宝焼酎一升瓶が2640円 … 野楽炉「大関(おおぜき)」(小山)
小山への出張で、同行のAさんと二人でやってきたのは小山駅南口のすぐ近くにある居酒屋、「野楽炉 大関」だ。
店に着いたのは午後4時過ぎだけど、ここは4時から営業開始なので、ついさっき開店したばかり。
「野楽炉 大関」の向かい側にある「だるま」には何度か来たことがあって、「野楽炉 大関」の存在は、前から気になっていたのだ。
「だるま」のほうは午後6時開店なので、まだ開いてないですねぇ。
「二人です」と入った「野楽炉 大関」の店内は、コの字型のカウンター席のみ。2階に座敷席もあるようだ。
そのカウンター席の一角に腰を下ろすと、すぐにおしぼりと、「お通し」(220円のようだ)の『こごみ』を出してくれた。
「最初はビールでももらって乾杯しようか」なんて言いながら、飲み物メニューを見てみると、なんと「宝焼酎」の一升瓶が2,640円でボトルキープできるではないか!
これはもう、激安と言っていいような価格設定ですよねぇ。
さっそくその「宝焼酎」の一升瓶をもらって、合わせて割り材(ソト)としての「ホッピー(白)」(360円)も注文した。
そして、宝焼酎のホッピー割りを作って乾杯である。
コの字カウンターの上部には、短冊メニューがずらりとぶら下がっている。
さらにコの字の中の、厨房のところにある黒板には、『本日のおすすめ』が書きだされている。
その『本日のおすすめ』の中から、まずは「アジ刺」(420円)を注文すると、ワサビもショウガも、どっちも添えて出してくれた。
海なし県の栃木県ながら、物流網が発達している現在は、普通に新鮮な魚を食べることができるよね。
同じく『本日のおすすめ』にあった「ごぼう唐揚」(420円)も注文した。
あぁ~、予想どおりの自然な甘みがいいよねぇ。
このところ、ごぼうの大ファンになっていて、全国各地の酒場でごぼう料理を注文しているのだ。
店ののれんに『おさしみ ほるもん 焼きとり 専門店』と書かれていたので、短冊メニューに『名物』と書かれている「生ホルモン炒め」(720円)も注文。
すると、見るからに美味しそうな「生ホルモン炒め」がやってきた。
薬味として添えられている、たっぷりのニンニクもいいではありませんか。こりゃ『もつマニア』にはたまらんね。
ぎっとりと旨い「生ホルモン炒め」を食べ終えたところで、お口直し用に注文したのが「そよかぜ」(330円)だ。
これは『野沢菜わさび漬』なんだって。その名のとおり、口の中に「そよかぜ」が吹きわたるような、すがすがしさだ。
「そよかぜ(野沢菜わさび漬)」での口直しが終わったら、またギトギトに挑戦だ。
注文したのは「とり皮炒め」(390円)。
しかしながら、ネギもたっぷりと入っていたので、あまりギトギトではなかったですねぇ。
今治の鶏皮だけの皮焼きとはまた違っていて面白い。
看板メニューの残るひとつ、『焼きとり』もいただかなければ!
「とり串焼」(5種1串140円)、「豚ホルモン串焼」(5種1串140円)、「野菜焼」(4種1串140円)が選べるところ、「豚ホルモン串焼」から、「かしら」と「シロ」と「レバー」を、それぞれ2串ずつ、タレで注文した。
これまた、添えられてきた辛子味噌がいいですねぇ。何気なく添えられてくる薬味が、どれをとっても素晴らしいなぁ!
けっこう焼酎濃いめでホッピーを作って、二人とも最初の「ホッピー白」(ソト)が空いたところで、それぞれ2本目は「ホッピー(黒)」(360円)をもらった。
つまみには「冷しとまと」(330円)をもらって、またもや、たっぷりと「豚ホルモン串焼」を味わった口内をリセットである。
最後は二人で一つ、「五目焼そば」(550円)をもらって締めくくる。
栃木県に来ると、やっぱり焼きそばも食べたいよねぇ。
小山ではジャガイモ入りの焼きそばが人気なんだそうで、この「五目焼そば」にもジャガイモが入っている。
たっぷりと4時間近く楽しんで、「宝焼酎」の一升瓶の残りは半分ほど。
ボトルキープの期間は6ヶ月なので、それまでにまた来なくちゃね。
カウンター席の横にあるキープ棚には、一升瓶がズラッと並んでいる。
ボトルキープの手続きを終えてお勘定をお願いすると、二人で8,860円(ひとり当たり4,430円)でした。どうもごちそうさま。
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