« ばくだん&皮せんべい … 炭火焼「きさぶろうのやきとり」(野方) | トップページ | 乗り換えの間に昼呑み … 立ち呑み酒場「よかたい マイング店」(博多) »

惹かれ惹かれて7回め … せんべろ酒場「やまじゅう」(本八戸)

Dsc06755a

 八戸への出張で、やって来たのはJR本八戸駅から徒歩10分ほど、十六日町じゅうろくにちまち交差点のすぐ近くにある、せんべろ酒場「やまじゅう」だ。

 営業時間は11:30から23:00まで、年中無休ということで、いつでも気軽に立ち寄れるのも嬉しいところ。

Dsc06756a

 『せんべろ酒場』と銘打っているとおり、お手頃価格で充実した食事とお酒が楽しめるのがポイントで、なかでも最大のオススメが、『午後7時まで、おひとり様1セット限り』で注文することができる「せんべろセット」(1,100円)の存在なのだ。

Dsc06757a

 その「せんべろセット」には3つのコースがあって、ひとつがドリンク2杯+おつまみ4品の「やまじゅうコース」、さらにドリンク3杯+おつまみ2品の「超せんべろコース」、そして超高級レモンサワー1杯+おかわりサワー2杯+おつまみ2品の「超高級レモンサワーコース」である。

Dsc06764a

 私はいつものとおり「超せんべろコース」を選び、飲み物は「キリン一番搾り生ビール」(単品363円)でスタートした。

 さらにグルメメディア「ヒトサラ」のクーポンをスマホで提示すると、無料サービスされる「枝豆」(単品198円)も毎回、必ずいただいてますねぇ。ありがたいことよ。

Dsc06768a

 「超せんべろコース」の料理は、A群6品(各132円)から1品、B群15品(ほぼ198円)から1品を選ぶ仕組み。

 A軍6品からは「イカ塩辛」(単品132円)を選んだ。

Dsc06770a

 B群15品からは「ハムエッグ」(単品198円)を選択。

 15品の中の14品は単品価格が198円なのだが、「明太ポテトサラダ」だけ220円の品なのだ。

Dsc06777a

 「やまじゅう」の店内は奥に向かって細長い造りで、両側にカウンター席が並んでいて、各席が一人分ずつ区切られているので、一人で訪れても気楽に飲めるのが大きな魅力なのだ。

 二人以上で来た場合には、取り外し可能な仕切り板を外して、人数分の空間が使えるようにしてくれる。

Dsc06775a

 入口の近くには、立ち飲み用のドラム缶テーブルもいくつか配置されており、グループで訪れた場合には、ここでワイワイと飲むのもおすすめだ。

Dsc06774a

 ちなみに立ち飲み席で呑む場合には、ドリンク全品がほぼ1割引きとなる。

 ここの飲み物は「超高級レモンサワー」(418円)以外は、基本的に全品363円(ソフトドリンクは308円)。

 立ち飲み席だと、その363円の飲み物が、330円で飲めるってことだ。

Dsc06773a

 「超せんべろコース」の2杯めとして、「超炭酸ハイボール」(単品363円)をもらう。

Dsc06759a

 ドリンクメニューは充実していて、ビール、サワー、焼酎、日本酒、ワインなどが、さっきも書いたとおり、ほぼ全品363円の均一価格。

Dsc06759aa

 特に日本酒は、「桃川」(おいらせ町)、「菊駒」(五戸町)、「八鶴」(八戸市)、「純米 蔵物語」(八戸市)という青森の地酒4種がラインナップされているのも嬉しいところだ。

Dsc06779a_20241014171101

 「超せんべろコース」の最後の1杯、3杯めの飲み物には、麦焼酎「白水はくすい」のソーダ割り(単品363円)を選んだ。

 このところ、乙類焼酎のソーダ割りにハマっているのだ。香りが立つのがいいよね。

Dsc06758a

 午後6時を回り、店内のお客さんも少しずつ増えてきた。

 地元の一人客が多いようで、スマホでQRコードを読み込んで注文する方式ということもあって、若い人の比率が高いように見える。女性客も多いのが特徴のひとつかなぁ。

Dsc06783a

 スタートからの3杯のドリンクで、最初に注文した3品のつまみ、「枝豆」、「イカ塩辛」、「ハムエッグ」を食べ終えて、4杯めのドリンクとなる麦焼酎「白水」のソーダ割り(363円)をおかわりした。

Dsc06785a

 合わせるつまみは、この店で最安値の「とうふ田楽」(33円)と「こんにゃく田楽」(33円)。

 これら2品は、それぞれ『お一人様一本まで』という限定品ながら、その安さに驚かされるよね。この2品も、毎回必ず注文している大好きな名物料理です。

Dsc06786a_20241014171101

 さらに通算5杯め(麦焼酎ソーダ割りとしては3杯め)の麦焼酎「白水」ソーダ割りに突入。

 ここのスタッフは、良くも悪くもほっといてくれるので、ゆっくりと過ごしやすいのだ。

 かといって決して無愛想なわけではなくて、お店のことや、料理、お酒などについて質問すると、やさしく丁寧に対応してくれるのもありがたい。

Dsc06792a_20241014171201

 最後に〆とつまみを兼ねて注文する品は、最初から決まっている。

 おでんの「うどん」(132円)である。

 これまではいつも「うどん」だけもらって締めくくっていたのだが、今日は「うどん」と一緒に、おでんの「さつま揚げ」(88円)も注文すると、予想していたとおり、「うどん」の鍋の中に、「さつま揚げ」も一緒に入れて持ってきてくれた。

 まるで博多の「丸天うどん」みたいに見えて面白いね。

Dsc06797a

 おでんの薬味として、「からし」か「生姜みそ」が選べるんだけれど、たいてい、青森らしい「生姜みそ」をいただくようにしている。

 「うどん」も「さつま揚げ」も、この「生姜みそ」にからめながらいただくんですねぇ。あぁ、うまい!

Dsc06799a

 店内の椅子は、ビール箱の上に座布団をくっつけたようなものなんだけど、これが不思議と落ち着くんだよなぁ。

 今宵もゆっくりとたっぷりと3時間ほど楽しんで、お酒が5杯と料理が7品でのお勘定は、なんと2,112円という安さ!

 本当にありがたいですねぇ。わが家の近くにも出店してくれないかなぁ。

Dsc06801a

 今回で7回めの訪問でしたが、もうすっかりこの店のファンになってしまいました。

 静かに一人で飲むのも良し、何人かでワイワイと楽しむのも良し。

 八戸に来る度に、必ず立ち寄りたい酒場です。

 次の機会には、ぜひ入口近くのドラム缶テーブルで立ち飲んでみたいですね。

 どうもごちそうさま。

店情報前回) 《YouTube動画

《令和6(2024)年9月2日(月)の記録》

(次回) 24.11.16 辛味噌の焼きおにぎり … せんべろ酒場「やまじゅう」(本八戸)

(食べログ) やまじゅう居酒屋 / 本八戸駅

◆ ◆ この日の追加情報 ◆ ◆

Img_2412b

 昼前に八戸駅に到着すると大雨。

 でも大丈夫、改札口を出てすぐの駅構内に、立ち食いそばの「そば処 はやて」(09:00~18:00、無休)があるのだ。

Img_2410b

 ずらりと並ぶメニューには、「かけ そば・うどん」(440円)から始まって、「かき揚げ天 そば・うどん」(600円)、「かき揚げ天玉 そば・うどん」(650円)や、三陸らしい「三陸磯のり そば・うどん」(670円)や「わさびのり そば・うどん」(680円)、「めかぶ そば・うどん」(600円)などが並んでいる。

Img_2409b

 いずれのメニューにもそれぞれ惹かれるところがあるものの、今日、最も惹かれたのが『煮干油香る あっさりラーメン』という謳い文句の「中華そば」(630円)だったのでした。

 なにしろ八戸は「八戸ラーメン」や「せんべい汁」などでも知られるほど、出汁つゆが美味しい地域。

 「八戸ラーメン」ではないものの、ふつうの「中華そば」だって、きっとうまいに違いないと思ったのだ。

 その思いは間違ってなかったですねぇ。この『煮干油香る あっさりラーメン』の美味しいこと!

 でも東北・八戸でも暑い夏だったので、「冷ぶっかけ中華」(550円)というのも気になったなぁ。次に夏に八戸の機会があったら、ぜひ食べてみよう。

(食べログ) そば処はやて 八戸店立ち食いそば / 八戸駅

| |

« ばくだん&皮せんべい … 炭火焼「きさぶろうのやきとり」(野方) | トップページ | 乗り換えの間に昼呑み … 立ち呑み酒場「よかたい マイング店」(博多) »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« ばくだん&皮せんべい … 炭火焼「きさぶろうのやきとり」(野方) | トップページ | 乗り換えの間に昼呑み … 立ち呑み酒場「よかたい マイング店」(博多) »