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大晦日に鯛かぶと焼き … 焼鳥「川名(かわな)」(阿佐ヶ谷)他

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 2023年(令和5年)の大晦日。やって来たのは焼鳥「川名」だ。

 『よじかわ』(開店時刻の午後4時から「川名」で飲むこと)を目指してやって来たら、店に着いたのは開店時刻の2分前。

 店頭にはお客さんがひとり、開店を待っている他、周辺には私も含めて何人か、開店待ちの常連さんたちがいるようだ。

 そして午後4時の開店と同時に入店。カウンターの一番奥の席は予約席で、店頭で待っていたお客さんがその手前の席に座ったので、私はカウンターの一番手前、レジ前の席に座った。

 周辺で待っていた常連さんたちも入ってきて、カウンター7席はすぐに埋まってしまった。

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 みんなにお通し(サービス)のミカンと、おしぼりを出してくれた後、ひとりずつ順番に注文を聞いては、まずは飲物だけを出してくれる。

 店内のお客さんがご常連ばかりなので、みんな店の口開けの手順もよく知っていて、それぞれが自分の順番が来るのを静かに待っているのが実に奥ゆかしい。

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 こうして順番を待っている間に、ホワイトボードの手書きメニューを見ながら、注文する料理を選ぶのだ。

 おっ、今日は大好物の「鯛かぶと焼」(275円)がある。まずはこれだな。

 「鯛かぶと焼」の焼き上がりを待つ間用に、もう1品、サッと出てくる料理を選ぼう。

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 そんなことを考えているところへ、自分の順番が回ってきたので、「ホッピー赤」(440円)と「鯛かぶと焼」、そしてサッと出る料理として「生キャベツオリーブ」(198円)を注文すると、すぐに「ホッピー赤」を氷無しで出してくれた。

 ちなみに「ホッピー赤」というのは、普通の白ホッピーのこと。

 瓶の王冠の色が、白ホッピーは赤、黒ホッピーは黒なので、「川名」では、「ホッピー赤」、「ホッピー黒」と呼んでいるのだ。

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 氷無しの場合は、ジョッキに瓶のホッピー(ソト)をすべて注ぎ切ることができる。

 生ビール用のジョッキは500mlぐらいなので、ホッピー350ml+焼酎150mlの、ソト1・ナカ1ってことですね。

 これだとアルコール分もそれほど強くなくて、とっても飲みやすい。

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 「生キャベツオリーブ」が到着。後ろのホッピー瓶やジョッキと比べると、いかに大きいかがわかるよねぇ。

 シャキシャキとした食感に、オリーブオイルが旨いんだ。

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 「鯛かぶと焼」も焼きあがってきた。

 「川名」は店頭に炭火の焼き台があって、焼き鳥はもちろん、焼き魚もその焼き台で焼きあげてくれるのだ。

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 その「鯛かぶと焼」をつつきながら、「ホッピー赤」をおかわりすると、今度は氷入りで出してくれた。

 焼酎の量は同じなので、氷が入るとその分、注げるソトの量が減って、できあがったホッピーはアルコール分が強くなる。それもまたいいのだ。

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 となりのお客さんが帰り、入れ替わりに入ってきたお客さんが「小トマトサラダ」(352円)を注文した。

 「川名」の普通サイズの「トマトサラダ」(484円)や「ポテトサラダ」(484円)は、大皿にたっぷりと出されるので、一人で注文すると、それだけでお腹がいっぱいになってしまうほど。

 そこで最近は、「小トマトサラダ」と「小ポテトサラダ」(352円)もメニューに並ぶようになったのだが、こうして見てみると、普通サイズよりは小ぶりだけれど、決してちっちゃくはないなぁ(笑)

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 2杯めのホッピーで「鯛かぶと焼」を完食し、3杯めとなる「焼酎のみ(なか)」(396円)をもらう。

 氷入りのホッピーの場合は、普通に注ぐとソト1・ナカ2で、ちょうどソトがなくなる分量だ。

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 そしてつまみには「真鯛串」(110円)、「ぶり串」(110円)、「銀たら串」(110円)を1本ずつ焼いてもらう。

 ここ「川名」には焼き鳥、焼きトンの他に、魚串もあって、いろんな串焼きが楽しめるのだ。

 以前、「もつマニア」、「とりマニア」、「さかなマニア」という3冊の酒場紹介本の監修をさせていただいたが、その3冊すべてに登場している唯一の酒場が、ここ「川名」なのでした。

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 午後7時まで、たっぷりと3時間の酒場浴。席料110円も加わって、今宵のお勘定は2,629円でした。どうもごちそうさま。

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 「川名」を出て、もうちょっと飲んで帰ろうと、西武新宿線・鷺ノ宮駅の近くに行ってみると、大晦日だけあって「そば処 豊年屋」は夜も『年越そば』で営業中。

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 しかしながら、今日の2軒めとして目指した「ペルル」は、すでに年末年始休暇に入っていた。

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 そこで次に「満月」に向かうと、こちらは営業してました。良かった。

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 さっそく店に入ると、常連さんたちが楽しそうに飲んでいる。

 みなさんにご挨拶しながら、私も「ホッピー」(450円)をもらう。

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 カウンターの上段に並ぶ大皿料理から、「ウインナー炒め」(350円)を注文すると、温め直して出してくれた。

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 さらにホッピーの「なか」(300円)を注文すると、「年越そばで食べてね」と「どん兵衛 天ぷらそば」もくれました。

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 午後9時まで、1時間半ほど楽しんで、お勘定は1,100円。

 「満月」は、なんと明日(元日)も、午後4時から営業しているそうです!

 それでは家に帰って『年越そば』をいただきますか。

 今年も1年、ありがとうございました。

・「川名」の店情報前回) / 「満月」の店情報前回) 《YouTube動画

《令和5(2023)年12月31日(日)の記録》
(次回) 24.11.13 うなぎ蒲焼はしきれ!? … 焼鳥「川名(かわな)」(阿佐ヶ谷)

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