行列ができる大人気店 … 「鳥貴族(とりきぞく)」(横浜)

午後5時の開店とほぼ同時にやって来たのは「鳥貴族 横浜鶴屋町店」。
横浜駅・きた西口から徒歩2分ほどのところにある「リッチモンドホテル横浜駅前」の2階にあるこの「鳥貴族」は、いつも店の前に待ち行列ができている大人気店。
座って待つための椅子が、開店と同時に用意されているのもすごいよね。

「ひとりです」と入ると、店員さんから「21:15まででよろしいですか?」と確認されて、カウンター31番席に通された。
いくら『ゆっくり飲み食い』で『長っ尻(ながっちり)』の私でも、さすがに4時間もあれば十分だろう。

席に着くとすぐに「最初のご注文はお決まりですか?」と聞かれ、まずは口頭で「メガ金麦」(370円)と「キャベツ盛+ごま油」(370円)を注文した。
「鳥貴族」での注文は、基本的には各席に置かれているタブレットからの注文になるのだが、席に着いての最初の注文は、口頭でも受け付けてくれるのだ。

若い店員さんが「キャベツ盛+ごま油」を持ってきてくれて、横についている先輩店員さんから、「今日入った新人です。よろしくお願いします」とご挨拶があった。
なるほどなぁ。こうして先輩にくっついて、OJT(オン・ザ・ジョブ・トレーニング)で育成してもらうんですね。
初々しくていいなぁ。がんばってね!

「キャベツ盛」をつまみ、「メガ金麦」をクイッと飲みながら、改めてタブレットから注文したのは「ホルモンねぎ盛ポン酢」(370円)。
細かく刻んだ砂肝と鶏ハツをポン酢和えにして、刻みネギをトッピングしたもので、注文するとすぐに出てくることもあって、「キャベツ盛」と共に、最初の注文の定番的な存在になっているのだ。
開店早々から賑わう店内は、ものすごく活気があっていいね!
「お客様いらっしゃいました。ようこそーっ」と掛け声がかかると、店員さんたち全員で「トーリッキヘィ!」と唱和している。
「なんて言ってるの?」と聞いてみると、実は「鳥貴族(とーりきぞく)ぇ~~っ!」と唱和してるんだそうな。何度も何度も唱和しているうちに、ちょこっと簡略化されたんだろうな(笑)
開店から20分後の17:20ごろには、お勘定をして店を出るお客さんも現れてきた。なるほど、食事だけのお客さんもいるのか!
メニュー(370円均一)には、「とり釜飯」や「こだわり醤油ラーメン」、「とり白湯(ぱいたん)めん」、「鳥たれかつ丼」、「とり雑炊」、「ご飯セット(温玉添え)」も並んでいるし、飲み物にはソフトドリンクもあるので、食事だけというのも十分に可能なんですね。

17:50。「ホルモンねぎ盛ポン酢」を食べ終えて追加注文したのは、これまた大好物の「ふんわり山芋の鉄板焼」(370円)だ。
これも「鳥貴族」に来ると、必ずと言っていいぐらい注文している定番の一品だ。

ちょうど「メガ金麦」も飲み終えたので、今度は日本酒、「松竹梅 豪快 純米酒(カップ酒)」(370円)を燗でもらった。(飲み方は冷酒・冷や(常温)・燗が選べます。)

山芋と燗酒、予想どおり合うねぇ!
入店以降、ほぼ1時間が経過したのだが、店内は予約席を除いてずっと満席状態が続いている。ほんとに大人気店だね。

18:15。ときどきチビチビとつまんでいた「キャベツ盛」がなくなったので、改めてタブレットから「キャベツ盛+ごま油」(おかわりは無料)を注文。

バリバリとキャベツばかりを食べるわけではないのだが、ズゥ~~ッと横に置かれていて、ときどき手を伸ばす、という食べ方をするのにちょうどいいつまみなのだ。
しかも一度注文すると、その後のおかわりは無料というのがありがたいではありませんか!

18:25。満を持して「もも貴族焼(たれ)」(370円)と、合わせるお酒として麦焼酎「大隅」(370円)を水割で注文すると、麦焼酎の水割はあっという間にやって来た。
「大隅」、いい香りのする麦焼酎ですねぇ。これはうれしい。

18:30。「もも貴族焼(たれ)」も焼き上がってきた。
「鳥貴族」の焼鳥は、ボリュームがあっていいよねぇ。
ブラジルにいたときに、公園の屋台でよく食べていたシュハスキーニョ(シュラスコの小さい版)のようだ。
それでいて、肉がとてもやわらかいのもいいねぇ!(ブラジルで硬い肉の美味しさにも目覚めたのですが…。)

この「もも貴族焼(たれ)」には唐辛子も合うはずだと思いたって、タブレットの「薬味」(サービス)から、「一味」を注文。
おぉ~っ、間違いなく合うよねぇ!

この「一味」の他に、タブレットの「薬味」(サービス)から選べるのは、「醤油」、「岩塩」、「山椒」、そして薬味ではないけど「爪楊枝」も選べます。
ずっと前には卓上に置かれていたと思うんだけれど、回転寿司屋などで発生した迷惑行為への対応として、安全安心なこの形になったんでしょうね。

19:05。最後は「メガハイボール(ジムビーム)」にしようと思ってたんだけど、麦焼酎「大隅」の水割の美味しさが嬉しくて、それをおかわりした。いい出会いだなぁ。

大学に入ってすぐの、お酒の飲み初めが、キャベツが無料で出てくる博多の焼鳥屋だったからか、キャベツと焼鳥というのは、今でも自分の中ではベストマッチ。
焼鳥をちょっとつまんで、キャベツをもりもりと食べる。そんな学生時代を思い出した。
店員さんたちも賑やかだけど、お酒が入って盛り上がってきたお客さんたちも賑やか。
手首に付けているApple Watchの騒音警告(80db以上)が、何度も鳴るほどである!
グループ客が多い上に、店員さんたちが大きな声をかけ合うものだから、お客さんたちのテンションも上がっていくんだろうなぁ。ひとり客は自分だけかも!?

入店から2時間半(19:35)。完食完飲してのお勘定は2,960円でした。

お勘定を終えて、「どうもごちそうさま」と店を出ると、そこには空席待ちの行列ができてました。
(食べログ) 鳥貴族 横浜鶴屋町店 (焼き鳥 / 横浜駅、神奈川駅、反町駅)
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