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2024年2月

アワビのトシロって? … 「とんぼ」(釜石)

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 釜石に来たのは今回で3回め。

 今回は釜石駅前の商業施設、「サン・フィッシュ釜石」の2階にある酒場、「とんぼ」にやって来た。

 開店時刻の午後4時に到着したんだけど、まだ開いていないようで、店内に暖簾のれんがあるのが見える。

 ちょっとだけ開いてる入口引戸から店内を覗き、L字カウンターの中で支度をしている女将さんと思しき女性に、「まだですよね?」と確認してみると、「すいませんねぇ、もうちょっとかかります」という返事。

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 『それじゃ、ちょっと一回りして、また戻ってこよう』と「サン・フィッシュ釜石」の中を見て歩く。

 「とんぼ」の並びには、酒と食事の「井華水せいかすい」や、スナックの「ヴィヴィアン」、「フェニックス」などが並んでいる。

 ここ「サン・フィッシュ釜石」の前身は、かつて釜石駅近くの橋の上にあった「橋上市場きょうじょういちば」。

 1958年(昭和33年)に作られた橋の上に、戦後の闇市で営業していた商店が集められたのが始まりだった。

 その後、1996年(平成8年)に橋の老朽化による橋の架け替えと市場の移転・撤去が決まり、2003年(平成15年)に、「橋上市場」に代わる「サン・フィッシュ釜石」がオープンしたのでした。

 とそこへ、さっき写真を撮ってるときにすれ違った男女二人連れの男性がやってきて、「店を開けるからどうぞって!」と教えてくれた。

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 すぐに引き返して入った「とんぼ」の店内は、L字のカウンター席と、奥にテーブル席が1卓。

 さっきの男女二人連れがカウンター席に座っていたので、そのすぐ奥に座らせてもらった。

 実はこのお二人が、毎日のように来られている地元の常連さんなんだそうで、このお二人に押し切られる形で開店となった。

 そして女将さんに「さっきの人も呼んできて」と言われて、わざわざ連絡しに来てくれたんだそうな。本当にありがとうございます。

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 ここ「とんぼ」には飲み物のメニューしかなくて、料理はすべて女将さんにおまかせとなる。

 カウンターの中の棚に、キープボトルがずらりと並んでいるところを見ると、多くの常連さんが焼酎やウイスキーのボトル(2,500~3,500円)をキープしているようだ。

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 まずは「生ビール」(600円)を注文すると、女将さんに「嫌いなものはありませんか?」と聞かれたので、「ありません」と即答。

 あとで他のお客さんとの受け答えを見ていると、この時点で、「今日は○○はあるの?」といった感じで、自分の食べたいものをリクエストすることもできるようだ。

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 すぐ出されたのが、野菜たっぷりのポテトサラダ。

 これが美味しくて、一品目にしてグッと胃袋をつかまれてしまった。

 すると、再び女将さんから「アワビのトシロは食べられますか?」という質問が来た。

 「トシロ? 何ですか、それ?」と聞き返すと、

 「アワビの肝なんですよ」と女将さん。

 「なんと! モツ類はすべて大好きです。ぜひお願いします!」

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 「はいはい、どうぞ」と出してくれたアワビのトシロがこれ。

 アワビの肝は、実は生殖腺。白いのがオスの精巣、緑色がメスの卵巣だ。

 アワビ1つから、肝は1つしか取れないんだそうな。

 特に味を加えず、アワビ自体が持っている塩味で食べるのが、女将さんのおすすめの食べ方だ。

 ックゥ~~ッ。旨いねぇ。

 これには絶対に熱燗だ。さっそく釜石の地酒「浜千鳥」の「純米酒(2合)」(1,200円)を熱燗でお願いした。

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 アワビのトシロを追いかけるように、切り干し大根煮も出してくれた。

 実際に東北の料理を食べる前は、『東北の料理は塩っ辛い』という先入観があったのだが、八戸で食べても、石巻で食べても、塩釜で食べても、決してそんなことはなかった。

 出汁の旨みがよく効いた、とてもやさしい味付けなのだ。

 この切り干し大根煮も、まさにそんな味付けだ。

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 さぁ、「浜千鳥」の熱燗もやって来た。

 どーれどれ。

 ウゥ~~~ム! やっぱりアワビのトシロには熱燗だ。思わず、うなってしまうほど旨いっ!

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 その感想を女将さんに伝えると、「あらそう! じゃ、もうひとつどうぞ」と、さらにもう一皿、アワビのトシロを出してくれた。

 「えぇ~~っ、これから来られる、他のお客さんの分がなくなっていいんですかぁ?」

 と言葉の上では遠慮しつつも、大喜びで二皿めのアワビのトシロを受け取った。

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 入店から小一時間が経過し、店内のお客さんも増えてきたところで、『満を持して』という感じで、みんなに出してくれたのが「刺身盛合せ」だ。

 盛られているのは、スルメイカ、マダコ、カジキ、マグロの4種。

 1種類が4切れずつ(細切りのイカはもっと多い)と、ボリュームもたっぷりなのがいいですねぇ。

 釜石の目の前が、親潮と黒潮が交錯する世界屈指の三陸漁場。だから釜石では漁業も盛んなのです。

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 最初の熱燗2合も残りわずかとなり、おかわりをお願いすると、次なるつまみとして「鯨刺くじらさし」を出してくれた。

 合わせる薬味は、おろし生姜。

 この鯨刺、量も多い(7切れ)し、肉の厚みもあって、食べ応えがある。

 しかもこの鯨、ほとんど噛む必要がないほど軟らかいのも素晴らしい。

 小学校の頃に給食で出されていた鯨肉は、筋張っていて、いくら噛んでもなかなか飲み込めなかったのになぁ。まさに『隔世の感』である。

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 さらに出されたのはイカゲソのイカワタ煮。

 これまたイカワタの旨みが強くてすごいっ!

 女将さん、呑兵衛のツボをビシッと押さえてますねぇ!

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 「俺の焼酎も飲みなよ」

 となりの席で飲んでいる、開店の時にわざわざ呼びに来てくれた常連さんが、そう言いながら、自分の麦焼酎「くろうま」のキープボトルをこっちに渡してくれた。

 すると、すぐに女将さんが氷入りのジョッキも出してくれたので、それにたっぷりと焼酎の水割りをいただいた。

 入店してからずっと、となりの常連さんに、この店に関わるいろんな話を伺っていたのだ。

 となりの常連さんは、地元・釜石の漁師の息子で、現在70歳。

 親の跡はお兄さんが継いだので、ご自身は名古屋で働いていて、60歳で定年退職してからこちらに戻ってきたんだそうな。

 それから10年、今ではすっかり地元に根付いているとのこと。

 地元の常連さんが多い酒場に間違いはないですね。

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 ゆっくりと、たっぷりと3時間も楽しんで、ちょっとドキドキしながらお勘定をお願いすると、なんと! 驚きの4,500円。

 『いただいた内容から考えて、いくらなんでも安過ぎるやろ!』と思いつつもお支払いを済ませて店を出ると、入店するときには出ていなかった暖簾のれんも出てるし、左右の提灯にも灯がともっていた。

 いやぁ、美味しかった、楽しかった。どうもありがとうございました。ごちそうさま。

店情報YouTube動画

《令和5(2023)年12月20日(水)の記録》

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店情報: 「とんぼ」(釜石)

  • とんぼ 店名: とんぼ
  • 電話: 090-6782-5608
  • 住所: 026-0031 岩手県釜石市鈴子町2-1 サンフィシュ釜石(2F)
  • 営業: 16:00-22:00、日休
  • 場所: 釜石駅から100m
  • メモ: 1988(昭和63)年11月創業。L字カウンター席とテーブル席1卓(4人)。ひとりで店を切り盛りしている女将さんが、順次、料理を出してくれる仕組みで、料理のメニューはない。
    〔飲み物〕
    《ビール》生ビール(中)600、びんビール(中)700。
    《地酒(浜千鳥)》純米酒(2合)1,200。〈冷酒〉純米酒(300ml)1,200、本醸造(300ml)1,000、特別純米(300ml)1,300。
    《サワー》こだわり酒場レモンサワー500。
    《ボトルキープ》2,500~3,500。
    (2023年12月調べ)

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神戸に来ると必ずここ … 「赤ひげ 姉妹店」(新開地)

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 神戸に来ると必ずここ、新開地の「赤ひげ 姉妹店」だ。

 すっかり自分の定番の酒場になってきた。

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 午後4時の店内はにぎわっていたが、カウンター席の一番奥が空いていて、そこに座ることができた。

 そしていつものとおり『ワンビア・グラス』である。

 これは店のおにいさん、おねえさんたちの符丁で、「瓶ビール(大)」(540円)のこと。

 ちなみに二人で来て、「瓶ビール(大)」を1本だけ注文すると、『ワンビア・トゥーグラ』となり、コップ(グラス)を二つ出してくれるのだ。

 「瓶ビール(大)」の銘柄は『アサヒスーパードライ』です。

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 そして1品めのつまみは、関西の冬の定番、「粕汁」(280円)だ。

 なんとこの1杯で、「粕汁」が売り切れた。

 うぁ~~っ、危なかったなぁ。最初に注文して良かった。

 「粕汁」はどうしても食べたかったんだ。

 最後の1杯だからか、すっかり煮詰まっていて、塩味も濃い(笑)

 それがまたいいつまみになるのぉ。

 細切りにした大根、人参、こんにゃく。具が多いのもいいね。

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 さらには「コロッケ」(150円)も追加注文。

 2024年1月11日放送の「秘密のケンミンSHOW極」で、神戸を中心に兵庫県民のコロッケ事情が特集されていて、『神戸に行ったらぜひコロッケも食べてみよう』と思っていたのだ。

 揚げたてにソースをたっぷりかけて、ゆでもやしと一緒に出してくれた「コロッケ」。

 これはこれですごく美味しいんだけれど、いつも東京で食べているコロッケとの特別な違いは感じないなぁ……。

 でも、神戸っ子にとってコロッケは、夕食のメインディッシュになるおかずなんだそうです。

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 ビールを飲み切って、「麦焼酎」(330円)を水割りでもらうと共に、「マグロのすき身」(350円)も注文した。

 マグロと言えば東日本のイメージが強いが、実は延縄はえなわ漁法による生鮮まぐろの水揚げ日本一は、和歌山の勝浦漁港なんだそうで、神戸の酒場でもマグロはよく見かけるのだ。

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 今日のメニューにも、この「マグロのすき身」の他、「マグロ造り」(350円)、「マグロのとろ造り」(680円)が並んでいる。

 なお、この「マグロのとろ造り」の680円という値段が、今日並んでいるメニューの中での最高価格である。

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 2番目は「石かれい煮付」の480円。3番手は「生かき酢」、「かきフライ」、「焼がきポン酢」、「白子ポン酢」、「なまこポン酢」、「穴子天婦羅」、「牛ステーキ」などの450円だ。

 それら以外の品は、すべて400円未満。この安さがうれしいよね。

 最初はこの安さに引かれて通うようになったんだけど、今は美味しいから通ってる。

 美味しいのに安い。だから人気があるんだねえ。

 神戸のみならず、日本中どこの土地に行っても、毎日のように飲みにくる地元の呑兵衛たちは、安くて美味しい酒場をよく知っている。

 各地に出かけて、そういう酒場に出会えることが、私にとっても大きな楽しみなのです。

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 そんな400円未満の品の中から、「のどぐろ天婦羅」(380円)を『出汁かけ』で注文し、「麦焼酎」(330円)の水割りもおかわりだ。

 すべての天婦羅メニューは、そのまま天婦羅として出してもらうこともできるし、『出汁かけ』で出してもらうこともできる。

 『出汁かけ』の場合には、揚げあがった天婦羅をお椀に入れて、そこに湯豆腐の出汁をかけてくれるのだ。

 これが美味しくて、今は天婦羅を注文するときは、必ず『出汁かけ』にしてもらっているのでした。

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 3杯目の「麦焼酎」(330円)水割りをもらって、つまみと〆を兼ねて注文したのは「やきオニギリ」(2個200円)だ。

 ゴォーッとバーナーの炎をあてて仕上げてくれるので、表面が黒くなっているが、ガチガチに硬いわけではない。

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 このために残しておいたような「粕汁」の汁と、「のどぐろ天婦羅」の『出汁かけ』の汁、そして時々「やきオニギリ」をつまみながら飲む飲む飲む。

 あぁ、幸せじゃ!(笑)

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 午後6時過ぎまで、2時間ちょっとの『酒場浴』。

 今宵のお勘定は2,890円でした。どうもごちそうさま。

店情報前回) 《YouTube動画

《令和6(2024)年1月22日(月)の記録》

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魚もあるし鳥もあるし … 炭火焼「きさぶろうのやきとり」(野方)

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 野方駅のすぐ近くにある「きさぶろうのやきとり」に着いたのは、日曜日の午後5時半。

 店に入ってすぐの5人分のカウンター席には先客はおらず、初めてカウンターの一番奥の席に座ることができた。

 これまではずっと、カウンター席の一番手前の、入口に最も近い席に座っていたのだ。

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 まずはオールタイム290円となった「チューハイ」をもらって、つまみには期間限定で290円の「まぐろ刺し身」を注文した。

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 チューハイはあっという間に出され、やや待って出てきたマグロは、ルイベ状態のが5切れ。

 ルイベだと冷た過ぎて、やや旨みを感じにくいことが残念だけど、この値段でマグロ刺身を提供してくれようとしている努力を評価したい。

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 「まぐろ刺し身」で最初のチューハイを飲み切って、チューハイをおかわりするとともに「小イワシ塩焼」(200円)を注文した。

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 焼きたて熱々で出てきた小イワシは、なんと3尾。

 値段的に1尾か、よくて2尾だろうと思っていたのに、これは嬉しい誤算だ。

 しかも小さいのに旨みがギュッと濃縮されていて美味しいなぁ。

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 あまりの美味しさに、あっという間に3尾の小イワシを食べ終えてしまい、「鳥皮ポン酢」(250円)を追加注文した。

 出てきた鳥皮ポン酢は、千切りよりさらに細く切られた大根と人参の上に、これまた細くスライスした鳥皮が載せられ、ゴマをふって紅葉おろし。小鉢の底にはポン酢が入っている。

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 これをグリグリッとかき混ぜていただくと、これまた美味しいこと。

 野菜とのバランスもいいし、やるなぁ、「きさぶろうのやきとり」!

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 お酒も進み、3杯めとなるチューハイもおかわりだ。

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 鳥皮ポン酢も食べ終えて、小鉢に残っているポン酢を、なんとか活かせないかと検討し、「もも肉」(90円)と「コリコリ砂肝」(120円)を1本ずつ塩焼きで注文したところ、出てきた焼き鳥の美味しそうなこと。

 いろんな料理があるので、あまり強く意識したことがなかったけど、なにしろ「きさぶろうの『やきとり』」という店名ですもんね。

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 その焼き鳥が出てきたところで4杯めのチューハイもおかわりだ。

 おかわりするたびにレモンスライスを足してくれるので、そのレモンの数を数えると、自分が何杯飲んだかがわかるのでした。

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 焼き鳥はそのまま食べてももちろん美味しいけど、予想のとおり、塩焼きの焼き鳥とポン酢醤油の相性もいいですねぇ。

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 最後にもう一杯、5杯めのチューハイをもらって、「焼き五目おにぎり」(220円)を注文した。

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 そして出てきたおにぎりは、ビジュアル的に「焼き五目おにぎり」ではなくて、「五目おにぎり+海苔」(220円)なんじゃないかなぁ。

 でも、これがとても美味しかったので、結果オーライだ。

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 午後8時まで、2時間半ほど楽しんで、席料100円が加わってのお勘定は2,720円でした。どうもごちそうさま。

店情報前回) 《YouTube動画

《令和5(2023)年12月3日(日)の記録》

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超お得な昼飲みセット … うまいもん酒場「とり部長」(仙台)

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 正午過ぎに仙台駅に到着し、軽く昼飲みに出かけたのは仙台朝市の入口横のビルの2階にある「うまいもん酒場 とり部長」である。

 「一人です」と入ると、店の一番奥の窓際にあるカウンター席に案内してくれた。

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 事前の調査で、オープンから17時までの間は、『とり部長のお得な3つの昼飲セット』というのがあることを知っていたので、初回の今回は、それにしてみることにした。

 『3つ』の内容は、2杯と2品の「課長セット」(1,000円)、3杯と4品の「部長セット」(1,500円)、そして60分飲み放題と5品の「社長セット」(2,000円)である。

 移動中の昼食は、いつも軽めにしているので、ここでも一番量が少ない「課長セット」にしてみた。

 「課長セット」の食べ物2品のうち、1品は「焼鳥もも」(1本176円)に決まっていて、残る1品を、「塩キャベツ」(429円)、「たこわさ」(418円)、「ポテト」(495円)、「きゅうり漬物」(418円)、「鶏皮ポン酢」(495円)、「枝豆」(418円)、「味玉」(495円)、「冷奴」(418円)の8品の中から選ぶ仕組み。

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 その選べる1品を「鶏皮ポン酢」にして、最初の1杯は「生ビール(ザ・プレミアム・モルツ)」(550円)にした。

 この時点で2品と1杯の単品価格の合計が1,221円なので、さらにもう1杯飲めることを考えると、かなりお得なセットですね。

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 すぐに「鶏皮ポン酢」もやってきた。

 鶏皮ポン酢の鶏皮として、茹で冷ました鶏皮を使う店と、カリッと揚げた鶏皮を使う店があるのだが、この店は後者。カリッと揚げた鶏皮だ。

 どっちのタイプもそれぞれの良さがあって、両方とも好きなんだなぁ。

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 追いかけるように「焼鳥もも」も出てきた。

 注文時に「焼鳥ももは塩、タレ、どちらにしますか?」と聞かれ、「どっちが人気?」と確認したところ、「うーん、塩ですかねぇ」という答えが返ってきたので、塩焼きでお願いしたのだ。

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 店内はけっこう広くて、昼にはランチメニューもあるんだけど、今はちょっといている。

 店頭でも『昼飲み』が強くアピールされてるので、普通に食事だけの人にとっては敷居が高いのかもなぁ。

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 生ビールを飲み切って、2杯目の飲み物には日本酒の「熱燗」を選んだ。

 飲み放題メニューの中には日本酒の「冷酒」と「熱燗」があるんだけど、通常の飲み物メニューの中には、6銘柄の地酒が715円から770円ほどで並んでいるだけで、「冷酒」と「熱燗」という表記はない。

 酎ハイ類が473円なので、「熱燗」もそれと同額だとすると、2品と2杯の単品合計額は1,694円。

 これが1,000円なんだから、なんと定価の4割引きという太っ腹セットなのである。

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 が、しかーし!

 改めてじっくりとメニューを確認してみると、しっかりと昼食もろうという場合には、『とり部長の昼ごはん』の1品(600円か650円)に、『とり部長の早割飲み放題』の90分(748円)を付けるのがいいかもしれない。

 例えば、つまみにもなりそうな「焼き鳥丼」(650円)か「からし味噌焼肉丼」(650円)に90分飲み放題を付けると合計は1,398円。

 飲み放題の748円は、どれでも2杯飲めば、もうペイするので、あとは飲むだけお得ってことだ。すごいねぇ!

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 1時間ほどの昼飲みタイム。お勘定は1,000円でした。

 どうもごちそうさま。

店情報YouTube動画

《令和6(2024)年1月29日(月)の記録》

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店情報: うまいもん酒場「とり部長」(仙台)

  • とり部長 店名: うまいもん酒場 とり部長
  • 電話: 022-209-3212
  • 住所: 980-0021 宮城県仙台市青葉区中央4-3-1 東西市場ビル2F
  • 営業: (月-木)11:30-24:00、(金・祝前)11:30-24:30、(土)12:00-24:30、(日祝)12:00-23:30、無休
  • 場所: 仙台市地下鉄東西線仙台駅北2出口より徒歩約1分/JR仙石線あおば通駅出口より徒歩約2分/JR仙台駅西口より徒歩約5分
  • メモ: HOT PEPPER グルメ
    〔お得な昼飲みセット(オープンから17時まで)〕課長セット(飲み物2杯+食べ物2品[焼鳥もも、選べるおつまみ1品])1,000、部長セット(飲み物3杯+食べ物4品[焼鳥もも、とり部長のつくね、自慢の唐揚げ、選べるおつまみ1品])1,500、社長セット(飲み物2杯+食べ物5品[焼鳥もも、とり部長のつくね、自慢の唐揚げ、選べるおつまみ2品])2,000。〈選べるおつまみ〉塩キャベツ、たこわさ、ポテト、きゅうり漬物、鶏皮ポン酢、枝豆、味玉、冷奴。
    〔昼ごはん(オープンから16時まで。ご飯の大盛り無料)〕《定番》自家製唐揚げ定食600、生姜焼き定食650。《選べる味つけ唐揚げ》ねぎ塩唐揚げ定食650、ユーリンチー定食650、おろしポン酢唐揚げ定食650、チキン南蛮定食650。《丼物》焼き鳥丼650、からし味噌焼肉丼650。《ランチドリンク各100》烏龍茶、緑茶、コーヒー、オレンジ、デカビタ、ジンジャーエール、CCレモン、コーラ。
    〔ランチ早割飲み放題(オープンから16時まで、1フードオーダー制、プレモル付き70種)〕90分748、120分1,078。

    〔食べ物〕
    《おすすめの逸品(手書き日替り)》おつまみネギ塩タン660、自家製手羽先(タレ)1本165、鶏出汁湯ドウフ528、ネギ塩唐揚げ605、ナスの揚げびたし550、いぶりがっこ550、ナス焼きそば748、おつまみキューリ462、焼き鳥ももニンニク串(塩・タレ)1本198。
    《いちおし》鶏の唐揚げ528、油淋鶏583、鶏の唐揚げ明太マヨ583、鶏の唐揚げタルタル583、鶏の唐揚げおろしポン酢583、手羽先唐揚げ4個550。
    《焼き鳥(塩・タレ)(表記なしは1本)》かわ165、もも176、ねぎま198、ぼんじり198、ヤゲン軟骨198、せせり198、すなぎも198、5種盛り合わせ858。
    《お席で焼くタコパセット(注文は2人前から)》1人前550。
    《つくね(表記なしは1本)》つくね(塩・タレ)220、ネギ塩つくね242、梅しそつくね242、わさびつくね242、柚子胡椒つくね242、おろしポン酢つくね242、明太マヨつくね242、チーズつくね242、月見つくね2本550、つくね5種盛り1,078。
    《仙台名物》仙台三角油揚げ715、A5ランク仙台牛炙り寿司1個1,098。
    《おつまみ》枝豆418、きゅうり一本漬け418、冷奴418、チャンジャ473、梅水晶495、タコわさび418、冷やしトマト418、もやしナムル418、鶏皮ポン酢495、塩ダレキャベツ429、合鴨のロースト495。
    《揚げ物》フライドポテト(塩・コンソメ・とり塩)495、厚切りハムカツ1個385、軟骨の唐揚げ539、カマンベールチーズフライ605、大俵カニクリームコロッケ3個660、タコの唐揚げ638。
    《こだわり逸品》もつ煮込み550、だし巻き玉子550、鶏肉ガリバタ焼き649、味付け玉子495、豚の生姜焼き638、炙りエイヒレ638、鶏黒焼き660、炙りシメサバ748、揚げ出し豆腐539、鶏ネギまみれ焼き627、エビチリ658、旨辛よだれ鶏649。
    《サラダ》棒棒鶏サラダ715、味玉シーザーサラダ682、ささみのチョレギサラダ693。
    《ご飯》月見焼肉丼638、鶏出汁茶漬け539、焼き飯638、とり部長賄い飯649、白米もあります!275。
    《デザート》ミニ雪見だいふく3個440、バニラアイス418、チュロスのバニラアイス添え539、ぶどうシャーベット429。

    〔飲み物〕
    《ビール》ザ・プレミアム・モルツ550、アサヒスーパードライ中瓶748、キリン一番搾り中瓶748、サッポロ黒ラベル中瓶748。(ノンアルコールビールテイスト飲料)オールフリー605。
    《こだわり酒場のタコハイ》タコハイ473、タコハイ濃いめ583、塩タコハイ506、ダブルタコハイ506、コーラタコハイ506、ジンジャータコハイ506、生レモンタコハイ528。
    《こだわり酒場のレモンサワー》レモンサワー473、レモンサワー濃いめ583、デカレモンサワー748、塩レモンサワー506、ダブルレモンサワー506、コーラレモンサワー506、ジンジャーレモンサワー506、生レモンレモンサワー528。
    《超炭酸ジムビームハイボール》ジムビームハイボール473、ビームコーラハイボール506、ビームジンジャーハイボール506、ビームCCハイボール506、ビームデカビタハイボール506、ビーム男梅ハイボール506、ビームみかんハイボール506、ビームいちごハイボール506、ビーム巨峰ハイボール506、ビーム白桃ハイボール506、ビーム津軽リンゴハイボール506、ビームバイスハイボール506、メガビームハイボール748、1Lビームハイボール913、ビーム瓶ハイボール(約4杯分)1,023。
    《超炭酸ジム角ハイボール》角ハイボール495、角コークハイボール528、角ジンジャーハイボール528、角デカビタハイボール528、男梅ハイボール528、角白桃ハイボール528、角バイスハイボール528、メガ角ハイボール770。
    《プレミアムハイボール》知多ハイボール693、白州ハイボール770、山崎ハイボール770、バランタイン12年ハイボール693、単品濃い目+110。トリスクラシックハイボール660。
    《とり肉の為のハイボール(リンゴ風味)》トリボール473。メーカーズマークハイボール550。
    《ジャパニーズジン翠》翠ジンソーダ495、翠ジンコーラ528、翠ジンジンジャー528、翠ジン男梅528、翠ジンピーチサワー528、翠ジンみかんサワー528。
    《サワー各473》グレープフルーツサワー、デカビタサワー、CCレモンサワー、生梅干しサワー、いちごサワー、おろし白桃サワー、温州みかんサワー、男梅サワー、巨峰サワー、津軽リンゴサワー、バイスサワー。
    《ほろよいサワー各473》ほろよいサワー、ほろよい白いサワー、ほろよい白コーラ、ほろよい白ジンジャー。
    《酎ハイ各473》ウーロンハイ、緑茶ハイ、レモンハイ、グレープフルーツハイ、おろし白桃ハイ、温州みかんハイ、いちごハイ、巨峰ハイ、津軽リンゴハイ、バイスハイ。
    《焼酎》〈芋〉大隈473、黒霧島495、さつま白波495、赤霧島528。〈麦〉いいちこ495、二階堂495。〈しそ〉鍛高譚495。
    《日本酒》一ノ蔵715、じょっぱり715、出羽桜748、浦霞748、乾坤一748、伯楽星770。
    《果実酒》完熟梅酒473、林檎酒473、ぶどう473、マンゴー酒473、山崎梅酒550。
    《かち割りワイン(白・赤)各473》キティ、ミッフィー、カリモーチョ。
    《ワインサワー各473》赤玉パンチ、赤玉オレンジ、赤玉コーラ、赤玉ジンジャー。
    《カクテル各473》カシスオレンジ、カシスミルク、カシスソーダ、ファジーネーブル、レゲエパンチ、カルーアミルク。
    《ソフトドリンク》烏龍茶385、緑茶385、コーラ385、オレンジジュース385、デカビタC385、 CCレモン385、白桃スカッシュ385、みかんスカッシュ385、ジンジャーエール385、巨峰スカッシュ385、いちごミルク440。
    《飲み放題(1フードオーダー制)》90分1,078、120分1,518。プレミアム飲み放題+550。〈飲み放題延長〉30分550、60分1,100。
    (2024年1月調べ)

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黄金スープの中華そば … 「森田食堂(もりたしょくどう)」(呉)

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 先日は年明けのご挨拶のために訪れて、「小いわし」(煮付け 300円)と「ビール大」(大瓶ビール 580円)だけでサクッと切り上げた「森田食堂」。

 今宵は改めてじっくりと飲みにやって来た。

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 午後5時半過ぎの店内は、奥のテーブル席に6人ぐらいのグループ客、手前のテーブル席にもひとり客が3人ほど座っていたので、私は右手のカウンター席に座り、まずは「ビール大」(580円)を、前回はアサヒだったから、今回はキリンでもらった。

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 最初の1杯でキュッとのどを潤したあと、入口横の冷蔵陳列ケースにつまみを選びに行く。

 1品めは刺身(すべて600円)にしようかな。今日は「カンパチ」や「サヨリ」、「かつおたたき」などが並んでいる。

 おっ。「たこ」もある。これにしよう。

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 さっそく「たこ」を手に取って席に戻ると、店のおねえさんが「酢醤油がええねぇ」と、醤油皿にポン酢醤油を入れてくれて、さらに「カラシを入れると美味しいと思うよ」と、一味唐辛子も目の前に置いてくれた。

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 『ほぉ~~っ。タコ刺しをポン酢醤油で食べるのもびっくりなのに、唐辛子とな?!』と、ちょっと驚きながらもオススメのとおりにやってみると、これが美味しい!

 タコにワサビもちょいとつけた上で、唐辛子入りポン酢醤油を絡めるとさらにうまい!

 普通のタコ刺し以上に、酒類がグンと進むおつまみに進化した感じだ。

 これはいい食べ方を知ったなぁ。

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 タコ刺しに続いては、「森田食堂」に来たら絶対に外せない名物料理、「湯豆腐」(300円)だ。

 何度も書いているが、呉「森田食堂」の湯豆腐、新開地「赤ひげ姉妹店」の湯豆腐、そして川崎「天下」の湯豆腐が、私が推す三大湯豆腐なのだ。

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 タコ刺しの唐辛子入りポン酢醤油が残っていたので、切り分けた湯豆腐をそれで食べてみると、これもまたうまし!

 唐辛子入りポン酢醤油、いいねぇ。

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 大瓶ビールを飲み切って、「むぎ焼酎」(480円)を水割りでもらう。

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 カウンター席の入口側のほうに、「生たまご」(70円)や「ゆでたまご」(70円)も置かれているんだけど、「ゆでたまご」の頭の部分に、雪帽子のような塩が付いているのも面白いなぁ。

 この「ゆでたまご」、どうやって殻をむいて食べるのが正解なんだろう。

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 「むぎ焼酎」に続いていただいたのは、「華鳩はなはと 特別純米 冷酒」(300ml瓶 680円)。

 「華鳩」は呉は音戸の地酒だけれど、グラスは呉の「千福」のものというのもいいですね。

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 その「華鳩」の冷酒に合わせるつまみとして、冷蔵陳列ケースから取ってきたのは「なます」(200円)だ。

 使われている素材は大根、人参、胡瓜、ワカメ、イリコ、胡麻で、冷酒にもとてもよく合います。

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 ゆっくりと楽しくて美味しい時間を過ごすうちに、気がつくともう8時。

 最後の〆として、これまたこの店の名物のひとつである「中華そば」(450円)を注文した。

 黄金色に透き通ったイリコ出汁の「中華そば」。とにかくこれが旨いんだ。

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 汁まですっかり完食してお勘定をお願いすると、3,200円。

 たっぷりと3時間弱の『酒場浴』となりました。どうもごちそうさま。

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 『「森田食堂」を堪能した!』と言いたいところだが、呉名物の「細うどん」(350円)や、人気の「たまご焼」(150円)など、まだまだ食べたいものはたくさんある。

 やっぱりいい酒場だよなぁ。なかなか呉に来れないことが残念で仕方ない。

店情報前回) 《YouTube動画

《令和6(2024)年1月16日(火)の記録》

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SDGsな肴が美味し … 「や台ずし(やたいずし)」(都立家政)

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 「や台ずし」のメニューの中に、『SDGs』と書かれたコーナーがあって、「魚の骨皮せんべい」(219円)や「本まぐろとろ皮ポン酢」(395円)、「まぐろ血合い唐揚ポン酢」(439円)などの、いわゆる『魚のモツ』の料理が並んでいる。

 『食材を余すことなく最後まで美味しく活用・提供します!』ということで、SDGsの17の目標のうちの『12. つくる責任つかう責任』に該当しているんだそうな。

 モツ好きには嬉しい限りですね。

 『数量限定&売切御免』とのことなので、早く頼まなきゃ。

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 そんなわけで、最初の「生ビール中ジョッキ」(ハッピーアワーで半額の270円)と「海鮮あら煮」(439円)を注文すると、まずは生ビールを、おしぼり、「お通し」(296円)と一緒に出してくれた。

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 今日のお通しは、キュウリとワカメの酢の物なんだけど、モヤシやニンジン、炒りゴマも入ってる。

 『毎日オープンから19時までドリンク半額!(対象外ドリンクあり)』というのが、「や台ずし」のハッピーアワー。

 今日来た都立家政店は、年中無休で15:00から01:00までの営業なので、ハッピーアワーは15:00から19:00までの4時間。

 このハッピーアワーの長さが、我われ呑兵衛には実にありがたいんですねぇ。

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 あっという間に最初の生ビールを飲み干して、今度は「辛丹波(燗)」の「徳利大」(半額385円)を注文した。

 メニューには冷酒は何種類も並んでいるが、燗酒で飲むことができるのは、この「辛丹波」だけのようだ。

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 「海鮮あら煮」も出てきた。

 あれこれと、いろんな部位が入ってるのが嬉しいよねぇ。

 豚のモツ煮や、牛のモツ煮も美味しいけれど、魚だって負けてないなぁ!

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 とても長持ちする「海鮮あら煮」に、大徳利の燗酒も飲み切って、続いては『や台ずし名物』という「ガリ酎サワー」(半額248円)をもらう。

 「ガリ酎サワー」は、その名のとおり、生姜の甘酢漬けであるガリが入った酎ハイで、ほんわりと甘酸っぱい風味である。

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 1時間ほどかけて、やっと「海鮮あら煮」を食べ終えて、次なるつまみも、やはりSDGsメニューの中から、大好物の「真鯛かぶと焼」(549円)を注文した。

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 「ガリ酎サワー」もおかわりなんだけど、空いた「ガリ酎サワー」のジョッキを店員さんに渡して、そこに「プレーンサワー」(半額248円)を注いでもらった。

 そうすることで、ガリの味が薄まって、甘さも少なくなるのだ。

 なお、「ガリ酎サワー」も「プレーンサワー」も、さらには「レモンサワー」や「カルピスサワー」、「ウーロン茶割」なども、すべて同額(通常495円、ハッピーアワー248円)だ。

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 まずは「真鯛かぶと焼」のカマの部分から食べ始めると、すぐに『鯛の鯛』を掘り出すことができた。

 昔から『めでたい鯛の中でさらにめでたい形である』とされ、縁起物として喜ばれていたんだそうな。

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 「真鯛かぶと焼」から取り出した身を、「海鮮あら煮」の残り汁に浸していただくと、より美味しくなることに気がついて、「ガリ酎サワー」への追加「プレーンサワー」(半額248円)もおかわりである。

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 こちらもまた1時間ほどかけて、「真鯛かぶと焼」も完食である。

 いいですねぇ! SDGsメニュー。

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 ゆっくりと2時間半、ハッピーアワーを楽しませてもらって、今宵のお勘定は2,683円。

 Suicaでピッと支払って店を後にした。どうもごちそうさま。

 あっ! そう言えばここは『本格職人握り寿司居酒屋』なのに、お寿司はひとつも食べなかったなぁ…(笑)

店情報前回〔鷺ノ宮店〕) 《YouTube動画

《令和5(2023)年8月6日(日)の記録》

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店情報: 「や台ずし(やたいずし)」(都立家政)

  • や台ずし 店名: や台ずし 都立家政駅南口町
  • 電話: 03-3338-2828
  • 住所: 165-0033 東京都中野区若宮3-15-6
  • 営業: 15:00-01:00、無休
  • 場所: 西武新宿線・都立家政とりつかせい駅の南口から、商店街に沿って南に徒歩2分(130m)、左手。
  • メモ: 全66席(カウンター席、テーブル席、掘りごたつ席)、全席禁煙。15:00-19:00はハッピーアワーで半額設定のドリンクあり。公式サイトあり、フードメニュードリンクメニューWEB予約HOT PEPPER。(2024年2月調べ)

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店情報: 「驛麺家(えきめんや)」(広島)

  • 驛麺家 店名: 驛麺家 広島駅店
  • 電話: 082-261-1678
  • 住所: 732-0822 広島県広島市南区松原町1-2
  • 営業: 06:00-21:00、無休
  • 場所: JR山陽本線・広島駅、在来線2F構内(改札内、跨線橋の上)
  • メモ: 広島駅の在来線1番ホームで50年近く営業してきた立ち食いうどんの「駅うどん」(正式名称『広島駅1番ホーム2号うどん売店』)が、2014年11月2日、「驛麺家」と名前を変えて跨線橋の上に移転。
    〔食券自動販売機〕ぶっかけ山かけうどん490、肉玉ぶっかけうどん650、頑張れカープ!赤うどん490。
    《おすすめ!うどん》手作りかき揚げうどん520、坂井屋のがんす天うどん580、広島熟成鶏天うどん540、三ツ矢うどん(天ぷら・肉・きつね)600、肉玉ぶっかけうどん650、ぶっかけ山かけうどん490、ぶっかけうどん390、ざるうどん390。
    《おすすめ!そば》手作りかき揚げそば520、坂井屋のがんす天そば580、広島熟成鶏天そば540、三ツ矢そば(天ぷら・肉・きつね)600、ざるそば390。
    《定番!うどん》かけうどん330、天ぷらうどん390、きつねうどん390、玉子うどん390、肉うどん530、山菜うどん390。
    《定番!そば》かけそば330、天ぷらそば390、きつねそば390、玉子そば390、肉そば530、山菜そば390。
    《ラーメン》ラーメン530、大盛ラーメン680、チャーシュー麺700、大盛チャーシュー麺850。
    《ご飯もの》おむすび梅150、おむすび鮭150、いなり(2個)180・(1個)100、巻寿司(2個)150。
    《トッピング》うどん・そば大盛券(温・冷)120、天ぷら60、きつね60、温玉60、とろろ昆布50、とろろ芋100、肉200、手作りかき揚げ190、広島熟成鶏天210、山菜60、坂井屋のがんす天250。
    《アルコール》瓶ビール(小)360。(2023年8月調べ)

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お母ちゃんも元気なり … 屋台「一二三(いちにっさん)」(呉)

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 呉中通での飲み会を終えて解散し、最後にひとりでやって来たのは蔵本通り沿いに並ぶ屋台の1軒、「一二三」である。

 呉在住の会社の先輩から、「お母ちゃんが店に出とるで。お元気そうです!」というメッセージをいただいたのは、年末の12月23日のこと。

 『それは絶対に会いに行かねば!』と、呉に来れる機会を待っていたのです。

 とは言うものの、屋台「一二三」の営業は基本的に金曜と土曜のみ。

 今回の呉出張期間中に、「一二三」が営業しているのは今夜だけなのでした。

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 のれんをくぐり、防寒用のビニールシートを開けて、「こんばんは!」と屋台の中へ。

 おぉ~~~~っ。いたいた。お母ちゃんだ!

 これまで何度か電話でのお話はさせていただいたが、実際にお会いするのは2018年6月1日以来、5年半ぶりだ。

 先輩からのメッセージのとおり、とてもお元気そうで、すっごく安心した。

 ちなみに、写真でお母ちゃん(山口槇子さん、79歳)の右側に写っているのが、現在の「一二三」の主役である娘さんです。

 今朝の「森田食堂」と言い、ここ「一二三」と言い、娘さんが跡を継いでくれて本当に良かった。とてもありがたいことです。

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 お母ちゃんへのご挨拶を終えて席に着き、まずはいつもの「いいちこ水割り」(450円)をもらう。

 この「いいちこ水割り」は、ほとんどが麦焼酎で、ちょっとだけ水が足される。

 『このぐらいの濃さが一番うまい!』というのがお父ちゃん(山口俊樹さん、83歳)の信念なのだ。(私もそう思います。)

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 「一二三」の屋台には、片方に鉄板、もう一方におでん鍋が置かれていて、鉄板のほうで「豚足」(700円)や「豚耳」(700円)を焼いてくれるのだ。

 それとは別に、屋台の内側に寸胴鍋が置かれていて、人気の「中華そば」(600円)はそこで作られる。

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 最初のつまみとして、おでんの「アキレス」(150円)と「厚揚げ」(100円)をもらった。

 「アキレス」は牛スジの部位のひとつ。

 「一二三」にはないけど、他に「メンブレン(ハラミの皮)」と「赤身肉のすじ」が牛スジの部位なんだそうな。

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 2杯めの「いいちこ水割り」(450円)をおかわりしたところで、他のお客さんから「豚耳」(700円)の注文が入ったので、ここぞとばかりに私も「豚足」(700円)を注文した。

 上の写真でお母ちゃんがカットしているのが「豚耳」で、その奥でスタンバイされているのが一人分の「豚足」だ。

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 この足ひとつ分の「豚足」を、骨の関節にそって細かく切り分けて、鉄板上で焼きあげてくれるのだ。

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 そしてできあがった「豚足」がこれ。

 この骨の部分を手に取って、骨に付いた身をいただくんですねぇ。

 濃いめの「いいちこ水割り」にぴったりのつまみなのだ。

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 さらに「いいちこ水割り」(450円)をおかわりして、わしわしと「豚足」をいただいているところへ、お父ちゃんが、かわいいお嬢ちゃんと一緒に屋台に入ってきた。

 なんとこのお嬢ちゃんが、孫娘の愛理あいりちゃん(16歳)なんだそうな。昔からよく話題に上っていたが、実際にお会いするのは初めてだ。

 習い事に行っていた愛理ちゃんを、お父ちゃんが車で迎えに行って、一緒に帰ってきたところなんだって。

 アイリちゃんは、おでんをいくつか食べた後、「中華そば」(600円)で夕食だ。

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 お母ちゃんはもちろんのこと、他のご家族のみなさんにもお会いすることができ、とても幸せな時間となりました。

 「いいちこ水割り」は合計3杯いただいて、お勘定は2,300円でした。どうもごちそうさま。

店情報前回) 《YouTube動画

《令和6(2024)年1月13日(土)の記録》

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