パチンと弾ける笑い栗 … 「一軒め酒場 横浜西口店」(横浜)
今日は雨模様。こんな日は、横浜駅・きた西口から徒歩約1分の「一軒め酒場 横浜西口店」がいい。
駅からの距離が近いので、天気を気にせず気軽に立ち寄れるのだ。
時刻はまだ午後4時過ぎと早めだが、店内は既に賑わいを見せている。
ひとりの私は、入口近くの、ひとり分ずつ区切られた8人用テーブルの一角に腰を下ろした。
すぐに店員さんが取り皿と箸を出してくれたので、まずはすっかりマイ定番となっている「酎ハイ」(209円)を注文した。
「一軒め酒場」は店舗によってスマホでの注文もできるのだが、ここ横浜西口店は口頭注文なのである。
「酎ハイ」を待っている間にメニューを確認し、飲み物が運ばれてきたタイミングで「枝豆」(209円)も追加注文。
さっと出される「枝豆」は、お通しがない「一軒め酒場」での最初のつまみとしてぴったりなのだ。
とそこへ、隣に座っている、いかにもご常連と思しき年配男性客から、「値上がりしたよねぇ」と声がかかった。
「えっ、そうなんですか」と改めてメニューを確認すると、表紙の右下部分に「24.10」という表記がある。
なるほど、2024年10月からの新メニューってことか。今日はまだ9月なのになぁ。
「いつから上がったんでしょうね」と聞いてみると、「私が気がついたのは昨日なんだよ」と常連さん。毎日のように、この店に来られているようだ。
例えば「生ビール(中)」は30円ほど値上がりして495円になっているが、「酎ハイ」や「ウーロン茶割り」などの、元々209円だった飲み物は価格据え置きなので、「酎ハイ」を注文した私は気がつかなかったようだ。
いろんなものが値上がりしているこのご時勢。仕入れ価格も上がってるんだろうから、仕方ないんだろうなぁ。
しかしながら、値上がりしたとは言っても、全体的にはまだ安いよね。
「枝豆」に続いては、グランドメニューにはなくて、店内に短冊メニューとして貼り出されている「笑い栗」(352円)を注文した。
こういう、その店独自のメニューが置かれているのも、「一軒め酒場」を含む、養老乃瀧系の酒場の特長なのだ。
2杯目のドリンクとして注文したのは「緑茶割り」(209円)。
栗には、酎ハイよりも緑茶割りのほうが合うんじゃないかな、と思ったような次第です。
そうやって「緑茶割り」ももらって、栗を迎え撃つ準備が整ったところへ、「笑い栗」が運ばれてきた。
栗の皮がパチンと弾けて、まるで笑っているような見た目が可愛らしい。名前の由来も納得である。
あぁ~、この自然な甘みがいいよねぇ。予想のとおり、緑茶割りにもよく合うぞ!
3品めのつまみは卵料理にしようかな。
定番の「酒場の出し巻玉子」(352円)もいいし、「おやじ好みの玉子サラダ」(385円)も捨てがたい。
なんてことを思いながら、新しくなったメニューをゆっくりと見ていて、「出汁オムレツ」(319円)もあることを発見!
今日はこれにしてみよう!
出汁が効いてていいよねぇ。さらに具材として紅生姜も入っているようで、これがピリリと味を引き締めてくれている。
「緑茶割り」もおかわりだ。
1杯めの緑茶割りが出てくるのが遅かったので、ちょっと早めに注文したところ、2杯めはあっという間にやってきて、新旧2杯が目の前に並んだ状態になってしまった。
飲み物は途切れることなく、つながっていってくれるのがありがたいよね。
「出汁オムレツ」を食べきったところで、〆も兼ねたつまみとして「酒場のソース焼そば」(418円)を注文。
メニューにも、『焼そばは食事? いいえ最高の「つまみ」です!』と書かれているとおり、この「酒場のソース焼そば」は、本当にいいつまみになるんだよなぁ。
上にのっている『青のりの天かす』が、これまたいいのだ。
その「酒場のソース焼そば」をつまみに、最初の「酎ハイ」からカウントすると通算4杯めとなる、3杯めの「緑茶割り」を、これまた途切れることがないように早めにおかわりした。
今夜はなぜか「緑茶割り」にハマっちゃったなぁ。
ゆっくりと2時間ほど楽しんで、今宵のお勘定は2,134円。
この店舗は電子マネーやQRコード決済には対応していないので、クレジットカードで支払って店を後にした。
どうもごちそうさま。
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