ギョーザを小スープで … 中華料理「相一軒(あいいちけん)」(神戸)

「ギョーザ」(6個350円)を「小スープ」(50円)で食べると、それもまた美味しいかもなぁ!
「相一軒」の「ギョーザ」をいただいているときに、ふとそんなことを思いついて、「小スープ」を追加注文した。
熱々で出される「小スープ」に「ギョーザ」をトプンとつけていただくと……。
おぉ~~~~っ! 予想どおり、すごく美味しいではありませんか!
簡易版のスープ餃子ってことですね。こりゃいい発見ができたなぁ。

水曜日の今日、「相一軒」に到着したのは、開店5分前の午後5時25分。
もちろん店はまだ開いていないし、まわりに他の人の気配もない。
ひとりでも入れないことが多いので、少し前に電話で予約を入れたところだったんだけど、これなら心配する必要はなかったかなぁ。

そんなことを思っているところで5時半になり、店が開店すると同時に、どこからともなく何人ものお客さんたちが現れて、次々に店内に入っていく。
ありゃりゃ。みんな、いったいどこにいたんだ?!

その流れの後ろについて私も店内に入り、カウンター席の一角に腰を下ろすと同時に、「生ビール(大)」(800円)を注文した。
生ビールは(中)もあって、そちらは500円。
でも今日みたいに暑い日はやっぱり(大)がいいよねぇ。片手で持つのが重いほどの大きさだ。

つまみの1品めも決めている。「エビせん」(300円)だ。
「エビせん」は、「相一軒」に来ると必ず注文する、定番の一品になっているのだ。

揚げたて熱々の「エビせん」が出されるのもいいところ。
1枚ずつ、箸でつまみながらいただきます。
開店直後の店内は、カウンター席は8席中の5席が、後ろのテーブル席は3卓中2卓が完全に埋まり、残るは1卓のみだが、そのテーブルには「予約」の札が立っている。
つまり、この時点ですでに、入れるお客は、カウンター席の残り3席分のみってことだ。
相変わらずの大人気ですねぇ。やっぱり予約してて良かったよ。
それにしてもこの「エビせん」。いつも何人かでワイワイと食べるからすぐに無くなっていたけど、ひとりだとけっこう量もありますねぇ。
ほんわりとエビの風味を感じることができるのがいいんだなぁ。

他のお客さんたちの注文を聞いていると、多いのは「ギョーザ」(350円)と「あさり炒め」(600円)の注文だ。
「エビせん」を注文するお客さんは、今のところ自分以外にはいないなぁ。
自分たちも、この店に来始めたころは、いろいろと食べた後、最後のほうに「エビせん」を注文してたからなぁ。そういうお客さんが多いのかもしれない。

つまみの2品めは、これまたマイ定番の「腸」(400円)である。
これは豚の腸なんだけど、ピリ辛のタレがいいのだ。

「生ビール(大)」を飲み終えた後は、『つまみ力』がとっても高い「腸」に合わせて「麦焼酎」(400円)を水割りで注文した。
「相一軒」は、いわゆる『町中華』のお店なので、食事だけのお客さんもいる。
カウンター8席には、私も含めて5人の客がいたのだが、その内の二人は食事客だったようで、30分ほどでサクッと食事を終えて席を立ち、午後6時の時点では、カウンター席にいるのは、私も含めてお酒を飲んでいる3人だけ。
後ろのテーブル席は、当然のごとく、みんなグループ飲みのお客さんなので、みなさんワイワイと盛り上がってきています。

続くつまみは、大人気の「あさり炒め」(600円)。
よくある酒蒸しでもなく、バター炒めでもなく。中華風の出汁が効いた味わいが特徴だ。
う~~っ。人気があるのがわかるよねぇ。唸る旨さだ。
この出汁つゆは、けっこう塩分が強いので、後に残して飲むのではなくて、アサリを1個食べるごとに、その殻でちょっとずつ飲みながら食べ進めると、いいつまみになる。

すぐに「麦焼酎」水割りもおかわりだ。
あさりは、けっこうな個数なんだけど、殻だけとか、殻から外れた身だけというのは一つもなくて、すべて殻と身が一体となっている。これもすごいところですねぇ。
〆の「あさりそば」(800円)も人気があるそうだ。

その「あさり炒め」を、出汁つゆも含めてすっかり完食して注文したのが、冒頭でご紹介した「ギョーザ」(6個350円)だったのでした。

「ギョーザ」に備えて、3杯めとなる「麦焼酎」水割りもおかわりだ。

待つことしばし。「ギョーザ」もできあがってきた。

餃子そのものに強めの味が付いているときは酢+胡椒で、餃子の味がそれほど強くない場合は酢+醤油+ラー油でいただくようにしている。
ここの「ギョーザ」は、餃子そのものには強い味付けはされていないので、後者の酢+醤油+ラー油でいただくことが多い。

その「ギョーザ」を半分(3個)食べたところで、「小スープ」(50円)も注文した。

餃子に強い味付けがされていないので、「小スープ」につけて食べても絶対に美味しいだろうと思ったのだ。

この簡易版スープ餃子。すごくオススメ!
「相一軒」に行ったら、ぜひ試してみてください。

ゆっくりと2時間半ほど楽しんで、今宵のお勘定は3,650円。
ひとりで「相一軒」に来たのは、今回が初めてだったんだけど、「エビせん」に始まり、「小スープ」に終わり。大好物のオンパレードで、すごく嬉しかったなぁ。
大満喫、大満足、大満腹でした。どうもごちそうさま。
(次回) 25.05.07 定番料理でたっぷりと … 中華料理「相一軒(あいいちけん)」(神戸)
(食べログ) 中華料理 相一軒 (中華料理 / ハーバーランド駅、神戸駅、高速神戸駅)
◆ ◆ この日の追加情報 ◆ ◆

新幹線に乗る前の早めの昼食は、東京駅近くの地下一階にある、「いろり庵きらく グランスタ丸の内店」での「かけそば(冷)」(400円)。

そえられた薬味をそえて、全体をかき混ぜていただく。9月も半ばを過ぎたのに、まだまだ猛暑が続いていて、冷たい蕎麦の喉ごしが心地よい。

以前は同じ「いろり庵きらく」の四ツ谷店で、毎朝のように「朝食そば」(現在の価格は420円)を食べてたのを思い出すなぁ。

「いろり庵きらく グランスタ丸の内店」は、東京メトロ東西線・大手町駅からJR東京駅を結ぶ地下通路の中にあります。
(食べログ) いろり庵きらく グランスタ丸の内店 (そば(蕎麦) / 東京駅、大手町駅、二重橋前駅)
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