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お酒7杯に料理が5品 … 立呑み「やきや」(荻窪)

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 あっという間に今日から3月だ。

 つい先日、新年を迎えた気がするのに、月日が経つのが早いなぁ。

 今日はちょっと早めに仕事が終わり、荻窪「やきや」に到着したのは午後4時10分。

 この時間帯の店内はというと、いつも決まった常連さんたちが囲んでいる奥のテーブル席には、今日は帽子姿の常連さんが一人だけ。他の人たちは来ていないようだ。こんな日もあるんですね。初めて知った(笑)

 L字の立ち飲みカウンターも、短辺に1人、縦の長辺にも3人が飛び飛びに立っているだけで、「やきや」にしては、すっごくいている状態だ。

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 カウンター席の奥のほうがいていたので、そこに陣取ると、すぐに女将さんがホッピー(セットで360円)を出してくれた。

 焼き台のところにいるカイト海都くん(女将さんのお孫さん)からは、「しばらく来ない間に、大根が終わったよ!」と声がかかる。

 ありゃ残念。冬だけの「いか大根」(350円)は、毎年、11月下旬から2月下旬までの3ヶ月ほどの期間しか出されないのだ。

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 「それじゃ、まずは『いか刺身』(290円)を『生姜』で」

 と注文すると、すぐにボリュームたっぷりの「いか刺身」を出してくれた。

 開店直後のこの時間帯は、女将さんとカイトくんの二人で店を切り盛りしている。

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 1杯めのホッピーはあっという間に飲み干して、「焼酎おかわり(なか)」(170円)をもらう。

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 そこへ、右どなりで飲んでいるお客さんから「いかなんこつ焼」(2本290円)の注文が飛んだので、私も便乗注文した。

 イカは、先っぽのほうから順に、ミミ、胴体、頭、足(ゲソ)とつながっているが、イカ軟骨は、頭の中にあって、脳や目を衝撃から守っている部位のこと。

 コリコリとした食感に、タレの甘みも加わって、とてもいいつまみになるのだ。

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 3杯めとなる「なか」(170円)をもらうと、これでソト(瓶のホッピー)もなくなった。ソト1・ナカ3の分量だ。

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 改めてメニューを眺めていて、今まではなかった「ねぶた漬」(290円)が加わっていることに気がついた。

 「ねぶた漬」! コロナで閉店してしまった高円寺の「ほんずなし」でよくいただいていた、青森ならではの漬物だ。これは食べてみなければ!

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 ということでさっそくその「ねぶた漬」を注文すると、塩辛と同じように、瓶の中で漬けられている「ねぶた漬」を小鉢に取り分けて出してくれた。

 基になっているのは、「ほんずなし」のものと同じく、青森市の加工食品メーカー「ヤマモト食品」の「ねぶた漬」なんだけど、ここ「やきや」では、それに細く切ったイカの刺身も加えて、さらに漬け込んでいるんだそうな。

 なるほど、このイカの身が効いてますね! 旨いっ!

 「やきや」に足しげく通っていたころは、たいていこの辺で飲み終えて、ホッピー1ラウンド(ソト1ナカ3)と、つまみが3品で、1,570円となるところだが、今回は久しぶりの「やきや」なので、もうちょっと楽しんでいきたい。

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 そこでホッピーに続く飲み物として、これまたメニューに新たに加わった「一刻者いっこもんハイボール」(330ml瓶550円)を注文した。

 いやぁ、芋焼酎のふんわりとした甘みがいいですね。

 氷入りのグラスに2杯分はあるので、1杯あたり275円ってことか。

 そう考えると、「レモンサワー」(320円)や「ウーロンハイ」(320円)より安いかもしれないなぁ。

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 そしてつまみは、「いかなんこつ焼」がとても美味しかったので、「いかげそ焼」(290円)を注文した。

 「いかげそ焼」は、スルメイカ1匹分、10本の足をつながったまま焼き上げたあと、それを10本に切り分けて出してくれる。

 これも間違いなく美味しいよねぇ。

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 午後6時になると、ヨーコさんがやってきて、代わりに女将さんは店を出て休憩に入った。

 ふと気がつくと、店内はもうギューギューの満員状態だ。

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 やぁ、美味しかった。お酒も料理もなくなったので、ここで飲み終えると2,410円なんだけど、ヨーコさんも来られたし、金曜日だしということで、さらにもうちょっと飲むことにした。

 ということで、「酒一杯」(280円)を熱燗でもらって、つまみには「自家製塩辛」(290円)である。

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 おぉ~~っ。これこれ!

 このフレッシュな、イカワタの旨みが強いイカ塩辛が、「やきや」ならではの「自家製塩辛」なんだなぁ。

 この塩辛に出会うまでは、塩辛と言えば桃屋の瓶詰の「いか塩辛」だったので、『イカ塩辛という料理は、ビシッと塩っ気が強いものなんだ』と思い込んでいた。

 だから、最初にこの、塩っ気の面では薄味と言ってもいい「自家製塩辛」を食べたときには、「なんじゃ? これが塩辛なのか?」と思ったものだった。

 ところがこの「自家製塩辛」が、旨みの面では、とっても濃厚なのだ。

 太田和彦さんが、その御著書、「ひとりで、居酒屋の旅へ」の「やきや」の紹介記事の中で、『間違いなくこれは東京一のイカ塩辛。もう酒よりも完全に塩辛が主役だ。恥ずかしながら私はお代わりした』と最大級の賛辞を贈られているのも納得の逸品なのだ。

 ちなみに現在は、八戸からのスルメイカの入荷量が減っているため、「やきや」のイカ料理はすべて、ひとり1回限りの注文。おかわりすることはできませんのでご注意ください。

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 しかしながら、おかわりできなくても「自家製塩辛」は量がたっぷりなので、さらに「酒一杯」(280円)の熱燗をおかわりした。

 日本酒の銘柄は「富貴」である。

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 ゆっくりと、たっぷりと、3時間ちょっと立ち飲んで、ホッピー3杯、酎ハイ2杯、熱燗2本の合計7杯に、料理が5品。今宵のお勘定は3,260円でした。

 ヨーコさん、カイトくんに「またねぇ~」と見送られながら、入口近くの常連さんたちにも「お先にぃ~」とご挨拶して、店を後にした。

 やぁ、美味しかった、楽しかった、よく飲んだ。どうもごちそうさま。

店情報前回) 《YouTube動画

《令和6(2024)年3月1日(金)の記録》

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