営業再開してて一安心 … 大衆食堂「ことぶき」(岡山)他
岡山駅での乗り換えのついでに、昼呑みにやって来たのは、岡山駅東口から徒歩3分(180m)ほどのところにある大衆食堂「ことぶき」だ。
店に着いたのは正午過ぎ。前に来たときに臨時休業だったので心配していたのだが、今日は開いていた。
店に入ってすぐ右手のテーブル席に座ると、すぐにお茶を持ってきてくれたので、まずは「ビール大」(680円)を注文した。
グビッとひと口、喉を潤しておいてから、入口横の陳列ケースに並んでいる料理を選びに行く。
取ってきたのは「マカロニサラダ」と「鯛のかぶと煮」。
「鯛のかぶと煮」は、店のおばちゃんが「温めますね」と奥に持っていってくれた。
「ことぶき」のメニューに並んでいるのは、丼物、そば、うどんなど。
裏面は飲み物と御飯、お汁。
陳列ケースに並んでいる料理には値段表示はないが、基本的に安い。
多くのお客さんは、店に入ってくるなり陳列ケースから何品かの料理を取って席に着き、食事の人は御飯とお汁を注文し、私のように昼から呑む人はビールやお酒を注文しているのだ。
温めなおした「鯛のかぶと煮」もやって来た。
瀬戸内に来ると、やっぱり鯛だよねぇ。
「鯛のかぶと煮」は、食べる場所によって、味わいや食感が違うのがいいところ。
あっちをつつき、こっちをつつきしながら食べていると、『タイのタイ』もきれいにとれた。
おばちゃんと常連さんとの話しによると、大将は病気で1ヶ月ほど休んだが、検査の結果は大ごとではなかったそうな。
しかしながら、病気が一つ治りかけると、次の病気が出てくるような状態らしくて、今は休み休みお店をやっているとのこと。
「年には勝てんねぇ」と苦笑されているが、まずは再開することができて良かった良かった。
鯛かぶとを食べ終え、ビールも飲み終えたところで、予約の電車まで後1時間。
『もう一品、何かを取ってきて日本酒でももらおうかな』とも思ったが、急に「サイゼリヤ」の「柔らか青豆の温サラダ」が食べたくなってお勘定をお願いすると1,230円。
ビール代(680円)の分を差し引くと、「マカロニサラダ」と「鯛のかぶと煮」の2品で550円だったってことだ。
150円と400円か、200円と350円か。いずれにしても安いよね!
「ことぶき」を出て、同じ一画の反対側にある「サイゼリヤ」へ。
前回は「ことぶき」が臨時休業で仕方なくやってきた「サイゼリヤ」だったけど、今日はここを目指して、「ことぶき」に次ぐ2軒めとしてやって来た。
ランチメニューには目もくれず、「白デカンタ小」(200円)と「柔らか青豆の温サラダ」(200円)を注文した。
あっという間に出された「白デカンタ小」を追いかけるように、あまり待つこともなく出される「柔らか青豆の温サラダ」。
この半熟卵をプチュンと崩して、オリーブオイルをかけ……。
全体をグルグルゥ~~ッとかき混ぜて食べるのが美味しいのだ。
枝豆とも違うし、エンドウ豆とも違うし、「柔らか青豆の温サラダ」はやっぱり「柔らか青豆の温サラダ」なんだなぁ。他に代わるものがない。
呑兵衛にオススメの「サイゼリヤ」のつまみは、「エスカルゴのオーブン焼き」(400円)、「ムール貝のガーリック焼き」(400円)、「アロスティチーニ(オージーラムの串焼き)」(400円)あたりなんだけど、私の場合、いまだに「柔らか青豆の温サラダ」から抜け出せずにいます。
その「柔らか青豆の温サラダ」が残りわずかになったところで、「ミニフィセル」(150円)を追加注文した。
「ミニフィセル」というのは、香ばしく焼き上げられたミニフランスパンのこと。
『フィセル』というのは、フランス語で『紐』を表す言葉なんだそうな。『紐のように細いバゲット』ということなんでしょうね。
「柔らか青豆の温サラダ」の皿に残ったわずかなスープに、オリーブオイルを追加して、さらにシチリア産海塩を少しだけ投入する。
これに、ちぎった「ミニフィセル」をからめながらいただくんですねぇ。あぁ美味しい。
お皿もすっかりきれいになって、完食完飲。
セルフレジでのお勘定は550円。Suicaでピッと支払って店を出た。どうもごちそうさま。
予定の電車まではあと10分ほど。ちょうどいいタイミングだ。
・「ことぶき」の店情報(前回) / 「サイゼリヤ」の店情報(前回) 《YouTube動画》
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