焼そば462、極旨ソース焼そば572、徳島半田そうめん396。
    《デザート》マンゴーシャーベット319、アイスブリュレ374、わらび餅入りアイスもなか385。
    〔飲物〕
    《ビール》サッポロ生ビール黒ラベル(中ジョッキ)539・(大ジョッキ)858、養老ビール(中びん)572、エビスビール(中びん)594。
    《レモンサワー》いつものレモンサワー(中)429・(大)616、凍結レモンサワー528・追加「中」308、ストロングレモンサワー429、はちみつレモンサワー429、超レモンサワー473、スパイス香るレモンサワー429、琉球レモンサワー429、生レモンサワー(中)495・(大)682、トマレモンサワー429、ラムネレモンサワー429。
    《梅サワー》いつもの梅サワー429、はちみつ入り甘めの梅サワー473、男梅サワー429、男梅サワー(梅落とし)528。
    《生搾りサワー》生レモンサワー(中)495・(大)682、生キウイフルーツサワー(中)495・(大)682、生グレープフルーツサワー(中)495・(大)682。
    《定番サワー》酎ハイ385・追加焼酎88、青りんごサワー429、カルピスサワー429、はちみつゆずサワー429、沖縄パインサワー429。
    《茶割・青汁割》ウーロン茶割(中)429・(大)616、玉露入り緑茶割(中)429・(大)616、加賀棒ほうじ茶割(中)429・(大)616、北海道産コーン茶割(中)429・(大)616、京都宇治抹茶割473、苦くな~い青汁割429。
    《プレミアム果実酒サワー(同額でお湯割、水割、ロックも可)》出雲シャインマスカットサワー462、京都ゆずサワー462、静岡三ヶ日(みっかび)みかんサワー462、ふらのメロンサワー462。
    《ハイボール(同額でお湯割、水割、ロックも可)》グラデーションデュワーズハイボール462、角ハイボール528・(メガサイズ)715・(追加角)121、ジムビーム429・(メガサイズ)616・(追加ジムビーム)99・(約4杯分の瓶)1,408。〈サントリー角バラエティ〉徳島県産ゆずハイボール528、徳島県産すだちハイボール528、高知県産ジンジャー(生姜)ハイボール528、男梅ハイボール528。
    《バクハイ(生ビール&ウイスキー)》バクハイ429、追加用火薬99。
    《日本酒》白鶴 大吟醸(兵庫県)(1杯)429、純米酒 浦霞(宮城県)(1杯)495、純米吟醸 上善如水(新潟県)(1杯)506、菊水の辛口 本醸造(新潟県)(1杯)385、松竹梅白壁蔵 澪(みお)(300ml)748、灘の銘酒 白鶴(大徳利)495、白鶴 生貯蔵酒(180ml)528。
    《プレミアムジン》ジンロック429、ジンソーダ429、はちみつゆずジンソーダ429、瀬戸内レモンジンソーダ429、沖縄パインジンソーダ429。
    《焼酎(お湯割・水割・ロック)》よかいち(麦20)429・(720ml)1,485、いいちこ(麦25)390・(900ml)2,310、黒霧島(芋25)495・(720ml)2,530、だいやめ(芋25)495・(720ml)2,530、タカラリッチ(甲25)429・(360ml)1,078、鏡月Green(甲20)429・(700ml)1,485。〈ボトルのお供に〉梅干1個99、レモン1個198、グレープフルーツ1/2個198、キウイフルーツ1/2個198、氷(アイスペール)198、お湯(ポット)198、おいしい炭酸水264、ミネラルウォーター264、ウーロン茶デカンタ(1,000ml)539、玉露入り緑茶デカンタ(1,000ml)539、加賀棒ほうじ茶デカンタ(1,000ml)539、北海道コーン茶デカンタ(1,000ml)539。
    《ワイン》サッポロポレールワイン(赤・白)(360ml)825、カルロロッシ(赤)(ロック・ソーダ・グラスワイン)275、サングリア(フルーツ入りワイン)462、グランポレール(赤・白)(720ml)2,640。
    《梅酒(ロック・お湯割・ソーダ)》白加賀でつくった梅酒429、梅酒樽仕上げ「山崎樽ブレンド」462。
    《ノンアルコール》サッポロプレミアムアルコールフリー(334ml)429、スパークリングフルーツ396、ほうじ茶アーモンドミルク385、クラフトコーラアーモンドミルク385、クラフトコーラフロート396。
    《居酒屋のレモンスカッシュ》いつものレモンスカッシュ(定番)330、はちみつレモンスカッシュ(甘め)330、ジンジャーレモンスカッシュ(爽やか)330、スパイスレモンスカッシュ(スパイシー)330、生搾りキウイレモンスカッシュ(果実たっぷり)330。
    《ソフトドリンク》カルピス242、コカコーラ242、リボンシトロン(サイダー)242、ジンジャーエール242、ウーロン茶242、玉露入り緑茶242、加賀棒ほうじ茶242、北海道産コーン茶242、苦くな~い青汁242、オレンジジュース297。
    〔釜石店オリジナル〕
    《当店おすすめ(釜石産)(手書き日替り、2023年4月26日の例)》ホタテ刺身869、ホタテ浜焼き869、サクラマス刺身523、サクラマス山漬焼523、本日のおすすめ刺身三品盛1,045、あいなめ刺身605、ヤナギカレイ一夜干550、ホヤ刺身528、ホヤ天ぷら528、たこの薄造り594、紫いか天ぷら524、塩キャベツ352、いか下足揚げ495、いかのスタミナ炒め528、油カレイ刺身528、早採り生わかめ385。
    《釜石の地酒「浜千鳥」》〈限定品〉大吟醸(ボトル720ml)5,980・(グラス100ml)886・(大とっくり)3,135、純米吟醸吟ぎんが(ボトル720ml)3,465・(グラス100ml)544・(大とっくり)1,916、浜千鳥の梅酒(ボトル720ml)3,250・(グラス)550。〈定番〉本醸造(一合マス)568・(大とっくり)1,098、特別純米酒(ボトル300ml)1,254、仙人郷本醸造(ボトル300ml)1,083・(ボトル720ml)2,387、纜(ともづな)(ボトル720ml)2,585・(グラス)550。
    (2023年4月調べ)

続きを読む "店情報: 「養老乃瀧(ようろうのたき)」(釜石)"

| | | コメント (0)

沖縄の料理で暑気払い … 琉球酒場「げん」(市ヶ谷)

Dsc07819a_20230910095801

 連日のように続く猛暑に、Aさんが「沖縄料理で酷暑の夏を乗り切ろう!」と、市ヶ谷の「琉球酒場 げん」を予約してくれて、4人で暑気払いである。

Dsc07820a

 予約時刻の午後6時に合わせて店に到着すると、なんと入口には「只今満席です」という手書きの小さな立て看板が出されているではありませんか!

 80人ぐらい入れるお店らしいのに、この時刻で満席ということは、ほとんどが予約のお客さんで埋まってるってことなんでしょうね。

Dsc07845a

 店は市ヶ谷駅近くのビルの地下1階にある。

 入口で「Aさんの予約です」と告げると、「こちらにどうぞ」と、両側に半個室風の席が並ぶ細長い通路を、予約の席まで案内してくれた。

Dsc07821a_20230910095801

 琉球酒場とは言うものの、飲物はオリオンビールや泡盛のみならず、普通の居酒屋にならあるようなお酒がずらりと並んでいる。

Dsc07824a

 各自で好みの飲み物を注文するなか、私は「ホッピーセット(白)」(605円)を注文すると、合わせて「お通し」(429円)の『枝豆の茶碗蒸し』も出してくれた。

Dsc07822a_20230910095801

 料理のほうは、沖縄ならではの料理が勢ぞろい。

 各自が気になる沖縄料理を言いあって、次々に注文した。

Dsc07825a

 まず出てきたのは、「人参しりしり」(528円)と「島らっきょ」(748円)。

 値段のわりに量が少ないような気もするが、味はいいねぇ!

Dsc07826a

 こちらは沖縄ならではの「海ぶどう」(792円)ですね。

 すぐに1杯めのホッピーも飲み切って、「ホッピー中」(350円)を注文すると、新たなジョッキで、氷入りの焼酎を出してくれた。

Dsc07823a

 「あれれ? 『豆腐よう』が食べたかったのに、ないねぇ」とMさん。

 改めてメニューを見てみると、「ジーマーミ豆腐」(638円)はあるけど、「豆腐よう」がない。

 するともう1枚、いつものメニューの他に「今月のおすすめ」というメニューがあって、そちらに「沖縄ソウルフード 豆腐よう」(638円)が載ってました。

Dsc07827a

 出された「豆腐よう」はやっぱり値段(638円)のわりにはごく少量。

 食材の多くは沖縄から仕入れてるらしいので、その分の費用もかかるのかなぁ。

 箸先でチマチマとつまみながらいただきました。

Dsc07828a

 あっという間に「豆腐よう」を食べ切って、「今月のおすすめ」の中から、「沖縄直送 島豆腐」(638円)も追加注文。

Dsc07829a_20230910100501

 そしてこちらは「もずく天婦羅」(715円)。

 出された瞬間に、みんなから「おぉ~っ!」という感動の声が上がった。

Dsc07830a_20230910100501

 「もずく天婦羅」もまた、沖縄ならではの料理ですよねぇ。

 1皿4個が1人前だったので、4人で1個ずつ分け合うことができました。

Dsc07831a

 絶対に食べたかった「てびち」(869円)も忘れず注文。

 「てびち」は、豚足を柔らかくなるまで煮込み、味付けしたもの。箸先でホロホロとほぐれます。

 いやぁ~っ。やっぱり「てびち」はうまいねぇ!

Dsc07833a

 もちろん豚足のみならず、豚耳、「ミミガー」(638円)もいただきましたよ。

 古くから豚食文化が根付いている沖縄県では、肉は当然のこと、内臓や顔、足、血まですべてを美味しくいただくことができるのでした。

Dsc07832a

 沖縄を代表する家庭料理のひとつ、「ゴーヤチャンプル」(858円)も食べておかなきゃね。

Dsc07835a_20230910100501

 さらにこちらは「沖縄風チヂミ」(858円)。メニューにはカッコ書きで「ひらやちー」という説明が入っている。

 農林水産省の「うちの郷土料理」によると、『小麦粉を卵とだし(または水)で溶き、ネギやニラなどを散らして焼くもの』で、『最近はソースをつけて食す人も多いため、「沖縄風お好み焼き」と呼ばれることもある』んだそうです。

 「ヒラヤーチー」という言葉の意味は、「平たく焼く」ということなんだって。

Dsc07836a_20230910100501

 「グルクン唐揚げ」(880円)も注文。

 わりと小さめの魚なので、1尾を丸ごと揚げたものが出されるかと思いきや、身の部分だけを切り分けて唐揚げにしたものが出された。

 これはこれで食べやすくていいですね。

Dsc07837a

 豚肉のかたまりを黒砂糖、醤油、泡盛で、じっくりと二日間ほど煮込んで仕上げるという「ラフテー」(935円)もいただきます。

Dsc07839a

 〆の食事も兼ねたつまみとしていただいたのが「タコライス」(968円)。

 沖縄県で1980年代に誕生した料理で、メキシコ料理であるタコスの具材を、ごはんの上にのせたものだ。

Dsc07838a

 もうひとつ書いておきたいことがありました。

 それは「ホッピー中」の量のこと。ジョッキの7~8分目ぐらいまで焼酎が入っているので、「ホッピー外」がちょっとしか入らない。

 最初のセット+中5杯、合計6杯ものホッピーを飲むことができました。

 こうなると6杯の合計額が2,355円。ホッピー1杯あたり392.5円だったってことですね。

Dsc07843a

 ゆっくりと3時間近く楽しんで、今宵のお勘定は4人で20,759円(ひとり当たり5,190円)でした。

 料理1品ごとの量は少なかったけれど、そのおかげで、いろんな料理を食べることができました。

 沖縄料理、いいですね。どうもごちそうさま。

店情報YouTube動画

《令和5(2023)年7月27日(木)の記録》

続きを読む "沖縄の料理で暑気払い … 琉球酒場「げん」(市ヶ谷)"

| | | コメント (0)

店情報: 琉球酒場「げん」(市ヶ谷)

  • 琉球酒場 げん 店名: 琉球酒場 げん
  • 電話: 03-6272-4720、050-5484-0985
  • 住所: 102-0076 東京都千代田区五番町4-2 東プレビルB1
  • 営業: 16:30-24:00(23:00LO)、無休
  • 場所: 市ヶ谷駅(JR・有楽町線・南北線)から徒歩3分(220m)ほど
  • メモ: 2022年8月30日オープン。全82席、予約可、喫煙可、クレジットカード払い可(電子マネー不可、QRコード決済不可)。飲み放題も含む各種コース料理もあり。ホットペッパー食べログぐるなび公式サイト
    〔料理〕
    《今月のおすすめ(2023年7月の例)》紅芋チップ528、久米島産ミニ車エビ みぞれ酢和え528、自家製 竹の子メンマ550、沖縄直送 島豆腐638、沖縄ソウルフード 豆腐よう638、げんのもずくキムチ(もずキム) 韓国のり付け638、琉球ロイヤルポークのシュウマイ ゴーヤソース添え(1日5食限定)686、紅芋ゴマ団子715、島豆腐の自家製厚揚げ748、ソーメンチャンプルー(数量限定)825、アグー豚のメンチカツ1,045。
    《おつまみ》釜茹で枝豆418、もろ味噌胡瓜418、人参しりしり528、もずく酢539、冷やしトマト572、スーチカー(豚の塩漬け)638、ミミガー638、島らっきょ748、なめろう748、お新香盛り合わせ748、海ぶどう792。
    《鮮魚》刺身5種盛り合わせ968(二人前~)、あぶり〆さば979。
    《サラダ》ポテトサラダ(トリュフ香る)638、海ぶどうサラダ968、新鮮海鮮サラダ1,078。
    《逸品料理》もやしのガーリック炒め498、エイヒレあぶり638、だし巻き玉子693、きのこバター炒め748、豚キムチ炒め759、沖縄風チヂミ(ひらやちー)858、あぶり明太子858、豆腐チャンプルー748、フーチャンプルー748、ゴーヤチャンプルー858、スパム目玉焼き858。
    《揚げ物》地鶏の唐揚げ748、タコの唐揚げ880、チキン南蛮825、グルクン唐揚げ880、クリスピーポテトフライ539、カーリーポテトフライ748。
    《天婦羅》もずく天婦羅715、島らっきょうの天婦羅803、舞茸天婦羅858、明太子天婦羅968、天婦羅盛り合わせ1,628。
    《沖縄名物》ジーマーミ豆腐638、紅芋コロッケ726、スパム寿司858、てびち(豚足煮)869、ソーキ煮968、ラフテー935、アグー豚のロースステーキ2,068。
    《お食事》沖縄そば946、タコライス968、ラフテー丼1,078、沖縄焼きそば(ソース・塩)1,078、お茶漬け梅682、お茶漬け明太子682。
    《甘味》ブルーシールアイスクリーム(バニラ・黒糖・塩ちんすこう・マンゴー・紅芋・フルーウェーブ)572。
    〔飲物〕
    《ビール》スーパードライ495、グラスビール418、オリオンビール(中瓶)649、オリオンザプレミアム(中瓶)1,078、オリオンフリー693、ホッピーセット(黒・白)605、ホッピー中350、ホッピー外255、シャンディガフ660。
    《サワー》酎ハイ429、ウーロン茶割り429、緑茶割り429、さんぴん茶割り429、ひげ茶割り429、紅茶割り(果糖・無糖)429、こだわり酒場のレモンサワー495、グレープフルーツサワー495、梅干しサワー528、男梅サワー495、クエン酸サワー495、カルピスサワー495、アセロラサワー495、シークワーサーサワー495、パインサワー495、マンゴーサワー495、グァバサワー528。
    《ハイボール(ジンジャー/コーラ割りは+22円)》ハイボール462、シークワーサーハイボール495、男梅ハイボール495、クエン酸ハイボール495、角ハイボール495、ジャックダニエル605、知多858。
    《カクテル》カシスソーダ638、カシスウーロン638、カシスオレンジ660、ピーチソーダ660、ピーチウーロン660、ファジーネーブル682。
    《焼酎》黒霧島(芋)528、吉兆宝山(芋)638、佐藤(麦)660、一粒の麦(麦)638、中々(麦)660。
    《泡盛(ロック・ストレート・水・ソーダ・お湯・さんぴん)》残波 白660、菊の露616、久米仙616、瑞泉616、瑞泉 古酒880。
    《果実酒(ロック・ストレート・水・ソーダ・お湯)》梅酒605、白桃酒638、ライチ酒638。
    《ソフトドリンク》ウーロン茶418、緑茶418、さんぴん茶418、ひげ茶418、紅茶(果糖・無糖)418、コーラ418、ジンジャーエール418、カルピ418、オレンジジュース418、グァバジュース528、マンゴージュース528、パインジュース528。
    《飲み放題》2h飲み放題プラン(別途 お一人様お通し+1フードオーダー制)1,540。
    (2023年7月調べ)

続きを読む "店情報: 琉球酒場「げん」(市ヶ谷)"

| | | コメント (0)

瀬戸田レモンカクテル … バー「おち」(瀬戸田)

Dsc07728a_20230905205201

 出張で瀬戸内海の生口島(いくちじま)にやって来た。

 しまなみ海道の島々に出張するときは、歩いて行ける範囲に飲食店が少ないこともあって、行く先々の会社の宿舎に泊まらせてもらうことが多いのだ。

 それらの宿舎には夕食も付いていて、お酒もいただくことができる。しかもとてもありがたいことに、どの宿舎も、すごくいい夕食や、すごくいいお酒を出してくれるんですねぇ。

 今回の宿舎もそうでした。

 だから、ここに滞在していて何も困ることはないんだけれど、せっかくこの島に来たので、島の酒場にもできればちょっと立ち寄ってみたい。

 そんな思いで、宿舎でお酒付きの夕食をいただいた後、午後8時半過ぎに、ひとりでふらりと島の飲食店街に出かけてみたのでした。

Dsc07741a

 向かったのは宿舎から歩いて20分ほど、瀬戸田港(せとだこう)の近くの『しおまち商店街』の中にあるバー「おち」である。

 奥に向かって細長い店内は、L字カウンター12席。

 先客は海外からの旅行者らしきカップルが一組だけ。

 そのお二人がカウンター中央部に座っているので、私はその奥の、店主の立ち位置らしき場所の前に座らせてもらった。

 卓上にはメニューは見当たらず、店内を見渡してもメニューはない。

Dsc07734a_20230905205201

 しかしながら、カウンター内の棚には、いろんなお酒がずらりと並んでいる他、私のすぐ横、カウンターの外の棚には、各種焼酎も並んでいる。

 まずは無難にということで、「ジンリッキー」を注文すると、「この季節、ライムがないんですよ」と店主。

 なんと! そんなこともあるんですねぇ。

 でもここはレモンで有名な瀬戸田である。

 「瀬戸田レモンでいけますか?」と聞いてみると、1個だけ残っているとのことで、まずはそれをお願いした。

Dsc07730a_20230905205201

 「ジンリッキー」のライムが瀬戸田レモンに代わった『ジンとレモンとソーダ水』。

 砂糖が入らない瀬戸田レモンの「ジンフィズ」とも言えるかもね。

Dsc07731a

 すぐに出してくれたチャームは、チョコ、ピーナッツ、サラダせんべい。

 先客のカップルは、スイスから来られたサイクリストだそうだ。しまなみ海道ができてから、サイクリストが多いですもんねぇ。

 店主もブロークンながら、普通に英語で会話しながら、好みに合わせたお酒を作っているのが素晴らしい。さすが観光地だ。

Dsc07733a

 すぐに1杯めの「ジン瀬戸田レモン」を飲み切って、2杯めのおかわりをお願いするときに、「ジンの代わりにカシャーサで作ってもらえますか?」とお願いしたところ、「ピンガね」と言いながら、大量のボトルの中から店主が掘り出してくれたのが「イピオーカ」だ。

 あららぁ~っ。これは懐かしいなぁ。

 「イピオーカ」も、ブラジルから帰国してからは初めてかもしれない。

 そのイピオーカ+瀬戸田レモン+ソーダが、間違いなく美味い!

 こりゃいいねぇ。

Dsc07737a_20230905205201

 「イピオーカ瀬戸田レモン」をいただきつつ、店主と会話を交わす中で、ブラジルにいた時に、ブラジルの東北地方(ノルデスチ)で造られたカシャーサ「ピトゥ」に、ブラジルレモンをちょいと絞り入れた、『焼酎の梅割り』ならぬ『カシャーサへのちょっとレモン搾り』をよく飲んでいたこと。その「ピトゥ」が、スーパーに並んでいる同じ量のミネラルウォーターよりも値段が安かったことなどをお話させてもらった。

Dsc07735a

 スイスからの先客がお勘定をして席を立ち、客が自分ひとりになったところで、冒頭でご紹介したような店内の写真などを撮らせていただいた次第です。

 午後10時過ぎまで、1時間ちょっとの酒場浴。今夜のお勘定は2,500円でした。

 お酒が1杯1,000円ずつで、チャームが500円ってところかな。

Dsc07742a_20230905205201

 「どうもごちそうさま。瀬戸田に来たらまた寄らせてください」とお礼を言うと、

 「きっと忘れとるけん、次に来たら『ブラジル』と言ってね(笑)」と店主。

 ビシッと渋いオーセンティックなバーでした。

店情報YouTube動画

《令和5(2023)年7月19日(水)の記録》

続きを読む "瀬戸田レモンカクテル … バー「おち」(瀬戸田)"

| | | コメント (0)

店情報: バー「おち」(瀬戸田)

  • バー おち 店名: バー おち(越智)
  • 電話: 0845-27-2438
  • 住所: 722-2411 広島県尾道市瀬戸田町瀬戸田223-1
  • 営業: 18:00-23:30、火木休
  • 場所: 瀬戸田港から徒歩1分(80m)ほど。しおまち商店街のなか。
  • メモ: 2005年8月開業。カウンター12席の本格的なバー。ウィスキー、ブランデー、カクテルはもちろん、日本酒や焼酎もあり。オーナーバーテンダー1人で営業。(2023年7月調べ)

| | | コメント (0)

鶴見にも老舗市民酒場 … 大衆酒場「巴屋(ともえや)」(鶴見)

Dsc07540a

 昼の「鶴見食堂」のあと一休みして、改めてやって来たのは大衆酒場「巴屋」。

 昭和14年(1939年)創業の、横浜の市民酒場の流れを汲む老舗酒場だ。

 店内は左手にカウンター9席、右手は4人用のテーブル席が4卓の全25席。

 午後6時の店内は、4人組のサラリーマングループが、4人用テーブルの1卓を囲んでいて、すでに盛り上がっている。

Dsc07542a

 その4人組以外の先客はおらず、カウンター席はすべて空いているのだが、入口から2番めの席が予約で押さえられているので、そこから一つ空けて、入口から4番めの席に腰を下ろすと、すぐにお手拭き、袋入りの割箸、そして「お通し」(200円)のポテトマカロニサラダが出された。

Dsc07543a

 店は店主ご夫妻が二人で切り盛りされている様子。

 飲み物として「ホッピー」(450円)を注文すると、氷入りでナカ(焼酎)たっぷりのホッピージョッキとマドラー、そしてソト(瓶のホッピー)が出された。

Dsc07544a

 ックゥ~~ッ!

 昼もホッピーを飲んだけど、夜もやっぱり美味しいねぇ。

Dsc07546a

 最初は刺身をもらおうかな。

 刺身系では「刺身盛合せ」(1,500円)、「本日のサービス刺盛」(800円)、「まぐろ」(600円)、「いか刺」(500円)、「カンパチ」(650円)、「たこ」(500円)、「ほたて刺」(450円)などが、短冊メニューとして並んでいる。

 その中から、「本日のサービス刺盛」を注文すると、マグロ3切れ、ホタテ2切れ、カンパチ3切れの盛り合わせを出してくれた。

Dsc07553a

 カウンターには、「巴屋」の銘が入った酒器や枡が積み上げられていて、この酒場の長い歴史を感じることができる。

 店内には新たにサラリーマン4人組、さらにそれに続くように一人客も3人が次々に入ってきて、4席めに座っている私の奥に、6席め、8席め、そして9席めと、飛び飛びに客が入った状態になった。

Dsc07548a

 ホッピーの「ナカ(おかわり焼酎)」(300円)をもらって、刺身に続いて「もつ煮込み」(400円)を注文すると、残念ながら売り切れとのこと。

Dsc07550a

 『それじゃあ』と注文したのは「牛スジ煮」(400円)。

 デミグラスソースや味噌で味付けた「牛スジ煮」は、3代目となる当代店主のオリジナル料理で、この店の名物料理のひとつなんだそうな。

Dsc07547a

 その3代目店主の倉下至弘(くらした・よしひろ)さんは、フェンシングの選手として国民体育大会に10回以上も出場されたんだそうで、店内には日本フェンシング協会からの、『あなたは本競技選手として国民体育大会に多年にわたり出場されたことは本競技の発展のために貢献するところ誠に大なるものと確信いたします。この功績をたたえ記念品を贈り茲(ここ)にこれを表彰いたします』という表彰状も掲示されている。すごいねぇ!

Dsc07552a

 その後も次々にお客さんが入ってきて、テーブル席はすべてが埋まり、カウンター席の予約客も到着した。

 この予約客をはじめ、店内のお客さんたちは常連客が多いようだ。

Dsc07555a

 ゆっくりと2時間ちょっとの酒場浴。今夜のお勘定は2,150円でした。どうもごちそうさま。

 この日はまったく気付かなかったのですが、実は「巴屋」は、この訪問から17日後、2023年7月28日(金)の営業をもって、84年の長い歴史に幕を引いたそうです。

店情報YouTube動画

《令和5(2023)年7月11日(火)の記録》

続きを読む "鶴見にも老舗市民酒場 … 大衆酒場「巴屋(ともえや)」(鶴見)"

| | | コメント (0)

店情報: 大衆酒場「巴屋(ともえや)」(鶴見)

  • 巴屋 店名: 大衆酒場 巴屋
  • 電話: (閉店)045-501-2873
  • 住所: 230-0051 神奈川県横浜市鶴見区鶴見中央1-5-9 松田屋ビル201
  • 営業: 17:00-22:00、土日祝休
  • 場所: JR鶴見駅東口から徒歩2分、京急鶴見駅からも徒歩2分
  • メモ: 昭和14(1939)年創業。令和5(2023)年7月28日(金)をもって閉店。カウンター9席、4人用テーブル席×4卓。旧東海道沿いの市民酒場の流れを汲む老舗酒場。
    〔短冊メニュー〕お通し200、ビール600、日本酒(大)600、生ビール(大)750・(中)600、ウーロン酎450、レモンサワー400、生茶酎450、シークワサ酎450、ホッピー450、黒霧島(大)450・(小)350、ハイボール400、刺身盛合せ1,500、本日のサービス刺盛800、まぐろ600、いか刺500、カンパチ650、たこ500、ほたて刺450、鯖の塩焼500、イカ一夜干600、鯨のベーコン600、鮭のハラス焼500、アジフライ450、豚カツ600、ハムカツ450、メンチカツ500、ピリカラチキン450、鳥唐揚400、まぐろ納豆400、いか納豆400、モロキュー350、ポテトフライ300、やっこ200、お新香250、鳥つくね180、鳥ねぎま160、鳥皮130、鳥砂肝130、豚かしら140、豚たん140、豚はつ130、豚ればー130、豚しろ130、豚なんこつ140、巴串200。焼ソバ500、国産黒豚一口餃子400、巴サラダ500、もつ煮込み400、牛スジ煮400、肉ニラ玉子とじ450、スタミナ焼500、枝豆300。(2023年7月調べ)

続きを読む "店情報: 大衆酒場「巴屋(ともえや)」(鶴見)"

| | | コメント (0)

« 2023年8月 | トップページ | 2023年10月 »