がっつりニンニク炒飯 … 居酒屋「桜(おう)」(浦上)

長崎出張も今夜が最終日。
夕闇の空はきれいに晴れ渡り、ポツンと三日月がとても美しい。
そして今宵も「長崎駅前」から路面電車に乗って、向かうは「大学病院」の電停のすぐ近くにある「居酒屋 桜(おう)」である。

「長崎駅前」から「大学病院」までは、電車で10分ほど。
開店時刻の午後6時ちょっと過ぎに店に到着した。

いつものように、カウンター5席の奥の席に案内され、黙っていても「生ビール中」(528円)を出してくれたのが、なんだかとっても嬉しかった。

今日の「お通し」(275円)は「中華サラダ」。
この「お通し」が、毎回、すばらしいよね。

その中華サラダをつまみに、生ビールをいただきながら、ゆっくりと今日のメニューを確認する。
変わらないように見えて、毎日の仕入れによって、ちょっとずつ変わるので、その違いを見つけるのも楽しみのひとつなのだ。

例によって、どの料理も美味しそうなのだが、そんな中から今日は「あじなめろう」(418円)をいただいた。
注文してから、タンタン、タンタンと、包丁で小さく刻んで作ってくれた「あじなめろう」は、刻みネギと、すりゴマもたっぷりとトッピングされている。
なにしろ美味しい長崎のアジなので、「なめろう」にしてもやっぱり美味しいよね!

生ビールもあっという間に飲み終えて、そのジョッキを使って、麦焼酎「壱岐ゴールド」(720mlボトルが2,200円)の、濃い目の水割りである。
ちなみに生ビールのジョッキを再利用するかどうかは個人の選択。
私は何度も水割りを作り直すのがめんどくさいので、ジョッキを利用していますが、同行のAさんは、ロックや水割り用のグラスをもらって飲んでいます。

次なるつまみは、大将手作りの「いわし桜干し」(418円)。
地元・長崎産のマイワシを、醤油ベースのタレに漬け込んでミリン干しにしたもので、ものすごい『つまみ力』なのである。
これはホントに旨いよねぇ。

キープボトルの半分ぐらいからスタートした「壱岐ゴールド」も飲み切って、新しいボトルをもらった。

そして、今夜も絶対「ハトシ」(528円)である。
この店のメニューに「ハトシ」が並んでいたら、絶対に注文するよねぇ。
私の中で、いちばん美味しい「ハトシ」だと思っているのが、この店の「ハトシ」なのである。

さらには「鰻巻き(うまき)」(748円)。

熱々の出汁巻玉子の中には、ふんわりとした鰻が入っている。
間違いないよねぇ!

入店から2時間40分。つまみと〆を兼ねて「にんにくチャーハン」(748円)を注文すると、まずは取り皿がわりの小鉢と、取り分けるためのスプーンが出された。
しばらくすると、厨房からチャーハンを炒める音と、ドカッと強烈なニンニク臭が漂ってきた。うぅ~~っ、期待が高まるよねぇ!

そして出てきた「にんにくチャーハン」は、大きなお皿にボリュームたっぷりだ!

これをスプーンで小鉢に取り分けていただきます。
ゴロッとしたかたまりは、ニンニクかと思いきや、なんと鶏肉!
この鶏肉が、いい旨みを醸し出していますねぇ。
もうけっこうお腹いっぱいなのに、スプーンが止まらない。
あっという間に完食してしまいました。

長崎出張、最終日の今日は、4時間ほどゆっくりさせてもらって、お勘定は二人で6,600円(ひとり当たり3,300円)。
三日間、毎日、本当に楽しく、美味しく過ごさせていただくことができました。
どうもごちそうさま。長崎に来たら、ぜひまた来たい酒場です!
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