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2024年7月

開店を待ってゼロ次会 … 「ほていちゃん」(有楽町)

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 仕事仲間との飲み会のその前に、『ひとりゼロ次会』にやって来たのは、JR有楽町駅から東京駅方面に向かうガード下にある「ほていちゃん」だ。

 有楽町・日比谷や銀座一丁目方面で飲むときのゼロ次会は、ここがマイ定番になってきた。

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 ところが! 店に到着したのは開店時刻10分前の午後3時50分。

 残念ながら、店はまだ開いてませんでした。

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 いつも店内で飲んでいるのでご紹介したことがなかったけれど、「ほていちゃん」には店内のカウンター席の他に、店の外にもカウンター席があって、こちらでも立ち飲むことができる。

 基本的に禁煙者は店内席に、喫煙者は店外席に案内されるようです。

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 テーブル席も同様に、店内は禁煙席で、喫煙者もいる場合には店外にずらりと並んでいるテーブル席に案内されます。

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 開店まで10分ほどあるので、周辺の店も見てみることにして、いったん「ほていちゃん」を後にした。

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 「ほていちゃん」の横の狭い路地を通って、反対側のガード下に出ると、そこにあるのが「ヒノマル食堂」。

 福岡天神、博多屋台発祥の「ヒノマル食堂」は、屋台料理や本格炭火焼き鳥を中心に、全国に展開中の総合居酒屋なんだそうな。

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 焼き鳥以外にも、博多ならではの「焼きとん足」(968円)や「酢モツ」(528円)の他、「博多とんこつラーメン」(968円)などもメニューに並んでいるのがいいね。ちょっと高いけど…。

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 その並びには「博多劇場」。

 2023年4月6日にオープンしたという、まだ新しい店ながら、こちらも「鉄鍋餃子」(6個438円)、「牛もつ鍋(小1~2人前)」(1,408円)、「特選ごまさば」(803円)などの博多名物が並んでいる。

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 さらにそのとなりが大衆ジンギスカン酒場「ラムちゃん」。

 ここは「博多劇場」と同じ会社が運営している姉妹ブランドなんだそうで、オープンしたのはこっちが先(2021年7月1日)。

 「ラムちゃんセット」(1人前1,078円)というジンギスカンなどで飲める酒場のようだ。

 ガードのこちら側にはあまり来たことがなかったから知らなかったなぁ。

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 グルッと回って元のガード下に戻ってくると、こちらには「ニュー加賀屋」もあるが、午後5時開店なので、まだ準備中ですね。

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 そして「ほていちゃん」に戻ってくると、ずらりと並ぶ提灯にも灯がともって営業開始だ。

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 私も店内の立ち飲みカウンター席の一角に立って、カウンター席限定の「サッポロラガービール大瓶(赤星)」(484円)でスタートした。

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 ちょっと来ないうちに値段が改訂されたようで、前には10%引きだった立ち飲み席の料金は、今は5%引きになっている。

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 さらに2023年11月1日から、カウンター席、テーブル席を問わず、ひとりあたり110円の入場料も発生する仕組みになったようだ。

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 そんな店内掲示物を見ながら、1品めのつまみとしていただいたのは「かにみそ」(275円)。

 紅ズワイとズワイのミソをブレンドしたものだそうで、本番の飲み会を前にして、あまりお腹を満たしたくないゼロ次会用として、絶好のつまみである。

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 ちなみに、こちらが店内の禁煙テーブル席。

 人数が多い時には予備の椅子を足してくれるようだけど、初期状態では、ゆったりと座れる数の椅子を並べてくれているのが嬉しいよね。

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 「かにみそ」をちびりちびりと舐めるようにいただきながら、ゆっくりと飲んできたサッポロ赤星だけれど、それでも30分ほどで飲み切って、2本目のビールとして「ヱビス ジューシーエール」(中瓶484円)をもらった。

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 この「ヱビス ジューシーエール」もまた、立ち飲みのカウンター席限定で、しかも数量も限定の逸品。

 グレープフルーツ果汁を採用し、白葡萄のような香りのホップと、ミントのような香りのホップを使用した、『上品で果実味あふれる味わいを実現』したビールなんだそうな。

 なるほど、今までに飲んだことがない味わいのビールになっている。

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 合わせるつまみは、これまたちびちびといける一品、「なめ茸おろし」(186円)である。

 あぁ~っ。これまた優しい幸せな味わいじゃのぉ!

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 そろそろ一次会の時間となったのでお勘定をお願いすると、入場料も含めた合計額が1,540円のところ、立ち飲み割引5%で77円が、さらに10円以下の端数値引で3円が引かれて、お勘定額は1,460円でした。

 どうもごちそうさま。

店情報前回) 《YouTube動画

《令和6(2024)年4月25日(木)の記録》

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串カツは野菜も大人気 … 串かつ「のんきや」(津)

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 前回の記事でご紹介した「大観亭支店 津駅西口店」は、実は本日の『2軒め酒場』。

 その前に『1軒め酒場』として伺ったのが、去年の9月に三日連続で飲んだ「立呑処 串かつ のんきや」だったのでした。

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 午後5時過ぎの店内は、すでに先客が5~6人。

 私もカウンター席の端っこに立って、まずは、ハッピーアワー(午後3~6時)で300円になっている「スーパードライ生中」(通常は550円)をもらってスタートである。

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 その生ビールに合わせる一品目のつまみとして注文したのが「そら豆」(200円)だ。

 豆だけ食べても美味しいのだが、皮ごと食べると味わいが広がって、よりおいしく感じるなぁ。

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 「そら豆」で生ビールを飲み切って、2杯めには、これまたハッピーアワーで300円の芋焼酎「黒霧島」(通常は500円)をソーダ割りでいただいた。

 芋焼酎というと、たいていお湯割りかロックでいただいていたが、ソーダ割りもいいですねぇ。芋焼酎のいい香りが、鼻の奥からふわんと上がってくる。

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 合わせるつまみは「どて煮」(450円)である。

 「どて煮」は、『名古屋めしの代表格』とも言われていて、牛スジや豚モツを、味噌やみりんで煮込んだもの。ここ「のんきや」のは牛スジだ。

 「どて煮」という名称は、大阪発祥の「どて焼き」から転じたもののようだ。

 関東の「もつ煮込み」も美味しいけど、この「どて煮」もいいよねぇ!

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 串カツがこの店の目玉商品だけに、その串カツもいただこうと、「ハム」「蓮根」「茄子」(各1本150円)を、それぞれ1本ずつ注文した。

 私が立っているこの場所が、ちょうど串カツの下ごしらえをする場所だったので、準備をする様子も見ることができて実に楽しい。

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 さぁ、串カツもできあがった。

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 できたて熱々のうちに、トプンとソースにつけていただくわけですねぇ。

 あぁ~~っ、うまい!

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 ソースはもちろん『二度づけ厳禁』で、つけ足りなかった場合には、串カツに添えられているキャベツでソースをすくって、串カツにかけて食べるのだ。

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 串カツは1本150円のもの(27品)と、250円のもの(8品)があって、全部で35品。

 タルタルソースでいただくこともできるようだ。

 肉や魚介類が人気があるかと思いきや、若いお客さんたちでも、野菜串をよく注文している。

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 実際に食べてみると、野菜の串カツが本当に美味しくて、私も今回、「蓮根」と「茄子」をもらったのでした。

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 ハッピーアワーが終了する10分前(午後5時50分)、「黒霧島」のソーダ割りをおかわりした。

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 串カツ以外の『おつまみ』も充実しているのがこの店のいいところ。

 去年来たときから値上がりしているけど、それでも1品が200円から、高くても450円というのが嬉しいではありませんか。

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 『おでん』にも引かれているのだが、なかなか『おでん』まで行きつかないなぁ。

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 午後6時前に入る手伝いのお姉さんは日替り。「1週間、毎日来れば、みんなに会えるよ」と笑う店主。

 そして午後6時を過ぎる頃には、立ち飲みの店内は(無理矢理詰めれば、まだ入るものの)緩やかに満員になった。

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 午後6時20分まで、1時間半近く立ち飲んで、今宵のお勘定は2,000円ちょうど。PayPayで支払って、ビルの内側の出入り口から店を出て、2軒めの「大観亭支店 津駅西口店」へと向かったのでした。どうもごちそうさま。

店情報前回) 《YouTube動画

《令和6(2024)年6月7日(金)の記録》

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津に来たら必ずうなぎ … 「大観亭支店(だいかんていしてん)津駅西口店」(津)

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 津に来たら絶対に食べて帰りたいのが『津ぅのうなぎ』。

 やって来たのは津駅西口の階段を降りると目の前にある「大観亭支店 津駅西口店」だ。

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 午後6時半の店内は、今まで見たことがないぐらいいていて、私も2人用テーブル席のひとつに通された。

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 すぐに出されるお手拭きとお茶。

 注文するものは、だいたい決まっている。

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 「並丼」(二切れ1,400円)、「中丼」(三切れ1,900円)、「上丼」(四切れ2,300円)と3つの大きさが選べる『うな丼』のなかの真ん中、「中丼」である。

 量的にも、値段的にも、このくらいがちょうどいいのだ。

 ちなみに「上丼」よりさらに多い、『うな重』の「特上」(五切れ3,000円)と「特註」(六切れ3,400円)も選ぶことができる。

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 その「中丼」と共に注文したのは、三重県は伊賀の地酒、「義左衛門ぎざえもん」(600円)。

 その冷酒を、ふんわりと丸みを帯びた酒器で出してくれた。

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 10分ほどで「中丼」がやってきた。

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 パカッとふたを開けると、関西風に焼きあげられた『津ぅのうなぎ』の美味しそうなこと!

 津には大きな川が多いため、津の海は栄養豊富な水に恵まれていた。そのため戦前から戦後にかけて、うなぎの養殖が盛んになり、市民の日常食としても身近なものになったんだそうな。

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 そんな「中丼」をつまみに、お酒も2本目に。

 次なるお酒は、津ぅは栗真くりまの「寒紅梅かんこうばい」(600円)だ。

 さっきの「義左衛門」とはまた違う酒器で出してくれた。

 蒲焼きの『うなぎ』そのものはもちろんのこと、ほわんと甘みのあるタレが染みたごはんも、これまたいいつまみになるよねぇ!

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 ゆっくりと1時間ちょっと楽しんで、「中丼」も地酒も完食・完飲。

 端っこの二人用テーブル、背中側と、右の壁側に寄りかかることができて、居心地がよかったなぁ。

 お勘定の3,100円をPayPayで支払って店を後にした。どうもごちそうさま。

店情報前回) 《YouTube動画

《令和6(2024)年6月7日(金)の記録》

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振られ振られて人気店 … やき鳥「鳥林(とりばやし)」(今治)他

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 今治での仕事を終えて、ひとりで呑みに出かけたのは、今治駅から徒歩3分(300m)ほどのところにある「鳥林」。『今治焼き鳥・四天王』と言われる店の1軒である。

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 まずは「瓶ビール大瓶」(660円)をもらって、グイッと一杯、ノドを潤す。

 ックゥ~~~ッ! うまいっ!

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 すぐにお通し代わりのキャベツも出してくれた。

 このキャベツは、なんとサービス(無料)なのだ。ありがたいことです。

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 ビールを飲みながら、つまみを選ぶ。

 メニューには、『今治名物鉄板焼き鳥。人気は「皮焼」「レンコン」、そして鳥の唐揚げ「せんざんき」』と書かれている。

 その「皮焼」(352円)と「レンコン」(352円)を注文したところ、残念ながら今日は「レンコン」の入荷はないとのこと。

 ついでに言うと今日はタコの入荷もないそうで、後で注文しようと思っていた「たこ天」(440円)も、この時点で断念となった。

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 「皮焼」ができあがってきた。

 今治の焼き鳥は、串に刺してなくて、バラバラのまま、鉄板の上でギューっと押しつぶすようにして焼き上げるのだ。

 添えられているタレが、これまた旨いんですよねぇ。

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 今日、入荷がなかった「レンコン」の代わりに「もつ焼」(352円)を注文すると、カウンター内の鉄板のところにいる店主から、「『もつ焼』は砂ズリですが、いいですか?」と確認が入った。

 砂ズリというのは砂肝のこと。もちろん好物なのでいいに決まってる。

 さらに「タレ、塩、どちらにしましょう?」と聞いてくれたので、塩で焼いてもらった。

 鉄板でギューっと焼きやすいように、砂肝をちょっと薄切りにしてるのも面白い。いい弾力感ですねぇ!

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 「瓶ビール大瓶」も飲み切って、次は「酎ハイ(プレーン)」(385円)をもらう。

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 ちなみにこちらが飲み物メニューだ。

 日本酒1合、焼酎、酎ハイ、梅酒がそれぞれ385円なのも、ありがたいですね。

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 こうして「鳥林」での『ひとり呑み』を楽しんでいるが、実は「鳥林」までの道のりが大変だった。

 最初に向かったのは、昭和46(1971)年創業の老舗酒場「養老乃瀧 今治店」。

 創業以来、ずっと店主ご夫妻お二人で切り盛りされてきて、チェーン居酒屋なのに、メニュー等も含めてもうすっかり個人店のようになっているのだ。

 入口引戸をガラリと開けて、「ひとりです」と声をかけたところ、「ごめんなさい。今日は予約で満席なんです」とのこと。さすが人気店、さすが金曜日だ。

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 続いて向かったのが居食屋「声聞せいもん」なのだが、なんと「声聞」も店頭に「満席! 本日は予約の方のみです。ごめんなさい」という黒板が出されていてアウト!

 そこで、予約してないと入れないことも多い「鳥林」にダメモトで向かったところ、たまたまカウンターに2席ほどの空席があって、その一つに座ることができたのでした。

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 2杯めとなる「酎ハイ(プレーン)」(385円)をおかわりするころには、「皮焼」も「もつ焼」も、そして最初に出してくれたキャベツも食べ終えた。

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 そこで新たなつまみとして注文したのが「豆腐焼」(352円)だ。

 「豆腐焼」も、焼き鳥を焼くのと同じ鉄板の上で焼きあげてくれる。

 味付けは、醤油かポン酢が選べるというので、ポン酢にすると、これが美味しいこと!

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 「鳥林」で唯一残念なのは、〆の料理を兼ねたようなつまみが少ないこと。

 出張中の『ひとり呑み』は、夕食の場でもあるので、〆とつまみを兼ねたような料理が欲しいのだ。

 そこで、「鳥林」は1時間半ほどで切り上げて、次に向かうことにした。

 「鳥林」のお勘定は2,480円でした。どうもごちそうさま。入れて良かった。

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 「鳥林」を出て、〆とつまみを兼ねた料理を求めてやって来たのは、今治駅前の定食屋「つくし」である。

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 店内のメニューには、定食あり、うどんあり、丼物あり、そしてつまみあり。

 そんな中から、店名が入った「つくしうどん」(500円)をもらうことにした。

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 すぐに出されるお茶。

 飲みもののメニューは特にないんだけれど、ビールも日本酒も焼酎もあるそうなので、麦焼酎の水割りを注文すると、けっこう濃い目で、ボリュームたっぷりの水割りを出してくれた。

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 8分ほどで「つくしうどん」もできあがってきた。

 うどんの上に、豚肉入りの野菜炒めがたっぷりとトッピングされているのが「つくしうどん」。

 普通の「うどん」が400円、「つくしうどん」は500円。100円差で、こんなにも大量の野菜炒めが載ってるのがありがたいよね。

 出張中は野菜不足になりがちなので、その面でもありがたい。

 さらに食べ進めると、野菜炒めの下のほうにワカメも入っている。

 本当にこの「つくしうどん」は、ええつまみになるのぉ!

 ちなみにうどんの麺は、腰のある讃岐風のものでした。

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 40分ほどの〆タイム。お勘定は1,000円ちょうどでした。

 麦焼酎の水割りは500円だったんですね。どうもごちそうさま。

・「鳥林」の店情報前回) / 「つくし」の店情報前回) 《YouTube動画

《令和6(2024)年6月14日(金)の記録》

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漁場直送・自慢の鮮度 … 鮮魚「おかもと」(下関)他

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 年に1度の下関。同行のTさんと一緒に向かったのは鮮魚「おかもと」だ。

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 店に入ると、すぐ右手が鮮魚売り場になっていて、その奥から左に回り込むと、店内の飲食スペースにたどり着く。

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 午後5時半過ぎの店内は、ほぼ満席状態で、空いているテーブルの上には『予約』の札が置かれている。

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 かろうじて奥のテーブルの一角に座ることができた我われは、まずは「生ビール」(605円)をもらって乾杯である。

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 すぐに出された「お通し」(各330円)2品は、それぞれ別のもの。

 なるほど、これを二人で分け合って食べると、各自2種類ずつの魚介系のお通しを食べることができるってことですね。

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 生ビールを飲みながら料理を選び、「刺身盛合せ(一人前)」(1,100円)を二つと、「クジラ竜田揚げ」(990円)を注文すると、先に「クジラ竜田揚げ」のほうがやって来た。

 下関は古くから捕鯨が盛んで、多くの捕鯨船団が下関を拠点に捕鯨を行っていた。市内には今も鯨の記念碑や博物館があるほどだ。

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 すぐに「刺身盛合せ(一人前)」も到着。なんとこの量が一人前で、これをTさんと私に、一皿ずつ出してくれた。

 さすが魚屋さんが営む飲食店ですね。まずその量にびっくりだ。

 そして、その種類の豊富さと、それぞれの味の違いにまたびっくり。美味しいよねぇ!

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 ビール好きのTさんは「生ビール」をおかわりし、私は麦焼酎「大隅」(440円)を水割りでいただいた。

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 テーブル上にカラフルな写真付きのグランドメニューが置かれている他、店内の壁には『本日のおすすめ』が張り出されていて、それを眺めながら飲むのもまた楽しい。

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 店の一角に置かれたホワイトボードにも、同じように『本日のおすすめ』がずらりと書き出されている。

 それぞれの品書きの後ろに、『刺』『煮』『焼』などといった、オススメの食べ方も書かれていたりするので、その選択肢はさらに広がっていくのだ。

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 舌で本物の刺身やクジラを味わい、目でメニュー上の料理を想像したりしながら、麦焼酎水割りも2杯めへと突入した。

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 追加注文した料理は「ぶっかけサラダ」(660円)。

 「ぶっかけサラダ」という名称ながら、その実態は『海鮮サラダ』で、表面に見えている野菜の下には、魚介類がたっぷりと盛られているのだ。

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 Tさんが生ビールを3杯、私も生ビール1杯のあと、麦焼酎水割りを3杯飲んだところで、ここ「おかもと」はお開き。

 お勘定は二人で8,250円(ひとり当たり4,125円)。

 午後7時半の、満席に近い状態のお店を後にした。

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 ホテルに戻って解散したあと、まだちょっと飲み足りない私は、ひとりで下関駅前のショッピングモール、「シーモール下関」4階のレストラン街の中にある「サイゼリヤ」で『ひとり二次会』だ。

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 ひとりでも、ゆったりとしたテーブル席に座らせてくれるのが「サイゼリヤ」のいいところ。

 まずはワインの「赤デカンタ(小)」(250ml・200円)をもらって飲み始める。

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 つまみは「サイゼリヤ」に来たら、必ずと言っていいほど頼んでいる一品、「柔らか青豆の温サラダ」(200円)だ。

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 まず、上にのっている半熟卵をつぶして…。

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 事前に調味料置き場から持ってきている「エクストラ・バージン・オリーブオイル」を、たっぷり目にかけていただくのである。

 「ベビーピー」という青豆の柔らかさに、トッピングされたチーズとオリーブオイルの旨味が加わって、それはもう絶品のおつまみになるのだ!

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 卓上にはちょうど『サイゼリヤの「おいしさ」のハナシ オリーブオイル編』というのが置かれていて、「サイゼリヤ」の「オリーブオイル」(500ml瓶850円で購入可)をアピールしていました。

 このオリーブオイル、本当に美味しくて、「サイゼリヤ」に来るたびに、いろんな料理に追加でかけていただいています。

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 「柔らか青豆の温サラダ」が残り少なくなってきたところで、たっぷり目にかけたオリーブオイルの残りを、もれなくいただくべく、「ミニフィセル(パン)」(150円)を追加注文。

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 ちょうど青豆を食べ終えたところで、「ミニフィセル」が到着した。

 ちょっとずつちぎって、オリーブオイルをつけながらいただくパンの美味しいこと!

 オリーブオイルのみならず、半熟卵の黄身の旨味も加わっているのがいいのかもね。

 これもまた、とってもいいつまみになります。

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 「ミニフィセル」を食べ終える頃には、お皿もすっかりきれいになりました。

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 本日の『ひとり二次会』の〆としていただいたのが、イタリアからの直輸入という「イタリアンジェラート」(250円)と、ワインを造る際に残った、ブドウの搾りカスで造られた蒸留酒、「グラッパ」(30ml・300円)だ。

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 『ぶどうの焼酎』と言ってもいい「グラッパ」なんだけど、そのアルコール分は40%もあるので、ちびりちびりといただかないと危険なのだ。

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 さっくりと1時間ほどの『ひとり二次会』。お勘定は1,100円でした。

 全国どこでも同じ味が、同じ値段で、美味しく安く楽しめるのが「サイゼリヤ」のいいところですね。

 どうもごちそうさま。

・「おかもと」の店情報前回) / 「サイゼリヤ」の店情報関連前回) 《YouTube動画

《令和5(2023)年11月14日(火)の記録》

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店情報: 「サイゼリヤ」(下関)

  • サイゼリヤ 店名: サイゼリヤ シーモール下関店
  • 電話: 083-228-3900
  • 住所: 750-0025 山口県下関市竹崎町4-4-8 シーモール下関4F
  • 営業: 10:00-22:00、無休
  • 場所: 下関駅東口の前にあるショッピングモール「シーモール下関」4階のレストラン街の中の1軒。下関駅から徒歩2分(110m)。
  • メモ: 2018年3月21日オープン。下関店・公式サイトサイゼリヤ・トップページ(2023年11月調べ)

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創業25年おめでとう … 立呑み「やきや」(荻窪)

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 荻窪「やきや」の創業は1999年(平成11年)7月。今年で創業25年となった。

 そんな「やきや」に到着したのは、火曜日の午後4時半。店内はすでにほぼ満員状態だ。

 しかしながら、カウンターの奥のほうで立ち飲んでいた方が、ちょっと小さくなってくれて、なんとかすき間に入れてもらうことができました。ありがとうございます。

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 黙っていてもスッと出される最初の「ホッピー」(360円)。これが行きつけの酒場のいいところですよね。

 とは言うものの、このところ『行きつけ』と言えるほど通うことができていないので、むしろとっても申し訳なく感じてしまいます。

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 1杯めのホッピーを作りつつ、まず注文したのは「珍味わたあえ」(330円)だ。

 この店の『わたあえ』、『刺身』、『塩辛』が、自分が必ず食べたいと思っている3点セット。

 週に何回か通っていたときは、「今日はこれ」、「明日はこれ」と、その3点を日を分けて楽しんだりしていたんだけれど、久しぶりに来ることができた今日は、絶対にその3点セットは食べて帰ろうと思っているのでした。

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 「やきや」では2024年(平成6年)5月1日から、商品の値上げをしたそうで、イカ料理はほぼ全品が330円となった。

 昨年10月、「スルメイカ価格が過去最高を更新。15年前の約8.5倍に高騰」という報道があって驚いていたのだが、さらに「2024年5月の豊洲市場におけるスルメイカの平均卸価格は、先月からは7%ほど上昇。1年前の5月と比較すると23%ほど高くなった」とのことで、留まることなく値上がりしてるんだから、さぁ大変。

 ざっくりと15年前の10倍といったところだろうか。

 その頃(2009年7月)の「やきや」のイカ料理の値段は170円だったから、330円に値上がりしても、15年前の2倍にも達していないってことですね。

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 「焼酎おかわり(ナカ)」(180円)をもらって、3点セットの2品め、「いか刺身」(330円)を注文した。

 『刺身』は、「いか刺身」と「いかみみ刺身」(330円)の2種類があって、それぞれに特長があるから、どっちも好きなのだ。

 薬味は、普通に注文すると『ワサビ』が添えられるが、これを『ショウガ』に変えてもらうこともできて、それもまた美味しいのだ。

 私も『刺身』を単発でもらうときには、『ショウガ』にしてもらったりしているのだが、「珍味わたあえ」の後にもらうときには、『ワサビ』のままでいただくことが多い。

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 なぜならばこの『ワサビ』を、食べ終えた「珍味わたあえ」のタレに少し混ぜこんで、それを「いか刺身」に絡めて食べるのが、もう爆発的に美味しいからだ。

 この食べ方をしたいから、必ず最初に『わたあえ』、次に『刺身』という順番で注文しているのでした。

 ッカァ~~ッ! 間違いなく旨いよね!

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 この「珍味わたあえ」からの「いかみみ刺身」というセットで、ホッピーを3杯(最初のセット+ナカ2杯)いただいて、まだソト(瓶のホッピー)も残ってるんだけど、4杯めはまたセット(360円)でもらった。

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 そしてつまみは「いかげそ揚げ」(330円)だ。

 「いかげそ揚げ」は、調理済みのものがカウンター上のバットに並べられていて、注文を受けて、それをお皿に取り分けてくれる。

 だから熱々ではなくて、冷めた揚げ物なんだけど、シナっとした衣とも相まって、これはこれで『「やきや」ならではの「いかげそ揚げ」』という、ここでしか食べることができない個性的な料理になっているのだ。

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 その「いかげそ揚げ」の後、ナカ(180円)をもらって、いよいよ3点セットの3品め、「自家製塩辛」(330円)である。

 これまで何度も書いてきたとおり、「やきや」の「自家製塩辛」を知る前は、『イカの塩辛』というと、私の頭の中には桃屋の『いか塩辛』しかなかった。

 『塩辛の伝統的な製法を堅持しているため、塩分は約17%(濃口醤油の約1.2倍)』というのが桃屋の『いか塩辛』の大きな特徴。

 これに比べると、「やきや」の「自家製塩辛」はマイルドな味わいで、フレッシュだ。

 お漬物で例えると、「やきや」のが浅漬けで、桃屋のが古漬けといった感じだろうか。浅漬けなのに、旨みは古漬けに負けてない。すっかり病みつきになってしまうのである。

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 この「自家製塩辛」だけで、ホッピー2杯ぐらいは軽くいけるので、ナカ(180円)をおかわりすると、となりのお客さんから「いかなんこつ焼」(330円)の注文が飛んだので、私も思わず便乗注文。これも美味しいんだなぁ。

 というか、メニューの中のどの品をとっても、美味しくないものはない。

 『安くて美味しい』。常連さんたちから愛される大衆酒場に共通するキーワードはこれですよね。

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 午後6時20分、入店から2時間近く経って、通算7杯めとなるナカ(180円)と「漬物」(250円)をもらったところで、店を手伝っているヨーコさんがやってきて、女将さんと交代である。

 「漬物」は、ごく普通に見える白菜漬けなんだけど、これもまたいいつまみになるんだよなぁ。

 私が「やきや」に初めて来たのは2001年5月のこと。今から23年前でした。

 当時は荻窪駅北側の小さな路地の中にあって、路地の入口に掲げられた「つまみ全品150円」という看板に引かれて入ってみたのでした。

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 最後にもう1杯、ソト2ナカ8の通算8杯めとなるナカ(180円)をもらうと、グラスの8分めぐらいのところでソトがなくなった。

 午後7時10分まで、2時間40分ほど立ち飲んで、ホッピー8杯と料理6品でのお勘定は3,700円なり。

 久しぶりにやって来たので、通常だと二日分ぐらいの量を一気に飲み食いしたため、「やきや」にしては驚くようなお勘定額になってしまいましたが、普通に『ホッピー(360円)+ナカ(180円)+イカ料理(330円)2品』だとお勘定額は1,200円。毎日のように来られている常連さんたちのお勘定額は、だいたいこんなところです。ご安心ください。

 いやいや、それにしても「やきや」創業25年、改めておめでとうございます!

店情報前回) 《YouTube動画

《令和6(2024)年7月2日(火)の記録》

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人気のファミレス飲み … 「ガスト」(野方)

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 このところ「居酒屋を超えてるかも!」との声もよく聞く『ファミレス飲み』。

 今日は『ガスト飲み』にチャレンジしてみることにした。

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 入店したのは午後5時50分。ギリギリでハッピーアワー(平日10:30~18:00)に間にあったので、まずはそのハッピーアワーの「甘くないレモンサワー」(通常350円が300円)でスタートした。

 「甘くない」とは書かれているものの、やっぱりサワーは甘く感じるなぁ。

 そのサワーを飲みながら、スマホの「すかいらーく」アプリを開いてクーポンを確認すると、すぐにいくつものクーポンが見つかった。

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 その中からまずは「ちょい盛りポテト」(通常370円が250円)を、各テーブルに置かれているタブレット(デジタルメニューブック)から注文すると、『水とスープバーは、ドリンクコーナーからお取りください』という表示が現れた。

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 水はわかるけど、なんとスープバーも利用することができるんですね。

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 さっそく『本日の日替わりスープ(お替り自由)』である「韓国風スープ」と「水」を取ってきた。

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 他の「すかいらーく」グループ同様に、この店でもネコ型のロボットが料理を運んできてくれる。

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 「ちょい盛りポテト」は、『ちょい盛り』という表記のとおり量は少ない。

 そのままだと味が薄いので、調味料置き場から「焼き塩」を取ってきて振りかけると、いいつまみになった。

 ポテトフライを注文するときに、有料の『選べるディップソース』(マヨケチャ+20円、マヨ明太バター+50円、ハニーマスタード+50円)を付けることもできるようだ。

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 レモンサワーを飲みきって、クーポンの「グラスワイン(白)」(通常200円が120円)を注文。

 クーポンなしだと「サイゼリヤ」(グラスワインが100円)の倍だけれど、クーポンを使うと、その差は20円。

 ただし『同一クーポンについては1回の来店で1回まで』という制約付きなので、2杯め以降は通常料金に戻ってしまうのが残念だ。

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 つまみの2品めは、これまたクーポンの「ほうれん草とベーコンのチーズ焼き」(通常420円が300円)。

 すかいらーく系のファミレスで飲む場合、クーポンは必ずチェックすべきだなぁ。

 それにしても、午後6時半ごろの店内に、グループでやって来ている女子高生が大勢いるのはなぜだろう。彼女たちは自宅での夕食は食べないんだろうか?

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 スープが飲み放題なのは、本当にありがたい。

 「韓国風スープ」のスープの旨みがとてもいいつまみになって、すでに3杯めに突入だ。

 さっきとなりのテーブルに座ったお姉さんも、あっという間に2杯めのスープを注ぎに行っている。

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 同一クーポンは1回だけだけど、ラッキーなことに、白ワインと赤ワインとは違うクーポンになっているので、白ワインに続いては別クーポンの「グラスワイン(赤)」(通常200円が120円)をもらった。

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 そして、〆とつまみを兼ねて注文したのが、通常メニューの「焼きたて明太トースト(2個)」(350円)だ。

 今日の注文の中で、これが唯一のクーポン以外の注文である。

 もちろんこのままで美味しいんだけど、「サイゼリヤ」で飲むことに慣れてるからか、つい「オリーブオイルにも絡めて食べたい!」なんて思ってしまう。

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 午後8時前のお勘定はセルフレジで。合計1,440円のところ、プラチナ(60歳以上)割引5%で、お勘定は1,368円なり。

 Apple WatchのSuicaでピッと支払って店を出た。

 やっぱり安いね『ガスト飲み』。どうもごちそうさま。

店情報関連前回) 《YouTube動画

《令和6(2024)年5月30日(木)の記録》

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店情報: 「ガスト」(野方)

  • ガスト野方店 店名: ガスト 野方店(から好し取扱店)
  • 電話: 0570-011-954(予約不可)
  • 住所: 165-0027 東京都中野区野方5-29-1
  • 営業: 07:00-23:30、無休(ハッピーアワー:平日10:30-18:00)
  • 場所: 西武新宿線・野方駅南口から南へ2分(110m)、左手角のファミマの2階。
  • メモ: 86席(予約不可)、禁煙、クレジット可、電子マネー可、Wi-Fiあり。公式サイトあり、店内メニューハッピーアワー。(2024年5月調べ)

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コク甘クリームチーズ … 「一軒め酒場」(高田馬場)

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 このところよく行く酒場の1つが「一軒め酒場」だ。

 かと言って、どこか1軒の「一軒め酒場」に通い詰めているわけではなくて、全国あちこちにある「一軒め酒場」に、ふらりと入ることが多いのでした。

 今日は高田馬場駅から徒歩1分ほどのところにある「一軒め酒場 高田馬場さかえ通り店」にやって来た。

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 「ひとりです」と入ると、「こちらのカウンター席にどうぞ」と、入口を入ってすぐ右手にあるカウンター席に案内してくれた。

 おぉ~っ。店全体の様子を見ることができるいい席ですねぇ。

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 まずは「酎ハイ」(209円)をもらうと、スマホ注文用のQRコードも持ってきてくれた。

 現在の時刻は土曜日の午後3時半。

 ここ「高田馬場さかえ通り店」は、土日祝日は午後3時開店。30分前に開店したところだ。

 JR線を挟んで反対側(線路の東側)に「一軒め酒場 高田馬場店」もあるのだが、こちらは午後4時開店。

 で、すでに開いている「一軒め酒場 高田馬場さかえ通り店」のほうに来たのでした。

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 最初のつまみは「名物煮込み(こってり脂しょうゆ)」(319円)。

 メニューには「店でカット、店で仕込み、だから旨い」、「モツの旨味にとことんこだわり、野菜は一切使わず豚モツだけをタレと背脂で煮詰めながらコッテリとした旨み、甘み、そしてコクを引き出しました」というオススメの言葉が書かれている。

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 これに卓上に置かれた七味唐辛子を振りかけていただきます。

 あぁ。豚モツ100%の煮込みが旨し。もうちょっと盛りがいいともっと嬉しいんだけど、いろんなものが値上がりしているこのご時勢、そういうわけにもいかないんだろうなぁ。

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 煮込みの具材が少なくなってきたところで、この豚モツの旨味がたっぷりと出た煮込みの汁を徹底的に味わいつくすべく、「カリッと揚げめん」(109円)を追加注文した。

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 「カリッと揚げめん」は、麺を干すときに棒にかける部分を集めて揚げたものをストックしている料理のようで、注文するとすぐにやってくる。

 だから揚げたてというわけではないが、これはこれで『えびせん』などと同じように楽しめるのだ。

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 その「カリッと揚げめん」をパリパリと割って煮込みの汁に投入すると!

 これはもう間違いなく、すごく美味しいよねぇ(^^)v

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 すぐに「酎ハイ」(209円)もおかわりだ。

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 私はQRコードを読み込んだスマホで注文しているのだが、店員さんを呼んで、口頭による注文もできるようで、卓上には呼びボタンも置かれている。

 このハイブリッド方式の柔軟さがいいようで、先ほど入ってきた大常連さんらしき男性ひとり客には、注文していないのにお好みのお酒がスッと出されている。

 他の養老乃瀧系の酒場と同じく、常連さんと店員さんが親しげに会話を交わしたりもしていて、その面でも、個人店とチェーン店のいいハイブリッドになっている。

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 3品めのつまみは、もうすっかり「一軒め酒場」でのマイ定番になっている「〆の旨塩焼そば」(352円)だ。

 「仕上げに、旨味たっぷりの特製鯛塩をふりかけました」と書かれているとおり、とてもいいつまみになるのだ。

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 他に「酒場のソース焼そば」(385円)というのもあって、こっちもいいつまみになる。

 二人以上で「一軒め酒場」に入ると、「〆の旨塩焼そば」と「酒場のソース焼そば」の両方をもらうことも多いのだが、ひとりだとさすがに両方は多過ぎるよなぁ。

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 「〆の旨塩焼そば」の後は、漬物系か珍味系で締めくくりたいところなのだが、残念ながら「一軒め酒場」は、その種のメニューが少ないんだなぁ。

 「本日のおすすめ」メニューにある、「紅白らっきょう」(275円)か、グランドメニューにある「クリームチーズの甘酒漬」(264円)か。

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 ちょっと迷ってから、「クリームチーズの甘酒漬」に決め、3杯めの酎ハイとともに注文した。

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 この「クリームチーズの甘酒漬」が大正解!

 甘酒だけに、ホワンと甘いんだけど、けっして甘過ぎることはない。

 チーズの味にちょっと変化を与えてくれるのが嬉しい。デザート系のつまみだな。

 すっきり味の酎ハイに、とってもよく合うのがいいよねぇ。

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 ゆっくりと2時間ちょっと楽しんで、今日のお勘定は1,670円。

 PayPayで支払って店を出た。どうもごちそうさま。

店情報関連前回) 《YouTube動画

《令和6(2024)年6月1日(土)の記録》

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店情報: 「一軒め酒場」(高田馬場)

  • 一軒め酒場 店名: 一軒め酒場 高田馬場さかえ通り店
  • 電話: 03-5386-4060
  • 住所: 169-0075 東京都新宿区高田馬場3-1-4 菱田ビル1F
  • 営業: (月-木)16:00-24:00、(金・祝前日)16:00-05:00、(土)15:00-05:00、(日祝)15:00-24:00、年末年始休(12/31-1/2)
  • 場所: 高田馬場駅・早稲田口を出て徒歩1分(89m)。JR線西側の「さかえ通り」内。JR線を挟んだ反対側(JR線東側)に「一軒め酒場 高田馬場店」もある。
  • メモ: ホール104席、喫煙可、クレジットカード・電子マネー・QRコード決済可。公式サイト。(2024年6月調べ)

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