« 2024年11月 | トップページ | 2025年1月 »

2024年12月

目玉はメガチューハイ … 「赤札屋(あかふだや)」(四ツ谷)

Dsc08575a_20241226111701

 2024年最後のブログ記事でご紹介するのは、「赤札屋 四ツ谷店」。

 今年は生成AI(ChatGPT)の活用も検討してまいりまして、ブログ記事を基にした「食べログ」への投稿などに使用させていただいておりました。

 今年最後のブログ記事は、お店での取材ネタをChatGPTに与えて作成してみてもらいました。

 以下の記事は、ChatGPTに自動作成してもらった後、ちょっとだけ修正を加えているものです。

 それではご笑覧ください。

Dsc08578a

 こんにちは! 今日は四ツ谷の驚きの大衆酒場「赤札屋 四ツ谷店」について紹介します。お財布に優しく、気軽に立ち寄れる魅力満載のこのお店、なんといっても目玉はメガチューハイ100円! 飲んべえにはたまらない価格設定です。それでは、実際の体験をもとにお店の魅力を掘り下げていきましょう。

Dsc08577a

まずはメガチューハイで乾杯!

 お店に入ったのは午後3時55分。開店して1時間ほどですが、すでにテーブルには先客がちらほら。さっそく注文したのは噂のメガチューハイ(100円)。氷入りのジョッキにたっぷりと注がれ、気分も上がります。おかわりももちろん100円でOK! さらに、レモンと氷が毎回追加されるという心遣いもうれしいポイント。

Dsc08597a

おつまみもコスパ最高!

 「赤札屋 四ツ谷店」はおつまみの種類も豊富。どれもリーズナブルで、味も絶品です。今回は以下の2品を注文してみました:

Dsc08582a
  • 「納豆チーズ」(350円):トロッとしたチーズとネバネバの納豆が絶妙に絡み合い、クセになる味わい。「納豆チーズ」にするか、それとも「スタミナ納豆(マグロ、イカ、納豆、卵黄)」(350円)にするか。かなり迷って「納豆チーズ」に決めたのですが、迷った甲斐がありました!
Dsc08598a
  • 「タコ酢」(350円):タコの切り身が5切れ入り、ワカメもたっぷり。これで350円はお得すぎる! あっさり系のおつまみとしておすすめです。

 他にも、「もつ煮込み」(350円)や「豚キムチ炒め」(350円)など魅力的なメニューがたくさんあります。すべて300~400円台というのも驚きの価格設定です。

Dsc08594a

一人でもグループでも楽しめる空間

 店内はカウンター席とテーブル席がバランスよく配置されており、一人でも気軽に立ち寄れます。ただ、特に夕方以降は仕事帰りのサラリーマンやグループ客が多く訪れるため、回転は速め。

Dsc08580a

 タブレット注文システムも導入されており、会計もスムーズ。自分の勘定がリアルタイムで確認できるのはありがたいですね。この日のお会計は、メガチューハイ3杯とおつまみ2品で合計1,330円。お財布にも優しい大満足の一日でした!

Dsc08600a_20241226111701

喫煙室完備&便利な立地

 お店には喫煙室もあり、タバコを吸う方にも配慮されています。場所は四ツ谷駅から徒歩3分ほどとアクセスも良好。さらに、外席もあるため天気の良い日は外でのんびり楽しむのもおすすめです。

Dsc08593a

まとめ

 「赤札屋 四ツ谷店」は、驚きのコスパと気軽さが魅力の大衆酒場でした。一人でもグループでも楽しめるこのお店は、仕事帰りやちょっとした飲み会にぴったり。特にメガチューハイ100円は一度体験する価値アリ! ぜひ訪れてみてくださいね。

店情報前回) 《YouTube動画

《令和6(2024)年12月3日(火)の記録》

続きを読む "目玉はメガチューハイ … 「赤札屋(あかふだや)」(四ツ谷)"

| | | コメント (0)

レッツ・モア・ジョイ … 「もぢょい有限会社」(蘇我)

Dsc08608a

 蘇我(千葉市)への出張で、やって来たのは駅の西口(海側)にある、「もぢょい有限会社 蘇我駅西口店」だ。

 店に着いたのは午後5時半過ぎ。

 店に入ってすぐの、L字のカウンター席(全8席)には、4人の先客が飛び飛びに座っていて、私は奥から2番め、L字カウンターの角の短辺のところに案内された。

Dsc08615a_20241224173501

 まず真っ先に注文したのは、「サッポロ生ビール黒ラベル(中ジョッキ)」(439円)と「白ホルモンユッケ」(439円)、そしてその「白ホルモンユッケ」のできあがりを待つ間用のつまみとして「枝豆」(219円)の、合わせて3品。

 さらに『もぢょい公式アプリ』をダウンロードすると、ダウンロード特典としてドリンクの中ジョッキ1杯を大ジョッキに変えてもらうことができるんだそうで、早速それを利用して、生ビールの中ジョッキを大ジョッキ(単品769円)に変えてもらった。

Dsc08622a

 とてもユニークな店名である「もぢょい」というのは、『More JOY!』、『より楽しもう!』という想いが詰められているんだそうな。

 新たなお客さんが入店されると、店員さんたちが声を合わせて、「Let's more joy!」と唱和している。

 千葉県の幕張本郷、本千葉、蘇我、八幡宿、稲毛、稲毛海岸に、自社ブランドの居酒屋「もぢょい有限会社」を4店舗、「焼肉とホルモン居酒屋もぢょい。」を2店舗、さらにフランチャイズで「串屋横丁」を2店舗の、合計8店舗を運営しているそうだ。

Dsc08618a

 「白ホルモンユッケ」もやってきた。

 どんな料理が出るか楽しみに待っていたら、豚コブクロのユッケでした。

Dsc08620a

 トッピングされている卵黄をプツンとつぶし、コブクロの下に、たっぷりと盛られている玉ねぎスライスと一緒にいただきます。

 うぅ~~っ、これはやばいっ。コブクロのユッケが美味しくて美味しくて、箸が止まらん!

Dsc08623a_20241224173501

 大ジョッキの生ビールも飲み切って、続いて注文したのは「金宮セット(300ml)」(1,099円)。

 これは「金宮ボトル(300ml)」(単品659円)と「ホッピー外」(単品329円)、そして「アイス」(単品175円)がセットになったもの。

 それぞれを単品で注文すると1,163円となるところが、セットだと1,099円なので、64円(5.5%)お得ってことですね。

Dsc08625a_20241224173501

 このセットで、自分の好きな濃さでホッピーを作ります。

 ボトルを飲み切れなかった場合には、お店にキープすることができるそうです。

 ホッピーは白をいただきましたが、黒も選べます。

Dsc08626a

 入口の横に置かれているのは「廣流白炭こうりゅうはくたん」。インドネシア産の備長炭のようだ。

Dsc08613a_20241224173501

 店内には通常のグランドメニューの他に、期間限定メニューというのもあって、11月と12月の2ヶ月は、「せせりとごろっとにんにくの塩ダレ炒め」(549円)と「冬野菜のバーニャ(カウダ)」(329円)の2品が紹介されている。

Dsc08627a_20241224173601

 その中から『冬野菜を黒胡麻アンチョビソースで召し上がれ』と書かれた、「冬野菜のバーニャ(カウダ)」を注文したところ、あっという間にやってきた。

 野菜はブロッコリー、レンコン、サツマイモの3種。

 黒胡麻アンチョビソースは、温かいのが出されるのかと思いきや、冷たいソースでした。

 イタリア語で「バーニャ」は「ソース」、「カウダ」は「熱い」ということで、本来のバーニャカウダは、温かいソースに野菜をディップして食べる料理。

 改めてメニューを見ると、「熱い」を意味する「カウダ」は、メニュー上ではカッコ付きになってましたねぇ。だから冷たいソースだったのか。

 しかしながら、これはこれで美味しい。特にサツマイモがいいですねぇ。

Dsc08610a_20241224173601

 「金宮セット(300ml)」のホッピーも、自分でおかわりを作りながら、ここらで看板メニューでもあるらしい串焼きをもらうことにした。

 豚串、鶏串、野菜串、生つくね串(湯煎せずに生の状態から焼き上げるもの)という4つのジャンルで、合わせて23種類の串焼きがあるなか、初回の今日は「大将のお任せ3本」(396円)を注文すると、「塩にしますか? タレにしますか?」という質問が返ってきた。

 なるほど、塩焼きと、タレ焼きとでは、お任せ3本の内容が違うんですね、きっと。

Dsc08638a

 ちょっと迷って、店ごとに味が異なるタレ焼きでお願いすると、最初に出されたのは「味噌ホルモン」(単品153円)。

 プリッと脂分の多いホルモン(たぶん豚シロ)を、味噌ダレで仕上げている。

 1本めから、その旨さに唸らされてしまうなぁ。

 賑わう店内は大勢の店員さんで切り盛りしているんだけど、焼き台で串焼きを担当しているのは大将(店長)だけのようだ。

Dsc08639a

 続く2本は「はらみ」(単品153円)と「生つくね」(単品153円)。

 これらもまた間違いなし。

 単品注文だと3本で459円になるところを、「大将のお任せ3本」だと396円と、63円(13.7%)も安く出してくれるのも嬉しいですね。

Dsc08631a

 ゆっくりと2時間半ほど楽しませてもらって、「金宮セット(300ml)」のホッピーは、濃いめのソト1ナカ4で、ちょうど飲み切ることができ、残念ながらキープボトルを残すことはできませんでした。

 今宵のお勘定は2,921円。現金で支払って店を出た。どうもごちそうさま!

店情報YouTube動画

《令和6(2024)年12月10日(火)の記録》

続きを読む "レッツ・モア・ジョイ … 「もぢょい有限会社」(蘇我)"

| | | コメント (0)

店情報: 「もぢょい有限会社」(蘇我)

  • もぢょい蘇我 店名: もぢょい有限会社 蘇我駅西口店
  • 電話: 043-312-2994
  • 住所: 260-0834 千葉県千葉市中央区今井2-50-2
  • 営業: (月-木)16:00-23:00、(金・祝前日)16:00-24:00、(土)15:00-24:00、(日・祝日)15:00-23:00。年末年始休。
  • 場所: JR蘇我駅・西口(海側出口)の階段を降りて、ロータリーの線路側を道成りに進み、横断歩道のところを右折した右手。駅から徒歩1分(96m)ほど。
  • メモ: 2014年6月25日開店。全78席(1階:テーブル20席、カウンター8席、2階:座敷50席)、全席禁煙、予約可。サービス料、席料なし。支払いは現金のみ。持ち帰り(テイクアウト)可。公式サイトあり。
    〔フード〕(串焼き価格は1本分で、味は塩・タレ)
    《期間限定メニュー(2024年11・12月の例)》せせりとごろっとにんにくの塩ダレ炒め549、冬野菜のバーニャ(カウダ)329。
    《大将のお任せ焼き》大将のお任せ3本396、大将のお任5本649。
    《産地直送 豚串》もつ屋のしろ98、豚ハツ109、レバー153、タン153、てっぽう153、はらみ153、かしらみ153、豚バラ153、豚スタミナ153、味噌ホルモン153。
    《手刺し 鶏串》鶏ハーツ98、砂肝142、むね肉(塩・タレ・柚子胡椒・梅肉)153、ねぎま153、かわ153、やげん軟骨164、ぼんじり164。
    《生つくね(湯煎せず生の状態から焼き上げ)》生つくね(塩・タレ・柚子胡椒・梅肉)153、月見つくね164。
    《野菜串》ししとう153、しいたけ153、エリンギ153、うずら153。
    《ホルモン&刺しもん》白ホルモンユッケ439、コブクロ刺し439、ガツ刺し439、酢もつ(柚子胡椒)439、ガツのキムチ刺し439、炭火あぶり合鴨ロース549、桜ユッケ549、馬刺し659、炙りもつ(300g)759・(ハーフ)429。
    《自慢のもつ煮込み》白(白味噌)439、赤(キムチゲ)439、黒(マー油)439。
    《社長の唐揚げ(商標登録取得済)》社長の唐揚げ1個109円(注文は2個~)。
    《串カツ》ささみチーズ串カツ1本165・2本329・3本439。
    《色々トッピング(唐揚げ、串カツ、揚げ物に)》自家製タルタル109、柚子胡椒ダレ109、ユーリンチー109、お一人様用ハーフサイズは各55。
    《最強の手羽唐(味は白(旨塩)・黒(焼鳥ダレ))》手羽唐2本275・4本495・6本759。
    《大好き!!揚げ物》おっきなコロッケ109、大盛コロッケ(3個)326、鬼盛りえびせん329、フライドポテト329、大アジフライ329、手作り厚揚げ329、鶏皮ポン酢385、宇和島のおつまみじゃこ天385、ニンニクのごま油揚げ439、カキフライ(5個)549、お得!!倍盛りポテト(600g)549。
    《フライパン料理》フライパンだし巻き卵439、夜のホルモン焼きそば439、フライパン棒餃子439、フライパン小籠包439。
    《干物料理》エイヒレ炙り439、サバの炭火焼き439。
    《即出し》冷やっこ219、枝豆219、たこわさ219、チャンジャ329、旨っキムチ329、旨ダレきゅうり329、味噌きゅうり329、梅きゅうり329、鶏ハツモトの旨煮275、自家製ポテトサラダ329。
    《サラダ・野菜》冷やしトマト219、オニオンサラダ329、ざく切りキャベツ329、もぢょいサラダ439。
    《ご飯物》焼きおにぎり219、青ネギ丼329、あさりラーメン439、馬ユッケ丼659、白ご飯219。
    《甘味》揚げ鯛焼き(あんこ・カスタード)87、カップアイス132。
    〔ドリンク〕
    《レモンサワー》こだわり酒場のレモンサワー439、大将の塩レモンサワー439、レモン&千葉の梨サワー439、生レモンサワー494。
    《サワー&酎ハイ》酎ハイ329、ウーロンハイ395、緑茶ハイ395、紅茶ハイ395、ジャスミンハイ395、梅干しサワー395、カルピスサワー395、コラーゲンキウイサワー395、千葉濃厚梨サワー439、男梅サワー(梅干入り)439、絶倫サワー(マカ&スッポン)439。
    《ハイボール》ウイスキーハイボール(スコッチ)439、千葉濃厚梨ハイボール439、コラーゲンキウイハイボール439、男梅ハイボール(梅干入り)439、絶倫ハイボール(マカ&スッポン)549、大人ジンジャーハイボール549、コークハイボール549、ウイスキーボトル(デュワーズ700ml)2,749、ハイボールセット(デュワーズウイスキー700mlボトル、アイス、炭酸デキャンタのセット)3,299、サワー・酎ハイ・ハイボール系の大ジョッキはすべて659。
    《ビール》サッポロ生ビール黒ラベル(中ジョッキ)439・(大ジョッキ)769、大瓶ビール(サッポロ赤星)659、(ノンアル)プレミアムフリー439。
    《ホッピー》ホッピーセット(白・黒)439、ホッピー中219、ホッピー外(白・黒)329。
    《焼酎グラス(ロック・ソーダ・水割り・お湯割り)》和ら麦(麦)329、白金の露(芋)329、三岳(芋)439、富乃宝山(芋)439。
    《焼酎ボトル》金宮ボトル(300ml)659・(720ml)1,759、金宮セット(金宮ボトル、アイス、ホッピーのセット)(300ml)1,099・(720ml)2,199、トライアングル(甲)1,649、和ら麦(麦)2,199、白金の露(芋)2,199、鍛高譚(紫蘇)2,199、三岳(芋)3,299。
    《割り物》アイス175、レモン単品(1個分)219、梅干し単品(2個)219、ミネラルウォーター274、お湯ポット329、デキャンタ各種(炭酸・緑茶・紅茶・ウーロン茶・ジャスミン茶)439。
    《日本酒》梅一輪(中)329・(大)549、ヨッシー博士の日本酒769。
    《カクテル》カシスソーダ439、ピーチフィズ439、カシスウーロン549、レゲエパンチ549、カシスオレンジ549、ファジーネーブル549、シャンディガフ549。
    《ワイン》赤ワイン329、白ワイン329、キティ(赤ワイン+ジンジャ-エール)439、オペレーター(白ワイン+ジンジャ-エール)439。
    《梅酒(ロック・ソーダ・お湯割り)》白梅酒(クエン酸)439、赤梅酒(ポリフェノール)439、黒(黒い梅エキス)439。
    《ソフトドリンク》ウーロン茶285、緑茶285、アイスティ285、ジャスミン茶285、オレンジジュース285、ペプシコーラ285、レモネードソーダ285、瓶ラムネ285、瓶ジンジャーエール285、カルピスウォーター285、カルピスソーダ285、コラーゲンキウイソーダ285、千葉濃厚梨ソーダ285、プレミアムフリー439。
    (2024年12月調べ)

続きを読む "店情報: 「もぢょい有限会社」(蘇我)"

| | | コメント (0)

健康に配慮した旬野菜 … 炭火焼鳥「とさか」(清水)

Dsc08481a

 開店直後の午後4時過ぎに、二人組のサラリーマンに続いて、3人めの客として入店。

 先客の二人がテーブル席に案内された後、「どこでもどうぞ」と、店に入って右手の直線カウンター席(全8席)を指し示してくれたので、一番奥の席に座らせてもらった。

Dsc08486a

 まずは白、黒が選べる「ホッピーセット」(418円)を、白で注文すると、なんと! ホッピーの焼酎は「ストップ」と言うまで注いでくれるという!

 せっかくなので、たくさん入れてもらおうかとも思いましたが、飲みやすい濃さになるように、半分ぐらいで「ストップ」しました。

Dsc08487a_20241222063901

 そして1杯めのホッピーが完成。ジョッキに「日本に酔っぱらいを増やしたい」と書かれているのもいいですね。

 実はここ、炭火焼鳥「とさか」は、埼玉県川口市に本店を置く、株式会社 登坂とさかが展開する酒場の1軒。

 「日本に酔っぱらいを増やしたい」というのは、「自分自身が毎日でも呑みにいきたい店作り」を目指す、登坂の代表取締役・川畑 豊さんの厚い思いのようです。

Dsc08490a

 「お通し」(たぶん308円)として出されたのは、筑前煮のような野菜の煮物の小鉢と、大根おろし。

 大根おろしはおかわり自由なんだそうです。

Dsc08493a

 1品めのつまみとして注文したのは、日替りメニューの中の一品、「お造り二点」(792円)。

 向かって左がヒラマサで、右がイナダ。それぞれ3切れずつ、盛り合されている。

Dsc08482a_20241222064001

 単品で注文しても、「ヒラマサ」が649円、「イナダ」が638円と、とてもリーズナブルな価格設定である。

Dsc08494a_20241222063901

 1杯めのホッピーを飲み切って、「なか」(220円)を注文すると、氷も足してくれた上で、「ストップ」と言うまで「なか」を注いでくれた。

Dsc08496a_20241222063901

 「お造り二点」を食べ終えたところで、大根おろしのおかわりをもらう。

Dsc08497a

 この大根おろしの上に、刺身皿に残っているワサビをのっけて、一緒にいただこうというもの。

 クックック。予想どおりの、いいつまみだ!

Dsc08499a

 さらに、同じく日替りメニューから、『今月の逸品』と書かれている「酒田の塩納豆」(352円)を注文した。

 『塩納豆』というのは、塩漬けにした納豆と麹、昆布を混ぜたもので、山形県酒田市の郷土料理のひとつ。

Dsc08501a

 グリグリとかき混ぜると、中には、さいの目切りにした山芋もたっぷりだ!

 これも旨いねぇ!

 野菜系のつまみが美味しい酒場にハズレはない。

 ここの看板メニューはもちろん焼き鳥なんだけど、野菜系のメニューも多いのがいいよね。

 公式サイトにも、『旬のものを食べていただくことと、健康に酔っ払っていただきたいという思いから、野菜にもこだわり豊富なメニュー構成にしています』と書かれていて、野菜が食べたいなと思って来店されるお客さんも多いんだそうな。

Dsc08503a

 3杯めとなる「なか」(220円)は、「ストップ」の掛け声が遅れてしまって、焼酎がたっぷりだ!

 ッカァ~~ッ、効くねぇ!

Dsc08507a_20241222064201

 続いても野菜系のつまみ。今度は「里芋コロッケ」(385円)をもらった。

Dsc08508a

 ジャガイモの代わりに、里芋で作られたコロッケってことですね。

 この里芋コロッケが、これまた爆発的に旨い!

 初めて食べた味わいと食感だなぁ。

 このレシピ、だれが考えてるんだろう。

 店員さんはみんな若い人のようなので、レシピや調理法は、すべて本部で決めてるのかなぁ。

Dsc08509a

 4杯めとなる「なか」(220円)をもらって、これで「そと」も無くなった。ソト1ナカ4である。

Dsc08510a

 しかしながら、普通のホッピージョッキよりは大きめのジョッキなので、このジョッキでソト1ナカ4にすると、すっごく酔います。

Dsc08513a

 さらに大根おろしもおかわりして、醤油の他に、調味料置き場に置かれている胡麻油もかけていただいてみた。

 なるほどなぁ。悪くはないけど、醤油だけでも良かったかなぁ。まずくはないよ、絶対に。食べ慣れてない味というだけです。

Dsc08515a

 〆とつまみを兼ねていただいた一品は、日替りメニューの中で、『本日のおすすめ』として推されている「揚げじゃがバター」(308円)。

 これまた間違いなしだ!

Dsc08483a

 カウンター席限定の『少なめ』のメニューもあるようなので、こちらを選ぶと、一人でもいろんな料理を食べることができそうだ。

Dsc08488a

 ゆっくりと、たっぷりと、3時間ほど楽しませてもらって、今宵のお勘定は3,223円。

 PayPayで支払って、地元のお客さんたちで大賑わいの店を出た。

Dsc08518a_20241222064501

 「清水名物」、「静岡名物」みたいな料理は無いものの、酒場として素晴らしい。ゆったりと楽しむことができる。

 だからまだ開店から1年半ぐらいにもかかわらず、地元の人たちに大人気なんだろうな。

 次回は看板メニューの焼鳥もいただかなきゃね!

 どうもごちそうさま。

店情報YouTube動画

《令和6(2024)年11月20日(水)の記録》

続きを読む "健康に配慮した旬野菜 … 炭火焼鳥「とさか」(清水)"

| | | コメント (0)

店情報: 炭火焼鳥「とさか」(清水)

  • 炭火焼鳥とさか 店名: 炭火焼鳥 とさか 清水駅前店
  • 電話: 054-625-6910
  • 住所: 424-0816 静岡県静岡市清水区真砂町2-32
  • 営業: (月-木)16:00-01:00、(金・祝前)16:00-02:00、(土)15:00-02:00、(日祝)15:00-00:00、年末年始休
  • 場所: JR清水駅から徒歩約1分、新清水駅出口から徒歩約9分
  • メモ: 2023年7月11日開店、57席(カウンター席、テーブル席、掘りごたつ席)。予約可。カード可・QRコード決済可(PayPay)・電子マネー不可公式サイトあり(登坂グループの1店舗)
    〔日替りメニュー(2024年11月20日の例)〕
    《鮮魚》お造り二点792、ヒラマサ649、イナダ638、なめろう583、鮮魚のカルパッチョ583。
    《本日の馬刺し》フタエゴ638。(〈レギュラー〉上赤身刺し583、ひれ刺し638、さくらゆっけ748、さくら肉3点盛1,078。
    《本日のおすすめ》揚げじゃがバター308。
    《今月の逸品》坂田の塩納豆352。
    《旬やさい》春菊のナムル385、揚げ銀杏462、里芋コロッケ385、下仁田ネギの炭火焼き374、聖護院大根の千枚漬け319。
    〔お食事〕
    《カウンター席限定!!少なめできます》とりネギポン酢308、ポテトサラダ253、あげだし豆腐308、キャベツ220、コロコロあつあげ220、塩からあげ308、チキン南蛮308、フライドポテト253、とりぞうすい308。
    《やきとり》むね132、かわ132、レバー154、砂肝154、ぼんじり154、ねぎま187、手羽先198、ささみ(梅しそ・ゆずこしょう・わさび)209。
    《やきとん》なんこつ132、上シロ165、はらみ165、タン165、ぶたバラ176。
    《希少部位》えんがわ132、タンした176、はつ198。
    《手ごねつくね》つくね187、月見つくね220、おろポンつくね220、チーズつくね220、タルタルつくね220、ピーマンつくね220、梅しそつくね220。
    《かわりくし》カマンベール275、みそハラミ176、みそバラ198。
    《やさいくし》なす165、たまねぎ165、しいたけ165、ししとう165、ぷちトマト165、にんにく165。
    《もりあわせ》6本盛り(肉串5種とやさいくし)792、8本盛り(肉串4種×2本)1,056。
    《とさかの逸品》塩からあげ418、チキン南蛮528、牛すじ塩にこみ528。
    《鶏料理》塩からあげ418、チキン南蛮528、やみつき!!あげ手羽198、とりねぎポン酢418、特製!!ねぎ塩レバー308、濃厚!!鶏レバーパテ(クラッカーぞえ)352。
    《馬刺し》上赤身刺し583、ひれ刺し638、本日の馬刺し、さくらゆっけ748、さくら肉三点盛1,078。
    《肉刺し》ガツ刺し352、牛センマイ刺し(特製の辛酢みそで)462。
    《酒のあて》トロさば塩焼き528、青菜の塩にんにく炒め363、きつね焼き(ねぎみそチーズにねぎ納豆)308、おまかせなめろう583、にらめんたいこ308、ホタルイカの沖漬け385、クリームチーズの酒盗あえ418、ねぎたく納豆に韓国のり352、エイヒレ炙り528。
    《すぐでる一品とはし休め》もやしとニラのピリ辛ナムル209、山いものしょうゆ漬け209、自家製酢みそでねぎぬた253、黒糖そら豆308、セロリの浅漬け308、ゆず白菜の浅漬け308。
    《あっさり》たっぷりの薬味とけずりたてのかつおぶしで冷奴308、梅水晶418、みょうがの酢のもの352、おろしポン酢で揚げなす352、ひやしトマト363。
    《あげもの》揚げたて絹豆腐コロコロあつあげ308、あんかけあげだし豆腐418、昔ながらのハムカツ352、えび春まきサテトムマヨぞえ418、キビナゴのからあげ418、揚げじゃがバター308、フライドポテト(ケチャップ・めんたいマヨ・アンチョビバター)429、山いもでフライドポテト418。
    《一品料理》牛すじ塩にこみ528、もつ煮こみ418、アボカドゆっけ418、ハーフサイズピザ(マルゲリータ・ガーリック)418、とん平焼き418、トマトのアンチョビチーズ焼き418、だしたっぷりで甘くないだしまき玉子焼き528、鉄板チヂミ418。
    《やさい》アボカド刺し(塩こんぶのせ)308、肉みそ生ピーマン385、もろきゅう308、たたききゅうり梅あえ308、キャベツ辛みそぞえ308、生かぶ梅ぞえ308、生やさい盛りあわせ(もろみみそ・アンチョビソース)308、
    《サラダ》ポテトサラダ385、ズッキーニとペコリーノチーズのサラダ385、みつばと大根の南高梅サラダ396、カイワレとみょうがのおつまみサラダ396、すりおろし野菜のドレッシングでグリーンサラダ418、シーザーサラダ528。
    《麺》ゆず塩にゅうめん308、辛にゅうめん352、塩焼きそば528、秘伝のやきとりタレでタレ焼きそば528、三種のタレで冷やし稲庭うどん462。
    《ごはんもの》店仕込みの一番だしでだし茶漬け(のり・梅・めんたいこ)418、手まきおにぎり(梅・おかか・めんたいこ)198、焼きおにぎり308、ガーリックライス418、バターしょうゆごはん308、とりぞうすい418、親子丼638、ごはん198。
    《甘味》手作りプリン(限定5食)308、アイスクリーム(バニラ・チョコ)308、あつひや・くろみつきなこ・いも天とバニラアイス385。
    〔ドリンク〕
    《ビール》生ビール「プレミアムモルツ」(グラス)418・(中ジョッキ)495、ビンビール「中ビン」(サッポロラガー・スーパードライ・キリン一番しぼり)528、ノンアルビール「オールフリー」440。
    《サワー》大玉梅干しサワー528、おかわりチューハイ319、生レモンサワー495、生グレープフルーツサワー528、生パイナップルサワー638。
    《塩サワー》塩サワー352、塩レモンサワー462、塩グレープフルーツサワー495、塩トマトハイ462。
    《プレミアムハイボール》サントリーオールド528、デュワーズ12年638、イチローズモルト638。
    《ホッピー(白・黒)》ホッピーセット418、なか242、そと275。
    《ビンわりサワー(レモン・ラムネ・三ツ矢サイダー・青リンゴ)》ビンわりセット418、なか242、そと275。
    《焼酎ハイボール》むぎソーダ418、いもソーダ418。
    《キンミヤわり(濃いめ追加料金不要)》緑茶わり429、ウーロン茶わり429、ジャスミンわり429、無糖紅茶わり429、トマトハイ429、そば茶わり429、コーン茶わり429。
    《ハイボール(濃いめ追加料金不要)》角ハイボール429、デュワーズハイボール429、サイダーハイボール473、辛口ジンジャーハイボール473、コーラハイボール473、ラムネハイボール473、メガハイボール+200。
    《ジン》翠ジンソーダ418。
    《ラム(バカルディ)》ラムソーダ418、ラムコーク473、ラムジンジャー473。
    《ウォッカ(スミノフ)》ウォッカソーダ418、ウォッカコーク473、ウォッカジンジャー473。
    《とさかの一升びん》キンミヤ2,420、くろきりしま3,278、いいちこ3,828、村正3,828、富乃宝山6,380、赤兎馬6,380、中々4,950。
    《甲類焼酎》キンミヤ(グラス)319・(ボトル)1,408。
    《いも焼酎》くろきりしま(グラス)583・(ボトル)1,958、富乃宝山(グラス)583・(ボトル)3,630、赤兎馬(グラス)638。
    《むぎ焼酎》いいちこ(グラス)473・(ボトル)1,958、村正(グラス)473・(ボトル)1,958、中々(グラス)638。
    《プレミアム焼酎》森伊蔵(グラス)858。
    《ボトルウィスキー》サントリーオールド4,400、デュワーズ12年5,280、イチローズモルト7,480。
    《ボトルセット(ボトルキープは2ヶ月、氷は無料)》ミネラルウォーター275、ソーダ275、緑茶275、ウーロン茶275、ジャスミン茶385、無糖紅茶385、そば茶385、コーン茶385、カットレモン165、梅干し165。
    《日本酒》桜正宗495、玉乃光 旨辛495(日本酒は別紙メニューもあり)。
    《ボトルワイン》赤・白フルボトル2,200。
    《果実酒》ゆず酒「浜福鶴のゆずびより」528、佐藤農場の梅酒528。
    《ウィスキー》角429、サントリーオールド528、デュワーズ429、デュワーズ12年638、イチローズモルト638。
    《カクテル》シャンディガフ473、レッドアイ473、カシスソーダ473、カシスオレンジ473、カシスウーロン473、ピーチソーダ473、ピーチオレンジ473、ピーチウーロン473。
    《ソフトドリンク》オレンジジュース297、カルピス297、ラムネ297、三ツ矢サイダー297、コーラ297、ソーダ水297、ジンジャーエール297、緑茶297、ウーロン茶297、ジャスミン茶297、無糖紅茶297、そば茶297、コーン茶297、トマトジュース297、ファンタグレープ297。
    (2024年11月調べ)

続きを読む "店情報: 炭火焼鳥「とさか」(清水)"

| | | コメント (0)

呉の屋台のフルコース … 屋台「一二三(いちにっさん)」(呉)

Dsc07406a

 日曜日の今日は、屋台「一二三」の口開けを目指して、午後6時半にやって来たところ、まだ開店準備中だった。

 開店準備中のお母ちゃん(=女将)が、「悪いのぉ、開くんは7時過ぎになりそうじゃ」と教えてくれた。

Dsc07414a

 せっかくの機会なので、懐かしい呉の酒場街をじっくりと見て回り、7時過ぎに改めて「一二三」に戻ってくると、今度はちゃんと開いてました。

 というか、すでにお客さんがいっぱいで、むしろ座る場所があるかどうかが心配な状況だ。

Dsc07415a

 ラッキーなことに、おでん鍋の前あたりに、ポツンとひとり分の空席があって、そこに座ることができた。

 まずは「ビール」(アサヒスーパードライ中瓶、650円)をもらってスタートである。

Dsc07386a

 「1品めのつまみは、何にしようかな?」

 改めてメニューボードを見ながら考えているところへ、近くのお客さんから「ナスビ」(400円)の注文が飛んだ。

 おぉ、そうよ! この店の「ナスビ」もうまいんだ。

 最後の〆にいただくことも多い一品だが、今日は最初のつまみにしてみよう。

 「すみません、こっちもナスビをお願いします」と急いで便乗注文した。

Dsc07417a

 なぜ急ぐかというと、「ナスビ」は注文を受けてからナスをカットして、それをビニール袋の中で塩もみにしてから出してくれる、鮮度の高い即席浅漬け。

 タイミングを逃して後から注文すると、お母ちゃんは、この作業をもう一度くり返す必要があるのだ。

 出された「ナスビ」は、ボリュームもたっぷり。

 好みで醤油をかけていただくのだが、このまま何もかけなくても美味しいよねぇ。

 飲み始めの一品として、ちょうどいい前菜だ。

Dsc07420a

 瓶ビールも飲み切って、この店に来るといつも注文している「麦焼酎」(450円)の水割りをもらう。

 焼酎がグッと濃い目の水割りなのが、「一二三」の大きな特徴。

 ックゥ~~~ッ! 効くねぇ!

Dsc07424a

 せっかくおでん鍋の目の前に座っているので、おでんももらいましょう。

 「アキレス(牛スジ)」(170円)、「あつあげ」(120円)、「棒天」(120円)を、1つずつ取ってもらった。

 この、ちょっと甘めの、やさしい味付けが、「一二三」のおでん、引いては呉のおでんなんだよなぁ。

 調味料置き場に置かれている練りガラシを添えながらいただきます。

Dsc07418a

 そのおでんをいただきつつ注文したのが「豚足」(700円)だ。

 豚足もまた、コロンと丸ごとの足先として、ゆで冷まされているものを、注文を受けてから、お母ちゃんが、その関節にそって細かく切り分けて…。

Dsc07419a

 屋台の鉄板の上でザザッと炒めたあと、クロッシュ(ドームカバー)をかぶせて、蒸し焼きにするようにしながら、熱々に仕上げてくれるのだ。

 今日は注文しなかったけれど、「豚耳」(700円)も調理法は同じだ。

Dsc07423a

 そうやって「豚足」ができあがっていく様子を見ているうちに、かなり濃い麦焼酎水割りも飲み切ってしまったので、おかわりをもらった。

Dsc07426a

 ちょうどそこへ、「豚足」も焼きあがってきた。

 こうして細かく切り分けてくれてるから、食べやすいんですねぇ。

 おしぼりも出してくれるので、手づかみでワシワシといただく。

 あぁ~~っ、うまいっ。

 私が初めて豚足を食べたのは、学生時代の博多の焼き鳥屋。

 博多の豚足も、焼き鳥用の焼き台で焼いてから出してくれるものだった。

 大学を卒業して、新入社員としてやって来たのが呉の街。

 博多の豚足とは違うけれど、やっぱり熱々に仕上げてくれる呉の屋台の豚足にも大満足だったのでした。

Dsc07425a

 ところが! 呉で5年ほど過ごしたあと、東京に転勤すると、豚足は冷たいまま出されるのが普通で、それを酢味噌でいただくスタイルだった。

 というか、豚足というと、全国的にはむしろこのスタイルのほうが一般的らしく、博多や呉の、熱々の豚足のほうが珍しいことに気がついたのでした。

 だからこそ、呉に来ると、この豚足を食べたくなるんですねぇ!

Dsc07427a

 最後の〆は、もちろん「中華そば」(650円)。

 お母ちゃんが、「胡椒は入っとらんけぇの!」と言いながら出してくれるのも、「一二三」ならでは。

Dsc07428a

 その「中華そば」に、自分で好みの量の胡椒を振りかけていただきます。

 うーん、この味、この味。美味しいねぇ!

Dsc07429a_20241216140401

 ゆっくりと、たっぷりと、3時間ほど過ごさせてもらって、ナスビに始まり、おでん、豚足、中華そばと、呉の屋台のフルコースを堪能。

 今日のお勘定は4,160円でした。どうもごちそうさま。

店情報前回) 《YouTube動画

《令和6(2024)年9月15日(日)の記録》

続きを読む "呉の屋台のフルコース … 屋台「一二三(いちにっさん)」(呉)"

| | | コメント (0)

1L酎ハイが350円 … 居酒屋「赤札屋(あかふだや)」(六本木)

Dsc08545a_20241214111501

 「赤札屋」と言えば「メガチューハイ」なんだけど、ここ六本木店には、それをさらに上回る「1リットルチューハイ」があった!

 普通のジョッキで出される「チューハイ」だって150円と安いのに、プラス100円の250円で「メガチューハイ」になり、さらにプラス100円の350円で「1Lチューハイ」になる。

 上の写真の左側がメガジョッキで、右側が1Lジョッキ。

 背の高さはあまり変わらないのだが、ジョッキの直径が1Lジョッキのほうが大きくて、ずっしりとした重さになる。

 飲んでも飲んでもチューハイが減らないのがすごいよねぇ!

Dsc08519a_20241214111501

 初めてやって来た「赤札屋 六本木店」。

 四谷店赤坂店に続いて、私自身では3店舗めとなる「赤札屋」だ。

 六本木交差点のすぐ近くにあったんですねぇ。

 昔は仕事でよく六本木にも来てたんだけど、交差点の反対側のほうに行ってたから、まったく気付いていなかったなぁ。

Dsc08540a

 店に着いたのは午後4時過ぎ。

 「ひとりです」と入った店内にはカウンター席はなくて、すべてテーブル席。

 二人用テーブルが4つぐらいくっついている形の長テーブル席のひとつに案内された。

Dsc08528a_20241214111501

 通勤用のカバンを二人用テーブルの空いている1席において、もう1席に腰を下ろすよりも前に、「赤札屋」グループ定番の「お通し」(360円)である、小さな冷奴が出された。

 グランドメニューの通常サイズの「冷奴」が200円なので、「お通し」の360円というのは、豆腐代というわけではなくて、『席料』的な位置付けなんだろうと思っています。

Dsc08525a_20241214111501

 その「お通し」を出してくれたおねえさんに、今や「赤札屋」でのマイ定番となっている「メガチューハイ」(250円)を注文すると、「メガチューハイ」もあっという間にやってきた。

 この時点では、まだ「1Lチューハイ」(350円)の存在に気付いていなかったので、ついいつものように「メガチューハイ」を頼んじゃったんですねぇ。

Dsc08534a_20241214111501

 店内はまだ2~3割り程度の入りで、店員さんたちも、とってもヒマそう。

 ホールを担当している店員さんは、全員が外国人。ヒマになると、何人かで集まってワイワイと(日本語じゃない言葉で)おしゃべりしたり、スマホをつついたりし始めるので、わかりやすいのだ。

Dsc08536a

 最初のつまみとして、これまた「赤札屋」の定番的なつまみである「ポテトサラダ」(480円)をもらう。

 どーんと山のように千切りキャベツが盛り合されているのが大きな特徴。

 山の向こう側にはトマトとキュウリも添えられている。

Dsc08530a

 たまたまかもしれないけれど、今のところ、ひとり客は私だけ。

 六本木の近くに住んでる人が少ないからなのかなぁ。

 住宅街の酒場だと、早い時間帯は地域のご老体たちで賑わうのだが、都心の商業地であるこの辺りは、もうちょっと遅くて、仕事帰りの時間帯から混んでくるんだろうな。

Dsc08531a_20241214111701

 空いているテーブルにも、何卓かにはすでにおしぼりが置かれている。

 あれはきっと、予約席であることを示しているに違いない。

Dsc08542a

 そんな風に店内を観察しているときに、壁に貼られた1Lドリンクのメニューに気がついたのでした。

 チューハイのみならず、いろんな飲み物で、メガジョッキも、1Lジョッキも選べるようだ。

 『呑兵衛には、絶対に1Lジョッキのほうがお得だよなぁ!』ということで、「メガチューハイ」に続く、2杯めのドリンクとして「1Lチューハイ」を注文したのでした。

Dsc08548a_20241214111701

 「ポテトサラダ」もまだ残ってるんだけど、ちょっと塩っ気のあるつまみも食べたくて、「ホタルイカ沖漬け」(350円)を追加注文した。

Dsc08549a

 この「ホタルイカ沖漬け」は、壁に掲げられた「本日のおすすめ」という日替りメニューの中の一品。

Dsc08551a

 「ホタルイカ沖漬け」の塩辛いツユが、お酒にとってもよく合うので、このツユ自体も、最後までしっかりと味わいたいと、軽い気持ちで「エビセン」(330円)を注文したら、揚げたての大量のエビセンがやってきてびっくり!

 食べ切れるかなぁ……。六本木でもやっぱり、「赤札屋」はボリュームフルってことだ。

Dsc08553a

 パキパキと割ったエビセンを、「ホタルイカ沖漬け」の残っているツユの中に投入し、エビとイカの風味と、沖漬けの塩辛さを混ぜ合わせながら、ちょっとずつ食べ進める。

Dsc08554a

 ゆっくりと2時間半ほど楽しんで、たっぷりの料理もなんとか完食。

Dsc08556a

 お勘定の2,120円をPayPayで支払って店を出た。どうもごちそうさま。

 「赤札屋」は他にも、大森店新橋店小金井店代々木店があるようなので、機会を見つけて行ってみたいですね。

店情報関連前回) 《YouTube動画

《令和6(2024)年11月27日(水)の記録》

続きを読む "1L酎ハイが350円 … 居酒屋「赤札屋(あかふだや)」(六本木)"

| | | コメント (0)

店情報: 居酒屋「赤札屋(あかふだや)」(六本木)

  • 赤札屋 店名: 赤札屋 六本木店
  • 電話: 03-5410-0668
  • 住所: 106-0032 東京都港区六本木5-8-2 HEIBON六本木ビル(1F)
  • 営業: 《居酒屋》(月-土)15:00-翌08:00、《ランチ》(月-日)11:00-15:00、《日曜・祭日》11:00-24:00
  • 場所: 六本木駅から177m(徒歩3分)
  • メモ: テーブル72席、Wi-Fiあり、個室なし、喫煙専用室あり、予約可、カード・電子マネー・QRコード決済可。
    〔飲み物〕
    《ビンビール》キリン(中)瓶460、アサヒ(中)瓶460、エビス(中)瓶460。
    《生ビール》キリン(大)ジョッキ680、キリン(中)ジョッキ460、キリン(1L)ジョッキ1,050。
    《ウィスキー》カミナリハイボール250・(濃いめ)350・(メガ)480・(1L)700、角ハイボール250、トリスハイボール190・(メガ)350・(1L)600、金ハイボール(ジンジャーエール割り)350、黒ハイボール(コーラ割り)350。
    《サワー類(1Lもできます)》チューハイ150・(メガ)250・(1L)350、、トマトサワー200・(メガ)400・(1L)550、緑茶ハイ200・(メガ)400・(1L)550、ハイサワー350・(メガ)650、すっぱい梅酒サワー370・(メガ)670、ゆずサワー370・(メガ)670、カルピスサワー370・(メガ)670、巨峰サワー370・(メガ)670、ウーロンハイ370・(メガ)670・(1L)800、シークワーサーサワー370・(メガ)670、巨峰カルピスサワー370・(メガ)670、生レモンサワー380・(メガ)700・(1L)950、生グレープフルーツサワー480・(メガ)850・(1L)1,100、メガ梅干しチューハイ(梅干1個)350・(梅干2個)450。
    《ホッピー》ホッピー(白・黒)420、替えホッピー270、お替り焼酎200。
    《焼酎グラス》いいちこ(麦)350、黒霧島(芋)350。
    《焼酎飲み切りボトル》いいちこ(麦)(900ml)2,500、黒霧島(芋)(900ml)2,500。〈割り材など〉ウーロンポット600、緑茶ポット600、梅干し1個100、カットレモン250、ソーダ水ポット300。
    《日本酒(おかん・冷)》一合徳利200、二合徳利400。
    《特撰地酒》高清水(辛口)(秋田県)600、一ノ蔵(宮城県)630、八海山(新潟県)630。
    《梅酒》梅酒(ロック・ソーダ割り・水割)500。
    《ワイン》ワイン(赤・白)デキャンタ(400ml)800。
    《カクテル》カシスソーダ520、ジントニック520、カシスウーロン520、カシスオレンジ520、シャンディガフ520、レッドアイ520。
    《ソフトドリンク》コカコーラ250、ウーロン茶250、緑茶250、オレンジジュース250、カルピスウォーター250、ジンジャエール250。
    〔おつまみ〕(お通し360)
    《本日のおすすめ(2024/11/27の例)》よだれ鶏650、とり皮ギョーザ390、ヤゲン唐揚げ420、ブリ刺身430、ホタルイカ沖漬け350、らっきょう甘酢漬320、味付けメンマ320、ハムカツ350、蒸し餃子430、野菜コロッケ330、春巻350、おでん450。
    《一押しメニュー》刺身三点盛650、ブリ刺身430、サーモン刺身430、イカ丸焼480、スパゲティーナポリタン430、大串ネギマ焼(2本)420、〆サバ400、山芋磯辺揚げ430、チーズオムレツ520、チゲ牛肉鉄なべ520、野菜ピザ580、焼ビーフン600、ポテトサラダ480、カニみそ350、エビセン330、手羽先の黄金揚450、豚の耳(味付け)420、ジューシー焼餃子(5個)430、揚げ餃子(5個)430、タコ唐揚400、小籠包420、マグロ山かけ480、ゴーヤチャンプル550、牛すじ煮520、牛ステーキ580。
    《刺身》マグロ420、しめサバ400、タコ刺400、サーモン刺430、霜降り馬刺700、かつおタタキ430。
    《刺身盛合せ》5点盛り950、3点盛り650。
    《サラダ》ポテトサラダ480、海鮮サラダ780、ツナサラダ580。
    《チーズ焼き》ポテトチーズ490、なすチーズ490、チーズ天ぷら450。
    《早出し料理》イカ塩辛380、モロキュー300、梅キュー300、冷やしトマト300、冷奴200、お新香350、枝豆300、韓国キムチ350、山芋千切り350、オニオンスライス200、タコワサビ380。
    《おすすめ》厚焼き玉子450、バターコーン400、ナンコツ揚げ450、馬肉キムチ炒550、肉野菜炒550、アスパラベーコン炒450。
    《天ぷら》竹輪の磯辺揚420、舞茸天ぷら450、なす天ぷら450。
    《串焼き》鳥ニンニク串焼(2本)370、鳥皮の大串焼(2本)370、大串ネギ間焼(2本)420、つくね(2本)390、鳥軟骨(2本)390、串焼き盛合せ(4本)730。
    《焼き物》ししゃも(3本)380、サバ塩焼き490、しまホッケ550、鮭ハラス焼き480、エイヒレ450。
    《煮物》牛すじ煮込み520。
    《あさり》酒蒸し500、バター500。
    《酢の物》タコ酢390、トリ皮ポン酢380。
    《スタミナ料理》スタミナ納豆480、ホルモン炒め480、レバニラ炒め520、ニンニクの芽とベーコン炒め450、茄子のピリ辛炒450、にんにく丸揚げ420。
    《揚げ物》ゲソ唐揚450、鳥の唐揚450、ポテトフライ400、川エビ唐揚450、揚げ出し豆腐420、厚揚げ420、カキフライ(5個)550。
    《飲茶》辛いチョリソ(3個)420、シューマイ(4個)420。
    《御食事》おにぎり(2個)(鮭・梅)450、焼おにぎり(3個)450、お茶漬け(鮭・梅・のり)450、焼うどん500、焼そば500、ライスセット(ライス・みそ汁・お新香)300。
    《みそ汁》豆腐250、あさり300。
    (2024年11月調べ)

続きを読む "店情報: 居酒屋「赤札屋(あかふだや)」(六本木)"

| | | コメント (0)

内臓ごと箱ふぐ味噌焼 … 居酒屋「桜(おう)」(浦上)

Dsc07926a_20241208201001

 長崎への出張で、同行のAさんと二人で、予約して向かったのは「居酒屋 桜(おう)」。

 宿泊先である長崎駅前のホテルからは、路面電車(運賃140円)で6駅10分ほどかかるが、それでもやっぱりこの酒場に来たいんだなぁ。

Dsc07935a_20241208201001

 店に着いたのは、開店時刻の午後6時。

 入口すぐのカウンター5席の奥側に通され、まずは「生ビール中」(528円)を2つもらって乾杯すると、合わせて出される「お通し」(275円)は「カブの甘酢漬け」。

Dsc07936a

 来るたびに違う「お通し」を出してくれるのもうれしいよね。

 店は普段は店主ご夫妻で切り盛りされていて、大将がカウンター内の厨房での調理を、おかみさんがホールを担当されている。

 忙しい時には、息子のカズヤくんも手伝いに入って、3人体制になるようだ。

Dsc07942a

 1品めのつまみとして、この店の刺身の定番、「お刺身一人盛り」(638円)をもらう。

 盛り合されているのは、キビナ、ブリ、水イカ(身、ゲソ、頭)、ヒラス、タイ、赤エビなど。

Dsc07944a_20241208201101

 真横から撮影すると、かなりの高さまで盛り付けられていることがよくわかる。

 写真のこの量が「一人盛り」。ひとりで食べると多過ぎるぐらいで、二人で食べても十分な量なのだ。

 これが638円ってどうよ!

Dsc07937a

 刺身盛り合わせは、この「一人盛り」(638円)の他に、「1~2人盛り」(858円)と「2~3人盛り」(1,408円)があって、「2~3人盛り」なんて、大皿にものすごい量が盛り合されることになるのだ。

Dsc07932a

 もちろん単品の「刺身」(ほぼ418円)も何品か用意されていて、これらもけっこう量が多いので、ひとりで来たときには、この中から1品を選ぶくらいが、ちょうどいい。

Dsc07945a

 最初の生ビールを飲み干したところで、キープしている麦焼酎「壱岐ゴールド」(720mlボトルが2,200円)を出してもらって、濃いめの水割りでいただく。

Dsc07947a_20241208201001

 刺身に続くおつまみは、「ハトシ」(528円)。

 「ハトシ」は、エビのすり身を、食パンで挟み、それを油で揚げた料理で、明治時代に清国(当時の中国)から長崎に伝わったもののようだ。

 長崎では、いろんな店で「ハトシ」が出されているのだが、この店の「ハトシ」に出会うまでは、『ふ~ん、なるほどなぁ』といった程度の、可でも否でもないような感想しか持ってなかったのだ。

Dsc07951a_20241208201001

 2年前にこの店に初めて来たときに、なんとなく「ハトシ」を注文して、その美味しさに驚いた。

 そのとき初めて、『「ハトシ」って、こんなにも美味しいんだ!』ということに気付いたのでした。

 今日もやっぱり美味しいよねぇ。

Dsc07949a_20241208201201

 「ハトシ」をつまみに、「壱岐ゴールド」もグイグイと進み、新たなボトルをいただいた。

Dsc07952a_20241208201201

 続いては「いわし桜干し」(418円)をもらう。

 「いわし桜干し」は、長崎県や五島列島近海で漁獲されたマイワシを、醤油ベースのタレに漬け込んでミリン干しにしたもの。

 実はAさんは、先週もひとりで長崎に出張し、その時もこの店に来て、この「いわし桜干し」に出会ったそうなのだ。

 「絶対に美味しいから、ぜひ食べてみて!」というAさんのオススメで、今日も注文したのでした。

 ミリン干しの、ほんわりとした甘さの中に、イワシの旨みがたっぷり。これまた間違いなしの美味しさだ!

 ちなみにこの店の「いわし桜干し」は、大将の自家製なんだそうな。

Dsc07927a

 ボリュームたっぷりのこの店のつまみは、ひとりで来ると2品ぐらいでお腹がいっぱいになってしまう。

 二人だと、その倍の4品をたのんでシェアすることができるので、ひとりで来るよりは多くの料理を食べることができるのが嬉しいところだ。

 今日は「お刺身一人盛り」、「ハトシ」、「いわし桜干し」と、3品のつまみをいただいて、お腹もけっこう膨らんできた。

Dsc07955a_20241208201201

 「残る1品を何にしよう?」と相談していたら、おかみさんから「箱ふぐ味噌焼」(1,078円)をオススメいただいたので、さっそくそれを注文した。

Dsc07956a_20241208201201

 出された「箱ふぐ味噌焼」に、フタのようにのせられているお腹の皮を外すと、お腹の中いっぱいに具材が詰まっていて、上には刻みネギとゴマがトッピングされている。

Dsc07958a

 これを添えられたスプーンで、周辺の皮の部分についている身もこそげ落とすようにしながら、かき混ぜていただくのだ。

Dsc07959a_20241208201201

 あららぁ、これまたいいつまみになるではありませんか。

 ハコフグの内臓には、トラフグの肝のような毒はないので、身と一緒に、旨みたっぷりの内臓もいただくことができる。

 というか、そのほとんどが内臓で、身のほうが少ないぐらい。もつ好きにはたまらんね!

Dsc07960a_20241208201201

 カリカリと、皮のフチのほうまでひっかくようにしながら、徹底的に食べるのも面白い。

Dsc07963a_20241208201201

 Aさんは、〆に「おにぎり(明太子)」(165円)を注文したが、私はもうお腹いっぱいだし、なにしろハコフグの身をつつくのに一所懸命なので、おにぎりどころではない状況だ。

Dsc07964a

 そんなこんなで、Aさんがおにぎりを食べ終わるまでの間に、ほぼ残りがないぐらいまで、ハコフグを徹底的にいただき尽くしました。これも美味しかったなぁ。

 近くの席で飲んでる常連さんによると、五島列島を代表する郷土料理でもある「箱ふぐ味噌焼」は、他の店で食べると、2,500円以上はするぐらいの高級品なんだそうな。

 そう聞くと、ますますありがたみを感じますねぇ。

Dsc07966a_20241208201601

 ゆっくりと、たっぷりと、3時間近く楽しんで、今宵のお勘定は二人で6,600円(ひとり当たり3,300円)でした。

 「壱岐ゴールド」のボトルは、残り半分ぐらいから始まって、新しいボトルも半分ぐらい飲んだから、二人でちょうど1本分(720ml)ぐらい飲んだってことか。

 やぁ、今夜もすべて美味しかった。どうもごちそうさま。

店情報前回) 《YouTube動画

《令和6(2024)年11月5日(火)の記録》

続きを読む "内臓ごと箱ふぐ味噌焼 … 居酒屋「桜(おう)」(浦上)"

| | | コメント (0)

大瓶ビールが440円 … 立ち飲み「天下(てんか)」(川崎)

Dsc08046a

 3年ぶりの川崎、3年ぶりの立ち飲み「天下」である。

 店に着いたのは午後3時半。

 平日の、こんな早めの時間帯でも、そこそこお客さんが入ってるのが、さすが「天下」ですねぇ。

Dsc08047a

 店に入ってすぐ左側の、L字カウンターの短辺のところに立ち、まずはアサヒとサントリーの大瓶が選べる「ビール(大)」(440円)を、ちょっと珍しいサントリーのほうでもらって、最初のつまみはもちろん「湯豆腐」(250円)である。

 大瓶ビールが440円というのが、まずすごいですよね。

 633mlの大瓶ビールの値段は、その酒場の大衆度を測るうえで大きな指標。税込みで600円より安ければ、かなり大衆度が高いと見ていいのですが、440円というのは、他ではあまりお目にかかったことがないほどの安さです。

Dsc08048a

 そして「湯豆腐」。何度も書きますが、ここ「天下」と、呉「森田食堂」、新開地「赤ひげ 姉妹店」の湯豆腐が、私の中での『三大湯豆腐』。行けば必ず食べたい一品なのだ。

 支払いは、品物と引き換え払いのキャッシュ・オン・デリバリー。「瓶ビールと湯豆腐で690円です」と、今回の注文での支払額を教えてくれる大将に、その場で現金払いである。

Dsc08062a

 奥に向かって細長い造りの店内は、左手の厨房を囲んでL字の立ち飲みカウンターがあり、反対側の右手の壁際にも、立ち飲みカウンターが造りつけられている。

Dsc08055a

 メニューは、店の両側の壁に貼り出されていて、その品数はあまり多くない。

 しかしながら、メニュー上の「刺身」(500円)や「焼魚」(250円)は1種類ではなくて、それぞれ何種類かずつが用意されているので、実際の品数はこれよりも多い。

 今日の料理が、カウンターの上段にずらりと並べられている他、刺身類は、厨房内の冷蔵陳列ケースに並んでいるので、それらを見て選ぶことができるのだ。

Dsc08052a

 「湯豆腐」に続く、2品めのつまみとして注文したのは、これまたこの店の名物料理のひとつ、「鳥もつ煮」(360円)。

 「鳥もつ煮」は、生の状態の鶏モツが、1人前ずつに分けて冷蔵庫に準備されていて、注文を受けてからフライパンで調理してくれるのだ。

Dsc08053a

 ちょうど大瓶ビールも飲み切って、次は「角ハイボール」(260円)をもらう。

 大瓶ビールも安かったけど、この「角ハイボール」も安いよねぇ。

 「チューハイ」が310円なので、それよりも「角ハイボール」のほうが安いってことだ。

 もっとも、「チューハイ」がジョッキで供されるのに対して、「角ハイボール」はちょっと大きめのグラスで出されるので、量は「チューハイ」のほうが多いのだが…。

 ついでに言うと、「生ビール(中)」が390円、「清酒一合」が270円と、飲み物全般が安いのだ。本当にありがたいことです。

Dsc08058a

 「鳥もつ煮」の中には、必ず「キンカン」(卵として産む前の卵黄)が入っていて、これがちょっとだけ半熟気味に仕上がっているのが美味しいんだなぁ。

Dsc08059a

 久しぶりの「天下」で、もうちょっと飲みたいところではあるが、午後5時から別の飲み会が予定されているので、入店から1時間後の、午後4時半には飲み終えた。

 品物と引き換え払いでの支払い合計は1,310円でした。どうもごちそうさま。

店情報前回) 《YouTube動画

《令和6(2024)年11月12日(火)の記録》

続きを読む "大瓶ビールが440円 … 立ち飲み「天下(てんか)」(川崎)"

| | | コメント (0)

もつ・魚・鶏に青果も … 焼鳥「川名(かわな)」(阿佐ヶ谷)

Dsc08192a

 まずは毎年恒例の「川名」のウィンターバケーションのお知らせです。

 店主がホノルルマラソンに参加されることに伴って、「川名」は2024年12月2日(月)~17日(火)の16日間、お休みとなります。

 営業再開は、2024年12月18日(水)の午後4時からです。

Dsc08184a

 金曜日の今日は、仕事帰りに「川名」へとやって来た。

 店に着いたのは午後4時50分。まだ5時前なのに、もう夜のような暗さである。

 「川名」は店頭で販売しているお持ち帰り用の焼鳥も人気があり、店内では普通の居酒屋として飲食が楽しめるのだ。

Dsc08185a

 今日もカウンター席の真ん中あたりに座らせてもらって、まずは「ホッピー赤」(440円)を注文すると、サービスで出される「お通し」は、ミカン。

 「川名」のお通しは、必ず果物。

 家では果物なんて食べないという男性常連客が多かったので、せめて「川名」に来た時ぐらいは果物を食べてもらおうと、サービスで果物を出すことを始めたんだそうな。店主の思いに頭が下がります。

Dsc08186a

 「ホッピー赤」というのは、多くの店でいうところの『白ホッピー』のこと。

 白ホッピーの王冠の色が赤くて、黒ホッピーの王冠は黒なので、「川名」では、それぞれ「ホッピー赤」、「ホッピー黒」と呼んでいるのでした。

Dsc08191a

 その「ホッピー赤」で喉を潤しながら、カウンター内の壁に掲げられているホワイトボードに手書きされた日替りメニューを確認する。

 今から14年ほど前に、メディアパルから出版された、「もつマニア」、「さかなマニア」、「とりマニア」の監修をさせていただいた際、その3冊すべてに掲載されている唯一の酒場が「川名」だったのでした。

 つまり、もつも、魚も、鶏も、すべてがそろってるってことですね。

 さらには、お通しのフルーツからも推測できるとおり、果物や野菜などの青果物も充実していて美味しいのです。

Dsc08189a

 『今日はどれから始めようかなぁ』とかなり迷って、まずは魚、「昆布しめさば」(374円)をいただくことにした。

 その「昆布しめさば」はもちろんのこと、添えられているカイワレ大根やイチゴも、これまた美味しいんだよなぁ。

Dsc08195a

 とそこへ、「はいっ、これも食べて」と、店主が「焼き芋の蜂蜜かけ」も出してくれた。

 この甘ぁ~い焼き芋までもが、いいつまみになるんだから面白いよねぇ。

Dsc08196a

 すぐに「焼酎のみ(なか)」(396円)もおかわりである。

 写真を見て、『氷入りにしては、ナカの量が少ないんじゃない?』と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、このジョッキは、ホッピージョッキではなくて、ちょっと大きめの生ビールジョッキ。けっこうな焼酎の量なのです。

Dsc08198a

 「昆布しめさば」に添えられているカイワレ大根が、ピリッと辛くて、数本ずつをチョイチョイとつまみながら、ホッピーをくいくい。

 結局、この「昆布しめさば」と、おまけで出してくれた「焼き芋の蜂蜜かけ」で、ホッピー2杯(最初のセット+ナカ1杯)を飲むことができました。

Dsc08200a

 3杯めとなる「焼酎のみ(なか)」(396円)をもらうと…。

Dsc08201a

 これで瓶のホッピー(そと)も無くなった。

 ソト1・ナカ3なんだけど、ジョッキが大きいから、よそで飲むソト1・ナカ4以上に酔う感じがする。

Dsc08203a

 その3杯めのホッピーに合わせていただいたのは、「豚ミミ串」(165円)、「豚皮串」(165円)、「ササミ串」(154円)、「鳥中おち串」(165円)の4種4本。

 「ササミ串」以外の3種は、「川名」以外では見たことがないなぁ。

 特に「豚ミミ串」と「豚皮串」が、病みつきになるほど美味しいのだ。

Dsc08206a

 あっという間に4本の串を食べてしまい、もう1品、大好物の「鯛カブト焼」(275円)を注文した。

 炭火で焼きあげた「鯛カブト焼」が275円で食べられるというのは、瀬戸内の酒場でもないかも!

Dsc08207a

 その「鯛カブト焼」の『つまみりょく』に、3杯めのホッピーも飲み干して、続いては「礼文島こんぶ焼酎」(440円)を、ソーダ割りでいただいた。

 どういう造り方になっているのか、詳しくはよくわからないが、甲類と乙類が混和された焼酎なんだそうな。

 「川名」には、旨みたっぷりの、焼酎の「めかぶ茶お湯割」(396円)もあるので、ちょっと期待していたのだが、この「礼文島こんぶ焼酎」は、残念ながら「めかぶ茶お湯割」ほどの昆布の旨みは感じないなぁ。むしろサラッとした甲類焼酎に近い感じ。

Dsc08211a

 いつものように、『タイのタイ』も無事にゲット。

 他の魚にも、同じ部位はあるんだけれど、やっぱり『タイのタイ』の形が美しいですよねぇ。

Dsc08215a_20241201102401

 ゆっくりと2時間半ほどの酒場浴。

 席料110円が加わってのお勘定、3,080円をPayPayで支払って店を出た。

 やぁ、美味しかった、楽しかった。どうもごちそうさま。

店情報前回) 《YouTube動画

《令和6(2024)年11月15日(金)の記録》

続きを読む "もつ・魚・鶏に青果も … 焼鳥「川名(かわな)」(阿佐ヶ谷)"

| | | コメント (0)

« 2024年11月 | トップページ | 2025年1月 »