黒板にずらりと海の幸 … 酒蔵「駒忠(こまちゅう)」(阿佐ヶ谷)

仕事帰りに4人でやって来たのは、JR中央線・阿佐ヶ谷駅近くのビルの2階にある「酒蔵 駒忠 阿佐ヶ谷店」だ。

テーブル席の1卓を囲むとすぐに「お通し」(330円/人)の小鉢と「お手拭き」が出された。

まずは「サッポロ生ビール(中)」(660円)を4つもらって乾杯である。

改めてメニューを確認してみると、昨年9月に来たときから、1品あたり50円から100円ぐらい値上がりしているようで、以前は550円だった生ビールも660円になっている。
その代わり、前にはなかった「サッポロ 麦とホップ 樽詰(中)」(385円)がメニューに加わっているので、これをもらって乾杯するのもありかもね。

「お通し」に続くつまみとして注文したのは、前回、となりの人が食べていて気になっていた「松の実」(660円)だ。
どんと盛りもよくて、ビールによく合うつまみである。

日替りの手書き黒板メニューからは「酢もつ」(550円)をもらった。
「酢もつ」は、湯通しした豚や牛、鶏のモツに、ポン酢や薬味をトッピングしたシンプルな料理。ここのは豚モツですね。
もともとは博多の酒場でよく出されていた、博多の名物料理だが、最近は都内のスーパーでもパックで販売されていて、自宅でも食べることができる。
もつ好きにとっては嬉しいかぎりだ。

生ビールのあとは、甲類焼酎「金宮」をボトル(600ml、1,980円)でもらった。

この焼酎ボトルに加えて「水」(275円)と「氷」(275円)、「ホッピー(白)外」(385円)をもらって、各自の好みで水割りにしたり、ホッピーにしたりしていただくのだ。

海鮮系のメニューが多いのも、この店の特徴のひとつ。
刺身は単品でも注文することができるが、最初はいろいろ食べてみようと、「刺し盛り」(2,090円)をもらった。
見てのとおり、「刺し盛り」はけっこうボリュームフルなので、ひとりで来たときなどは「三点刺し盛り」(1,210円)でいいかもね。

今日のメンバーは、みなさん海鮮好きのようで、「刺し盛り」のあとも、手書き黒板メニューに並ぶ魚介類を次々にいただく。

こちらは「刺し盛り」にも数切れが盛られていた「活平目刺し(ポンズ)」(550円)。
エンガワの部分も添えられているのがいいよねぇ。

「ふぐ皮ポンズ」(550円)。
魚の皮は、魚の部位の中ではモツと言ってもいい部分。
「酢もつ」も美味しかったけど、この「ふぐ皮ポンズ」も、『つまみ力』が高いよねぇ!

「氷」(275円)や「ホッピー外」(385円)もおかわりしながら、1本めの「金宮」ボトルを飲み切って、2本め(600ml、1,980円)をもらう。

こちらは「あじ刺し」(385円)。生姜醤油でいただく。

さらには「かつを刺し」(550円)。
添えられている「おろしニンニク」や「刻みミョウガ」がよく合うね。

たっぷりの刺身を食べ終えて、いよいよ刺身以外の料理である。
「どれにする?」と4人で相談しながら決めたのは「川エビ唐揚げ」(605円)。
これまた、あれば必ず注文したくなる鉄板のつまみですよねぇ。

そしてギリギリで間に合ったのが「はまぐり酒むし」(2個550円)。
4人なので4個になるように2人前を注文したのだが、残っていたのは1人前だけ。
この注文で、黒板メニューの「はまぐり」のところに、売り切れの線が引かれたのでした。

こちらは「コーンバター炒め」(495円)。これも美味しいよねぇ。

「カレーポテトチーズ」(605円)は、カレーと混ぜたポテトにチーズをのせて、グラタン風に仕上げた料理だ。

そろそろ〆の料理をということで、Kさんが注文したのは「のり茶漬け」(550円)。

他の3人は、ひとりで1杯のお茶漬けまでは食べ切れないということで、「焼きそば」(770円)をひとつもらって分けることにした。

しかしながら「焼きそば」だけではちょっと足りないかもしれないので、Aさんと私で1個ずつ分けるということで「カニクリームコロッケ」(2個550円)ももらって締めくくった。

たっぷりと4時間も楽しませてもらって、今宵のお勘定は4人で22,220円(ひとり当たり5,555円)でした。
いやぁ、よく飲んだ、よく食べた。どうもごちそうさま。
(食べログ) 酒蔵 駒忠 阿佐ヶ谷店 (居酒屋 / 阿佐ケ谷駅、南阿佐ケ谷駅)
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