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2024年9月

ギョーザを小スープで … 中華料理「相一軒(あいいちけん)」(神戸)

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 「ギョーザ」(6個350円)を「小スープ」(50円)で食べると、それもまた美味しいかもなぁ!

 「相一軒」の「ギョーザ」をいただいているときに、ふとそんなことを思いついて、「小スープ」を追加注文した。

 熱々で出される「小スープ」に「ギョーザ」をトプンとつけていただくと……。

 おぉ~~~~っ! 予想どおり、すごく美味しいではありませんか!

 簡易版のスープ餃子ってことですね。こりゃいい発見ができたなぁ。

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 水曜日の今日、「相一軒」に到着したのは、開店5分前の午後5時25分。

 もちろん店はまだ開いていないし、まわりに他の人の気配もない。

 ひとりでも入れないことが多いので、少し前に電話で予約を入れたところだったんだけど、これなら心配する必要はなかったかなぁ。

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 そんなことを思っているところで5時半になり、店が開店すると同時に、どこからともなく何人ものお客さんたちが現れて、次々に店内に入っていく。

 ありゃりゃ。みんな、いったいどこにいたんだ?!

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 その流れの後ろについて私も店内に入り、カウンター席の一角に腰を下ろすと同時に、「生ビール(大)」(800円)を注文した。

 生ビールは(中)もあって、そちらは500円。

 でも今日みたいに暑い日はやっぱり(大)がいいよねぇ。片手で持つのが重いほどの大きさだ。

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 つまみの1品めも決めている。「エビせん」(300円)だ。

 「エビせん」は、「相一軒」に来ると必ず注文する、定番の一品になっているのだ。

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 揚げたて熱々の「エビせん」が出されるのもいいところ。

 1枚ずつ、はしでつまみながらいただきます。

 開店直後の店内は、カウンター席は8席中の5席が、後ろのテーブル席は3卓中2卓が完全に埋まり、残るは1卓のみだが、そのテーブルには「予約」の札が立っている。

 つまり、この時点ですでに、入れるお客は、カウンター席の残り3席分のみってことだ。

 相変わらずの大人気ですねぇ。やっぱり予約してて良かったよ。

 それにしてもこの「エビせん」。いつも何人かでワイワイと食べるからすぐに無くなっていたけど、ひとりだとけっこう量もありますねぇ。

 ほんわりとエビの風味を感じることができるのがいいんだなぁ。

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 他のお客さんたちの注文を聞いていると、多いのは「ギョーザ」(350円)と「あさり炒め」(600円)の注文だ。

 「エビせん」を注文するお客さんは、今のところ自分以外にはいないなぁ。

 自分たちも、この店に来始めたころは、いろいろと食べた後、最後のほうに「エビせん」を注文してたからなぁ。そういうお客さんが多いのかもしれない。

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 つまみの2品めは、これまたマイ定番の「腸」(400円)である。

 これは豚の腸なんだけど、ピリ辛のタレがいいのだ。

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 「生ビール(大)」を飲み終えた後は、『つまみりょく』がとっても高い「腸」に合わせて「麦焼酎」(400円)を水割りで注文した。

 「相一軒」は、いわゆる『町中華』のお店なので、食事だけのお客さんもいる。

 カウンター8席には、私も含めて5人の客がいたのだが、その内の二人は食事客だったようで、30分ほどでサクッと食事を終えて席を立ち、午後6時の時点では、カウンター席にいるのは、私も含めてお酒を飲んでいる3人だけ。

 後ろのテーブル席は、当然のごとく、みんなグループ飲みのお客さんなので、みなさんワイワイと盛り上がってきています。

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 続くつまみは、大人気の「あさり炒め」(600円)。

 よくある酒蒸しでもなく、バター炒めでもなく。中華風の出汁が効いた味わいが特徴だ。

 う~~っ。人気があるのがわかるよねぇ。唸る旨さだ。

 この出汁つゆは、けっこう塩分が強いので、後に残して飲むのではなくて、アサリを1個食べるごとに、その殻でちょっとずつ飲みながら食べ進めると、いいつまみになる。

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 すぐに「麦焼酎」水割りもおかわりだ。

 あさりは、けっこうな個数なんだけど、殻だけとか、殻から外れた身だけというのは一つもなくて、すべて殻と身が一体となっている。これもすごいところですねぇ。

 〆の「あさりそば」(800円)も人気があるそうだ。

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 その「あさり炒め」を、出汁つゆも含めてすっかり完食して注文したのが、冒頭でご紹介した「ギョーザ」(6個350円)だったのでした。

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 「ギョーザ」に備えて、3杯めとなる「麦焼酎」水割りもおかわりだ。

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 待つことしばし。「ギョーザ」もできあがってきた。

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 餃子そのものに強めの味が付いているときは酢+胡椒で、餃子の味がそれほど強くない場合は酢+醤油+ラー油でいただくようにしている。

 ここの「ギョーザ」は、餃子そのものには強い味付けはされていないので、後者の酢+醤油+ラー油でいただくことが多い。

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 その「ギョーザ」を半分(3個)食べたところで、「小スープ」(50円)も注文した。

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 餃子に強い味付けがされていないので、「小スープ」につけて食べても絶対に美味しいだろうと思ったのだ。

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 この簡易版スープ餃子。すごくオススメ!

 「相一軒」に行ったら、ぜひ試してみてください。

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 ゆっくりと2時間半ほど楽しんで、今宵のお勘定は3,650円。

 ひとりで「相一軒」に来たのは、今回が初めてだったんだけど、「エビせん」に始まり、「小スープ」に終わり。大好物のオンパレードで、すごく嬉しかったなぁ。

 大満喫、大満足、大満腹でした。どうもごちそうさま。

店情報前回) 《YouTube動画

《令和6(2024)年9月18日(水)の記録》

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沖あがり鍋で静岡茶酎 … 「やしま」(清水)

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 JR清水駅近くにある居酒屋、「やしま」。

 お品書きの中の『ひとり鍋』というコーナーで、『人気商品!!』として推されている「沖あがり鍋」(630円)に強く引かれて注文した。

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 『桜エビを使った地元のお鍋です』と紹介されているとおり、豆腐を出汁つゆで煮て、卵でとじたような鍋の中には、小さな桜エビがたっぷりと入っている。

 これはいいねぇ。出汁つゆが旨い!

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 その「沖あがり鍋」に合わせて、「静岡茶焼酎」(480円)をロックで注文。

 出された「静岡茶焼酎」は無色透明で、味わいはまるで甲類焼酎のような感じ。

 お茶の風味は特に感じないなぁ。自分の味覚、嗅覚が鈍いだけなのかもしれないが…。

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 カウンター内の棚には、各種焼酎がずらりと並んでいて、この店が焼酎に力を入れていることが一目でわかる。

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 そこを見てみると、この「静岡茶焼酎」は、八女やめ(福岡県)は喜多屋の「天の美緑てんのみろく」。

 本来は八女茶で造っている焼酎のようだが、ここに置いている「天の美緑」は、静岡茶で造っているようだ。

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 あまりにも呑みやすい「静岡茶焼酎」のロックを、あっという間に飲み切って、すぐにおかわりすると、氷も含めて、すべて新替してくれた。

 「お客さんはどこかからいらしたんですか?」と大将。

 「東京から出張で来ました」と答えると、「地元の方は、あまりこの静岡茶焼酎は注文されないんですよ」とのこと。

 あらら、そうなんですね。

 地元の方たちは、静岡茶はやっぱりそのままお茶として味わうか、お酒として呑むとしても、焼酎の緑茶割りぐらいなのかもしれないなぁ。

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 金曜日の今日、「やしま」に着いたのは午後6時前。

 先客はおらず、L字カウンターの一番奥の席に腰を下ろすと、すぐに「いらっしゃいませ」とお手拭き、取り皿と割箸、そして「お通し」(500円←お勘定額からの逆算)のマカロニサラダが出された。

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 最初の注文は瓶ビール。サッポロ、キリン、エビスの3銘柄(中瓶で各630円、エビスのみ650円)が選べるところを、「サッポロラガー」(赤星)をもらった。

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 つまみの注文は「上マグロのぶつ」(450円)。

 清水港の名物といえば、やっぱりマグロ。まずこれを食べなきゃね。

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 店内は、私が座っているカウンター席の他にテーブル席もあって、ずっしりと重い丸太の椅子が並んでいる。

 店は店主ご夫妻(かな?)と、後から来られた手伝いの女性の、合わせて3人で切り盛りされているようだ。

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 清水名物のマグロに続いては、提灯にも書かれているこの店の名物らしい、「スパイシー手羽先揚げ」(450円)を注文した。

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 その手羽先揚げが出されたところで、瓶ビールに続く飲み物として注文したのが「プレーンサワー」(450円)だ。

 メニューには、「ホワイトブランデーをベースにしたおいしいサワー」と書かれていて、商品名で言うと「サッポロ氷彩サワー」のようだ。

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 さすがにこの店の看板商品だけあって、「スパイシー手羽先揚げ」が美味しくて美味しくて。

 6本の手羽先揚げをアッという間に食べ終えて、なんならおかわりしたいぐらいだったんだけど、他の料理も食べたいのでグッと我慢した。

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 そして注文したのが、冒頭でご紹介した「沖あがり鍋」だったのだ。

 私が座っているこの席は、「カメさん」という符牒で呼ばれているようだ。

 すぐ目の前に、米焼酎のかめがドンと置かれているからに違いない。

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 「沖あがり鍋」は、4種類から選べるこの店の『ひとり鍋』の中でも、もっとも代表的な鍋らしく、その符丁もシンプルに『鍋』。

 それゆえ、私の「『沖あがり鍋』をお願いします」という注文は、「はいっ、カメさん、鍋ひとつ!」と通された(笑)

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 その「沖あがり鍋」も食べ終えて、お腹はもう十分なんだけど、せっかくの清水なのでもうちょっと呑んで帰りたい。

 そこで、通常メニューとは別に置かれていて気になっていた「発芽ニンニク揚げ」(390円)を注文した。

 メニューの最後に書かれている、『お酒がすすみますよ』というのが、いいではありませんか!

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 飲みものは通算3杯めとなる「静岡茶焼酎」のロックだ。

 この焼酎は本当に呑みやすくて危ないなぁ。

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 「発芽ニンニク揚げ」もできあがってきた。

 なるほどこれは、芽も根っこも、まるごと食べることができるなぁ。面白いつまみだ。

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 2時間ちょっと楽しんで、今宵のお勘定は4,940円でした。

 いやぁ、いろいろと美味しかったなぁ。どうもごちそうさま。

店情報YouTube動画

《令和5(2023)年10月20日(金)の記録》

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店情報: 「やしま」(清水)

  • やしま 店名: やしま
  • 電話: 054-365-5311
  • 住所: 424-0816 静岡県静岡市清水区真砂町1-17
  • 営業: 17:00-22:00(20:00揚物LO、21:30LO)、日・第3月休
  • 場所: 清水駅西口から徒歩2分(104m)
  • メモ: カウンター席とテーブル席で40席。全席喫煙可。予約可。駐車場なし。カード可、電子マネー不可。
    〔お品書き〕
    《刺身》上マグロのぶつ450、あじのたたき450、イカソーメン400、ぶつサザエ450、さしみ盛り780。
    《豆腐類》納豆どうふ(卵入り)400、キムチ納豆どうふ400、キムチやっこ360、梅やっこ380、やっこ300。
    《一品料理》タン下480、鳥肉だんご350、ウインナーの盛り合わせ680、ピザもち690、砂肝のピリ辛400、手羽先ギョーザ400、鳥キムチ炒め480、揚げだしなす390、まぐろの山かけ590、まぐろユッケ500、山芋の千切り400、オクラのツナあえ400、キムチ300、梅ニンニク300、枝豆300、焼きおにぎり(2個)300。
    《ひとり鍋》沖あがり鍋(桜エビを使った地元の鍋)630、鳥キムチ鍋(八丁味噌仕立て)600、煮やっこ(鳥肉・豆腐・野菜の出汁つゆ煮)580、湯どうふ450。
    《当店一押しメニュー》スパイシー手羽先揚げ450、鳥皮揚げ350、皮酢(かわず)400、軟骨揚げ420、珍味・ボンヂリ揚げ350。
    《揚げ物》からあげ460、ささみチーズカツ460、チーズカリカリ(6個)380、静岡名産・黒はんぺんフライ(2枚)400、ブタ串(2本)300、ピーマンの肉詰め(3個)390、牛肉コロッケ(2個)420、フライ盛り(4個)600、下足の唐揚げ430、山芋の短冊揚げ(4個)390、ポテトフライ350、ガーリックチキンポテト600、ししとうの素揚げ300、オクラの素揚げ300、揚げだしもち400、発芽ニンニク揚げ390。
    《サラダ類》鳥皮サラダ530、じゃこサラダ530、下足サラダ530、野菜サラダ530、わかめサラダ530、野菜スティック(オリジナルドレッシング)480、トマト300。
    《焼きもの》塩手羽先(1枚)150、合鴨のつくね150、ねぎま150、かしわ150、タン130、砂肝130、レバー160、ハツ130、皮120、ナンコツ180、野菜の肉巻き(2本)380、厚揚げ460、焼きなす350、マグロのカマ780~。
    〔飲み物〕
    《ビール》生ビール(サッポロ黒ラベル)550、サッポロラガー中瓶630、キリンハートランド中瓶630、ヱビス中瓶650、ギネスビール680、レモンビール(レモン果汁入りカクテル風ビール)650、ニュートン(青りんごビール)650、ノンアルコールビール450。
    《日本酒》臥龍梅(がりゅうばい)(純米)580、英君(えいくん)(純米さらり辛口)560、正雪(しょうせつ)(純米)600、灘の富久娘(ふくむすめ)(本醸造)400。〈特別限定酒〉臥龍梅 純米吟醸袋吊り860。〈女性に人気の亭ある刻子のお酒(各300ml)〉ひめぜん(やさしい味わい)1,050、すず音(微発泡酒)1,200。
    《梅酒(紀州南高梅、ロック)》にごり梅酒620、五代芋焼酎造り梅酒600、請福(せいふく)梅酒(泡盛仕込)620、黒糖梅酒580、志那のの梅酒(日本酒仕込)580、紀州 緑茶梅酒(宇治緑茶使用)530、紀州 赤じそ梅酒530、ブランデー仕込梅酒480。
    《ワイン》シードルスイート(りんごのスパークリングワイン)(フルボトル)2,400。〈赤ワイン〉アニョー・ルージュ(フランス)(ハーフボトル)1,300、アルパカ(チリ)(フルボトル)2,600。〈白ワイン〉アニョー・ブラン(フランス)(ハーフボトル)1,300、アルパカ(チリ)(フルボトル)2,600。
    《サワー(ホワイトブランデーベース)》プレーンサワー(シロップなし)450、レモンサワー480、巨峰サワー480、梅サワー480。
    《本格焼酎》〈芋〉櫻泉(さくらいずみ)480、鬼火500、干し芋500、三岳(みたけ)(屋久島産)600、赤霧島600、茜霧島600、虎斑(とらふ)霧島600、赤兎馬(せきとば)650、一刻者(いっこもん)(赤)630、富乃宝山(とみのほうざん)680。〈芋麦〉元老院(芋と麦のフレンド)580。〈麦〉五代500。〈しそ〉鍛高譚(たんたかたん)(20度)480。〈そば〉帰山(きざん)480。〈ごま〉紅乙女500。〈くり〉ダバダ火振(ひぶり)580。〈緑茶〉静岡茶480。〈米〉鷹正宗480。〈黒糖〉高倉(30度、奄美大島産)630。〈泡盛〉残波(ざんぱ)(20度)580、古酒(クース) 山原(やんばる)くいな(43度)680、古酒 久米島の久米仙(43度)580。
    《その他》柚子れもん酒600、トリスハイボール460、スミノフアイス(ウォッカフィーズ)550。
    《ジュース類》コーラ350、ジンジャエール350、ウーロン茶350、カルピス350、アップルジュース400。
    (2023年10月調べ)

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グループで呑むも良し … 「一軒め酒場 横浜西口店」(横浜)

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 ひとりで呑みに来ることが多い「一軒め酒場」ながら、今日は仕事仲間と3人でやって来た。

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 案内されたのは、店の一番奥の左手側のテーブル席。

 まずは「いつものレモンサワー」(209円)2杯と「サッポロ生中」(462円)をもらって乾杯し、一巡目に注文するつまみを選んで注文した。

 ひとりで来ると、いつもたいていシンプルな「酎ハイ」(209円)を注文しているので、レモンサワーは久しぶりだなぁ。

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 最初に出てきたのは、「一軒め酒場」の名物料理のひとつ、「一軒めボール」(275円)だ。

 豆腐をつなぎに使った肉団子を、カレー風味で揚げたもの。これにケチャップを付けていただく。

 一口サイズの小さめの肉団子ではあるが、1人前が8個ぐらいあるので、ひとりで来たときはつい躊躇してしまっていた。これも久しぶりだなぁ。

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 続いては「揚げ長芋の明太マヨ」(319円)。

 スライスした長芋をカリッと揚げたのが6個に、ちょっとピリ辛の明太マヨネーズが添えられている。

 シャクシャクとした食感が、いいではありませんか!

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 「ごく冷えトマト」(275円)は、シャリッと凍ったトマトに、オリーブオイルと、刻んだ玉ねぎソースがのったトマトサラダ。

 黒胡椒と唐辛子もかかっていて、明らかに普通の「冷しトマト(トマトスライス)」とは違う。

 初めて食べたけど、面白いねぇ。

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 これまた初めていただく「明太マヨピザ」(264円)。

 薄ーい皮のピザが4切れで、まさにつまみとしてサラッと食べられる量と美味しさだ。

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 2杯目以降は、それぞれが好みの飲み物を注文した。

 私は「一軒め酒場」ではマイ定番となっている、シンプルな「酎ハイ」(209円)をもらった。

 「酎ハイ」も「いつものレモンサワー」も、さらには「グレープフルーツサワー」、「カルピスサワー」、「しそサワー」、「おやじ好みの梅サワー」、「男梅サワー」なども、すべて209円と値段は同じなんだけれど、やっぱりシンプルな「酎ハイ」が一番好きなんだなぁ。

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 「酢モツ」(308円)は、お酢をベースとしたタレが旨い。ポン酢だけじゃないところが憎いねぇ。

 「一軒め酒場」のメニューには、『酒場のモツ』というジャンルがあって、そこにこの「酢モツ」や「煮込み」(319円)、「豚タン」(418円)、「鶏ハツ」(385円)など、10品ほどのモツ料理が並んでいるのだ。

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 「大人のこてっちゃん」(352円)もまた、『酒場のモツ』の中の一品。

 豚腸(シロ)と玉ねぎの鉄鍋炒めである。

 こういう呑兵衛好みのする料理が多いのが、「一軒め酒場」のいいところだよねぇ。

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 何人かで呑むときは、ハムカツも絶対に人気がある一品。

 ということで「男のハムカツ」(385円)である。

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 3杯めは「おやじ好みの梅サワー」(209円)にチャレンジしてみた。

 注文すると同時に、店のお兄さんに「梅干(+55円)は入れますか?」と聞かれたが、これまた初めてなので、まずは梅干は無しで、素の状態でいただいた。

 『おやじ好み』というフレーズに引かれて注文してみたのだが、ちょっと甘めで、アルコール薄めの『焼酎の梅割り』みたいな味わいですね。

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 さらにつまみも追加注文。

 ひとり呑みのお客さんもよく注文している「山盛りもやし炒め」(352円)だ。

 どーんと、このボリュームがいいんだろうなぁ。これまた初めていただきました。

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 すごく面白いのは「ポテトサラダ」(319円)。

 崩したポテトコロッケに、崩したゆで玉子も入っていて、今までに食べたことがあるポテトサラダとはまるで違う!

 いい意味で、これまでのポテトサラダの概念を変えてくれましたねぇ。

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 そして大好物の「宇和島のじゃこ天」(209円)。

 半月型のじゃこ天が、6つにスライスされて出された。

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 さらにもう1品と注文したのが「〆さばのりゅうきゅう」(385円)。

 『りゅうきゅう』というのは、大分県の郷土料理で、地元でとれたアジ、サバ、ブリ、カンパチなどの新鮮な魚を、醤油、酒、味醂、胡麻、生姜などで作ったタレで和えたもの。

 これまた、いい酒の肴になりますね。

 刺身系は、グランドメニューに「まぐろたたき」(418円)や「たこ刺」(385円)が載っている他、その日の特別メニューがある場合には、店頭の立て看板や、店内の短冊メニューにも出されます。

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 4杯めはシンプルな「酎ハイ」(209円)に戻ってきた。

 空いたジョッキに残っているのは、「いつものレモンサワー」に入っていた、くし切りレモン。新たなジョッキが来るたびに、そこに入れてレモン風味を足しているのでした。

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 入店から2時間近くが経過し、ここらで〆にも、つまみにもなる料理を選ぶ。

 絶対に間違いのない逸品として、私が自信をもって推薦させていただいたのは「〆の旨塩焼そば」(352円)だ。

 調理の仕上げに、旨味たっぷりの特製鯛塩がふりかけられているのが大きな特徴。

 このところ、もうすっかり〆の定番となっているのだ。

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 この「〆の旨塩焼そば」は、他の二人にも大好評だったのだが、さすがに3人で焼きそば1つは全く足りなくて、もう1品もらうことにする。

 「〆の旨塩焼そば」をおかわりするか、せっかくの機会なので、「一軒め酒場」の定番である「酒場のソース焼そば」(385円)をもらうことにするか。

 ちょっと迷って、定番の「酒場のソース焼そば」をいただいた。

 これもまた間違いなく美味しいんだよなぁ。

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 2時間半ほど楽しんで、ジョッキ17杯の飲み物と、13品の料理でのお勘定は、3人で8,096円(ひとり当たり2,699円)でした。

 ひとりで来ることが多い「一軒め酒場」だけれど、何人かで来ると、これまで食べたことがない料理やお酒など、いろいろといただくことができるのがいいですね。

 どうもごちそうさま。

店情報前回 / 関連前回) 《YouTube動画

《令和6(2024)年5月28日(火)の記録》

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豚肉で呑み牛肉で呑み … 立呑み処「いちよし」(湊川公園)

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 神戸は湊川公園で、平日は午後2時から飲める立呑み処「いちよし」。

 前回、初めてやってきて、店主の大ちゃんこと、柴田大輔さんや、ご常連さんたちが織り成す、とっても和やかな雰囲気に触れて、あっという間に私もこのお店のファンになってしまったのでした。

 『なるべく早く伺わなければ』と思っていたのに、それから2ヶ月後の今日、やっと再訪することができました。

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 午後5時前の店内の立ち飲みL字カウンターは、すでにお客さんがいっぱいで、かろうじて空いていた、入口近くに立って、まずは『セット飲み物+おまかせアテ』の「500円セット」を「生ビール」で注文した。

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 追いかけるようにやって来た『おまかせアテ』はマグロ刺身、大根とカニカマの酢の物、そして冷奴の3点盛りである。

 「生ビール」を単品で注文すると450円なので、それにわずか50円プラスするだけで、この3点盛りが付いてくるんだから、最初の一品は絶対に「500円セット」しかないよねぇ。

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 「500円セット」の飲み物として、生ビール以外には、チューハイ、ブラックニッカハイボール、焼酎が選べます。

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 そんな「500円セット」を飲み終え、食べ終えたところで、カウンターの奥のほうが空いたらしく、大ちゃんから「奥に移りますか?」と声がかかり、いちばん奥の場所に移ると、そのとなりが、前回もとなりで飲んでいて話が弾んだ大常連のおねえさん。

 なるほど! それで大ちゃんがこっちに移るように声をかけてくれたんですね。

 この店に来たのは2度めなのに、なんだかすっかり常連さんになったみたいで、うれしいなぁ。

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 立ち飲みカウンター背後の冷蔵庫から、「タカラシーク」(450円)を取ってくると、すぐに大ちゃんが、氷がたっぷりと入った『樽ハイ倶楽部』の金属タンブラーを出してくれた。

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 つまみは「トンテキ」(350円)。

 他のお客さんが注文していたのを聞いて、便乗注文したんだけど、これも美味しいねぇ。

 モツ好きだけに、豚モツはよく食べるんだけど、純粋な豚の精肉をつまみにいただくのはすっごく久しぶりだ。だから余計に美味しく感じるのかなぁ。

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 なんと大ちゃんは神戸の造船所で働いていたんだそうで、大ちゃんのお父さんも同じ造船所の溶接工だったそうだ。

 このお店も、同じ造船所で働いていた大ちゃんの叔父さんが定年後に始めたものを、6年前に、当時30歳だった大ちゃんが引き継いで、現在の店にしたとのこと。

 私自身も現役時代は造船所で働いていたので、なんだかとっても親近感を感じますねぇ。

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 宝焼酎ハイボールのロング缶(500ml)は、かなり長持ちするんだけれど、それでも50分ほどで最初の1本を飲み切って、2本目は「タカラレモン」(450円)を取ってきて自己申告すると、タンブラーに氷を追加してくれた。

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 つまみに選んだのは、「黒毛和牛のもも焼」(350円)。

 さっきの「トンテキ」がとても美味しかったので、その豚肉に続いて、今度は牛肉を注文したのだが、『よく焼き』気味のギュッと硬い牛肉に、ブラジルに単身赴任していたときに、よく食べていた牛肉を思い出した。こういう牛肉、大好きだ。

 しかも、「トンテキ」も「黒毛和牛のもも焼」も350円って、安いよね!

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 最後は「ブロッコリー玉子サラダ」(300円)をもらって締めくくる。

 ゆっくりと2時間半ほど立ち飲んで、今宵のお勘定の2,400円をPayPayで支払って店を出た。

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 やぁ、楽しかった、美味しかった。どうもごちそうさま。

店情報前回) 《YouTube動画

《令和6(2024)年3月27日(水)の記録》

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タブレットの写真も肴 … 居酒屋「赤札屋 弁慶(あかふだや べんけい)」(赤坂)

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 赤坂見附での飲み会のその前に、『ひとりゼロ次会』としてやって来たのは、赤坂見附駅と赤坂駅の間にある大衆酒場「赤札屋 弁慶」だ。

 店に着いたのは、ちょうど開店時刻の午後4時。

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 口開けの客として店に入り、まずはタブレットから「メガチューハイ」(250円)を注文すると、一緒に出される「お通し」(390円)の小さな冷奴。

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 ちなみに単品の「冷奴」は300円。量は「お通し」の冷奴よりは多いようだ。

 タブレットになったおかげで、それぞれの料理を写真で確認することができるのがいいよね。

 私の推測ではあるが、「お通し」の390円という価格には、「席料」的なものも含まれてるんだろうな。

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 「お通し」の冷奴を食べ終えて、『本日のおすすめ』から、「揚げピーナッツ」(300円)を注文すると、予想に反してすぐに出てきた。

 なるほど、揚げたてのピーナッツというわけではなくて、あらかじめ揚げ置いているピーナッツなんですね。

 これはこれで美味しいんだけど、さすが「赤札屋 弁慶」、量が多い!

 この店の大きな特長の一つが、料理のボリュームなのである。

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 「バターコーン」(300円)にするか、「揚げピーナッツ」にするか、ちょっと迷って、量が少なそうなピーナッツにしたんだけど、それでも多かったねぇ。

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 ちなみに「揚げピーナッツ」のほうのメニュー写真はこんな感じです。

 なんともありがたいことに、写真よりも本物のほうが絶対に多いよね!

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 『本日のおすすめ』は、タブレットのみならず、従来どおり、手書きのホワイトボードにも書き出されている。

 『本日のおすすめ』の内容が追加されたり、売り切れたりしても、店員さんがスマホでチャチャッと操作すると、タブレットの内容が変更されるのがすばらしい。

 むしろ、ちょっと高い位置にある『本日のおすすめ』のホワイトボードを書き直すほうが大変そうだ。

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 このタブレットを導入したのは1年ほど前とのこと。

 ママさんから、「1年ぐらいウチに来てないのがバレたね(笑)」と、するどいツッコミをいただいてしまった。

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 ピーナッツをつまみながら、タブレットの料理写真もつまみにする。

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 ふと気がつくと、もう4時45分。

 一次会は5時からなので、大急ぎで残りのピーナッツを食べて、残ったメガチューハイも一気飲みしてのお勘定は940円。

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 PayPayで支払って、大急ぎで一次会の場へと向かったのでした。

 どうもごちそうさま。今度はもっとゆっくりと呑みに来なくちゃね。

店情報前回) 《YouTube動画

《令和6(2024)年8月20日(火)の記録》

続きを読む "タブレットの写真も肴 … 居酒屋「赤札屋 弁慶(あかふだや べんけい)」(赤坂)"

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地元食材で晩酌セット … 「みすゞ(みすず)」(下関)

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 下関での1軒めは、飲み放題付きの2時間半コースだったのだが、みんなで盛り上がっている真っ最中に、「お時間です」と追い出されるように店を出されたのだけが難点だった。

 楽しい飲み会の時は、やっぱり時間がカッチリと押さえられていないほうがいいなぁ。

 そんなわけで、宿泊先のホテルまで戻ってきて解散し、ひとりでフラフラと二次会に出かけた。

 ホテル近くの「一善」は、昨日(火曜)の定休日に続いて、今日も連休ということが分かっていたので、事前にネットで調べて気になっていた「みすゞ」へと向かった。

 店に着いたのは午後8時40分。

 提灯は点いているものの、他に明かりはなくて、暖簾も店の中にしまわれている。

 お客さんは入っているようだけど、どうなのかなぁ……。

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 恐る恐るといった感じで入口引戸を開けると、店内は普通に営業中で、カウンター席の一角に座ることができました。

 事前の調査で気になっていたのは、夜9時までの「晩酌セット」(4品1,000円)と「地元こだわりセット」(5品1,300円)の存在。

 一次会でけっこう飲み食いしてきた後なので、「晩酌セット」のほうをいただくことにした。

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 4品の「晩酌セット」の1品めは飲み物。

 「生ビール」(500円)を含め、500円以下のすべてのドリンクから1品を選ぶことができる。

 焼酎(単品350円)を選んだ場合には、大盛り(1.5倍の量)になる。

 麦焼酎「いいちこ」の水割りを選ぶと、ジョッキにたっぷりの麦水割りが出された。

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 2品めは「マルハソーセージのポテトサラダ」(300円)。

 下関駅のすぐ西側に、かつて「大洋漁業(マルハ)」の本社があって、捕鯨が盛んだった。「大洋ホエールズ」という球団もありましたもんねぇ。

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 そんなこともあって、自分で選べる3品めは「鯨の赤身と皮の小盛」を選択した。

 この他に3品めとして選べる料理は、「鯨ベーコン」(400円)、「鯨ユッケ」(500円)、「ベーコンエッグ」(300円)、「焼魚」(350円)、「フクの塩辛風」(300円)だ。どれも美味しそうですねぇ。

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 「鯨の赤身と皮の小盛」というのは、単品メニューはなくて、「赤身本皮刺身盛り」(750円)の『小さいの』というイメージなのかな。

 二皿が連結されたような小皿でだしてくれたので、まずは上から醤油をちょいとかけた。

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 そうしておいて、刺身をグルグルッと回して絡めると、見るからに美味しそうな「赤身刺身」(単品500円)と「本皮刺身」(単品500円)のできあがりだ。

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 「晩酌セット」の4品めは「おでん」。

 「だいこん」、「玉子」、「こんにゃく」、「厚揚げ」(各100円)の中から2個選べるので、「玉子」と「厚揚げ」をいただいた。

 この「おでん」が「晩酌セット」の中の一品として入っているということは、この店では、「おでん」は年中出されてるってことなんでしょうね。

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 店内でも食べることができるし、テイクアウトもできる人気の品が、「トラフグ刺身」(1,200円)と「鯨ベーコン3点盛り」(950円)のようだ。

 製造者から直接仕入れることで、プラスチック皿で市場価格のまま提供してくれているんだそうな。

 両方を一度に購入すると、セット価格で2,000円になるらしい。すごいね。

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 「晩酌セット」の、飲み物も含む4品は、ひとり二次会の分量としてもちょうど良くて、ちょっとずつ料理をつまみながら、麦焼酎の水割りもチビリチビリ。

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 卓上のメニューの中に、「食材はここから仕入れています」という山口県の地図もある。

 山口県は日本海側、関門海峡側、瀬戸内海側と、3方向に違う海があって、気候も少しずつ異なるだろうから、いろんなものが採れるのかもねぇ。日本酒にも恵まれてるし。

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 カウンター上には、ウイスキーの瓶も並んでいて、バーとして楽しむこともできるようだ。

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 ゆっくりと飲み食いしてきたんだけれど、1時間ほどで「晩酌セット」も完食完飲だ。

 お勘定はちょうど千円なり。

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 やぁ、美味しかったなぁ。

 今度は、お腹が空いてるときにやってきて、いろんなものを食べてみたいですね。

 どうもごちそうさま。

店情報YouTube動画

《令和5(2023)年11月15日(水)の記録》

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店情報: 「みすゞ(みすず)」(下関)

  • みすゞ 店名: 下関屋台 みすゞ
  • 電話: 090-3632-6549(予約可)
  • 住所: 750-0025 山口県下関市竹崎町1-16-6
  • 営業: 17:00-23:00、水休
  • 場所: 下関駅から528m
  • メモ: 13席(カウンター7席+テーブル3卓)、全席喫煙可、現金のみ。
    【晩酌セット(夜9時まで)4品1,000円】①生ビール or 500円以下の全てのドリンク(焼酎は大盛り)、②マルハソーセージのポテトサラダ、③つまみ1品選択(鯨の赤身と皮の小盛・鯨ベーコン・鯨ユッケ・ベーコンエッグ・焼魚・フクの塩辛風)、④おでん2個(だいこん・玉子・こんにゃく・厚揚げ)。
    【地元こだわりセット(夜9時まで)5品1,300円】①ユズキチ生搾りのドリンク1杯(ユズキチオレンジ・ユズキチチューハイ・ユズキチレモン)、②ちりめんじゃこ(長門油谷産天日干し) or マルハソーセージのポテトサラダ、③④つまみ2品選択(鯨の赤身と皮の小盛・鯨ベーコン・鯨ユッケ・イカのゲソバター焼き・焼魚・フクの塩辛風・長州鶏のチーズササミカツ)、⑤油谷棚田米の玉子かけごはん。
    【お店のシステム】初回の注文はワンドリンク+お好みのつまみ(300円以上)。つまみの注文がない場合に限りお通し(300円)提供。夜10時以降は深夜チャージ200円。
    〔ドリンク〕
    《ビール》アサヒ生ビール500・(グラス)400、淡麗缶400、レッドアイ(生ビール+トマトジュース)500。
    《焼酎》芋(黒霧)350、麦(いいちこ)350、米(白岳)350、黒糖(島のナポレオン)350。
    《チューハイ》ライム400、レモン400、カシス400、カルピス400、ウーロン400。
    《ウイスキー(ハイボール・水割・ロック・ストレート)》〈角、ブラック45、ジョニ赤、デュワーズ〉400・(濃いめ)500・(ダブル)600、〈ジャック、ターキー、マーク、VSOP、オールドパー、シーバス、ジョニ黒〉500・(濃いめ)700・(ダブル)900、〈知多、ヘネシー〉600・(濃いめ)850・(ダブル)1,100。
    《日本酒》大吟醸酒400、店主調合清酒350、秘伝のひれ酒750、大吟醸原酒17年古酒500、熱燗(一合)500・(二合)900。
    《みすずオリジナルの長門ユズキチ(柚子ゆずの新品種)》ユズキチチューハイ(焼酎ベース)500、ユズキチオレンジ(日本酒ベース)500、ユズキチレモネード(ノンアルコール)500。
    《ワイン・梅酒》赤400、白400、ロゼ400、梅酒(ロック・ソーダ割り)400。
    《ソフトドリンク》トマトジュース350、カルピス350、オレンジジュース350、天然水350、ウーロン茶350、緑茶350、コーラ400、ノンアルコールビール400。
    〔つまみ(★は地元食材)〕
    《おでん》だいこん100、たまご100、こんにゃく100、厚揚げ100、★ごぼう丸天150、牛すじ150、おでん6種盛り700。
    《乾物》★クジラジャーキー600、ピスタチオ300、ナッツ類300。
    《一品》枝豆300、★油谷のちりめんじゃこ300、★本場のチャンジャ300、ベーコンエッグ300、チーズ300、出し巻き卵350、明太子350、★長州鶏の唐揚げ500、★マルハソーセージのポテトサラダ300、★長州鶏のチーズササミカツ400・(カレーソースかけ)600。
    《イカ》★仙崎イカの刺身400、★下足バター焼き400。
    《フク》トラフグ刺身(特価)1,200、★フク唐揚400、★マフグのタタキ500、★フクの塩辛風300、★トラフグ皮湯引き350。
    《焼魚》掲示板に表記(この日は「焼魚サバ350」だった)。
    《生うに》生うに700。
    《クジラ》★赤身500、★うねす500、★本皮刺身500、★赤身本皮刺身盛り750、★ユッケ500、★ベーコン400、★ソテー700、★カツ950、★ベーコン3点盛り(特価)950、★おばいけ500、★ホルモン3点盛り500。
    《ジビエ》★鹿の刺身900、★鹿のソテー700、★猪の網焼き950。
    《ピザ》ベーコンピザ950、シーチキンピザ950。
    《カレー》カレーライス450、★長州鶏カツカレー800。
    《ごはん》★油谷棚田米の玉子かけごはん300、★棚田米のさけ茶漬け350、★棚田米のうめ茶漬け350、★棚田米の明太子茶漬け400、★棚田米ごはん200、インスタントラーメン300。
    (2023年11月調べ)

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やっぱりここだねぇ! … やきとん「すっぴん酒場」(野方)

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 タラタラと進む台風10号の影響で、毎日のように雨が降る中、やって来たのは野方の「すっぴん酒場」だ。

 店に着いたのは午後4時40分。

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 奥に向かって細長い店内には、左手の厨房を囲むように、「コ」の字を縦にグ~ンと伸ばしたような立ち飲みカウンター。

 ギュッと詰めれば16人ぐらいは立てるだろうか。

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 「コ」の字の一番下側に当たる、入口に最も近い場所に焼き台があって、大将はいつもその近くにいる。

 店は店主ご夫妻が二人で切り盛りされていて、ママは店の奥のほうにいて、お酒を作ってくれたり、冷蔵庫のつまみを出してくれたりするのだ。

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 そんな縦に長い「コ」の字カウンターの真ん中あたりに立って、品物と引き換え払い(キャッシュ・オン・デリバリー)用の小さな竹カゴにお金を準備していると、すぐにママが「黒ホッピー」(450円)を出してくれた。

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 追いかけるように出された「お通し」(200円)は、定番のお新香だ。

 「すっぴん酒場」のホッピーは、黒だけ。

 大将はあえてその理由を語ったりすることはないのだが、『ウチのモツ焼きには黒ホッピーが合う!』と思って、黒だけにしたんだろうなぁ。(あくまでも私の想像です。)

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 「『らっきょう』もまだあるよ!」とママ。

 「えっ! ラッキー! もうないかと思ってましたよ。ぜひください。」

 ということでまずもらったのが、自家製の「らっきょう」(200円)だ。

 6月頃に漬けて、7月下旬には食べられるようになり、8月いっぱいぐらいまで食べることができる。

 人気があるので、今年は14㎏ほど漬けたそうなのだが、すでに残りわずかとのこと。間に合って良かったよ。

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 らっきょうやお新香をつまみに1杯めの黒ホッピーを飲み切って、2杯め用の「中身」(250円)をもらったところで、ちょうど午後5時。大将から「焼き物の注文もどうぞ」と声がかかった。

 「すっぴん酒場」の開店時刻は午後4時。店主による仕込みが終わる頃に、ママもお店にやってきて、開店時刻を迎えるのだ。

 そこからお客さんも入ることができるし、飲み始めることもできるのだが、炭をおこしたりして最終的な準備が整うのは午後5時ごろ。そこから焼き物が注文できるようになるのである。

 私はいつものように「れば」「ちれ」「しろ」(各150円)を注文した。

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 大将が、ていねいに、ていねいに焼き上げてくれて、まず出されたのは「れば」。

 う~~~~ん。うまいっ!

 ちょっと『よく焼き』気味に仕上げられた、ここの「れば」が大好きなのだ。

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 美味しさに唸りながら「れば」を食べ終えたところへ出されたのが「ちれ」である。

 「れば」はタレ焼きだったのだが、「ちれ」は塩焼きで仕上げてくれる。

 タレ焼き、塩焼きを自分で指定することもできるのだが、「すっぴん酒場」の常連さんの多くは、特に味付けは指定せず、『大将におまかせ』にしている。私もそう。それがいちばん美味しいと思っているからだ。

 実は「ちれ」(豚の脾臓)はそんなに好きな部位ではなかったのだが、ここ「すっぴん酒場」の「ちれ」に出会って、大好きな部位に変身したのでした。

 「ちれ」そのものは、プニプニ、クニュクニュと頼りない噛み心地なんだけど、そのチレとチレの間に網脂あみあぶらをはさみ、これまたちょっと『よく焼き』気味に仕上げることで、ちょうどいい食感に仕上がるのだ。

 あぁ~っ、うまいっ!

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 そして「しろ」。

 カリッとした表面に、チュルトロの内部。

 「しろ」は、かつて『中野の逸品グランプリ』にも選ばれたことがあり、この店の大人気料理のひとつなのだ。

 タレの味との相性も抜群で、これはもう間違いないですね。

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 いつもの「れば」「ちれ」しろ」を食べ終えて、黒ホッピーの「中身」(250円)もおかわりしつつ、次にもらったのは「あぶらにんにく」(150円)と「さがり」(150円)だ。

 「あぶらにんにく」は、「かしら」の中の、Pトロの表面にある脂の部分とニンニクを交互に刺して焼き上げたもの。Pトロの仕込みをするときに、副産物的にできる部分なので、量もごくわずか。

 「さがり」は横隔膜の一部。ハラミの真ん中に“ぶら下がって”、肺を支えているから「さがり」と言うんだそうな。これまたハラミと比べると量が少なく希少部位である。

 そんなことから、どちらも早めに注文しないと、売り切れてしまうことが多い一品なので、あれば必ず注文しています。

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 さらには「ハラミナンコツ」(150円)。

 串の先のほうにハツの弁の部分や動脈の部分が、まん中に喉頭のどがしらをたたいた軟骨部分が、そして根元にハラミが刺されていて、食べるにつれて味わいや食感が変わっていくのが面白い。

 これもあると注文するよねぇ。

 結局、「れば」「ちれ」しろ」と、「あぶらにんにく」「さがり」「ハラミナンコツ」の6種6本は、もうすっかりマイ定番ってことですね。

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 ソト1・ナカ4の4杯めとなる「中身」(250円)をもらったところで、ママから「煮込みも食べる?」と確認が入った。

 「もちろんいただきます!」と元気よく返事。

 「煮込み」(450円)もまた、マイ定番となっている一品なのだ。

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 その「煮込み」の出来上がりを待つ間に、「れんこん」(200円)も焼いてもらう。

 『つくね系』の焼き物が多くて美味しいのも「すっぴん酒場」の大きな特長のひとつ。

 「れんこん」もまた『つくね系』の焼き物のひとつで、他には「おやじつくね」(200円)、「おっかあつくね」(200円)、「チーズつくね」(200円)、「たたきつくね」(200円)、「ピーマン肉詰」(250円)などがメニューに並んでいる。

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 さぁ来た、「煮込み」(450円)だ。

 「すっぴん酒場」の「煮込み」は、煮込み終えたものが冷蔵庫で保存されていて、注文を受けてから人数分を小鍋に取り分けて、豆腐等を足して、最終仕上げをしてくれるのだ。

 だから、開店早々でも、閉店間際でも、「煮込み」の味も質も変わらない。これも大きな特長ですね。

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 4杯の黒ホッピーを飲み切ったんだけど、まだちょっと飲み足りない。

 入口近くの常連さんが飲んでいる『白いお酒』が気になって、ママに「あれ何?」と聞いてみると、「アーモンドミルクハイ」(400円)だというので、私もそれを注文した。

 ここには普通の「酎ハイ」や、下町らしい「元祖酎ハイ」に加えて、「ウーロンハイ」や「お茶ハイ」はもちろん、「つぶオレハイ」「つぶグレハイ」「ラムネハイ」「レモンサワー」「リンゴサワー」「スダチサワー」「ブドウサワー」など、酎ハイ系の飲み物(各400円)も種類が多いのだ。

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 最後に注文したのは、これまた大好物の「しょうがみょうが」(250円)。

 「『しょうがみょうが』はタレ焼きも始めたんですよ。そっちにしてみますか?」と大将。

 「おぉ~っ。『しょうがみょうが』のタレ焼き、ぜひ食べてみたいです。お願いします」と、タレで焼いてもらったのでした。

 いやぁ、これも美味しいですねぇ。

 「しょうがみょうが」は塩焼きも美味しいから、どっちにするか、今後は毎回、迷うことになりそうだなぁ。まさに嬉しい悲鳴である。

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 今夜もまた、ゆっくりと、たっぷりと、3時間ほど立ち飲んで、品物と引き換え払いでの支払い合計は3,800円でした。

 うぅ~~~っ、美味しかった。どうもごちそうさま。

 やっぱりここだねぇ!

店情報前回) 《YouTube動画

《令和6(2024)年8月29日(木)の記録》

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徹底的に呑んで3千円 … せんべろ酒場「やまじゅう」(本八戸)

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 八戸出張の最終夜。同行のYさんと一緒にやって来たのは「せんべろ酒場 やまじゅう」だ。

 『せんべろ酒場』という看板のとおり、安くて美味しい大衆酒場である。

 八戸に限らず、多くの地方都市には『安くて美味しい大衆酒場』が意外に少ないのである。

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 地方都市の場合、地元の人たちは車で通勤したりするからか、夜の酒場にやって来れるのは、繁華街の近くに住んでいる人か出張族ということになる。

 だからあえて『安くて美味しい』を目指さなくても、普通の値段で、その地の郷土料理を提供してくれるだけで、十分にありがたいのである。

 ここ八戸の中心街だと、「南部もぐり」山海喰処「禄文銭」南部民芸料理「蔵」「ばんや」「だるま」、ちょっと高いけど「七草」などが、それにあたるだろうか。

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 しかしながら、出張で毎年必ず八戸に来るようになってもう7年。

 『そろそろ、この地の安くて美味しい大衆酒場にも出会ってみたいなぁ』と思っていたところで発見したのが、ここ「せんべろ酒場 やまじゅう」だったのだ。

 『せんべろ』と銘打っていても、実際はそうじゃない酒場もあったりするので、最初は恐る恐る入ってみたところ、これが本当に安かった。

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 そしてまず真っ先にいただいた「〆さば」(308円)も、『生姜みそ』でいただく『おでん』の「うどん」(132円)も美味しかった。

 その翌々日にさっそく再訪し、「いか塩辛」(132円)と、ボリュームたっぷりの「牛すき焼き」(418円)をいただいたのだった。

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 それが1年前の8月のこと

 今年の八戸出張では、初日から同行のYさんを誘って「せんべろ酒場 やまじゅう」にやってきて、私自身はそれから今日まで、四夜連続の「せんべろ酒場 やまじゅう」となったのでした。

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 去年はなくて、今年はあったものの代表格が3つの「せんべろセット」(各1,100円)。

 ドリンク2杯(363円×2)におつまみが4品(132円×2+198円×2)の『やまじゅうコース』、ドリンク3杯(363円×1)におつまみ2品(132円×1+198円×1)の『超せんべろコース』、そして「超高級レモンサワー」(418円)+「おかわりサワー」(330円)×2の計3杯におつまみ2品(132円×1+198円×1)の『超高級レモンサワーコース』である。

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 これまでの三日間に続いて、今日もやっぱり『超せんべろコース』を選び、私は「生ビール」2杯+「レモンサワー」に、「もやし炒め」(132円)と「辛口 壺ニラ」(198円)。

 Yさんも『超せんべろコース』で、「生ビール」+「夢物語」燗酒+「桃川」燗酒に、「冷奴」(132円)と「普通にうまい餃子(3個)」(198円)。

 単品合計だとそれぞれ1,419円となるところが、1,100円なので、319円(22.5%)分、お得になってるんですね。ただでさえ安いのに、ありがたいことである。

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 さらにYさんも私も、グルメメディアサイト「ヒトサラ」のクーポンをスマホで提示することでサービス(無料)となる「枝豆」(定価198円)もいただいた。

 その後も『お一人様一本まで』の「とうふ田楽」(33円)と「こんにゃく田楽」(33円)や、「にんにく丸揚げ」(418円)などを追加注文しつつ、飲み物も追加し、最後は定番の『おでん』の「うどん」(132円)を『生姜みそ』でもらって締めくくった。

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 たっぷりと5時間近く楽しんで、『超せんべろコース』での3杯と2品も含めて、ひとり7杯と6品ずつ。

 これだけたくさん呑んで食べても、お勘定は二人で5,918円。ひとり当たり2,959円と、なんと3千円に届きませんでした。

 あぁ~っ、よく呑んだ。どうもごちそうさま。

店情報前回) 《YouTube動画

《令和5(2023)年12月14日(木)の記録》

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