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2023年11月

グループで来ても楽し … 焼鳥「川名(かわな)」(阿佐ヶ谷)

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 ひとりで来ることが多い「川名」だけれど、何人かのグループで来るのもまたいいのだ。

 グループで来たときの一番のポイントは、ひとりだとなかなか食べることができない料理を注文することができること。

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 その筆頭がこれ、「ポテトサラダ」(484円)だ。

 なんと、これで1人前ですよ!

 ひとりで行って、ひとりで注文しても、これが出てきます。(補足情報:メニューには「ポテトサラダ」(352円)もあります。)

 大きなお皿の左端に、ちょこんと盛られているのが主役のポテトサラダ。

 それ以外のフルーツ類は付け合わせのようなものなんだけど、その時々の果物を添えてくれるのが嬉しいところだ。

 今日は3人でやってきたので、フルーツ類も3で割り切れるように盛り合わせてくれている。

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 これはその前に6人で伺った時の「ポテトサラダ」。

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 そしてこちらは4人で伺った時のものだ。

 ね! いつもちゃんとその時の人数で割り切れるでしょう!

 いつも賑わっているお店を、店主と恵美さんのお二人で切り盛りしているので、超忙しいはずなのに、そんな気配りまでしてくれるんですねぇ。

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 こちらもグループで来ると必ず注文する「トマト玉子焼」(990円)。

 大きなフライパンでドーンと焼き上げられる「トマト玉子焼」は、まるでピザのような外観だ。

 これも、この量で1人前。ひとりで注文しても、この量が出てきます。

 メニューには「玉子たくあん焼」(880円)や「ニラ玉子焼」(880円)も並んでいて、そちらにも引かれているのだが、グループでやってくる機会が少ないので、いまだに「トマト玉子焼」の魅力から抜け出せずにいる。

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 いろんな種類の焼き鳥を一度に食べることができるのもグループ飲みのいいところ。

 この写真の左側が「ニュートンセット」(924円)という『豚串』のセットで、下から順に、たん、豚レバ、かしら、はつ、なん骨、白もつ。

 それぞれ1本154円なので、セットで注文したからといって割引があるわけではないのだが、ポンと一発で注文しやすいのがいいのだ。

 右側は『鳥串』のセットで「チキンセット」(770円)。下から、若鳥、ねぎま、鳥レバ、鳥皮、砂肝だ。こちらも1本154円。

 これらを串から外してバラバラにして、みんなでつつき合っていただくと、いろんな種類を一度に食べることができるのでした。

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 『豚串』、『鳥串』のみならず、『魚串』があるのも「川名」のいいところ。

 この日のメニューには「かじきまぐろ串」(132円)や「銀鮭串」(132円)も並んでいたので、それらもいただいた。

 「川名」の串焼は、『注文は2本以上から』という縛りがあるものの、1種1本ずつを合わせた2種2本という注文でもOKなので、ひとりで来てもいろんな種類を食べることができるのだ。グループで来ると、その種類がより増えるってことですね。

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 ひとりで来ても、グループで来ても、変わることのない第1品めのつまみは「牛すじ煮込み」(374円)。

 グループで来たときには、必ず人数分を注文することにしている。

 ちょっと遅い時間になると、売り切れていることも多いので、早めに注文しないといけない人気の逸品なのだ。

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 飲んで食べて、ひとり当たり3千円ちょいぐらいというのも嬉しいところ。

 開店時刻が午後4時。ラストオーダーが午後8時20分、会計が午後8時40分、そして午後9時にはピシャっと閉店なので、グループで行く場合には、早めの時間帯を目指しましょう!

店情報前回) 《YouTube動画

《令和5(2023)年9月7日(木)の記録》

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打ち上げ会で爆食爆飲 … 「赤ひげ 姉妹店」(新開地)

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 神戸での仕事も無事に終わり、今宵は同行のAさんと、「赤ひげ 姉妹店」で打ち上げ会だ。

 今日はカウンター席の奥のほう、L字の角のところを挟んで座ることができた。

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 まずは二人で1本の「瓶ビール(大)」(540円)をもらって乾杯し、すぐさま「湯豆腐」(190円)を2つと、おでんの「牛すじ」(150円)を4本注文した。

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 ほとんど待つこともなく、まず「牛すじ」4本がやって来た。

 「おでんの『牛すじ』は、この店で食べるのが一番うまい」というのが、Aさんと私の共通認識だ。

 しかも1本150円と安いのもうれしいよねぇ!

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 「湯豆腐」もやって来た。

 飲み始めるとあまり食べない私は、1品食べたらまた1品と、だいたい1品で1杯のペースで飲み進め、2時間ぐらいかけて4品と4杯ぐらいで飲み終えることが多いのだが、Aさんは最初にドンと料理を注文するタイプ。どちらも、同じ職場にもよくいるタイプだ。

 Aさんは食べるのも速くて、私が1本めの「牛すじ」をチビチビとつまみながら飲んでるうちに、「牛すじ」2本と「湯豆腐」をチャチャっと食べ終えてしまった。

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一昨日ひとりで来たときにいただいた『たい皮ポンズ』も美味しかったよ」

 という話をすると、Aさんも興味をもったようで、今日も「たい皮ポンズ」(280円)をもらった。

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 「瓶ビール(大)」を飲み終えて、Aさんは「チューハイ レモン」(330円)に、私は「麦焼酎」(330円)の水割りに移行した。

 麦焼酎は、地元・灘は白鶴酒造の「世話女房」。この水割りがとても飲みやすい。

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 「たい皮ポンズ」からの関連で「たいの子煮付」(300円)も追加注文。

 小鉢の底には昆布も入っていて、全体として旨みが強いのがいいねぇ。

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 「だし巻」(270円)をもらうと、これが出汁がよく効いたツユと一緒に小鉢に盛られている。

 ッカァ~~ッ。ツユが多いとやっぱり旨いよねぇ。

 関西の料理は、ほんとうに出汁が決め手なんだなぁ。

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 「チューハイ レモン」と「麦焼酎」水割りをそれぞれおかわりし、つまみには「たいのちり蒸し」(350円)をもらう。

 明石の鯛! 皮も卵も美味しかったけど、身も美味しいねぇ。

 こんな美味しい料理の数々が、こんな値段でいただけることに、改めて驚いてしまう。

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 さらに飲み物をおかわりしながら、続いては初めていただく「うおぜ南蛮漬」(250円)だ。

 「うおぜ」の標準和名は「イボダイ(疣鯛)」。淡路でよくとれる魚なんだそうな。

 う~ん。昨日の中華料理「相一軒」もそうだったけど、ここ「赤ひげ姉妹店」も、何を食べてもハズレなしだなぁ。

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 「『じゃがいもかつ』(280円)も食べたいなぁ。注文していい?」とAさん。

 すごぉ~~~いっ! 無限に入りそうな胃袋の持ち主だ!

 そう言いつつも、料理が出てきたら私も1個、もらうよねぇ。

 最初からウスターソースがたっぷりとかけられているのが面白い。

 そしてそのソースの味わいが、この料理にとてもよく合ってます。

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 さらにAさんは「穴子天婦羅」(450円)の『だしかけ』も注文。

 この店の天ぷら類は、普通に出してもらう他に、『だしかけ』というオプションがあって、天ぷらに湯豆腐の出汁をかけて出してもらうことができるのだ。

 これはもう、旨いに決まってる!

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 私はもうかなり満腹なので、「穴子天婦羅」の『だしかけ』も、「じゃがいもかつ」と同様に、ちょっとだけ分けてもらおうと思っていたのだが、出てきた「穴子天婦羅」の『だしかけ』があまりにも美味しそうなので、「麦焼酎」水割りをおかわりするとともに、「穴子天婦羅」の『だしかけ』ももうひとつ追加注文して、それぞれ1人前ずつをいただいた。

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 そして最後は「やきオニギリ」(2個200円)をもらって、Aさんと1個ずつ分け合って締めくくる。

 たっぷりと4時間近くの打ち上げ会。お勘定は二人で8,310円(ひとり当たり4,155円)と、この店では自分史上最高の支払額。

 いつもはだいたい2千円前後だったから、今日はその倍ぐらい飲み食いしたってことだ。

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 改めて数えてみると、注文した料理が二人で15品。

 飲み物は大瓶ビール1本のあと、Aさんが「チューハイ レモン」を6杯、私が「麦焼酎」水割りを6杯いただいている。

 これだけ飲み食いして、ひとり4千円ちょっとなんだから、やっぱり安いよねぇ。

 今夜も大満足、そして大満腹じゃ。どうもごちそうさま!

店情報前回) 《YouTube動画

《令和5(2023)年10月26日(木)の記録》

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中華のおじやも旨いぞ … 中華料理「相一軒(あいいちけん)」(神戸)

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 神戸での二夜め。

 同じ職場のAさんもやって来て、JR神戸駅ガード下の大人気中華料理店、「相一軒」だ。

 開店時刻の午後5時半を目指してやって来て、おそるおそるといった感じで店内に入る。

 店のおねえさんに「二人ですけど…」と声をかけると、「こちらにどうぞ」とカウンター席に案内してくれた。

 よしっ! 入れてよかった。

 開店直後でも、予約だけで、すでに満席になっていることも多いのだ。

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 まずは、とてもでっかい「生ビール(大)」(800円)を二つもらって乾杯だ。

 ちなみに生ビールは(中)もあって、こちらは500円。

 瓶ビールのほうは、(大)が650円で、(小)が400円。瓶ビールの(中)は置いていないようだ。

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 つまみは、ここに来たら必ず注文している「エビせん」(300円)と、Aさんが毎回注文する「ザーサイ」(300円)からスタートした。

 「エビせん」は、揚げたてのを出してくれるのがいいんだなぁ。ビールが進んで仕方がない。

 Aさんの大好物である「ザーサイ」は、漬物なんだけど、鮮度のいい野菜って感じで、独特のコリっとした食感が素晴らしい。

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 横浜の中華料理屋で飲んでいたとき、よく揚げワンタンを食べていたんだけど、神戸の揚げワンタンはどうなのかな?

 そんなことを思いながら注文した「揚げワンタン」(500円)は、ちょっと大ぶりで、ケチャップも添えられているのが面白い。

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 「相一軒」には私の大好物の豚モツもある。

 メニューに、「タン」(450円)、「腸」(400円)、「蒸し豚(豚耳)」(400円)、「豚足」(600円)の4品が並んでいるなか、最も好きな「腸」を注文した。

 この「腸」が旨いんだ!

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 「生ビール(大)」を飲み切って、Aさんは「レモン酎ハイ(大)」(750円)を、私は「ウーロンハイ」(450円)をもらう。

 専用のアルミタンブラーからもわかるとおり、「レモン酎ハイ」の中身は、生ビールと同じようにサーバー(ディスペンサー)から注がれる「アサヒ樽ハイ倶楽部レモン」(アルコール度数8%)。使われているお酒は焼酎ではなくて、国内製造のウォッカである。

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 厨房の奥で焼酎とウーロン茶を混ぜて作ってくれる「ウーロンハイ」は、ウーロン茶の味わいがすごくよくて、アルコール分をほとんど感じずにクイクイと飲めてしまう。

 でも気がつくと酔ってるんだなぁ。とても危ない飲物だ!(笑)

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 つまみには「蒸し鳥」(550円)を注文。

 後ろのテーブルを予約してやってきた、常連さんらしき女性たちが、「来るたびに必ず注文してるんです」と言いながら食べていて、それがいかにも美味しそうだったので、我われも注文してみた次第。

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 いやいや、これも美味しいですねぇ!

 「相一軒」の料理にハズレなしだ。

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 「レモン酎ハイ(大)」を飲み切ったAさんが、今度は「レモン酎ハイ(中)」(450円)を注文し、私もこれで4杯めとなる「ウーロンハイ」をもらって、いよいよ〆も兼ねた最後のつまみを検討する。

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 これまでは毎回、〆の料理として「焼きめし」(500円)を注文しているのだが、この店には他にも、大人気名物料理の「あさりそば」(800円)を筆頭に、「焼きそば」(600円)、「ラーメン」(550円)、「チャンポン麺」(600円)などの麺類の他、「中華丼」(650円)、「肉めし」(750円)、「おじや」(500円)などのご飯ものもある。

 「中華なのに、なんで『おじや』があるんだろうねぇ?」と不思議そうな表情のAさん。

 「自分がよく行ってる横浜の中華『第一亭』では、店頭の赤提灯にも『おじや』と書かれているほどの名物料理で、中華スープで作られる『おじや』がすごく旨いんだ。『中華がゆ』とも『日本のおじや』とも違うんだなぁ」という話をすると、

 「それはぜひ食べてみたい」ということになり、今夜は「焼きめし」ではなく、「おじや」を注文した。

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 出された「おじや」を、同時に出してくれた『取り皿』ならぬ、『取り小鉢』に取り分けながらいただく。

 う~~~ん。これこれ。この中華スープの味わいが、『中華のおじや』ならではなんだなぁ。

 「相一軒」の「おじや」も、やっぱり美味しいよ!

 こりゃ次回から、〆に「焼きめし」をたのむか、それとも「おじや」にするか、悩むことになりそうだなぁ。いっそ両方をもらうか!

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 ゆっくりと3時間ほど楽しんで、今夜のお勘定は二人で6,700円(ひとり当たり3,350円)でした。

 やぁ美味しかった。どうもごちそうさま。

店情報前回) 《YouTube動画

《令和5(2023)年10月25日(水)の記録》

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湯豆腐、鯛皮、あら煮 … 「赤ひげ 姉妹店」(新開地)

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 神戸への出張が決まった瞬間から、「赤ひげ姉妹店」に行くことが大きな楽しみのひとつになっている。

 午後3時半ごろに東京駅を出発し、神戸市内のホテルにチェックインしたあと、「赤ひげ姉妹店」に到着したのは午後7時過ぎ。

店内配置図

 奥に向かって細長い店内には、右手の厨房前にL字の長いカウンター席が、左手壁際にも壁に作り付けられたカウンター席があり、店の奥の方にはテーブル席が並んでいる。

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 いつ来ても大勢のお客さんたちで賑わっている「赤ひげ姉妹店」だが、これまでのところ、入れなかったことはない。

 ひとりなら、たいていどこかに入ることができる。

 今日はL字カウンターの奥の角のところに座ることができた。

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 いつものように、まずは「瓶ビール(大)」(540円)を注文すると、ホールを担当しているアジア系外国人のおねえさんから、「ワンビアグラス」と注文が通される。

 ちなみに二人で来て、瓶ビールを1本注文すると「ワンビアツーグラ」となる。

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 一品目のつまみは決まってる。「湯豆腐」(190円)だ。

 ここの湯豆腐は、薄味がついた出汁で煮込まれているスープ豆腐。これが最高に旨いのだ。

 現時点では、この湯豆腐と、呉の「森田食堂」、そして川崎の立ち飲み「天下」の湯豆腐が、自分の三大湯豆腐だ。

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 この「湯豆腐」だけで大瓶ビールを飲み切って、「麦焼酎」(330円)を水割りでもらう。

 ちなみに、ここの麦焼酎は、地元・灘の白鶴酒造の「世話女房」。日本酒も「白鶴」。

 芋焼酎はニッカウヰスキーが製造し、アサヒビールが販売している「金黒(きんくろ)」だ。

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 麦焼酎に合わせるつまみは、これまたこの店に来たら絶対に食べたい、おでんの「牛すじ」(150円)。

 その「牛すじ」に加えて、「ねぎま」(150円)も1本注文した。

 ここの「ねぎま」はネギとマグロ。おでんの「ねぎま」の他に「焼きねぎま」(150円)もある。

 同じ職場のAさんが「『赤ひげ姉妹店』の『牛すじ』が日本一うまいっ!」と大絶賛されているのだが、私もまったく同感である。この店の「牛すじ」は本当に旨い。

 「ねぎま」も、残ったおでんの汁も、それぞれがいいつまみになるなぁ。

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 「麦焼酎」(330円)の水割りをおかわりすると、半切りのレモンスライスが1枚追加される。

 このレモンスライスの数で、自分が何杯飲んだかわかるよね。

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 つまみには「たい皮ポンズ」(280円)を注文した。

 ゆで冷まして細切りにした鯛皮とワカメを小鉢に入れてポン酢醤油をかけ、刻みネギと紅葉おろしがトッピングされている。

 「明石の鯛」で知られる明石市は、神戸市のとなりの市。

 今日も壁の短冊メニューには「たい造り」(350円)や「たいのちり蒸し」(350円)、「たいの子煮付」(300円)などの鯛料理が並んでいる。

 フグの皮も旨いけど、タイの皮も旨いよねぇ。

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 3杯めとなる麦焼酎水割りをもらって、「さかなのあら煮」(280円)を注文。

 これまた旨いわ!

 ほんわりとした甘みと濃厚な旨みが素晴らしい。

 これが280円ってどうよ!

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 壁には、今月(2023年10月)から価格変更(値上げ)したという「お知らせ」が掲示されているが、それでもまだ安いよねぇ。

 毎日のように飲みたい呑兵衛にとっては、とてもありがたい酒場なのだ。

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 「赤ひげ姉妹店」という店名からもわかるとおり、すぐ近くには本店となる「赤ひげ」もあって、こちらは串カツが看板メニュー(だけど姉妹店と同様に他の料理もいろいろあり)の立ち飲み酒場。

 大通り沿いの角地にあって、いつ見ても大勢のお客さんで賑わっている。

 どちらも午前11時から午後11時までの12時間営業なんだけど、本店は月曜定休、姉妹店は水曜定休と、定休日が違うので、毎日、必ずどっちかは営業してるってことですね。

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 とっても長持ちする「さかなのあら煮」に、4杯めの麦焼酎水割りをおかわりだ。

 「赤ひげ」のグループ店は、本店と姉妹店の他に、三宮にも寿司を中心にした店舗があって、全部で3軒なんだそうだが、三宮のお店の名前を聞くのを失念してしまった。

 ここのグループ店ということは、三宮のお店も、きっと安くて美味しいに違いない。

 どこなんだろうなぁ? 次の機会に改めて聞いてみよう。

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 ゆっくりと2時間半ほど楽しんで、今宵のお勘定は2,910円。支払いは現金のみです。

 今回も美味しくて、くつろげて、よく飲んだなぁ。どうもごちそうさま。

店情報前回) 《YouTube動画

《令和5(2023)年10月24日(火)の記録》

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シメはでっかい鉄火巻 … 立ちのみ「いなせや」(京都)

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 京都駅地下1番出口から5分ほどのところにある立ち飲み酒場、「いなせや」にやって来た。

 この酒場には、今年の3月に初訪問。今回が2度めの訪問である。

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 開店時刻の午後3時から、まだ10分ほどしか経っていないのに、店に入ると右側にある、店の奥までを貫いている長い立ち飲みカウンターには、すでに先客が4人。

 5人めの客となった私は、立ち飲みカウンターの真ん中あたり、8番と書かれた丸印の前に立って、まずは「ザ・プレミアム・モルツ中瓶」(410円)をもらった。

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 ビールを飲みながら、ひとしきりメニューを確認したあと、前回いただいてとても美味しかった「出し巻き玉子」(330円)を注文した。

 いま立っている場所が、ちょうど調理場の前で、出し巻き玉子を作っている様子もよく見える。

 専用の四角いフライパンに卵液を流し入れ、巻いては卵液を追加し、また巻いては卵液を追加しをくり返すうちに、「こんなに大きかったっけ?」と思うほど大きな出し巻き玉子ができあがった。

 これを巻きすにくるんでギュッと締めると、出汁がドドーッと滴り落ちる。

 そして巻きすを開くと、前回いただいたのと同じ大きさの「出し巻き玉子」が現れた。

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 あんなにドドーッと出汁が滴り落ちたのに、玉子焼きの中には美味しい出汁がいっぱいだ。

 う~~~~~ん。これはやっぱり旨いよねぇ!!

 ここ「いなせや」の名物料理でもあり、ほとんどのお客さんが注文する人気料理でもある「出し巻き玉子」は、土・日・祝日などの12時間営業(11:30~23:30)のときは、1日に100本ぐらい出るんだそうで、1時間に10本ずつ作らないといけないほど大忙しになるんだって。すごいよねぇ。

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 中瓶ビールを飲み切って、日本酒の「熱燗(小)」(310円)をもらう。

 銘柄は宝酒造の松竹梅「豪快」だ。

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 カウンターの上段には、料理がズラッと並んでいるので、実物を確認しながら選べるのがいいよね。

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 そんな中から大好物の「たい荒炊き」(390円)を注文した。

 タイと一緒に煮込まれているゴボウも美味しいなぁ。

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 こうして調理場の前に立っていると、いろんな料理ができあがっていく様子を見ることができるのも楽しい。

 「ハマチ大根」(310円)、「照り焼きチキン」(390円)などなど。どれを見ても美味しそうだよねぇ。

 左どなりの人が注文した「鉄火巻」(440円)が大きいこと。太巻ぐらいあるぞ。

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 右どなりには、いかにも常連さんらしき女性ひとり客が入ってきて、メニューにはない「牛すじ煮込み」をつまみながら、カウンター内の店員さんたちと親しげに話している。

 この会話が、テレビでよく聞くような京都弁ではなくて、割りと普通の関西弁に近い気がする。なるほどなぁ、普通の京言葉はこんな感じなんですね。

 男性客は、常連さんでもあまり喋らないけど、女性客はよく喋るので、その土地の雰囲気が感じられていいね!

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 熱燗に続いては「プレーンサワー」(250円)をもらう。

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 ここの「たい荒炊き」は、タイのカブトを煮たもの。

 ほっぺたの部分、かまの部分、頭の部分など、食べる部位によって味わいや食感が違うのが面白い。それが好きなんだ。

 今日も壊すことなく「鯛の鯛(たいのたい)」を掘り出すことができました。

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 「プレーンサワー」(250円)をおかわりして、つまみ(兼)〆の料理として注文したのが「鉄火巻」(440円)。

 「すし五カン盛合せ」(660円)にも引かれて迷ったのだが、さっき左どなりの人が食べていた「鉄火巻」がいかにも美味しそうだったので、「鉄火巻」にした次第。

 「鉄火巻」の中身だけ食べたい場合は、「まぐろ中落ち」(420円)を注文すればいいんだろうな。

 新たに入ってきたお客さんが注文した「生センマイ」(470円)も美味しそうだなぁ。

 見るもの見るもの、すべて美味しそうで困ってしまう。

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 2杯めの「プレーンサワー」を飲み干しても、まだ3つ「鉄火巻」が残っているので、3杯めをおかわりした。

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 午後5時が近づくにつれて店内のお客さんもだんだん増えてきて、左側の壁に作り付けられている立ち飲みカウンターにもお客さんが立っている状態。

 もうちょっと経って、仕事帰りの人たちが増えてくると、真ん中の立ち飲みテーブルも含めて、すべてが満員状態になるんだろうな。

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 ゆっくりと2時間ほど立ち飲んで、今日のお勘定は2,630円。お支払いは現金のみです。

 やぁ美味しかった、くつろげた。どうもごちそうさま。

店情報前回) 《YouTube動画

《令和5(2023)年9月29日(金)の記録》

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黒板にずらりと海の幸 … 酒蔵「駒忠(こまちゅう)」(阿佐ヶ谷)

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 仕事帰りに4人でやって来たのは、JR中央線・阿佐ヶ谷駅近くのビルの2階にある「酒蔵 駒忠 阿佐ヶ谷店」だ。

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 テーブル席の1卓を囲むとすぐに「お通し」(330円/人)の小鉢と「お手拭き」が出された。

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 まずは「サッポロ生ビール(中)」(660円)を4つもらって乾杯である。

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 改めてメニューを確認してみると、昨年9月に来たときから、1品あたり50円から100円ぐらい値上がりしているようで、以前は550円だった生ビールも660円になっている。

 その代わり、前にはなかった「サッポロ 麦とホップ 樽詰(中)」(385円)がメニューに加わっているので、これをもらって乾杯するのもありかもね。

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 「お通し」に続くつまみとして注文したのは、前回、となりの人が食べていて気になっていた「松の実」(660円)だ。

 どんと盛りもよくて、ビールによく合うつまみである。

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 日替りの手書き黒板メニューからは「酢もつ」(550円)をもらった。

 「酢もつ」は、湯通しした豚や牛、鶏のモツに、ポン酢や薬味をトッピングしたシンプルな料理。ここのは豚モツですね。

 もともとは博多の酒場でよく出されていた、博多の名物料理だが、最近は都内のスーパーでもパックで販売されていて、自宅でも食べることができる。

 もつ好きにとっては嬉しいかぎりだ。

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 生ビールのあとは、甲類焼酎「金宮」をボトル(600ml、1,980円)でもらった。

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 この焼酎ボトルに加えて「水」(275円)と「氷」(275円)、「ホッピー(白)外」(385円)をもらって、各自の好みで水割りにしたり、ホッピーにしたりしていただくのだ。

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 海鮮系のメニューが多いのも、この店の特徴のひとつ。

 刺身は単品でも注文することができるが、最初はいろいろ食べてみようと、「刺し盛り」(2,090円)をもらった。

 見てのとおり、「刺し盛り」はけっこうボリュームフルなので、ひとりで来たときなどは「三点刺し盛り」(1,210円)でいいかもね。

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 今日のメンバーは、みなさん海鮮好きのようで、「刺し盛り」のあとも、手書き黒板メニューに並ぶ魚介類を次々にいただく。

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 こちらは「刺し盛り」にも数切れが盛られていた「活平目刺し(ポンズ)」(550円)。

 エンガワの部分も添えられているのがいいよねぇ。

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 「ふぐ皮ポンズ」(550円)。

 魚の皮は、魚の部位の中ではモツと言ってもいい部分。

 「酢もつ」も美味しかったけど、この「ふぐ皮ポンズ」も、『つまみ力』が高いよねぇ!

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 「氷」(275円)や「ホッピー外」(385円)もおかわりしながら、1本めの「金宮」ボトルを飲み切って、2本め(600ml、1,980円)をもらう。

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 こちらは「あじ刺し」(385円)。生姜醤油でいただく。

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 さらには「かつを刺し」(550円)。

 添えられている「おろしニンニク」や「刻みミョウガ」がよく合うね。

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 たっぷりの刺身を食べ終えて、いよいよ刺身以外の料理である。

 「どれにする?」と4人で相談しながら決めたのは「川エビ唐揚げ」(605円)。

 これまた、あれば必ず注文したくなる鉄板のつまみですよねぇ。

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 そしてギリギリで間に合ったのが「はまぐり酒むし」(2個550円)。

 4人なので4個になるように2人前を注文したのだが、残っていたのは1人前だけ。

 この注文で、黒板メニューの「はまぐり」のところに、売り切れの線が引かれたのでした。

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 こちらは「コーンバター炒め」(495円)。これも美味しいよねぇ。

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 「カレーポテトチーズ」(605円)は、カレーと混ぜたポテトにチーズをのせて、グラタン風に仕上げた料理だ。

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 そろそろ〆の料理をということで、Kさんが注文したのは「のり茶漬け」(550円)。

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 他の3人は、ひとりで1杯のお茶漬けまでは食べ切れないということで、「焼きそば」(770円)をひとつもらって分けることにした。

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 しかしながら「焼きそば」だけではちょっと足りないかもしれないので、Aさんと私で1個ずつ分けるということで「カニクリームコロッケ」(2個550円)ももらって締めくくった。

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 たっぷりと4時間も楽しませてもらって、今宵のお勘定は4人で22,220円(ひとり当たり5,555円)でした。

 いやぁ、よく飲んだ、よく食べた。どうもごちそうさま。

店情報前回) 《YouTube動画

《令和5(2023)年6月27日(火)の記録》

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手作り料理に地元の酒 … おばんざいの店「はる」(相生)

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 JR相生駅南口を出て、向かい側のビルの2階にある、おばんざいの店「はる」にやって来た。

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 店に入るとすぐ目の前がL字のカウンター席。左手には小上がりの座敷席がある。

 『おばんざいの店』と銘打っているだけあって、カウンター席の上段には、ラップフィルムがかけられた料理がずらりと並んでいる。

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 私が入った時点でカウンター席には先客はいなかったので、入口のすぐ前、L字カウンターの角のあたりに座り、まずはアサヒとキリンが選べる「瓶ビール中」(550円)をキリンでもらった。

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 つまみは、これまたちょうど目の前にあった「牛すじのどて焼」(550円)を注文した。

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 この「牛すじのどて焼」、実はいつもあるものとはちょっと違うらしい。

 一昨日、昨日と宴席の予約が入り、それ用に作ったものが、ちょっとだけ残っていたので、あえてそれを今日のおばんざいとして並べていたんだそうな。

 よく味が染み込んでいて、牛すじもトロットロで実に旨し!

 今日も今日とて、新しい「牛すじのどて焼」も仕込んでいるんだけど、まだここまでの旨さは出ていないとのこと。

 じっくりと煮込まれたのが残っていて、本当にラッキーでした。

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 中瓶ビールを飲み切った後は、麦焼酎「あらき」(440円)を水割りでもらう。

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 この麦焼酎「あらき」は、日本酒「八重垣」でおなじみの、姫路・ヤヱガキ酒造の麦焼酎だそうな。

 初めていただいたけど、この麦焼酎も美味しいねぇ!

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 おばんざいの店「はる」は、今年で創業21年というから、2002年(平成14年)の創業のようだ。

 現在の店主ご夫妻が切り盛りするようになったのは11年前から。

 女将さんはお若く見えるけど82歳だそうなので、1941年(昭和16年)の生まれかな?

 ご主人は基本的に厨房にいるようで、ときどきチラッと姿が見える。

 このビルに入る前は、駅前にずらりと並ぶ飲食店の1軒だったそうだ。

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 ビールに続く麦焼酎の水割りで「牛すじのどて焼」も食べ切って、2杯めの麦焼酎「あらき」の水割りをもらうと共に、「鰯の煮付」(440円)を注文した。

 このイワシは、これまた地元・姫路の家島漁港であがった「家島のイワシ」なんだそうな。

 地元の食材に地元のお酒。最高の組み合わせですね!

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 私自身、ここ相生には出張でやって来ているのだが、相生駅前の酒場は、近くのホテルに宿泊する出張者でにぎわうことが多いんだそうな。

 だから月~木の間はけっこうお客さんがいるんだけど、金曜日になると帰る人も多くて、お客さんが少ないんだって。

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 最後にもう1杯、3杯めとなる麦焼酎「あらき」の水割りをもらって、2時間ほどの『酒場浴』。今宵のお勘定は2,860円でした。

 どうもごちそうさま。

店情報YouTube動画

《令和5(2023)年6月16日(金)の記録》

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店情報: おばんざいの店「はる」(相生)

  • はる 店名: おばんざいの店 はる
  • 電話: 0791-22-0724
  • 住所: 678-0006 兵庫県相生市本郷町6-24
  • 営業: 17:30-22:00、日祝休
  • 場所: 相生駅南口を出て、ロータリーの向こう側、道路を渡った先のビルの2階。相生駅から100mほど。
  • メモ: 2002年(平成14年)創業の店を、2012年(平成24年)に現在の店主ご夫妻が引き継いだ。今はビルの2階に入っているが、以前は駅前にずらりと並ぶ飲食店の1軒で、同じ並びに「江戸屋」などもあったそうだ。
    〔料理〕
    《一品》鶏の唐揚げ660、鳥のつくね550、串カツ550、煮込みハンバーグ550、南蛮漬け550、玉子焼(1本)550・(半分)330、ポテトサラダ330、肉じゃが550、ぶりかま塩焼660、塩サバ550、牛すじどて焼き550。
    《ご飯もの(定食は小鉢3品とご飯・お汁つき)》お茶漬(シャケ・梅)、おにぎり、ハンバーグ定食、から揚げ定食、魚の定食。
    〔飲物〕
    《ビール》瓶ビール中(アサヒ・キリン)550、生ビール550、ノンアルコール330。
    《お酒》日本酒「八重垣」(1合)440・(2合)770。
    《冷酒》生貯蔵酒「八重垣」770、純米大吟醸「青乃無」(720ml)6,050・(300ml)2,200、龍力大吟醸「米のささやき」(720ml)6,050・(300ml)2,200。
    《焼酎(水割り・湯割り)》あらき440、いいちこ440、黒きり440。〈ボトルキープ(6ヶ月)〉黒霧島(芋)3,850、大分二階堂(麦)3,850、いいちこ(麦)3,850。(キープボトル用)水220、氷220。
    《ワイン》赤ワイン(360ml)1,650、白ワイン(360ml)1,650。
    《チューハイ》レモン440、ライム440、グレープフルーツ440、カルピス440、うめロック440、うめサワー440。
    《ハイボール》ハイボール(角)550。
    《ソフトドリンク》ウーロン茶330、オレンジジュース330、コカ・コーラ330、ジンジャーエール330。
    (2023年6月調べ)

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