90分飲み放題が無料 … 「若竹ハイボール酒場」(新横浜)
この前、ハイボール1杯が33円の「鶴見食堂」をご紹介したばかりなのに、それを上まわる、「角ハイボール90分飲み放題がゼロ円」という酒場があることを発見!
「若竹ハイボール酒場」という酒場で、現在は鶴見西口店(2022年10月オープン、48席)と新横浜駅前店(2022年11月オープン、117席)の2店舗があるようだ。
今回は新横浜駅前店に行ってみた。
店は新横浜駅から歩いて3分ほどのビルの6階にある。
1階のエレベーター前の行列がすごくて、ちょっとビビったが、6階に上がってみると、午後6時半の店内はけっこう空いていて安心した。さすが大箱店だ。
なにしろエレベーターが6階に到着すると、入口も何もなくて、そのままドーンと店舗が広がっているので、降りるとすぐに混み具合がわかるのだ。
店のおねえさんに「ひとりです」と告げると、「タバコ吸いますか?」という質問。
「吸いません」と答えると、エレベーター近くの、ずらっと二人用テーブルが並んだ一角に案内してくれた。
席に着くとさっそく、この店のシステムを案内してくれる。
- すべてのテーブルに角ハイボールタワーが設置されているので、角ハイボールは自分で勝手に注いで飲むこと。
- この角ハイボール、最初の90分は無料だが、それ以降は30分ごとに、ひとり当たり330円の料金が加算されていく。店の側から特に延長のお知らせはなく、お勘定の際に、その時の時刻で加算される。
- お通しとして「鶏のから揚げ」(418円)が全員に出される。それ以外に、一人2品以上のフードメニューを必ず注文すること。
- 注文は、席に着いたときに渡されるQRコードを自分のスマホで読み取って、モバイルオーダーすること。
それらをニコニコと、テキパキと説明してくれた上で、
「最初のお飲み物として、角ハイボール以外をご注文されますか?」
と聞いてくれる。
角ハイボールが飲み放題でも、「最初はビールで」というお客さんも多いんだそうな。
「いや、最初から角ハイボールでお願いします。」
と返事すると、すぐに氷入りのハイボールジョッキと、おかわり用の氷がたっぷりと入ったアイスペールを出してくれて、「店の約束事がありますので、ちょっと大きな声を出しますね」と断ってから、
「5卓様、飲み放題スタートです!」
とコールすると、店内の全店員さんから、
「今日も元気に飲んじゃって!」
という唱和が返ってきた。ここから飲み放題の時間がスタートとなるんですね。
5~6分ほど経って出されたお通しの「鶏のから揚げ」は、小皿に2個。
できたての熱々で出してくれるから、ちょっと時間がかかるんだろうな。
お通しの「鶏のから揚げ」の量を確認してから、2品目以降の注文を決めようと思っていたので、改めて卓上に置かれているメニューを確認する。
さっきQRコードを読み込んだので、スマホでもメニューの確認はできるのだが、やっぱり印刷されたメニューのほうが一覧性がいいよねぇ。
メニューは表裏の両面になっていて、その数ざっと77品。
一番安いのが「つくね塩」の2個198円で、セットメニュー(1品)を除くと、一番高いのが「牛赤身 一口リブステーキ」の1,078円だ。(平均値555円、中央値528円、最頻値638円)
そんな中から、2杯めの角ハイボールを作って注文したのは「麻薬うずら」(308円)だ。
「麻薬うずら」という名称が気になるよねぇ。
すぐに出てきた「麻薬うずら」がこれ。
『麻薬のようにやみつきになってしまうくらい美味しい』という意味で名づけられた韓国版の味付け卵で、『醤油たまご』のことなんだって。
この「麻薬うずら」が予想のとおり、とてもいいつまみになって、すぐに3杯めの角ハイボールを注ぐことになった。
「麻薬うずら」があるうちに、ぜひこれも! と注文したのが「つくね塩」(2個198円)。
この「つくね塩」を箸で切り分けながら、「麻薬うずら」のタレをつけていただく。
ヒャッハッハ、大当たり! これは美味しいよ!
この「つくね塩」をもらったことで、規定のフード2品もコンプリート。
いま飲み終われば、ハイボールを3杯いただいて、お勘定はなんと924円。まさにセンベロである。
しかしまだ入店してから45分。飲み放題時間の半分を回ったところだ。
まだまだ飲むよねぇ、食べるよねぇ。
4杯めの角ハイボールを作り、「つくね塩」をおかわりしたのは、入店から1時間ちょっと経ったころ。
なにしろこの「つくね」が、びっくりするほどじゃないけど、普通に美味しいんだよなぁ。
それに「麻薬うずら」のタレもまだ残ってるもんねぇ。
入店から90分が経過し、自動的に飲み放題が30分延長(+330円)になったところで、5杯めの角ハイボールを作り、〆とつまみを兼ねて、「焼きおにぎり(ねこまんま醤油)」(2個440円)を注文した。
少し待って、「焼きおにぎり」がやってきた。
どぉれどれ。おぉーっ、ねこまんま。
カツオ節と醤油がよく効いていて、美味しいではないか。お酒も進むねぇ!
そんなわけで、30分延長の残り時間があと10分ぐらいしかないんだけど、さらにもう1杯、6杯めとなる角ハイボールをいただきます。
30分延長が330円というのは、普通の店だと飲物1杯分ぐらいの値段なので、まだまだ延長して飲みたいところなんだけど、明日の仕事のことも考えて、今日はこの辺で切り上げることにした。
店員さん用に並べられている壁のタイマーの、次なる延長までの残り時間が1分40秒となったところで、スマホからピッとお勘定をお願いした。
スマホ上ですでに確認できている今日のお勘定は1,892円。PayPayで支払って店を出た。どうもごちそうさま。
コスパ、最強ですねぇ!
(関連次回) 24.05.12 やっぱり安いよねぇ! … 「若竹ハイボール酒場」(鶴見)
(食べログ) 若竹ハイボール酒場 新横浜駅前店 (居酒屋 / 新横浜駅)
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