« 好物を封印して新料理 … 立ちのみ「いなせや」(京都) | トップページ | 予約で初のテーブル席 … 「ほていちゃん」(有楽町) »

新たな逸品との出会い … 台湾料理「第一亭(だいいちてい)」(日ノ出町)

Dsc01419a_20240417230901

 久しぶりにやって来た「第一亭」で、初めていただいた「ヤキソバ」(700円)が美味しいこと!

 具はほとんど入っていないシンプルな焼きそばなのに、麺が爆発的にうまい。

 「第一亭」名物の裏メニューが、『野毛のペペロンチーノ』とも呼ばれている「パタン」(650円)。

 私も「パタン」は大好きで、よくいただいているのだが、この「パタン」には大量のニンニクが入っているのだ。

 明日の朝、仕事でお客さんたちと話さないといけないので、今夜はニンニク臭くなるのは避けたい。

 そこで仕方なく注文した「ヤキソバ」だったのに、その結果に大満足だ!

 麺そのものは「パタン」と同じ普通の「ヤキソバ」、こんなに美味しかったんですねぇ。

Dsc01407a

 日曜日の今日、同行のAさんと共に「第一亭」に到着したのは、ちょうど開店時刻の午後4時半。

 店の前には開店待ちの行列ができていて、一巡目で入れるかどうかは微妙なところだ。

 店が開いて、行列が進み始め、我われ二人が入ったところで、ちょうど満席となった。

 うわぁ~っ、危なかったなぁ!

Dsc01408a

 まずは「生ビール大」(800円)を二つもらって乾杯である。

 持ち上げるのも重たいほどの、でっかいジョッキがいいね!

 ちなみに「生ビール中」は650円。アサヒかキリンが選べる「瓶ビール(中瓶)」は600円だ。

Dsc01411a

 Aさんは初めての「第一亭」なので、まずは名物料理から食べてもらわなきゃね。

 ということで注文したのは「チートのしょうが炒め」(650円)である。

 チートというのは豚の胃袋のこと。これを生姜炒めにして、とろみがつけられている。

 他の店ではお目にかかったことがない、「第一亭」ならではの料理なのだ。

Dsc01412a

 そしてこちらは私の大好物、「ホルモン炒め」(650円)だ。

 「ホルモン炒め」は豚の腸(シロ)とネギを炒めて、独自のニンニク味噌ダレで味付けしたもの。

 もつ焼き屋などで出されるシロは、同じく豚の腸ながら、あらかじめ下茹でされている。

 それに対して、ここの「ホルモン炒め」のシロは、下茹でしていない生の腸なのだ。

 生のままでも美味しく食べられるように、何度も何度も洗って下ごしらえしている。

 だから、さっきのチートもそうだけど、このシロも、臭みなんて一切ないのだ。

 なお、「第一亭」のメニューには「もつ炒め」(650円)もあって、こちらはあらかじめ下茹でした豚の腸を炒めたものである。

Dsc01413a

 さらに豚モツは続いて、こちらは「豚耳軟骨」(650円)。

 横浜の「豚の味珍(まいちん)」の「耳」もうまいが、それと「第一亭」の「豚耳軟骨」は、ちょっと違うんだなぁ。

 ま、どちらも美味しいんだけどね。

Dsc01414a

 「豚舌(タン)」(650円)ももらった。

 タンはもう、モツ類が苦手な人でも絶対に食べられるモツ料理のひとつである。

 「豚耳軟骨」と同様に、添えられている味噌ダレをちょいとつけて食べるのが旨いよね。

Dsc01415a

 「生ビール大」に続く2杯めの飲み物は「ウーロンハイ」(500円)だ。

 この「ウーロンハイ」で豚モツ4皿を完食して、次に注文したのが、冒頭でご紹介した「ヤキソバ」(700円)だったのだ。

Dsc01420a

 そして3杯めの飲み物は「ハイボール」(500円)である。

Dsc01422a

 つまみとしての「ヤキソバ」も食べ終えて、最後の〆とつまみを兼ねて注文したのが「おじや」(650円)だ。

 以前、神戸の中華料理「相一軒(あいいちけん)」に行ったときに、そのメニューに「おじや」とあるのを見て、

 「中華なのに、なんで『おじや』があるんだろうねぇ?」と不思議そうな表情をしたのが、今日も同行しているAさんだった。

 「自分がよく行っている横浜の『第一亭』では、店頭の赤提灯にも『おじや』と書かれているほどの名物料理で、中華スープで作った『おじや』がすごく旨いんだ。『中華がゆ』とも『日本のおじや』とも違うんだなぁ」という話をすると、Aさんも「それはぜひ食べてみたい」と乗り気になって、「相一軒」の「おじや」をいただいたのだった。

 そんな経緯もあったので、今日の〆は、絶対に「第一亭」の「おじや」にしようと、最初から決めていたのでした。

Dsc01423a

 「おじや」は一緒に出される小鉢に取り分けながらいただく。

 ックゥ~~ッ。この味、この味。スープの旨みが絶妙だよねぇ!

Dsc01424a

 すぐに「ハイボール」(500円)もおかわりである。

Dsc01426a_20240417231001

 ゆっくりと2時間半ほど楽しんで、今夜のお勘定は二人で8,550円(ひとり当たり4,275円)でした。どうもごちそうさま。

 店を出ると、外にはまだ待ち行列ができていました。さすが大人気店じゃのぉ!

店情報前回) 《YouTube動画

《令和5(2023)年12月17日(日)の記録》

| |

« 好物を封印して新料理 … 立ちのみ「いなせや」(京都) | トップページ | 予約で初のテーブル席 … 「ほていちゃん」(有楽町) »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« 好物を封印して新料理 … 立ちのみ「いなせや」(京都) | トップページ | 予約で初のテーブル席 … 「ほていちゃん」(有楽町) »