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2025年2月

新年初のひとり呑みは … 「森田食堂(もりたしょくどう)」(呉)

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 新しい年、2025年(令和7年)が明けて初めての出張先は、呉(広島県)である!

 駅前のホテルに荷物を預けて、やって来たのは1913年(大正2年)創業の老舗大衆食堂、「森田食堂」だ。

 今年、初めての『ひとり呑み』です。

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 席に着くなり、まずはやっぱり「ビール大」(大瓶ビール、600円)である。

 この店独自の、先端が曲がった栓抜きで、シュポンッッッ! と景気よく栓を抜いてくれるのが大きな特長で、これが飲み始めの号砲となるのだ。

 あぁ、今年も「森田食堂」に来れたねぇ! 改めてそう感じさせてくれる瞬間である。

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 最初のつまみも決まっている。

 この店一番の名物料理である「湯豆腐」(300円)だ。

 イリコを丸ごと使ってとった出汁に、少量の薄口醤油を加え、弱火でじっくりと煮込むことで、「す」が立たず、おいしい湯豆腐ができあがる。

 これにたっぷりの刻みネギと、これまたたっぷりのとろろ昆布をトッピングし、一片の柚子の皮を添えて出してくれる。

 豆腐のみならず、出汁つゆまですべてがつまみとなる、とてもありがたい逸品なのだ。

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 店に入ったのは平日の午後1時半。

 それでも店内には何人かの先客がいて、それぞれチビチビとやっているのがいいよねぇ。

 「森田食堂」の営業時間は、朝8時半から、夜9時までの、12時間半!

 定休日の日曜日以外は、『思い立ったらいつでも飲める』と言える食堂なのだ。

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 私にしても、この時間帯に偶然この店に来たわけではなくて、『昼過ぎに呉に着くように移動して、まずは「森田食堂」での昼呑みを楽しもう!』と計画を立てて、朝8時に東京駅を出発する新幹線(のぞみ61号 広島行)に乗ってやって来た次第。

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 湯豆腐をつまみに、大瓶ビールも飲み終えて、2品めのつまみを選びに、店頭近くの冷蔵陳列ケースを確認に行く。

 刺身各種(600円)の他、「だし巻たまご焼」(150円)、「さばの煮付」(250円)、「ひじき」(200円)、「煮しめ」(300円)、「ポテトサラダ」(300円)、「小いわしの煮付」(300円)などがずらりと並んでいる。

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 そんな中から、「鯛タタキ」(600円)を取って席に戻ってくると…。

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 ラップフィルムを外し、醤油皿にポン酢醤油を入れて仕上げてくれた。

 どぉ~れどれと、まず一口。

 おりょ! いいですねぇ、鯛タタキ。ちょっと炙っているだけで、鯛刺身とはまた違った味わいと食感になっている。

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 その鯛タタキに合わせていただいたのは、呉は音戸の地酒、「華鳩(はなはと)特純冷酒」(700円)だ。

 地元の魚に地元のお酒。絶対に合うよねぇ!

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 そして今夜は、NHKの「100カメ」という番組で、『100年食堂』が放送される予定日。

 ここ「森田食堂」をはじめ、全国5箇所の100年以上営業を続けている老舗飲食店が紹介されるそうだ。

 「ちょっとだけ出ます」と書かれているけれど、どんな仕上がりになっているのかは、お店の人たちもまったく知らないんだって(笑)

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 鯛タタキを食べ終えても、まだ冷酒が残っているので、カウンター上に置かれている「ゆでたまご」(70円)をひとつもらうことにした。

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 「生たまご」(70円)と間違えないようにするために、「ゆでたまご」のほうには『塩の帽子』を付けるようにしているんだそうな。

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 殻をむいた後の「ゆでたまご」には、ちょいと塩をつけて食べたいので、その点でも『塩の帽子』が付いてるのはいいよね。

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 店内には、呉のタウン誌「月刊くれえばん」に、私が「呉酒場礼賛」を連載させていただいていた時の、「森田食堂」の記事(2011年7月号)も掲示されている。

 あれからもう13年半も経ったんですねぇ。

 ずっと掲示し続けていただいて、本当にありがとうございます。

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 ゆっくりと1時間半ほど楽しんで、お勘定は2,270円でした。どうもごちそうさま。

 家を出る前に録画予約もしてきたけれど、今夜の『100年食堂』が楽しみです!

店情報前回) 《YouTube動画

《令和7(2025)年1月14日(火)の記録》

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行列ができる大人気店 … 「鳥貴族(とりきぞく)」(横浜)

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 午後5時の開店とほぼ同時にやって来たのは「鳥貴族 横浜鶴屋町店」。

 横浜駅・きた西口から徒歩2分ほどのところにある「リッチモンドホテル横浜駅前」の2階にあるこの「鳥貴族」は、いつも店の前に待ち行列ができている大人気店。

 座って待つための椅子が、開店と同時に用意されているのもすごいよね。

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 「ひとりです」と入ると、店員さんから「21:15まででよろしいですか?」と確認されて、カウンター31番席に通された。

 いくら『ゆっくり飲み食い』で『長っ尻(ながっちり)』の私でも、さすがに4時間もあれば十分だろう。

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 席に着くとすぐに「最初のご注文はお決まりですか?」と聞かれ、まずは口頭で「メガ金麦」(370円)と「キャベツ盛+ごま油」(370円)を注文した。

 「鳥貴族」での注文は、基本的には各席に置かれているタブレットからの注文になるのだが、席に着いての最初の注文は、口頭でも受け付けてくれるのだ。

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 若い店員さんが「キャベツ盛+ごま油」を持ってきてくれて、横についている先輩店員さんから、「今日入った新人です。よろしくお願いします」とご挨拶があった。

 なるほどなぁ。こうして先輩にくっついて、OJT(オン・ザ・ジョブ・トレーニング)で育成してもらうんですね。

 初々しくていいなぁ。がんばってね!

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 「キャベツ盛」をつまみ、「メガ金麦」をクイッと飲みながら、改めてタブレットから注文したのは「ホルモンねぎ盛ポン酢」(370円)。

 細かく刻んだ砂肝と鶏ハツをポン酢和えにして、刻みネギをトッピングしたもので、注文するとすぐに出てくることもあって、「キャベツ盛」と共に、最初の注文の定番的な存在になっているのだ。

 開店早々から賑わう店内は、ものすごく活気があっていいね!

 「お客様いらっしゃいました。ようこそーっ」と掛け声がかかると、店員さんたち全員で「トーリッキヘィ!」と唱和している。

 「なんて言ってるの?」と聞いてみると、実は「鳥貴族(とーりきぞく)ぇ~~っ!」と唱和してるんだそうな。何度も何度も唱和しているうちに、ちょこっと簡略化されたんだろうな(笑)

 開店から20分後の17:20ごろには、お勘定をして店を出るお客さんも現れてきた。なるほど、食事だけのお客さんもいるのか!

 メニュー(370円均一)には、「とり釜飯」や「こだわり醤油ラーメン」、「とり白湯(ぱいたん)めん」、「鳥たれかつ丼」、「とり雑炊」、「ご飯セット(温玉添え)」も並んでいるし、飲み物にはソフトドリンクもあるので、食事だけというのも十分に可能なんですね。

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 17:50。「ホルモンねぎ盛ポン酢」を食べ終えて追加注文したのは、これまた大好物の「ふんわり山芋の鉄板焼」(370円)だ。

 これも「鳥貴族」に来ると、必ずと言っていいぐらい注文している定番の一品だ。

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 ちょうど「メガ金麦」も飲み終えたので、今度は日本酒、「松竹梅 豪快 純米酒(カップ酒)」(370円)を燗でもらった。(飲み方は冷酒・冷や(常温)・燗が選べます。)

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 山芋と燗酒、予想どおり合うねぇ!

 入店以降、ほぼ1時間が経過したのだが、店内は予約席を除いてずっと満席状態が続いている。ほんとに大人気店だね。

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 18:15。ときどきチビチビとつまんでいた「キャベツ盛」がなくなったので、改めてタブレットから「キャベツ盛+ごま油」(おかわりは無料)を注文。

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 バリバリとキャベツばかりを食べるわけではないのだが、ズゥ~~ッと横に置かれていて、ときどき手を伸ばす、という食べ方をするのにちょうどいいつまみなのだ。

 しかも一度注文すると、その後のおかわりは無料というのがありがたいではありませんか!

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 18:25。満を持して「もも貴族焼(たれ)」(370円)と、合わせるお酒として麦焼酎「大隅」(370円)を水割で注文すると、麦焼酎の水割はあっという間にやって来た。

 「大隅」、いい香りのする麦焼酎ですねぇ。これはうれしい。

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 18:30。「もも貴族焼(たれ)」も焼き上がってきた。

 「鳥貴族」の焼鳥は、ボリュームがあっていいよねぇ。

 ブラジルにいたときに、公園の屋台でよく食べていたシュハスキーニョ(シュラスコの小さい版)のようだ。

 それでいて、肉がとてもやわらかいのもいいねぇ!(ブラジルで硬い肉の美味しさにも目覚めたのですが…。)

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 この「もも貴族焼(たれ)」には唐辛子も合うはずだと思いたって、タブレットの「薬味」(サービス)から、「一味」を注文。

 おぉ~っ、間違いなく合うよねぇ!

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 この「一味」の他に、タブレットの「薬味」(サービス)から選べるのは、「醤油」、「岩塩」、「山椒」、そして薬味ではないけど「爪楊枝」も選べます。

 ずっと前には卓上に置かれていたと思うんだけれど、回転寿司屋などで発生した迷惑行為への対応として、安全安心なこの形になったんでしょうね。

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 19:05。最後は「メガハイボール(ジムビーム)」にしようと思ってたんだけど、麦焼酎「大隅」の水割の美味しさが嬉しくて、それをおかわりした。いい出会いだなぁ。

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 大学に入ってすぐの、お酒の飲み初めが、キャベツが無料で出てくる博多の焼鳥屋だったからか、キャベツと焼鳥というのは、今でも自分の中ではベストマッチ。

 焼鳥をちょっとつまんで、キャベツをもりもりと食べる。そんな学生時代を思い出した。

 店員さんたちも賑やかだけど、お酒が入って盛り上がってきたお客さんたちも賑やか。

 手首に付けているApple Watchの騒音警告(80db以上)が、何度も鳴るほどである!

 グループ客が多い上に、店員さんたちが大きな声をかけ合うものだから、お客さんたちのテンションも上がっていくんだろうなぁ。ひとり客は自分だけかも!?

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 入店から2時間半(19:35)。完食完飲してのお勘定は2,960円でした。

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 お勘定を終えて、「どうもごちそうさま」と店を出ると、そこには空席待ちの行列ができてました。

店情報前回) 《YouTube動画

《令和6(2024)年9月24日(火)の記録》

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まるで隠れ家のような … sake bar「北市屋(きたいちや)」(下関)

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 先週の八戸に続き、今週は下関。本州の北から南、東から西への大移動である。

 そんな下関での酒場は、ずいぶん前に古典酒場部の友紀さんにご紹介いただいていた「北市屋」。やっと来ることができました。

 それにしても、まるで隠れ家のようなこの外観。

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 店頭に置かれた立て看板がなければ、ここが営業中の酒場だとは気づかないだろう。

 周辺には他の酒場や店はなくて、ポツンとここだけ営業しているのだ。

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 午後5時過ぎの店内には先客はおらず、いくつかあるテーブル席の1卓に座り、まず「生ビール(中ジョッキ)」(480円)と、「今日のさしみ」から、「ショウサイフグ」(400円)を注文した。

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 すぐに出される生ビール。

 店は店主お一人で切り盛りされているようだ。

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 追いかけるように出されたのは、「ふくしょうゆ」と「もみじおろし」。

 さすが下関。ふぐ料理用のポン酢醤油まであるんですね。

 説明書きを見てみると、山口県萩市特産の「だいだい」果汁が入っているんだそうな。

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 そして「ショウサイフグ」がやって来た。

 これはもう、見るからに美味しそうですねぇ!

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 『角打ち風の酒場』と聞いていたんだけど、この「ショウサイフグ」をはじめ、入口横の卓上にずらりと置かれている料理は、普通の居酒屋と変わらない。

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 生ビールに続いては、岩国の地酒「五橋 上撰辛口(1合)」(300円)をいただく。

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 合わせるつまみとして、「ねぎめんたい」(300円)と「ポテトサラダ」(300円)を注文した。

 先週、八戸の「せんべろ酒場 やまじゅう」でいただいた「明太ポテトサラダ」が、とても美味しくていいつまみになったので、ここでもそれをやってみようというねらい。

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 さっそくポテトサラダに明太子をのせて一緒にいただく。

 おぉ~~っ。やっぱり明太子とポテトサラダは合うねぇ!

 さらに明太子をのせたポテサラに、「ふくしょうゆ」をちょいとつけていただくと、これまた旨し! ぜひお試しあれ。

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 日本酒の2杯めとして、黒板に『今しか飲めない』と書かれているお酒の中から、『夏』と書かれた「東洋美人 本生酒 槽垂れふなだれ 十の風」(400円)を注文すると、。ワイングラスで出してくれた。

 ふくらみがあるというか、このお酒が嫌いな人はまずいないだろうと思わせてくれる味と香り。いいねぇ。

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 壁際の棚には、オール150円で袋菓子のつまみもならんでいる。

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 その下の段には、缶詰も並んでますねぇ。

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 3杯めの日本酒は、『今しか飲めない』の『秋』、「雁木がんぎひやおろし純米」(600円)。

 これも深いねぇ。香りもいい。

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 これらの日本酒は、利酒師でもある店主自らが、足で探してくるそうだ。

 県外の人のために山口の地酒を、そして地元の人のために全国の銘酒を揃えている。

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 つまみとして「冷や汁(鯛)」(200円)を注文すると、「菜っぱだけの汁ものですけど、いいですか?」と店主。

 「いいです。メニューの中で、これだけがどんな料理かわからなくて。ぜひ食べてみたいんです」と答えると、小さなお椀に入った「冷や汁」を出してくれた。

 普通に出汁をとったあと、最後に鯛の骨を加えて仕上げているんだそうな。

 具材は本当に菜っぱだけ。

 「私の場合、猛暑の夏は、これが唯一の救いなんですよ」と店主。

 冷蔵庫でしっかりと冷やされた「冷や汁」は旨みが素晴らしい。

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 雁木、冷や汁、雁木、冷や汁、……と、無限ループにおちいってしまった。

 強過ぎるぐらいの旨みを、菜っぱがうまくおさえてくれるんだなぁ。

 この菜っぱ、ひと煮立ちしたら火を止めて、シャキシャキ感を残すのがポイントとのこと。夏には欠かせない料理なんだって。

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 ゆっくりと2時間ちょっと楽しんで、今宵のお勘定は2,980円でした。

 どうもごちそうさま。

店情報YouTube動画

《令和6(2024)年9月10日(火)の記録》

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店情報: sake bar「北市屋(きたいちや)」(下関)

  • 北市屋 店名: sake bar 北市屋(北市屋酒店)
  • 電話: 090-2008-1612
  • 住所: 750-0025 山口県下関市竹崎町3-4-6
  • 営業: 17:00-22:00、日祝休
  • 場所: JR下関駅から徒歩7分(500m)。
  • メモ: 2017年(平成29年)にオープンした角打ち風の酒場。元は1921年(大正10年)創業の酒屋、「北市屋酒店」だったが、2013年(平成25年)に閉店。その酒店の三代目店主だった池田竜夫さん(利酒師・焼酎利酒師)が、閉店から4年後に、自ら店主となって現在の酒場を開店した。定番メニュー以外のメニューは日替りで、手書きの黒板に書き出される。
    〔定番〕
    《日本酒》酒一合(五橋 上撰辛口 or 長門峡 上撰)300・(熱燗)350。
    《焼酎(水割り・お湯割り・ロック・ストレート)》黒霧島(芋)300、二階堂(麦)300、れんと(黒糖)400、富乃宝山(芋)500、朝日(黒糖)500。
    《ビール》サッポロ黒ラベル生(中ジョッキ)480・(小グラス)320、スーパードライ350ml400。
    《酎ハイ》レモン350、ライム350。
    《ウィスキー(ロック・ストレート・水割り・ハイボール)》デュワーズ400。
    《梅酒(ロック・ソーダ割り)》梅の宿400。
    《ノンアルコール》ノンアルコールビール250、コーヒー(ホット)300、ウーロン茶200、オレンジジュース300。
    《壁の短冊メニュー》とらふく ひれ酒500、酒ハイボール400、酒ロック400、神戸ハイボール450、北市屋ハイボール400。
    〔日替りの黒板メニュー(2024年9月10日の例)〕
    《日本酒》東洋美人 本生酒 槽垂れ400、雁木ひやおろし純米600、東洋美人 大辛口600、(福島)楽器正宗fp 600、五橋 純米大吟醸 馨嘉600、(静岡)開運 純米 山田錦600、天美 純米辛口 辛天600、天美 純米600、(宮城)乾坤一 純米吟醸600、(福島)永寶屋 辛口600、(高知)酔鯨 吟麗プレミアム600。
    金雀 純米大吟醸 有機1,000、十四代 本丸 harmony 1,200、金雀 純米 山廃800、農口尚彦 観音下800、新政 木桶 純米 エクリュ800、菊姫 山廃 純米600、獺祭スパークリング(1本)2,000、純米大吟醸 獺祭45 700。
    《焼酎》いいちこフラスコ800、いいちこスペシャル700、萬膳500、なかむら500、富乃宝山500。
    《料理》キジハタ刺身500、イシガキダイ刺身450、ショウサイフグ刺身400、赤イカ刺身450、あつあつトロトロ焼きぶた450、牛すじ煮込み400、ねぎめんたい300、ポテトサラダ300、梅きゅう納豆300、きゅうり浅漬150、もずく酢150、ガーリックトースト200、ひややっこ150、煮卵しょうゆ漬け100、イカ塩辛250、白ごはん200、焼きおにぎり200、冷や汁(鯛)200、湯どうふ250、白菜浅漬100。(2024年9月調べ)

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カツ丼の頭でキンミヤ … せんべろ酒場「やまじゅう」(本八戸)

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 今回の八戸出張の最終夜、やって来たのは今夜も、せんべろ酒場「やまじゅう」だ。

 もうすっかりハマってしまっています。

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 注文も、いつもと同じく、つまみ2品にドリンク3杯が選べる「超せんべろコース」(1,100円)。

 ドリンクの1杯めには、これまた1杯め定番の「生ビール」(単品363円)を選択した。

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 つまみの1品めは、前回初めて注文して、その『つまみ力』に感動すると共に、『もっと早くからこれを注文しておけば良かったなぁ』と深く反省した、「明太ポテトサラダ」(単品220円)である。

 赤と白の見た目の美しさも、なんだかおめでたくていいではありませんか。

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 もう1品は「うずくん串」(単品132円)。うずらの卵の燻製である。

 これまた、飲み始めのつまみとして申し分ないよねぇ。

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 入店から30分。1杯めの「生ビール」を飲み干して、2杯めも「生ビール」をもらった。

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 その2杯めの「生ビール」に合わせるように、グルメメディアのクーポン提示で無料サービスされる「枝豆」(単品198円)ももらう。(2025年に入ってから、このサービスは、というか、このグルメメディアへの掲載そのものが無くなっているようです。)

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 入店から1時間。3杯めのドリンクとして、芋焼酎「幻の露」(単品363円)のソーダ割りをもらって、「超せんべろコース」の2品と3杯の注文を終えた。

 いただいた2品と3杯の定価の合計は1,441円。値段で341円、率にして31%もお得だったってことですね。ありがたいことです。

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 合わせるのは、この店で最も安い2品のつまみ、「とうふ田楽」(33円)と「こんにゃく田楽」(33円)だ。

 どちらも『お一人様一本まで』という限定付き。

 仕上げにかけられた『生姜みそ』ともよく合っていて、とても美味しい。

 『お一人様一本まで』の限定がなければ、何度もおかわりしたいぐらいの逸品なのだ。

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 入店から1時間半。芋焼酎ソーダ割りが残り少なくなったところで、同じ芋焼酎ソーダ割りのおかわりを注文すると、すぐに2杯めの芋焼酎ソーダ割りがやって来た。

 ちなみに最初の「超せんべろコース」以降の個々の注文は、入店すると渡されるQRコードを読み込んで、スマホで行う仕組みである。

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 入店から2時間。今まで気づいてなかったんだけど、ドリンクメニューの中の『焼酎』のコーナーに、麦焼酎「白水はくすい」(363円)、芋焼酎「幻の露」(363円)、泡盛「海人うみんちゅの風」(363円)と並んで、甲類の「キンミヤ焼酎」(363円)があることを発見!

 『これは飲まねば!』ということで、その「キンミヤ焼酎」のソーダ割りを、オプションの「梅シロップ」(0円)と共に注文した。

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 この『はちみつ容器』のようなのに入っているのが梅シロップで、これを数滴、「キンミヤ焼酎」のソーダ割りに投入すると、うっすらと琥珀色に仕上がるのだ。

 ほぼ無味無臭の甲類焼酎に、ほんのりと梅シロップの甘みと香りが加わるのがいいよね。

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 そのキンミヤ焼酎ソーダ割りに合わせるのは、これまた初めての注文となる「ロースカツ卵とじ」(418円)。

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 『カツ丼の頭』といった感じの料理なのだが、一人用の鍋で、黙っていても『つゆだく』、『ねぎだく』で出してくれるのがいいではありませんか。

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 この「ロースカツ卵とじ」が、けっこう長持ちするつまみで、キンミヤ焼酎ソーダ割りも残りわずか。

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 当然のようにおかわりを注文した。

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 キンミヤ焼酎ソーダ割りは2杯めだけど、最初の生ビールから通算すると、これで6杯め。

 そろそろブレーキをかけ始めないといかんですねぇ。

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 「ロースカツ卵とじ」の具材をほぼ食べ終えたところで、〆も兼ねたつまみとして、もうすっかりマイ定番となっている、おでんの「うどん」(132円)を注文した。

 「からし」か「生姜みそ」が選べる、おでんの薬味は、もちろん青森ならではの「生姜みそ」に決まってる。

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 そして今回は、この「うどん」を「生姜みそ」でいただくのみならず、「ロースカツ卵とじ」の残っているツユにも投入しながらいただく。

 っくぅ~~っ。予想どおり、これまたいいつまみになるよねぇ!

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 入店から3時間半。すべての料理とお酒を完食完飲! やぁ、美味しかった。

 こんなにたくさん飲んで食べて、今宵のお勘定は2,805円でした。

 さすが、せんべろ酒場「やまじゅう」ですねぇ。どうもごちそうさま!

店情報前回) 《YouTube動画

《令和6(2024)年9月5日(木)の記録》

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半ラーメンで締め括る … 熱烈中華食堂「日高屋」(蘇我)

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 「もぢょい有限会社 蘇我駅西口店」を出て、『ちょっと飲み足りないなぁ』という気分のまま、蘇我駅の跨線橋こせんきょうを、宿泊しているホテルがある蘇我駅東口側へと渡ると、すぐ目の前に「日高屋 蘇我東口店」が現れた。

 ここで会ったのも何かの縁、ちょっと寄って、ちょっと飲んで帰りましょう!

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 「ひとりです」と入って案内された席から、タブレットで注文したのは「ウォッカソーダ割り」(300円)。これが「日高屋」でのプレーン酎ハイのような存在なのだ。

 1軒めとして「日高屋」で飲むときには「ホッピーセット」(460円)をもらって、さらに「おかわりウォッカ(中)」(250円)を3回追加して、ソト1・ナカ4でホッピーを楽しむことが多いのだが、今日はすでに「もぢょい」でソト1・ナカ4をやって来たので、1杯ずつ注文できる「ウォッカソーダ割り」にした次第。

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 合わせるつまみは、このところ「日高屋」に来ると必ず注文している「とうもろこし香り揚げ」(260円)。

 とうもろこしの粒々感と、ほんのりとした甘みがいいんだなぁ。

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 あっという間に1杯めを飲みきって、2杯めの「ウォッカソーダ割り」(300円)をおかわりすると共に、「明太子ポテトサラダ」(180円)も注文した。

 八戸の「せんべろ酒場 やまじゅう」でいただいた「明太ポテトサラダ」(220円)が美味しかったことを思い出して、ここでも注文してみたのでした。

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 「やまじゅう」の「明太ポテトサラダ」が、ポテトサラダの上に明太子がトッピングされているスタイルだったのに対して、こちら「日高屋」の「明太子ポテトサラダ」は、明太子とポテトサラダを、あらかじめ混ぜ合わせているスタイル。

 これもこれで美味しいのだが、つまみとしては「やまじゅう」のように、ポテトサラダと辛子明太子が別々になってるほうが好きかなぁ。

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 最後は「半ラーメン」(230円)で締め括る。

 「日高屋」の「中華そば」(390円)は何度か食べたことがあるんだけれど、「半ラーメン」は初めてだなぁ。店舗限定のメニューなんだろうか。

 麺や具材はもちろん、S&Bのブラックペッパーをかけていただくスープがいいねえ! とてもいいつまみになる。

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 さっくりと1時間ほど楽しんで、今宵のお勘定は1,270円。

 Suicaでピッと支払って店を出た。どうもごちそうさま。

 今回もまた、安定、安心の「日高屋」でした。

店情報関連前回) 《YouTube動画

《令和6(2024)年12月11日(水)の記録》

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店情報: 熱烈中華食堂「日高屋」(蘇我)

  • 日高屋 蘇我東口店店名: 日高屋 蘇我東口店
  • 電話: 043-268-5688
  • 住所: 260-0842 千葉市中央区南町2-9-4 マルエイ第6ビル1F
  • 営業: 10:30-01:30(01:00LO)(金 -02:30、日祝 -23:00)、無休
  • 場所: 京葉線蘇我駅東口すぐ
  • メモ: 2014年3月4日オープン。公式サイトメニュー)あり。(2024年12月調べ)

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大将のお任せ焼き5本 … 「もぢょい有限会社」(蘇我)

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 蘇我での二夜目も、昨日に続いて「もぢょい有限会社 蘇我駅西口店」である。

 店に着いたのは午後5時過ぎ。

 昨日も来たことを覚えていてくれた店長が、入口のすぐ近くにあるL字カウンター席の、角のところの席に、笑顔で案内してくれた。

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 まず真っ先に注文したのは、昨日もいただいた「金宮セット(300ml)」(1,099円)。

 これは、金宮焼酎の300mlボトルと、アイス、ホッピー(ソト)がセットになったもので、昨日は濃いめのソト1・ナカ4で、ちょうど飲み切ることができた。

 これ以外に「金宮セット(720ml)」(2,199円)もあって、こちらは金宮焼酎720mlボトルでのセットとなる。

 いずれの場合も、焼酎が残った場合にはボトルキープすることができる。

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 つまみの一品目として選択したのは「鶏ハツモトの旨煮」(275円)。

 これは鶏ハツの周辺部位を細かく刻んで旨煮にしたもので、実に美味しい。

 この店のモツ料理にハズレはないなぁ。

 そう感じた瞬間に、今夜のつまみはモツ中心でいくことに決めた。

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 私も座っているL字カウンター8席では、4人ぐらいが飲んでいるが、平日5時台と、まだ早い時間帯なので、奥のテーブル席や2階の座敷席がにぎわうのは、これからのようだ。

 店の入口近くに掲げられている予約ボードを見ると、今日もかなりたくさんの予約が入っている。

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 自分でホッピーのおかわりを作りつつ、2品めのつまみには「酢もつ(柚子胡椒)」(439円)をもらう。

 ゆで冷まして細切りにしたガツ(豚胃)と千切りキュウリに、刻みネギと炒り胡麻をトッピングしてポン酢。小鉢のフチには柚子胡椒が添えられている。

 これはもう旨いに決まってるよなぁ。

 恵比寿の「たつや」に行くたびに必ず注文している「がつ刺し」と同じ系統だもんねぇ。(→恵比寿「たつや」参考記事

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 「たつや」の「がつ刺し」をいただくときと同じように、「酢もつ」全体をグリグリとかき混ぜていただいた。

 こうすると柚子胡椒も、ほぼ均等に撹拌されていいよね。

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 「金宮セット(300ml)」で作った3杯めのホッピーを飲みながら、続いての注文は、お店自慢のこだわりの『焼き串』。

 『タレ』か『塩』が選べる「大将のお任せ5本」(649円)を『塩』で注文すると、まずは『豚串』の「レバー」(単品153円)と、『鶏串』の「鶏ハーツ」(単品98円)が出された。

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 3本目は『鶏串』の「ねぎま」(単品153円)。

 豚モツはもちろん美味しいけど、鶏肉も美味しいねぇ!

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 そして『豚串』の「タン」(単品153円)と「てっぽう」(単品153円)で合計5本。

 「タン」も「てっぽう」も、すごいね! さすがの逸品だ!

 「大将のお任せ5本」を食べ終えると同時に、「金宮セット(300ml)」も濃いめのソト1・ナカ4で飲み切った。

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 うぅ~~っ、まだもうちょっと飲み足りないんだけど、ここでもう1ラウンドいくと飲み過ぎになるので、今宵の「もぢょい」はここまでとした。

 2時間ほど楽しんで、お勘定は2,462円でした。どうもごちそうさま。

店情報前回) 《YouTube動画

《令和6(2024)年12月11日(水)の記録》

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どの料理もハズレなし … 立ち飲み「天下(てんか)」(川崎)

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 一昨日、3年ぶりに訪れたのに、飲み会の前の『ひとりゼロ次会』で、1時間ほどしか飲むことができなかった、立ち飲み「天下」。

 今日は改めて、ひとりでゆっくりとやって来た。

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 午後6時前の店内は予想のとおり、かなりにぎわっていて、かろうじて空いていたL字の立ち飲みカウンターの長辺の中央部に立って、まずは「ホッピー(白)」(セット400円)をもらってスタートした。

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 最初のつまみとして、ちょうど目の前のカウンター上段に積み上げられている「焼魚」(250円)のサンマを注文すると、温め直して、レモンを添えて出してくれた。

 ちょっと小ぶりではあるものの、今年はいろんな酒場でサンマをよく目にすることができるのと、さらにこの店では、そのサンマを250円で食べることができるのが嬉しいよね。

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 そのサンマの片側半身を食べ終えたところで1杯めのホッピーを飲み干して、「なか」(おかわり焼酎、210円)をもらう。

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 となりでサンマを食べていたお兄さんは、なんとサンマをおかわりした!

 確かに! おかわりしたくなるぐらい美味しいよねぇ。

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 残る半身で、2杯めのホッピーを飲みきって、3杯めとなる「なか」をもらってつまみを選ぶ。

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 こうしてカウンターの中央部に立っていると、正面には冷蔵陳列ケースが見え、カウンターの上段にずらりと並んでいるつまみ類も見ることができるので、あれもこれも気になり過ぎて、とっても悩ましい。

 冷蔵陳列ケースに並んでいる「刺身」(500円)で、この時間(午後6時半前)に残っているのは、ブリとイカのみ。「タコのぶつ切り」(250円)もまだある。

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 とその時、カウンター上段に並んでいる小鉢の中に、シラスがトッピングされている青菜があるのが目に入った。

 店のおにいさん(店主の息子さん)に「これなに?」と聞いてみると、「ほうれん草のおひたしです」とのことで、さっそくその「ほうれん草おひたし」(250円)をいただいた。

 思ったとおり、シラスの旨みがよく効いていていいね!

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 入店から1時間後の午後7時前。4杯めとなる「なか」をもらって、ソト1・ナカ4で、ソトが無くなるかと思いきや、まだソトが残っている!

 こりゃ、もう1杯いけるなぁ。それだけ「なか」の量が多いってことだ。

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 合わせるつまみは、これまた「天下」に来たら、絶対に食べておきたい「けんちん汁」(310円)。

 ダシがよく効いたツユの中には、ゴロッと大きめにカットされた厚揚げ、豆腐、里芋、人参、大根、こんにゃく。

 まるでおでんをいただいているかのような満足感も味わえるうえに、汁好きにはたまらないツユの美味しさ。

 当然お酒も進むよねぇ!

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 午後7時半。「けんちん汁」も食べ切って、5杯めとなる「なか」をもらう。

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 これでちょうどソトも無くなって、ソト1・ナカ5(最初のセット+ナカ4杯)。

 5杯分の合計金額が1,240円なので、ホッピー1杯あたり、なんと248円! ありがたいことです。

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 そして、その5杯めのホッピーに合わせるつまみを選ぶ。

 「厚揚げの煮付け」(250円)にするか、「お新香」(250円)にするか、はたまた一昨日もいただいた「湯豆腐」(250円)や「鳥もつ煮」(360円)をアゲインするか。

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 ものすごく悩んだ結果、カウンター上段のいちばん奥に、ひそかに置かれていた「コロッケ」(2個250円)をいただくことにした。

 サンマと同じように、温め直して出してくれた「コロッケ」に中濃ソースをかけて、添えられた練り辛子をつけていただく。

 あぁ、これまたいいつまみだ!

 コロッケの中身が、ふんわりと甘いのがいいんだなぁ。これは自家製に違いない。

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 ゆっくりと2時間ほど立ち飲んで、品物と引き換え払い(キャッシュ・オン・デリバリー)での支払い合計は2,300円。

 いやぁ、今回はゆっくりと飲むことができて本当に良かった。

 初めていただいた料理も多かったのですが、どの料理もハズレなし!

 大満足で店を後にしたのでした。どうもごちそうさま!

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《令和6(2024)年11月14日(木)の記録》

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ブラジル料理食べ放題 … 「Vera Goto(ヴェラ・ゴトウ)」(西小泉)

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 2度目の訪問。群馬県大泉町にあるブラジル料理の店、「Vera Goto(ヴェラ・ゴトウ)」である。

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 料理は単品でも注文できるが、基本的にはビュッフェに並んでいる、20~28品ほどの料理の中から、自分の好きなものを取ってきて、量り売りで計算してもらう仕組み。

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 この量り売りスタイルのレストランは、ブラジルには多くて、『ポルキロ(Por Quilo)レストラン』と呼ばれている。

 ポルキロというのは、英語にするとパーキロ(Per Kilo)。『キログラム当たり』と言うことだ。

 この店では、100グラム当たり328円(298円+税)である。

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 前回来たときは、フェイジョアーダやマンジョッカフリッタ(揚げキャッサバ芋)、プルルッカ(豚皮揚げ)などをワンプレートに盛って、370グラム、1,213円だった。

 この『ポルキロ』方式の他に、『食べ放題』も選べて、こちらは1,990円。

 ポルキロで600グラムぐらい盛ると、1,990円になるので、それよりたくさん食べたいときは、『食べ放題』の方がお得ってことだ。

 実際、前回も私以外のお客さんは、みんな『食べ放題』にしていて、お皿に山盛りの料理を、何度かおかわりしながら食べていたのでした。

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 なので、今回は私も『食べ放題』でいただくことにして、さっそくビュッフェに料理を取りに向かった。

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 そして前回食べなかった肉や野菜を中心に、「もう一回取りに行こう」ぐらいの量を取って席に戻ってきた。

 飲み物は、土日だけの生ビール2杯880円(通常は1杯550円)を注文すると、まず1杯めの生ビールを出してくれた。

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 ここ「Vera Goto」は、店名にもなっている奥様のヴェラ・ゴトウさんと、ご主人のフェルナンデス・ゴトウさんが、ご夫婦で切り盛りされているブラジル家庭料理のお店。

 料理を食べ始めるとすぐに、ヴェラさんが「家庭用のパンと、そのトーストね」とパンを出してくれた。

 『家庭用のパン』というのは、『自家製のブラジルパンではなくて市販のパン』っていうことなんだろうな。

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 追いかけるように、フェルナンデスさんが、焼きたての牛肉と豚肉を出してくれて、テーブル上はものすごいボリュームになってきた。

 こうなると「もう一回取りに行く」どころか、むしろ食べ切れるかどうかが心配だ。

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 それでもなんとか半分ぐらい食べ進んだところで、2杯めの生ビールに突入した。

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 けっこうなボリュームだったけど、なにしろどの料理も美味しいので、ゴールも見えてきて、2杯の生ビールを飲みきったあと、「カイピリーニャ」(660円)を『砂糖抜き(セン・アスーカ)』でいただく。

 んん~~~っ。これこれ。やっぱり美味しいよねぇ。

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 その「カイピリーニャ」をゆっくりといただいたあと、ライムがたっぷりと残っているグラスの中に、カシャーサだけを注ぎ足してもらった。

 ブラジルにいたときは、たいていの酒場で、常温のカシャーサ+ブラジルレモン1切れといったスタイルで飲んでいたことを思い出しますねぇ。これもこれで美味しいのだ。

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 最後にデザートとコーヒーを出してくれようとしたのだが、超満腹なので、コーヒーだけいただいた。

 ブラジルで飲んでた時と同じように、小さめのカップで出してくれたのが、とっても懐かしかったなぁ。

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 ゆっくりと2時間半ほど楽しませてもらって、今宵のお勘定は3,530円。

 Suicaでピッと支払って店を出た。どうもごちそうさま。

 『食べ放題』、正解! 絶対にまた来なければ! いいお店だ。

店情報前回) 《YouTube動画

《令和6(2024)年2月17日(土)の記録》

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