エスカルゴ・フォッカ … 「サイゼリヤ」(神戸)
湊川公園の近くにある「いちよし」で飲んで、今日のホテルまでは歩いて20分ほど。
けっこう歩いて、ちょっと酔いがさめたころに現れるのが、ホテルの地下1階にある「サイゼリヤ 神戸ハーバーランドセンタービル店」なんだなぁ。
ご存知のとおり、「サイゼリヤ」は、リーズナブルな価格で本場イタリア料理を気軽に楽しめる人気ファミレスチェーン店。
しかもワインや、つまみも安いので、我われ呑兵衛にも大人気なのだ。
こうして出会ってしまったからには、そのまま通り過ぎることはできないなぁ。ちょっと寄っていきましょう。
午後8時前なんだけど、店内にはそこそこのお客さんがいて、二人用テーブルの1卓に通された私は、いつものように白ワインを「デカンタ(250ml)」(200円)でもらってスタートした。
このガラスのようでガラスでない食器は、『トライタン(tritan)』というコポリエステル樹脂でできていて、食洗機や除菌スプレイ、熱湯消毒が可能で、中身の食材のにおい移りがしにくい上に、落としても割れず、ヒビやキズにも強いのが特長なんだそうな。
私のような酔っ払いにはピッタリの食器ですねぇ。
つまみには「エスカルゴのオーブン焼き」(400円)と「プチフォッカ」(150円)を注文した。
「エスカルゴのオーブン焼き」は食用カタツムリを使ったヨーロッパの伝統的な料理。「サイゼリヤ」のエスカルゴは、バルト三国のひとつ、リトアニア産なんだそうな。
メニューの説明書きには、『くせの少ないエスカルゴを厳選して使用し、野菜と一緒に煮込んで食べやすく仕上げました。発酵バターで作ったガーリックバターは、エスカルゴの旨みをたっぷり含んで極上のソースに。ぜひパンと一緒にどうぞ』と書かれている。
そのお勧めに従って、「プチフォッカ」も一緒に注文したのでした。
イタリアはジェノヴァ発祥とされている平たいパンが『フォカッチャ』。その小さいのという意味で、「サイゼリヤ」では「プチフォッカ」という名前を使っているようだ。
これまではエスカルゴを食べ終えてから、残ったソースをパンにつけていただいていたのですが、せっかくの機会なので、極上のソースのみならず、エスカルゴごと、プチフォッカの中に投入していただいてみたところ、これが美味しいこと!
エスカルゴ+プチフォッカの組合せが素晴らしすぎて、食べる手が止まらない。
パクパク、グビッ、パクパク、グビッと続けざまにやっていたら、4個あったプチフォッカが、もうなくなりそうだ。
そこで、「プチフォッカ」(150円)を追加注文。
もちろん、エスカルゴ皿の穴に残っている、エスカルゴの旨みをたっぷりと含んだ極上の発酵バターソースも、「プチフォッカ」でぬぐい取るようにして染み込ませ、お皿がピッカピカになるぐらい、きっちりといただきました。
ここで白ワインもなくなって、赤ワインの「デカンタ(250ml)」(200円)をもらう。
デカンタのラインよりも上までワインが注がれていると、ちょっと嬉しいよね。
それに合わせる〆を兼ねたつまみは「パルマ風スパゲッティ」(400円)だ。
これはパンチェッタ(イタリアの塩漬け豚バラ肉)入りのトマトソースのスパゲティ。
トッピングされている粉チーズがトマトソースと混ざり合うことで、いいコクと風味を生み出してくれる。
もうちょっと粉チーズを足したいところだけれど、「トッピング粉チーズ(グランモラビア)」(100円)を追加注文すると、粉チーズの量が多過ぎになりそうなので、今宵はそのままいただいた。20円分ぐらいの「トッピング粉チーズ」があるといいんだけどなぁ。
ゆっくりと1時間半ほど楽しんで、お勘定は1,500円。
超満腹になって店を出たのでした。どうもごちそうさま。
(食べログ) サイゼリヤ 神戸ハーバーランドセンタービル店 (ファミレス / ハーバーランド駅、神戸駅、高速神戸駅)
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