月1ぐらいのペースで … 「サイゼリヤ」(京急鶴見)

今宵の酒場は「サイゼリヤ 京急鶴見駅東口店」。
京急鶴見駅の東口を出ると、すぐ目の前のビルの2階という立地の良さもあってか、午後6時過ぎの店内はかなり賑わっている。
お酒も飲めるものの、「サイゼリヤ」もファミレス系のお店なので、客層はとにかく幅広くて、お酒を飲む人も飲まない人も、老いも若きも、男も女も、ごっちゃ混ぜになって楽しんでいる雰囲気なのである。

私自身も、このところ少なくとも月に1回ぐらいは、全国どこかの「サイゼリヤ」に行っているような状況で、最初の注文もほぼ固定化してきた。
「白ワインデカンタ小」(200円)と、大好物の「柔らか青豆の温サラダ」(200円)である。

ワインは「グラス」で注文すると100円。「デカンタ小」だと250ml入って200円と、さらにお得になる。「デカンタ大」もあって、こちらは500mlで400円。
こんなに安いのに、このワインが美味しいんだなぁ。

「柔らか青豆の温サラダ」は、ゆでたグリーンピースのサラダなんだけど、メニューの説明によると、「ベビーピー」という最高グレードの豆を使用しているんだそうで、普通のグリーンピースや枝豆などとはまるで違う柔らかさと甘みを感じることができるのだ。

これに調味料置き場から持ってきたオリーブオイルをたっぷりとかけて、トッピングされている半熟卵やチーズとかき混ぜていただく。
あぁ、間違いない。もうすっかり「柔らか青豆の温サラダ」にハマリまくっています。

「柔らか青豆の温サラダ」で、最初の「白ワインデカンタ小」を飲み切って、「白ワインデカンタ小」をおかわりするのと同時に注文したのが「爽やかにんじんサラダ」(200円)である、。
この「爽やかにんじんサラダ」も、「柔らか青豆の温サラダ」と同様に、毎回必ず注文していますねぇ。

千切りにしたニンジンのサラダなんだけど、シャキッとしたニンジンの食感と、オリーブオイルの美味しさと。
これにも追加でオリーブオイルをかけていただくことが多いなぁ。
で! この「爽やかにんじんサラダ」などのように、箸で食べた方が食べやすそうな料理の場合には、調味料置き場の近くに割り箸も置かれているので、それを持ってきていただきましょう。

こうして「柔らか青豆の温サラダ」と「爽やかにんじんサラダ」を食べ終えてからが、毎回、何か違うものにチャレンジしてみるコーナーに入ります。
今回のチャレンジは「ポップコーンシュリンプ」(300円)。
メニューには『軽い衣のおつまみエビフライです』という説明が入っていて、サイゼリヤドレッシングが添えられている。
初めて食べたけど、これもいいねぇ!

そろそろ汁物が欲しくなって「田舎風ミネストローネ」(300円)。
『ミネストローネ』というのは、イタリアの野菜スープなんだそうで、イタリアでは特に決まったレシピはなくて、使う野菜も季節や地方によって様々。『田舎風』と銘打っているとおり、まさに田舎の家庭料理といった感じの料理なんだそうな。

この「田舎風ミネストローネ」には、調味料置き場から取ってきた粉チーズ、「グランモラビア」もたっぷりとかけていただきます。
なんとこの粉チーズ、この5日後の2023年7月10日に、「サイゼリヤ」から無料提供の終了が告知されたのでした。
「グランモラビア」も好きだったのになぁ。諸物価高騰の影響なんでしょうね。残念です。

「田舎風ミネストローネ」を半分ほどいただいたところで、白ワインも飲み切って、次は「赤ワインデカンタ小」(200円)を注文。
このところ、「サイゼリヤ」をはじめとするファミレス系のお店や、居酒屋チェーン店で飲むことも増えている。
もともと毎晩でもお酒を飲むことができるような大衆酒場が大好きだったのだが、ここ数年、価格と味についてはチェーン店も大衆酒場に追いついてきたと言うか、ヘタをすると追い越しているような状況にあると思うのだ。
ファミレス系では「サイゼリヤ」や「バーミヤン」、「ガスト」。居酒屋チェーン店では「一軒め酒場」や「晩杯屋」、「ほていちゃん」、「神田屋」、「鳥貴族」などが一例だろうか。
こういうチェーン店で飲むようになってから、『老舗の大衆酒場には、意外と安くない店もある』と感じるようになった。

最後に〆も兼ねたつまみとして「スパゲティポモドーロ」(400円)をもらう。
チェーン展開している酒場の良さは、全国どこでも同じ料理やお酒を、ほぼ同じ料金で楽しむことができるところにもある。
定年退職後、各地への出張が多い仕事に就いているので、出張時に訪れる夕食も兼ねた酒場は、私にとってはまさに死活問題と言ってもいいほどなのである。
そんな日々を送るなか、コロナ禍で地方の酒場が休業したりして、仕方なく行き始めたのが、かろうじて営業していたチェーン居酒屋だったのだ。
それまでチェーン居酒屋には、いいイメージはなかった。狭いスペースに大勢がぎっしりと詰め込まれ、コース料理だって、テーブルに乗ろうが乗るまいが、できた順にどんどん持ってきて、まさに置き場もない状態になる。飲み放題なのに、呼んでも呼んでも店員さんが来なくて飲めず、それなのにピッタリと時間どおりに「飲み放題の時間は終わりです」なんて言ってくる。
だから職場での飲み会などの場合以外は、自ら進んでチェーン居酒屋に行くことは一切なかったのだ。

ところが! コロナ禍で仕方なく行き始めたチェーン居酒屋は、私がこれまで持っていたチェーン居酒屋のイメージとはまるで違っていたのでした。
ひとりでもゆったりとした席に通してくれるし、タブレットやスマホによる注文なども採り入れていて、注文に困ることもない。それでいて安くて美味しいんだから、まいってしまった。
それ以降、各地で「サイゼリヤ」などのファミレス系も含むチェーン居酒屋に入ってみると、大きくハズレることはなかったのだ。
そんなことから各地への出張中であっても、疲れがたまっていたりして、『今日はあまりハズレたくないなぁ』と思うときは、あえて知ってるチェーン店に行くようになってきたのでした。
ゆっくりと2時間半ほど楽しんで、白ワイン500mlに赤ワインが250ml(合計750ml)、料理が5品でのお勘定は2,000円でした。どうもごちそうさま。
(関連次回) 24.07.17 漁場直送・自慢の鮮度 … 鮮魚「おかもと」(下関)他
(食べログ) サイゼリヤ 京急鶴見駅東口店 (ファミレス / 京急鶴見駅、鶴見駅、国道駅)
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