ブラジル料理食べ放題 … 「Vera Goto(ヴェラ・ゴトウ)」(西小泉)

2度目の訪問。群馬県大泉町にあるブラジル料理の店、「Vera Goto(ヴェラ・ゴトウ)」である。

料理は単品でも注文できるが、基本的にはビュッフェに並んでいる、20~28品ほどの料理の中から、自分の好きなものを取ってきて、量り売りで計算してもらう仕組み。

この量り売りスタイルのレストランは、ブラジルには多くて、『ポルキロ(Por Quilo)レストラン』と呼ばれている。
ポルキロというのは、英語にするとパーキロ(Per Kilo)。『キログラム当たり』と言うことだ。
この店では、100グラム当たり328円(298円+税)である。

前回来たときは、フェイジョアーダやマンジョッカフリッタ(揚げキャッサバ芋)、プルルッカ(豚皮揚げ)などをワンプレートに盛って、370グラム、1,213円だった。
この『ポルキロ』方式の他に、『食べ放題』も選べて、こちらは1,990円。
ポルキロで600グラムぐらい盛ると、1,990円になるので、それよりたくさん食べたいときは、『食べ放題』の方がお得ってことだ。
実際、前回も私以外のお客さんは、みんな『食べ放題』にしていて、お皿に山盛りの料理を、何度かおかわりしながら食べていたのでした。

なので、今回は私も『食べ放題』でいただくことにして、さっそくビュッフェに料理を取りに向かった。

そして前回食べなかった肉や野菜を中心に、「もう一回取りに行こう」ぐらいの量を取って席に戻ってきた。
飲み物は、土日だけの生ビール2杯880円(通常は1杯550円)を注文すると、まず1杯めの生ビールを出してくれた。

ここ「Vera Goto」は、店名にもなっている奥様のヴェラ・ゴトウさんと、ご主人のフェルナンデス・ゴトウさんが、ご夫婦で切り盛りされているブラジル家庭料理のお店。
料理を食べ始めるとすぐに、ヴェラさんが「家庭用のパンと、そのトーストね」とパンを出してくれた。
『家庭用のパン』というのは、『自家製のブラジルパンではなくて市販のパン』っていうことなんだろうな。

追いかけるように、フェルナンデスさんが、焼きたての牛肉と豚肉を出してくれて、テーブル上はものすごいボリュームになってきた。
こうなると「もう一回取りに行く」どころか、むしろ食べ切れるかどうかが心配だ。

それでもなんとか半分ぐらい食べ進んだところで、2杯めの生ビールに突入した。

けっこうなボリュームだったけど、なにしろどの料理も美味しいので、ゴールも見えてきて、2杯の生ビールを飲みきったあと、「カイピリーニャ」(660円)を『砂糖抜き(セン・アスーカ)』でいただく。
んん~~~っ。これこれ。やっぱり美味しいよねぇ。

その「カイピリーニャ」をゆっくりといただいたあと、ライムがたっぷりと残っているグラスの中に、カシャーサだけを注ぎ足してもらった。
ブラジルにいたときは、たいていの酒場で、常温のカシャーサ+ブラジルレモン1切れといったスタイルで飲んでいたことを思い出しますねぇ。これもこれで美味しいのだ。

最後にデザートとコーヒーを出してくれようとしたのだが、超満腹なので、コーヒーだけいただいた。
ブラジルで飲んでた時と同じように、小さめのカップで出してくれたのが、とっても懐かしかったなぁ。

ゆっくりと2時間半ほど楽しませてもらって、今宵のお勘定は3,530円。
Suicaでピッと支払って店を出た。どうもごちそうさま。
『食べ放題』、正解! 絶対にまた来なければ! いいお店だ。
(食べログ) Delicias by Vera Goto (ブラジル料理 / 西小泉駅)
| 固定リンク | 1
コメント