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2024年10月

パチンと弾ける笑い栗 … 「一軒め酒場 横浜西口店」(横浜)

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 今日は雨模様。こんな日は、横浜駅・きた西口から徒歩約1分の「一軒め酒場 横浜西口店」がいい。

 駅からの距離が近いので、天気を気にせず気軽に立ち寄れるのだ。

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 時刻はまだ午後4時過ぎと早めだが、店内は既に賑わいを見せている。

 ひとりの私は、入口近くの、ひとり分ずつ区切られた8人用テーブルの一角に腰を下ろした。

 すぐに店員さんが取り皿と箸を出してくれたので、まずはすっかりマイ定番となっている「酎ハイ」(209円)を注文した。

 「一軒め酒場」は店舗によってスマホでの注文もできるのだが、ここ横浜西口店は口頭注文なのである。

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 「酎ハイ」を待っている間にメニューを確認し、飲み物が運ばれてきたタイミングで「枝豆」(209円)も追加注文。

 さっと出される「枝豆」は、お通しがない「一軒め酒場」での最初のつまみとしてぴったりなのだ。

 とそこへ、隣に座っている、いかにもご常連と思しき年配男性客から、「値上がりしたよねぇ」と声がかかった。

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 「えっ、そうなんですか」と改めてメニューを確認すると、表紙の右下部分に「24.10」という表記がある。

 なるほど、2024年10月からの新メニューってことか。今日はまだ9月なのになぁ。

 「いつから上がったんでしょうね」と聞いてみると、「私が気がついたのは昨日なんだよ」と常連さん。毎日のように、この店に来られているようだ。

 例えば「生ビール(中)」は30円ほど値上がりして495円になっているが、「酎ハイ」や「ウーロン茶割り」などの、元々209円だった飲み物は価格据え置きなので、「酎ハイ」を注文した私は気がつかなかったようだ。

 いろんなものが値上がりしているこのご時勢。仕入れ価格も上がってるんだろうから、仕方ないんだろうなぁ。

 しかしながら、値上がりしたとは言っても、全体的にはまだ安いよね。

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 「枝豆」に続いては、グランドメニューにはなくて、店内に短冊メニューとして貼り出されている「笑い栗」(352円)を注文した。

 こういう、その店独自のメニューが置かれているのも、「一軒め酒場」を含む、養老乃瀧系の酒場の特長なのだ。

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 2杯目のドリンクとして注文したのは「緑茶割り」(209円)。

 栗には、酎ハイよりも緑茶割りのほうが合うんじゃないかな、と思ったような次第です。

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 そうやって「緑茶割り」ももらって、栗を迎え撃つ準備が整ったところへ、「笑い栗」が運ばれてきた。

 栗の皮がパチンと弾けて、まるで笑っているような見た目が可愛らしい。名前の由来も納得である。

 あぁ~、この自然な甘みがいいよねぇ。予想のとおり、緑茶割りにもよく合うぞ!

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 3品めのつまみは卵料理にしようかな。

 定番の「酒場の出し巻玉子」(352円)もいいし、「おやじ好みの玉子サラダ」(385円)も捨てがたい。

 なんてことを思いながら、新しくなったメニューをゆっくりと見ていて、「出汁オムレツ」(319円)もあることを発見!

 今日はこれにしてみよう!

 出汁が効いてていいよねぇ。さらに具材として紅生姜も入っているようで、これがピリリと味を引き締めてくれている。

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 「緑茶割り」もおかわりだ。

 1杯めの緑茶割りが出てくるのが遅かったので、ちょっと早めに注文したところ、2杯めはあっという間にやってきて、新旧2杯が目の前に並んだ状態になってしまった。

 飲み物は途切れることなく、つながっていってくれるのがありがたいよね。

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 「出汁オムレツ」を食べきったところで、〆も兼ねたつまみとして「酒場のソース焼そば」(418円)を注文。

 メニューにも、『焼そばは食事? いいえ最高の「つまみ」です!』と書かれているとおり、この「酒場のソース焼そば」は、本当にいいつまみになるんだよなぁ。

 上にのっている『青のりの天かす』が、これまたいいのだ。

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 その「酒場のソース焼そば」をつまみに、最初の「酎ハイ」からカウントすると通算4杯めとなる、3杯めの「緑茶割り」を、これまた途切れることがないように早めにおかわりした。

 今夜はなぜか「緑茶割り」にハマっちゃったなぁ。

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 ゆっくりと2時間ほど楽しんで、今宵のお勘定は2,134円。

 この店舗は電子マネーやQRコード決済には対応していないので、クレジットカードで支払って店を後にした。

 どうもごちそうさま。

店情報前回) 《YouTube動画

《令和6(2024)年9月26日(木)の記録》

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エスカルゴ・フォッカ … 「サイゼリヤ」(神戸)

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 湊川公園の近くにある「いちよし」で飲んで、今日のホテルまでは歩いて20分ほど。

 けっこう歩いて、ちょっと酔いがさめたころに現れるのが、ホテルの地下1階にある「サイゼリヤ 神戸ハーバーランドセンタービル店」なんだなぁ。

 ご存知のとおり、「サイゼリヤ」は、リーズナブルな価格で本場イタリア料理を気軽に楽しめる人気ファミレスチェーン店。

 しかもワインや、つまみも安いので、我われ呑兵衛にも大人気なのだ。

 こうして出会ってしまったからには、そのまま通り過ぎることはできないなぁ。ちょっと寄っていきましょう。

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 午後8時前なんだけど、店内にはそこそこのお客さんがいて、二人用テーブルの1卓に通された私は、いつものように白ワインを「デカンタ(250ml)」(200円)でもらってスタートした。

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 このガラスのようでガラスでない食器は、『トライタン(tritan)』というコポリエステル樹脂でできていて、食洗機や除菌スプレイ、熱湯消毒が可能で、中身の食材のにおい移りがしにくい上に、落としても割れず、ヒビやキズにも強いのが特長なんだそうな。

 私のような酔っ払いにはピッタリの食器ですねぇ。

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 つまみには「エスカルゴのオーブン焼き」(400円)と「プチフォッカ」(150円)を注文した。

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 「エスカルゴのオーブン焼き」は食用カタツムリを使ったヨーロッパの伝統的な料理。「サイゼリヤ」のエスカルゴは、バルト三国のひとつ、リトアニア産なんだそうな。

 メニューの説明書きには、『くせの少ないエスカルゴを厳選して使用し、野菜と一緒に煮込んで食べやすく仕上げました。発酵バターで作ったガーリックバターは、エスカルゴの旨みをたっぷり含んで極上のソースに。ぜひパンと一緒にどうぞ』と書かれている。

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 そのお勧めに従って、「プチフォッカ」も一緒に注文したのでした。

 イタリアはジェノヴァ発祥とされている平たいパンが『フォカッチャ』。その小さいのという意味で、「サイゼリヤ」では「プチフォッカ」という名前を使っているようだ。

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 これまではエスカルゴを食べ終えてから、残ったソースをパンにつけていただいていたのですが、せっかくの機会なので、極上のソースのみならず、エスカルゴごと、プチフォッカの中に投入していただいてみたところ、これが美味しいこと!

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 エスカルゴ+プチフォッカの組合せが素晴らしすぎて、食べる手が止まらない。

 パクパク、グビッ、パクパク、グビッと続けざまにやっていたら、4個あったプチフォッカが、もうなくなりそうだ。

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 そこで、「プチフォッカ」(150円)を追加注文。

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 もちろん、エスカルゴ皿の穴に残っている、エスカルゴの旨みをたっぷりと含んだ極上の発酵バターソースも、「プチフォッカ」でぬぐい取るようにして染み込ませ、お皿がピッカピカになるぐらい、きっちりといただきました。

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 ここで白ワインもなくなって、赤ワインの「デカンタ(250ml)」(200円)をもらう。

 デカンタのラインよりも上までワインが注がれていると、ちょっと嬉しいよね。

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 それに合わせる〆を兼ねたつまみは「パルマ風スパゲッティ」(400円)だ。

 これはパンチェッタ(イタリアの塩漬け豚バラ肉)入りのトマトソースのスパゲティ。

 トッピングされている粉チーズがトマトソースと混ざり合うことで、いいコクと風味を生み出してくれる。

 もうちょっと粉チーズを足したいところだけれど、「トッピング粉チーズ(グランモラビア)」(100円)を追加注文すると、粉チーズの量が多過ぎになりそうなので、今宵はそのままいただいた。20円分ぐらいの「トッピング粉チーズ」があるといいんだけどなぁ。

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 ゆっくりと1時間半ほど楽しんで、お勘定は1,500円。

 超満腹になって店を出たのでした。どうもごちそうさま。

店情報前回 / 関連前回) 《YouTube動画

《令和6(2024)年3月27日(水)の記録》

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乗り換えの間に昼呑み … 立ち呑み酒場「よかたい マイング店」(博多)

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 東京から新幹線「のぞみ」で博多に到着したのは午後1時前。

 少し遅めの昼食を兼ねた昼呑みを楽しもうと向かったのは、博多駅直結の「マイング横丁」にある立ち呑み酒場「よかたい マイング店」。地元の人たちからも愛されている昼呑みスポットだ。

 朝10時から夜11時まで、年中無休で営業しているので、出張のついでに博多駅を訪れた際にでも、乗り換えの合間にさっと立ち寄れる場所としても、ありがたい存在なのだ。

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 店に着いて店頭の看板を見ると、なんと月曜日と火曜日は、おでんが全品20円引き!

 ここのおでんも前から食べてみたかったので、これは見逃せないチャンスですね。

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 さっそく店内へ入ると、カウンター席はすでに大勢のお客さんたちで賑わっていたので、空いていた奥の6人用テーブルの一角に着席。

 『立ち呑み酒場』と銘打ってはいるものの、店内はほぼ椅子席。『なんなら立ち呑むこともできますよ』ぐらいの感覚なのだ。

 まずは「よかたい」のショップカードのクーポンでもらえる「生ビール」(単品だと539円)をお願いし、合わせるつまみとして「鶏皮ポン酢」(209円)を注文した。

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 博多名物の「酢もつ」(308円)もいいんだけど、「鶏皮ポン酢」も負けてない。

 生ビールと同じタイミングでサッと出されるところも、最初のつまみとしてぴったりだ。

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 「よかたい」は、お手頃な価格で楽しめるメニューが豊富。

 壁のホワイトボードには「マイング店おすすめメニュー」が掲げられていて、たとえば「刺身三種盛り」は、カンパチ、マグロ、シメサバが盛られて638円という安さである。博多は刺身も美味しい街なので、ありがたい一品だ。

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 「生ビール」を飲み干して、「ホッピーセット(白)」(462円)を注文すると、ジョッキにたっぷりのナカ(焼酎)とともに、ソト(割り材)として、家庭向け販売用に開発された未回収ボトル仕様の「ホッピー330」が出された。

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 ホッピーは、東京下町や横須賀から広まったビアテイスト飲料で、割り材(ソト)として焼酎(ナカ)と一緒に楽しむのが特徴だ。

 いまや博多でもホッピーが飲めるのがありがたいよねぇ。

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 満を持してのおでんの注文は、「厚揚げ」(176円のところ月火は154円)と「ごぼう天」(143円のところ月火は121円)である。

 博多のおでんも出汁がよく効いていて、具材にしっかりと染み込んだ旨みがたまらない。

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 お店の壁に、傘でちょっと隠されているものの、店内の配置図を発見。

 この図の上側が入口側で、私は今、左下のB卓の一番下側に座っている。

 B卓は、脚の長さが不ぞろいなのか、ちょっとだけゆらゆらガタガタするのが残念だなぁ。

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 店内はずっと賑わっていて、若いお客さんも多い。

 いろんな会社の支店が多い博多は、九州随一の出張ポイントでもあるし、九州内の他地区へ向かうための乗り換えポイントでもあるので、そういうお客さんも多いんだろうな。

 だから博多弁ではないお客さんも多いのか。

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 1杯目のホッピーを飲み終えて、2杯目となる「おかわり焼酎」(240円)を注文すると、厨房には「ホッピーなか!」と通された。博多でもナカで通じるんですね。

 ナカをおかわりするときは、空いたジョッキを渡して「おかわり焼酎」と「氷」を入れてもらう仕組み。

 今日は早めの夕方から飲み会の予定なので、飲んでる途中でソトを追加しながら薄めのホッピーにして、ソト1ナカ2のペースで飲んでいるんだけど、この店はナカの量が多いので、普通に飲むとソト1ナカ4でいけそうだ。

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 つまみの追加は、これまたショップカードのクーポンでもらえる「手羽先唐揚げ」(単品だと143円)。

 ショップカードのクーポンは、知らぬ間に貯まっているので、ありがたいよね。

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 さらに「マイング店おすすめメニュー」の中から、「うるめイワシ焼き」(330円)も注文。

 おぉ~~っ。この「うるめイワシ焼き」、美味しいねぇ!

 特に内臓の苦味が、輪をかけて旨いではありませんか。

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 ゆっくりと2時間弱の昼呑みタイム。お勘定の1,626円を、Suicaでピッと支払って店を出た。

 「よかたい マイング店」は、博多駅直結という立地の良さに加え、リーズナブルな価格と充実したメニューが魅力。乗り換えの合間にさっと立ち寄って、美味しい料理とお酒を楽しめる、博多での昼呑みにぴったりの場所です。次回もまた博多を訪れた際には、ぜひ立ち寄りたいと思います!

 どうもごちそうさま。

店情報前回) 《YouTube動画

《令和5(2023)年11月7日(火)の記録》

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惹かれ惹かれて7回め … せんべろ酒場「やまじゅう」(本八戸)

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 八戸への出張で、やって来たのはJR本八戸駅から徒歩10分ほど、十六日町じゅうろくにちまち交差点のすぐ近くにある、せんべろ酒場「やまじゅう」だ。

 営業時間は11:30から23:00まで、年中無休ということで、いつでも気軽に立ち寄れるのも嬉しいところ。

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 『せんべろ酒場』と銘打っているとおり、お手頃価格で充実した食事とお酒が楽しめるのがポイントで、なかでも最大のオススメが、『午後7時まで、おひとり様1セット限り』で注文することができる「せんべろセット」(1,100円)の存在なのだ。

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 その「せんべろセット」には3つのコースがあって、ひとつがドリンク2杯+おつまみ4品の「やまじゅうコース」、さらにドリンク3杯+おつまみ2品の「超せんべろコース」、そして超高級レモンサワー1杯+おかわりサワー2杯+おつまみ2品の「超高級レモンサワーコース」である。

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 私はいつものとおり「超せんべろコース」を選び、飲み物は「キリン一番搾り生ビール」(単品363円)でスタートした。

 さらにグルメメディア「ヒトサラ」のクーポンをスマホで提示すると、無料サービスされる「枝豆」(単品198円)も毎回、必ずいただいてますねぇ。ありがたいことよ。

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 「超せんべろコース」の料理は、A群6品(各132円)から1品、B群15品(ほぼ198円)から1品を選ぶ仕組み。

 A軍6品からは「イカ塩辛」(単品132円)を選んだ。

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 B群15品からは「ハムエッグ」(単品198円)を選択。

 15品の中の14品は単品価格が198円なのだが、「明太ポテトサラダ」だけ220円の品なのだ。

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 「やまじゅう」の店内は奥に向かって細長い造りで、両側にカウンター席が並んでいて、各席が一人分ずつ区切られているので、一人で訪れても気楽に飲めるのが大きな魅力なのだ。

 二人以上で来た場合には、取り外し可能な仕切り板を外して、人数分の空間が使えるようにしてくれる。

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 入口の近くには、立ち飲み用のドラム缶テーブルもいくつか配置されており、グループで訪れた場合には、ここでワイワイと飲むのもおすすめだ。

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 ちなみに立ち飲み席で呑む場合には、ドリンク全品がほぼ1割引きとなる。

 ここの飲み物は「超高級レモンサワー」(418円)以外は、基本的に全品363円(ソフトドリンクは308円)。

 立ち飲み席だと、その363円の飲み物が、330円で飲めるってことだ。

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 「超せんべろコース」の2杯めとして、「超炭酸ハイボール」(単品363円)をもらう。

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 ドリンクメニューは充実していて、ビール、サワー、焼酎、日本酒、ワインなどが、さっきも書いたとおり、ほぼ全品363円の均一価格。

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 特に日本酒は、「桃川」(おいらせ町)、「菊駒」(五戸町)、「八鶴」(八戸市)、「純米 蔵物語」(八戸市)という青森の地酒4種がラインナップされているのも嬉しいところだ。

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 「超せんべろコース」の最後の1杯、3杯めの飲み物には、麦焼酎「白水はくすい」のソーダ割り(単品363円)を選んだ。

 このところ、乙類焼酎のソーダ割りにハマっているのだ。香りが立つのがいいよね。

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 午後6時を回り、店内のお客さんも少しずつ増えてきた。

 地元の一人客が多いようで、スマホでQRコードを読み込んで注文する方式ということもあって、若い人の比率が高いように見える。女性客も多いのが特徴のひとつかなぁ。

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 スタートからの3杯のドリンクで、最初に注文した3品のつまみ、「枝豆」、「イカ塩辛」、「ハムエッグ」を食べ終えて、4杯めのドリンクとなる麦焼酎「白水」のソーダ割り(363円)をおかわりした。

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 合わせるつまみは、この店で最安値の「とうふ田楽」(33円)と「こんにゃく田楽」(33円)。

 これら2品は、それぞれ『お一人様一本まで』という限定品ながら、その安さに驚かされるよね。この2品も、毎回必ず注文している大好きな名物料理です。

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 さらに通算5杯め(麦焼酎ソーダ割りとしては3杯め)の麦焼酎「白水」ソーダ割りに突入。

 ここのスタッフは、良くも悪くもほっといてくれるので、ゆっくりと過ごしやすいのだ。

 かといって決して無愛想なわけではなくて、お店のことや、料理、お酒などについて質問すると、やさしく丁寧に対応してくれるのもありがたい。

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 最後に〆とつまみを兼ねて注文する品は、最初から決まっている。

 おでんの「うどん」(132円)である。

 これまではいつも「うどん」だけもらって締めくくっていたのだが、今日は「うどん」と一緒に、おでんの「さつま揚げ」(88円)も注文すると、予想していたとおり、「うどん」の鍋の中に、「さつま揚げ」も一緒に入れて持ってきてくれた。

 まるで博多の「丸天うどん」みたいに見えて面白いね。

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 おでんの薬味として、「からし」か「生姜みそ」が選べるんだけれど、たいてい、青森らしい「生姜みそ」をいただくようにしている。

 「うどん」も「さつま揚げ」も、この「生姜みそ」にからめながらいただくんですねぇ。あぁ、うまい!

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 店内の椅子は、ビール箱の上に座布団をくっつけたようなものなんだけど、これが不思議と落ち着くんだよなぁ。

 今宵もゆっくりとたっぷりと3時間ほど楽しんで、お酒が5杯と料理が7品でのお勘定は、なんと2,112円という安さ!

 本当にありがたいですねぇ。わが家の近くにも出店してくれないかなぁ。

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 今回で7回めの訪問でしたが、もうすっかりこの店のファンになってしまいました。

 静かに一人で飲むのも良し、何人かでワイワイと楽しむのも良し。

 八戸に来る度に、必ず立ち寄りたい酒場です。

 次の機会には、ぜひ入口近くのドラム缶テーブルで立ち飲んでみたいですね。

 どうもごちそうさま。

店情報前回) 《YouTube動画

《令和6(2024)年9月2日(月)の記録》

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ばくだん&皮せんべい … 炭火焼「きさぶろうのやきとり」(野方)

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 金曜日の帰り道。野方駅前交番から路地を入った先にある炭火焼「きさぶろうのやきとり」に着いたのは午後4時40分。

 コロナ以降、勤務時間帯を1時間半ほど前に倒したタイムシフト勤務を続けているので、出勤する時間も早いが、退勤時間も早いのだ。

 カミさんには「小学生なみの帰宅時間だね!」なんて言われている。

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 この時間帯に酒場に着くと、それほど混んでないのがいいんだよなぁ。

 というか、午後5時以降に開店する店が多いので、むしろまだ開いていなかったりするのだ。

 その点、ここ「きさぶろうのやきとり」は午後2時半開店(日祝は午後1時半開店)と早く開いているので、ありがたい。

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 さっそく、入ってすぐ左手のカウンター席に腰を下ろして、すっかりマイ定番となっている「チューハイ」(290円)をもらってスタートした。

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 1品めのつまみとして注文したのは、「きさぶろうのばくだんのり」(530円)。

 前回、後ろのテーブル席のお客さんが注文したのを聞いて気になっていたのだ。

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 卓上に置かれている「お刺身ラインナップ」のメニューを見ても、500円を超えるのは盛り合わせしかない。

 この店で500円を超える値段の料理は、それほど多くないのだ。

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 その「きさぶろうのばくだんのり」。作るのに時間がかかるようで、15分ほど待ってもまだ出てこず、2杯めの「チューハイ」をいただいた。

 「チューハイ」は、同じジョッキにおかわりを入れてくれて、おかわりするたびに半月切りのレモンスライスが追加されていくので、レモンスライスの数で何杯めかがわかるのだ。

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 この店は、席料(100円)は発生するけど、お通しは出されないので、料理を早く食べたい場合は、「冷奴」(130円)や「ピリ辛ラッキョ」(190円)、「みそキャベツ」(220円)、「自家製浅漬」(250円)、「鳥皮ポン酢」(250円)、「枝豆」(250円)などの素早く出てくる料理を注文するといい。

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 2杯めの「チューハイ」をもらった直後に、「きさぶろうのばくだんのり」もやってきた。

 小鉢に「ばくだん」のもととなる具材が盛られ、それとは別の皿に「のり」と納豆のタレがのっている。

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 具材のほうは納豆と、小さく刻んだマグロ、イカ、タクアン。

 それに刻みネギと刻み大葉がトッピングされ、小鉢のフチにはワサビも添えられている。

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 これらを一所懸命かき混ぜたあと、別皿の納豆のタレと練りガラシも投入して、さらにグリグリとかき混ぜる。

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 けっこうな粘りっけが出てきたところで、海苔を1枚とって「ばくだん」を巻き、「ばくだんのり」にしていただくわけですね!

 いやぁ、これは間違いなく旨いや。

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 「ばくだんのり」はお酒も進むので、すぐに3杯めの「チューハイ」に突入である。

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 あららぁ。「ばくだん」を少し残して、5~6枚ほどあった海苔が無くなってしまった。

 注文すればきっとあるんだろうけど、メニューには単品の「のり」は載っていないので、残りの「ばくだん」はそのままいただいた。

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 「小イワシ塩焼」(200円)も注文。

 瀬戸内の小イワシ(カタクチイワシ)とは違う種類の小イワシなんだけど、これも美味しいね。

 焼き魚の尻尾の部分は、焦げていてもそのまま出してくれる酒場が多いんだけれど、ここの店員さんは、ほとんどがネパールから来られた方なので、「焦げた部分を出してはならない!」と思って、ひとつずつ丁寧に取ってくれたんだろうな。

 そんな舞台裏も想像できるのが嬉しいところだ。魚の頭も右向きだし(笑)

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 「チューハイ」は4杯め。ジョッキの中のレモンスライスの数も多くなったね。

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 そして卓上のグランドメニューにはなくて、壁の短冊メニューとしてはり出されている「鶏皮せんべい(バターポンズ味)」(260円)を追加注文した。

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 出てきた「鶏皮せんべい」は1枚ずつがでっかいぞ!

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 大きさがわかるように鶏皮を裏返してみると、こんな感じ。

 『せんべい』の名に恥じない大きさである。

 これがパリパリ、カリカリと、実にうまいのだ。

 これはぜひ定番メニューになってもらいたいなぁ。

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 「鶏皮せんべい」を食べ終えて、5杯めとなる「チューハイ」と一緒に注文したのが、この店での私の〆の定番、「おつまみやきそば」(280円)だ。

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 メニューには普通の「焼そば」(500円)もあって、この「おつまみやきそば」は、その半分の量だろうと思われる。

 このくらいの量がちょうどいいんだなぁ。

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 午後7時過ぎまで、ゆっくりと2時間半ほど楽しんで、チューハイ5杯+おつまみ4品+席料(100円)での今宵のお勘定は、2,820円でした。

 どうもごちそうさま。

店情報前回) 《YouTube動画

《令和6(2024)年8月2日(金)の記録》

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営業再開してて一安心 … 大衆食堂「ことぶき」(岡山)他

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 岡山駅での乗り換えのついでに、昼呑みにやって来たのは、岡山駅東口から徒歩3分(180m)ほどのところにある大衆食堂「ことぶき」だ。

 店に着いたのは正午過ぎ。前に来たときに臨時休業だったので心配していたのだが、今日は開いていた。

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 店に入ってすぐ右手のテーブル席に座ると、すぐにお茶を持ってきてくれたので、まずは「ビール大」(680円)を注文した。

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 グビッとひと口、喉を潤しておいてから、入口横の陳列ケースに並んでいる料理を選びに行く。

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 取ってきたのは「マカロニサラダ」と「鯛のかぶと煮」。

 「鯛のかぶと煮」は、店のおばちゃんが「温めますね」と奥に持っていってくれた。

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 「ことぶき」のメニューに並んでいるのは、丼物、そば、うどんなど。

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 裏面は飲み物と御飯、お汁。

 陳列ケースに並んでいる料理には値段表示はないが、基本的に安い。

 多くのお客さんは、店に入ってくるなり陳列ケースから何品かの料理を取って席に着き、食事の人は御飯とお汁を注文し、私のように昼から呑む人はビールやお酒を注文しているのだ。

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 温めなおした「鯛のかぶと煮」もやって来た。

 瀬戸内に来ると、やっぱり鯛だよねぇ。

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 「鯛のかぶと煮」は、食べる場所によって、味わいや食感が違うのがいいところ。

 あっちをつつき、こっちをつつきしながら食べていると、『タイのタイ』もきれいにとれた。

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 おばちゃんと常連さんとの話しによると、大将は病気で1ヶ月ほど休んだが、検査の結果は大ごとではなかったそうな。

 しかしながら、病気が一つ治りかけると、次の病気が出てくるような状態らしくて、今は休み休みお店をやっているとのこと。

 「年には勝てんねぇ」と苦笑されているが、まずは再開することができて良かった良かった。

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 鯛かぶとを食べ終え、ビールも飲み終えたところで、予約の電車まで後1時間。

 『もう一品、何かを取ってきて日本酒でももらおうかな』とも思ったが、急に「サイゼリヤ」の「柔らか青豆の温サラダ」が食べたくなってお勘定をお願いすると1,230円。

 ビール代(680円)の分を差し引くと、「マカロニサラダ」と「鯛のかぶと煮」の2品で550円だったってことだ。

 150円と400円か、200円と350円か。いずれにしても安いよね!

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 「ことぶき」を出て、同じ一画の反対側にある「サイゼリヤ」へ。

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 前回は「ことぶき」が臨時休業で仕方なくやってきた「サイゼリヤ」だったけど、今日はここを目指して、「ことぶき」に次ぐ2軒めとしてやって来た。

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 ランチメニューには目もくれず、「白デカンタ小」(200円)と「柔らか青豆の温サラダ」(200円)を注文した。

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 あっという間に出された「白デカンタ小」を追いかけるように、あまり待つこともなく出される「柔らか青豆の温サラダ」。

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 この半熟卵をプチュンと崩して、オリーブオイルをかけ……。

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 全体をグルグルゥ~~ッとかき混ぜて食べるのが美味しいのだ。

 枝豆とも違うし、エンドウ豆とも違うし、「柔らか青豆の温サラダ」はやっぱり「柔らか青豆の温サラダ」なんだなぁ。他に代わるものがない。

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 呑兵衛にオススメの「サイゼリヤ」のつまみは、「エスカルゴのオーブン焼き」(400円)、「ムール貝のガーリック焼き」(400円)、「アロスティチーニ(オージーラムの串焼き)」(400円)あたりなんだけど、私の場合、いまだに「柔らか青豆の温サラダ」から抜け出せずにいます。

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 その「柔らか青豆の温サラダ」が残りわずかになったところで、「ミニフィセル」(150円)を追加注文した。

 「ミニフィセル」というのは、香ばしく焼き上げられたミニフランスパンのこと。

 『フィセル』というのは、フランス語で『紐』を表す言葉なんだそうな。『紐のように細いバゲット』ということなんでしょうね。

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 「柔らか青豆の温サラダ」の皿に残ったわずかなスープに、オリーブオイルを追加して、さらにシチリア産海塩を少しだけ投入する。

 これに、ちぎった「ミニフィセル」をからめながらいただくんですねぇ。あぁ美味しい。

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 お皿もすっかりきれいになって、完食完飲。

 セルフレジでのお勘定は550円。Suicaでピッと支払って店を出た。どうもごちそうさま。

 予定の電車まではあと10分ほど。ちょうどいいタイミングだ。

・「ことぶき」の店情報前回) / 「サイゼリヤ」の店情報前回) 《YouTube動画

《令和6(2024)年6月11日(火)の記録》

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ブラジルにいるような … 「Vera Goto(ヴェラ・ゴトウ)」(西小泉)

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 群馬県にある日本最大のブラジルタウン、大泉町。

 2015年末にブラジルから帰ってきてから、いつかは行ってみたいと思っていたのですが、やっと来ることができました。

 数あるブラジル料理店の中で、今日やって来たのは、この地に昨年(2023年)6月17日にオープンしたというブラジル家庭料理のお店、「Vera Goto」。

 特に誰かの紹介でというわけではなくて、事前にネットで調べていて、気になっていたお店の1軒なのでした。

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 一軒家の民家を改装した店内は、土足のまま上がれるようになっていて、奥の元々は居間だったと思しきスペースに、テーブルが何卓か置かれている。

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 各テーブル上にはメニューも置かれているんだけれど、日本語の他に、ポルトガル語も併記されている。というか、ポルトガル語のほうがメインっぽい感じもあるなぁ。

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 その部屋の奥のほうに、ずらりと料理が並べられていて、ビュッフェ形式で好きなものを取っていく仕組み。

 ブラジルではよくあるポルキロ(量り売り)方式なんだけど、食べ放題も選べるようだ。

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 量り売りの場合は、100gあたり328円(298円+税)。

 食べ放題のメニューは、店主が口頭で説明してくれて、食べ放題は2千円で、食べ放題+1ドリンクは2,490円、食べ放題+ソフトドリンクも飲み放題だと2,800円ぐらいだったと思う。うろ覚えですみません。

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 ブラジルにいるときは、よく近所のポルキロ・レストランで食事をしていたので、今回もポルキロのほうを選び、ビュッフェからワンプレートで取ってきたのは、アホス(ライス)、フェイジョアーダ、ファロッファ、ヴィナグレッチ、ケール、マンジョッカフリッタ(揚げキャッサバ芋)、プルルッカ(豚皮揚げ)。

 割りと軽めに盛ったけど、これで370グラム。料金は1,213円である。

 他のお客さんたちはこの倍ぐらい盛って、さらに何度もおかわりしているので、絶対に食べ放題のほうがいいんだろうな。そして実際にみんな、そうしているようだ。

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 ポルキロの料理と一緒にもらったのは、『土日はお一人様2杯で880円』という「生ビール」だ。

 通常は1杯550円のところが、1杯あたり440円になるので、なんと2割引。すごくお得ですよね。

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 フォークとナイフでカチャカチャと半分ぐらいいただいたところで、2杯めの「生ビール」に突入だ。

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 店主のフェルナンデス・ゴトウさんは1960年、鹿児島生まれ。

 1962年、2歳の時に家族と共にブラジルに渡って、サンパウロで暮らしていた。

 奥様のヴェラ・ゴトウさんは、ミナスジェライス州出身で、サンパウロでフェルナンデスさんと知り合った。

 1980年代に入って、仕事で日本に来るようになり、茨城県常総市で、ブラジル料理店「Vera Goto」を開店。そこで8年営業した後、昨年、大泉町に移ってきたそうだ。

 お店はご夫婦お二人で切り盛りされている。

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 賑わう店内は、私以外はみんなポルトガル語。すごいね!

 私がいるのは、ビュッフェがある居間の部屋だが、入口側に、大勢のグループ客も座れるスペースがあって、今の時間帯、多くのお客さんはそっちにいる。

 フェルナンデスさんが日本語も話せるので何とかなっているが、店内のやり取りは基本的にはポルトガル語なのである。

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 午後1時過ぎから2時過ぎまで、1時間ほどの昼飲みタイム。

 ビュッフェの横には、フルーツやデザートのコーナーもあるが、今日はここまでとした。

 量り売り(1,213円)と、土日サービスの生ビール2杯(880円)で、お勘定は2,093円。

 Suicaでピッと支払って、ポルトガル語が飛び交う店を後にした。

 どうもごちそうさま。

店情報YouTube動画

《令和6(2024)年2月17日(土)の記録》

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店情報: 「Vera Goto(ヴェラ・ゴトウ)」(西小泉)

  • Vera Goto 店名: Delicias by Vera Goto
  • 電話: 0276-61-3888
  • 住所: 370-0532 群馬県邑楽郡大泉町坂田おうらぐん おおいずみまち さかだ2-22-15
  • 営業: 11:00-21:00(19:30LO)、月火休
  • 場所: 東武小泉線・西小泉駅を出て県道142号沿いに西に進むこと約450m、左手角。駅からの全行程は徒歩7分(520m)ほど。
  • メモ: この地では2023年6月17日にオープンした、ブラジル家庭料理(Comida caseira brasileira)をビュッフェ形式で提供してくれるお店。鹿児島産まれブラジル育ちのフェルナンデス・ゴトウさんと、奥様でブラジル出身のヴェラ・ゴトウさんが、夫婦お二人で切り盛りされている。ここに移って来られる前は、茨城県常総市で8年ほど、同じ店名のブラジル料理店をされていたそうだ。公式Facebookあり。以下、価格はすべて税表記。
    〔料理〕
    《ビュッフェ》量り売り298円/100g(『放題メニュー』は口頭説明のためうろ覚え。食べ放題2,000円位、食べ放題+1ドリンク2,500円位、食べ放題+飲み放題2,900円位。ただし飲み放題には酒類は含まれず、ソフトドリンクのみである)。
    《単品メニュー(100gあたりの価格)》イチボと玉ねぎの鉄板焼き398、牛モモ肉の鉄板焼き348、ソーセージと玉ねぎ炒め348、鶏肉揚げ298、牛のスペアリブ348、ポテトフライ120、揚げポレンタ150、キャッサバフライ250、玉ねぎフライ150。
    《その他》シュラスコ串600、揚げスナック(コシーニャ、キビ、チーズボール、ピザ等の20個セット)1,000、エスフィハミックス(牛肉、チキン、チーズ、ポルトゥゲーザの6個セット)1,000、エスフィハミックスセット(牛肉、チキン、チーズ、カラブレーザ、ポルトゥゲーザの30個セット)4,000。
    〔飲物〕
    《酒類》生ビール(中ジョッキ)500(土日は800/2杯/人)、カイピリーニャ(ピンガ)600、カイピロスカ(ウォッカ)600、サケピリーニャ(日本酒)600。
    《ソフトドリンク》ミックスフルーツジュース450、レモンジュース390、マンゴジュース390、パッションフルーツジュース390、パイナップルジュース390、カシュージュース390、ペットボトル(500ml)200、ガラナ炭酸飲料(350ml)150。(2024年2月調べ)

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そのまま揚げかんぼこ … 立飲み処「紫羊(しよう)」(長崎)

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 長崎に到着して、ホテルにチェックインしたらすぐに駅前の立飲み処「紫羊」である。

 前に来たのは、去年の11月だったので、ほぼ1年ぶりですねぇ。

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 店の入口にメニューが掲示されていて、店に入る前に『本日のおすすめ』メニューなどを確認できるのもいいところだ。

 なるほど、今日の「お刺身」(400円)は「かつおのたたき」と「地だこ」か。

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 立飲み処「紫羊」は、ビル1階の通路の奥にある。このちょっとした隠れ家感も好きなんだなぁ。

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 午後6時半という酒場ゴールデンタイムながら、なぜか店内に先客はおらず、まずはアサヒかキリンの中瓶が選べる「瓶ビール」(550円)を、今夜はアサヒでもらって喉を潤す。

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 つまみの1品めは、店に入る前に目星をつけておいた「地だこ」(400円)である。

 この店を紹介させていただくたびに、何度も書いているが、長崎県は漁獲できる魚種は全国で1位(300種以上)、海面漁業生産量は北海道に次いで全国2位を誇る漁業県。

 いろんな魚を、安く美味しく食べることができるのである。

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 そんな「地だこ」をあっという間に食べ終えて、残っているビールに合わせて「枝豆」(130円)をもらった。

 この店の支払いは、品物と引き換え払いのキャッシュ・オン・デリバリー。

 U字の立ち飲みカウンター上に、いくつか置かれている専用皿にお金を入れておくと、必要な額だけ取って、お釣りを入れてくれるのだ。

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 アサヒスーパードライ中瓶を飲み切って、続いての飲み物は、この店でのマイ定番、「壱岐ゴールド」(340円)だ。

 九州本島と対馬の、ちょうど間あたりにある壱岐(長崎県壱岐市)は、古代から日本とアジア大陸を結ぶ文化交流の要衝の地。麦を原料に中国から伝わった製法を活かして16世紀頃から造られてきた、壱岐独特の焼酎が壱岐焼酎で、壱岐は「麦焼酎発祥の地」とも云われているのだ。

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 冬場に来ると、これに『おでん』の『揚げかまぼこ』を合わせるのがいいのだが、さすがに猛暑の夏には『おでん』は出されていない。

 代わりに何を注文しようかなぁ、と改めてメニューをながめていて気になったのが「かき揚げかまぼこ」(各種150円)だ。

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 ん? と思ってカウンター上を見てみると、大皿に盛られた『揚げかまぼこ』が置かれている。

 そこに並んでいるのは、「いわし」「野菜」「いわしごぼう」「コーン」「えそ」「あじ」「いわしバーグ」「ピリ辛ギョロッケ」だ。

 なるほど。冬場には『おでん』のネタとして使われる『揚げかまぼこ』を、夏場の今は、そのまま食べることができるんですね。これはいい!

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 その中から、まずは「あじ」(150円)をいただいた。

 ひとりで店を切り盛りしている女将さんによると、夏場は『おでん』がなくなる代わりに、「かき揚げかまぼこ」を出すようにしているんだそうな。

 長崎市は日本一蒲鉾屋さんが多い町でもあるそうで、『長崎かんぼこ』とも呼ばれる『揚げかまぼこ』や、『すり身揚げ』がよく食べられているのだ。

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 「壱岐ゴールド」(340円)をお代わりして、続いては「いわしごぼう」(150円)をもらう。

 イワシの旨みに加えて、ゴボウの自然な甘み。もう間違いなしだ!

 『おでん』の出汁つゆの中に旨みが出て行かない分、味わいがより濃厚かもしれない?!

 『おでん』もいいけど、そのままの『揚げかまぼこ』もいいねぇ。

 夏場の大きな楽しみになりそうだ。

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 2時間ほど、ゆっくりと立ち飲んで、キャッシュ・オン・デリバリーでの支払い合計は2,060円でした。

 どうもごちそうさま。

店情報前回) 《YouTube動画

《令和6(2024)年9月12日(木)の記録》

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地元のご常連が集う店 … 「丸糸食堂(まるいとしょくどう)」(西舞鶴)

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 2年ほど前に、飲み友の藤原法仁さんから、「舞鶴に行ったらぜひここに!」とオススメをいただいていたのに、まだ行けていなかったこのお店。今日やっと来ることができました。

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 店に着いたのは、開店時刻の午前11:30なんだけど、店頭に「ランチ12:00-14:00」という小さな看板が出ていたので、近くを散歩して、改めて12:00に店にやってきた。

 すると店内には、すでに大勢のお客さんが座っていて、みんなお茶を飲んだり、水を飲んだりしながらくつろいでいる様子。

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 開店時刻は書かれているとおり午前11時半で、その時間になると店内に入ることができる。しかしながら、「日替ランチ」(500円)が提供されるのは、12:00~14:00の2時間限定ということのようだ。

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 店内には厨房前のカウンター席の他、テーブル席が何卓か並んでいて、ずらりと座っているお客さんたちは、地元の年配ご常連客が多いようだ。

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 女性客が多いのも特徴的かなぁ。数少ない男性客がカウンター席に座っているようなので、私もカウンター席の端っこに座り、まずはセルフサービスでお茶を注いできた。

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 厨房の中で料理を作っているのが女将さんらしく、おひとりでこの店を切り盛りされているようだ。

 まだ誰のところにも料理は出されておらず、みなさん、集会場のような感じで話に花を咲かせている。

 カウンター席の何人かは、冷蔵庫からビールや缶チューハイを持ってきて、つまみなしで飲み始めている。

 毎日、昼になるとここに集まってきて、近所の仲間同士でワイワイと談笑しながら昼食を楽しむのが習慣になっているんだろうな。

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 とそこへ、女将さんから「急ぐ人はいますか?」と声がかかった。

 ご常連さんたちはみんな、「急ぎませ~ん。ゆっくりでいいよぉ~」なんて答えている。

 私も含め、だれも急ぐ人はいないようだ。

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 女将さんは下ごしらえを終えた料理を、1人前ずつ取り分けてはお盆に載せて、3人分ぐらいずつ順番に持ってきてくれる。

 今日の「日替ランチ」は、「おでん盛」、「かれいのからあげ」、「かまあげうどん(小)」、「ライス」。

 まっ先にカウンター席の分を出してくれたので、私の分も、すごく早く出てきた。みなさんより遅く来たのに申し訳ありません。

 『どの順番に入店したか』ということはあまり関係なく、『どの席から、どの順に料理を出すか』ということが、女将さんの中で決まっているようだ。

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 「おでん盛」は豆腐、大根、じゃがいも、牛すじ、こんにゃくの5品。

 お皿のフチには練りガラシも添えられている。

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 「かれいのからあげ」の中には魚卵がたっぷりだ。

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 「かまあげうどん(小)」は、お味噌汁やお吸い物の代わりの一品のようだ。

 麺好きには嬉しいですね。こちらはお皿のフチに練りワサビがそえられている。

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 そして「白菜の漬物」と「ライス」。

 これだけの料理が、毎日、違う内容で出されて、しかもワンコイン(500円)なんだから、そりゃみんな、近くに住んでりゃ毎日来るよねぇ。

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 ここでいったん席を立ち、氷を入れたグラスと、冷蔵庫からは「缶チューハイ(大)」(400円)を取ってきた。

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 缶チューハイをグラスに注いだら、「日替ランチ」をつまみに一献である。

 あぁ~~~っ、美味しいねぇ。

 「日替ランチ」以外の料理を注文している人はおらず、3人分ずつぐらい、順番での「日替ランチ」の提供は、今もなお続いている。

 お酒は飲まず、食べるだけというお客さんの中には、すでに食べ終えた人もいて、「ごちそうさん。お勘定は、ここに置いとくよ」と女将さんに声をかけて、店を出ていく人も出始めた。

 どうやらお勘定の置き場所も決まっているようだ。

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 このあと、夕方から会食が予定されているので、もっと飲みたいのをグッと押さえて、なんとか「缶チューハイ(大)」1本だけで食事を終えた。

 ご常連さんたちが代金を置いていた場所に行って、「どうもごちそうさま」と女将さんに声をかけると、私が常連さんじゃないことは分かってくれたようで、すぐに近くまで来てくれた。

 「日替ランチと、缶チューハイを1本、いただきました」と自己申告すると、「缶チューハイは大?」と女将さん。「はい大です」と答えると、「900円ですね」とお勘定を受け取ってくれた。(ちなみに「缶チューハイ(中)」(350ml缶)は1本350円のようです。)

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 ゆっくりと1時間ちょっとの昼呑みタイム。

 夜の部でじっくりと飲んでみたいお店なんだけれど、夜の部も17:00~19:00(18:30LO)の2時間営業と、営業時間が早くて短いのが残念なところだ。

 いっそ昼の部で、12:00の日替りランチから始めて、昼の部終了の14:30まで腰を据えたほうがいいのかもなぁ……。

 そんなことを考えながら店を後にしたのでした。どうもごちそうさま。

店情報YouTube動画

《令和6(2024)年3月29日(金)の記録》

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店情報: 「丸糸食堂(まるいとしょくどう)」(西舞鶴)

  • 丸糸食堂 店名: 丸糸食堂
  • 電話: 0773-75-1082
  • 住所: 624-0841 京都府舞鶴市引土1296-3
  • 営業: 11:30-14:30 & 17:00-19:00(18:30LO、土日は19:30LO)、木休(火は昼営業のみ)
  • 場所: JR西舞鶴駅から徒歩5分(464m)
  • メモ: ランチ(500円)の提供は12:00-14:00。12:00-13:00の間は日替りランチ優先で単品メニューは後回しとなる。午後5時からの日替り定食は、おまかせメニュー650。
    《本日のお勧め一品メニュー(例)》昆布とにしんの煮物300、ロースハム400、アスパラベーコン400、ほうれん草のおひたし300、ちりめんおろし300、本マグロのお造り600、そら豆300、トマトときゅうり乱切りサラダ300、あじのお造り400、ポテトサラダ300。
    《定番の一品メニュー》缶チューハイ(大 500ml)400・(中 350ml)350、びんビール(中 500ml)500、日本酒(一合)500・(二合)900、おにぎり1個100、肉うどん500、きつねうどん500、玉子うどん500、野菜かきあげうどん500、カレーうどん600、焼きそば600、丸特ラーメン600、チャンポン麺700、鍋焼きうどん700、オムライス700、焼めし700、だし巻450、からあげ450、冷奴(夏のみ)200、湯どうふ鍋(冬のみ)500、各種鍋物(鳥塩orぶた、きむち、スキ焼)600~1,200(2人前から)
    (2024年3月調べ)

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