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店長のおすすめが良い … 「一軒め酒場」(新潟)

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 「須坂屋そば」でたっぷりと飲み食いしたんだけれど、昼前に新潟駅に着いて、まわりを見て歩いていたときに、ちょっと気になる酒場があった。

 それがここ、新潟駅・万代口からすぐのところにある、ビルの半地下に埋まっているように見える、「一軒め酒場 新潟駅前店」である。

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 店の入口も、ビルの階段を降りた下にある。

 『おやじが喜ぶこだわりの酒と肴だけの店』。これが「一軒め酒場」のコンセプトである。

 新潟でもまったく同じコンセプトが貫かれてるのが嬉しいではありませんか!

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 「ひとりです」と入ると、店内中央部の大きな四角い柱を取り囲むように作られたカウンター席の一角に案内してくれた。

 チェーン店でありながら、その店独自の、その土地ならではのメニューもあるのが、「一軒め酒場」も含む養老乃瀧グループのいいところ。

 この店の場合、「店長のおすすめ」メニューが、それに違いない。

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 なぜならその裏側の「店長おすすめの酒」には、新潟の地酒も並んでいるから。

 宇都宮の「一軒め酒場」には、栃木の地酒「四季桜 特別純米生原酒」が置かれていたし、本塩釜の「養老乃瀧」には、塩釜の地酒「浦霞 純米酒」が置かれていた。

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 そしてこちらの「赤祭」というメニューは、養老乃瀧グループ全体での期間限定のフェアのものだな。

 このチェーン店と個人店の『いいとこ取り』のようなところが、日本の各地で養老乃瀧グループの居酒屋に入ってみたくなる大きな要因なのだ。

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 そんなこの店限定、期間限定のメニューなどを確認しながら、スマホでQRコードを読み取って、まず注文したのは、「一軒め酒場」でのマイ定番、「酎ハイ」(209円)である。

 「いつものレモンサワー」、「グレープフルーツサワー」、「しそサワー」、「おやじ好みの梅サワー」、「男梅サワー」、「カルピスサワー」、「緑茶割り」、「ウーロン茶割り」などが、いずれも209円と同額なのだが、個人的にはプレーンな「酎ハイ」が一番好きなのだ。甘みがない、というのがその最大の理由かな。

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 つまみとして、「店長のおすすめ」の中から、「塩そらまめ揚げ」(264円)を注文。

 『店長のイチオシ!』と書かれた「おさしみ三点盛り」(539円)にも強く引かれたんだけれど、「須坂屋そば」で〆の「もりそば」までいただいたので、さすがにそれは苦しいかもしれないと、「塩そらまめ揚げ」のほうにしたのでした。

 過去に食べた記憶がない、揚げた『そら豆』。これも美味しいねぇ!

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 2024年8月現在、全国にある「一軒め酒場」の数は、北は宮城県仙台市から、南は愛媛県松山市まで全部で50店舗。

 都府県別に見ると、宮城1、栃木2、埼玉2、東京22、神奈川11、新潟1、愛知1、大阪7、広島2、愛媛1という分布状況だ。

 養老乃瀧グループ全体で見ると、北は北海道から、南は沖縄まで、全国に270店舗を展開しているようだ。

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 「酎ハイ」に続くお酒として、新潟の地酒「朝日山あさひやま 百寿盃ひゃくじゅはい(冷酒)」(385円)を注文すると、受け皿に置かれたグラスに、その場で一升瓶から注いでくれた。

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 これまた表面張力までモッキリ(盛り切り)だ!

 この「朝日山」を造っている新潟県長岡市の朝日酒造は、新潟三大有名酒、「久保田」・「越乃寒梅」・「八海山」のうち、「久保田」を造っている酒造会社でもある。

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 合わせるつまみは、今度も「店長のおすすめ」の中から、「クリスピー蟹唐揚げ」(275円)だ。

 おぉーっ! カニも美味しい!

 スパイシーな衣が、カニをより美味しく食べさせてくれる。

 店長、やるなぁ!

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 さっくりと1時間ほど楽しんで、今宵のお勘定は1,133円。

 Apple WatchのSuicaでピッと支払って店を出た。

 どうもごちそうさま。

 初めて来たけど、初めての感じがしない、安定・安心の「一軒め酒場」でした。

店情報関連前回) 《YouTube動画

《令和6(2024)年7月11日(木)の記録》

(食べログ) 一軒め酒場 新潟駅前店居酒屋 / 新潟駅

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