漁場直送・自慢の鮮度 … 鮮魚「おかもと」(下関)他

年に1度の下関。同行のTさんと一緒に向かったのは鮮魚「おかもと」だ。

店に入ると、すぐ右手が鮮魚売り場になっていて、その奥から左に回り込むと、店内の飲食スペースにたどり着く。

午後5時半過ぎの店内は、ほぼ満席状態で、空いているテーブルの上には『予約』の札が置かれている。

かろうじて奥のテーブルの一角に座ることができた我われは、まずは「生ビール」(605円)をもらって乾杯である。

すぐに出された「お通し」(各330円)2品は、それぞれ別のもの。
なるほど、これを二人で分け合って食べると、各自2種類ずつの魚介系のお通しを食べることができるってことですね。

生ビールを飲みながら料理を選び、「刺身盛合せ(一人前)」(1,100円)を二つと、「クジラ竜田揚げ」(990円)を注文すると、先に「クジラ竜田揚げ」のほうがやって来た。
下関は古くから捕鯨が盛んで、多くの捕鯨船団が下関を拠点に捕鯨を行っていた。市内には今も鯨の記念碑や博物館があるほどだ。

すぐに「刺身盛合せ(一人前)」も到着。なんとこの量が一人前で、これをTさんと私に、一皿ずつ出してくれた。
さすが魚屋さんが営む飲食店ですね。まずその量にびっくりだ。
そして、その種類の豊富さと、それぞれの味の違いにまたびっくり。美味しいよねぇ!

ビール好きのTさんは「生ビール」をおかわりし、私は麦焼酎「大隅」(440円)を水割りでいただいた。

テーブル上にカラフルな写真付きのグランドメニューが置かれている他、店内の壁には『本日のおすすめ』が張り出されていて、それを眺めながら飲むのもまた楽しい。

店の一角に置かれたホワイトボードにも、同じように『本日のおすすめ』がずらりと書き出されている。
それぞれの品書きの後ろに、『刺』『煮』『焼』などといった、オススメの食べ方も書かれていたりするので、その選択肢はさらに広がっていくのだ。

舌で本物の刺身やクジラを味わい、目でメニュー上の料理を想像したりしながら、麦焼酎水割りも2杯めへと突入した。

追加注文した料理は「ぶっかけサラダ」(660円)。
「ぶっかけサラダ」という名称ながら、その実態は『海鮮サラダ』で、表面に見えている野菜の下には、魚介類がたっぷりと盛られているのだ。

Tさんが生ビールを3杯、私も生ビール1杯のあと、麦焼酎水割りを3杯飲んだところで、ここ「おかもと」はお開き。
お勘定は二人で8,250円(ひとり当たり4,125円)。
午後7時半の、満席に近い状態のお店を後にした。

ホテルに戻って解散したあと、まだちょっと飲み足りない私は、ひとりで下関駅前のショッピングモール、「シーモール下関」4階のレストラン街の中にある「サイゼリヤ」で『ひとり二次会』だ。

ひとりでも、ゆったりとしたテーブル席に座らせてくれるのが「サイゼリヤ」のいいところ。
まずはワインの「赤デカンタ(小)」(250ml・200円)をもらって飲み始める。

つまみは「サイゼリヤ」に来たら、必ずと言っていいほど頼んでいる一品、「柔らか青豆の温サラダ」(200円)だ。

まず、上にのっている半熟卵をつぶして…。

事前に調味料置き場から持ってきている「エクストラ・バージン・オリーブオイル」を、たっぷり目にかけていただくのである。
「ベビーピー」という青豆の柔らかさに、トッピングされたチーズとオリーブオイルの旨味が加わって、それはもう絶品のおつまみになるのだ!

卓上にはちょうど『サイゼリヤの「おいしさ」のハナシ オリーブオイル編』というのが置かれていて、「サイゼリヤ」の「オリーブオイル」(500ml瓶850円で購入可)をアピールしていました。
このオリーブオイル、本当に美味しくて、「サイゼリヤ」に来るたびに、いろんな料理に追加でかけていただいています。

「柔らか青豆の温サラダ」が残り少なくなってきたところで、たっぷり目にかけたオリーブオイルの残りを、もれなくいただくべく、「ミニフィセル(パン)」(150円)を追加注文。

ちょうど青豆を食べ終えたところで、「ミニフィセル」が到着した。
ちょっとずつちぎって、オリーブオイルをつけながらいただくパンの美味しいこと!
オリーブオイルのみならず、半熟卵の黄身の旨味も加わっているのがいいのかもね。
これもまた、とってもいいつまみになります。

「ミニフィセル」を食べ終える頃には、お皿もすっかりきれいになりました。

本日の『ひとり二次会』の〆としていただいたのが、イタリアからの直輸入という「イタリアンジェラート」(250円)と、ワインを造る際に残った、ブドウの搾りカスで造られた蒸留酒、「グラッパ」(30ml・300円)だ。

『ぶどうの焼酎』と言ってもいい「グラッパ」なんだけど、そのアルコール分は40%もあるので、ちびりちびりといただかないと危険なのだ。

さっくりと1時間ほどの『ひとり二次会』。お勘定は1,100円でした。
全国どこでも同じ味が、同じ値段で、美味しく安く楽しめるのが「サイゼリヤ」のいいところですね。
どうもごちそうさま。
・「おかもと」の店情報 (前回) / 「サイゼリヤ」の店情報(関連前回) 《YouTube動画》
| 固定リンク | 2
コメント