〆は黒毛和牛のもも焼 … 立呑み処「いちよし」(湊川公園)

神戸に到着し、JR神戸駅前のホテルにチェックインするや否やという感じでやって来たのは、神戸市営地下鉄・湊川公園駅のすぐ近くにある、立呑み処「いちよし」。
JR神戸駅からは1.2キロほど。歩くと20分近くかかるんだけれど、けっして歩けない距離ではないのです。

店に着いたのは午後4時半。
まずは飲み物1杯に、おまかせアテが付いた「500円セット」(500円)を「アサヒ生ビール」(単品450円)で注文した。

こちらが『おまかせアテ』の三品盛り。
マグロの切り落とし、みぶな漬け、冷奴である。

この店の名物メニューの一つでもある「マグロの切り落とし」(単品400円)。毎日、きっちりと仕入れることができるようにしているんだけれど、人気があるので、すぐに売り切れ御免になってしまうんだそうな。

実はその「マグロの切り落とし」の400円というのが、この店の料理の最高値(さいたかね)で、それよりも安くておいしい料理が、毎日、ズラッとそろっているのが、ここ「いちよし」の大きな特長でもあるのだ。
大ちゃん(店主)、料理の腕前が素晴らしいよねぇ!

すぐに生ビールも飲み干して、立ち飲みカウンター背後の冷蔵陳列ケースから「タカラ焼酎ハイボール(ドライ)」のロング缶(500ml、450円)を取ってきて、大ちゃんに自己申告すると、氷入りの樽ハイグラスを出してくれる。
この1本で、このグラスに3杯ほどの酎ハイが飲めるんだから、お得だよねぇ。

その冷蔵陳列ケースの横には、袋菓子も吊るされていて、これまた自己申告制で、自由に取ってくることができる。

つまみには「赤なまこポンズ」(300円)をもらう。
寒い時期に旬を迎えるナマコ。瀬戸内に住んでいるときには、冬を代表するつまみの一つとして、よく食べていたのに、東京の大衆酒場では残念ながらあまりお目にかからないんだよなぁ。
とっても懐かしくて、お酒がすすむ逸品ですよねぇ。

さらにもう1本、缶酎ハイを取ってきて、グラスに氷を足してもらい、注文したのは、前回いただいて、感動的に美味しかった「黒毛和牛のもも焼」(350円)だ。

注文を受けてから焼き上げてくれる「黒毛和牛のもも焼」は、よく焼き気味に、ギュッと硬めに仕上げてくれる。
ブラジルに単身赴任していたときに、公園の焼肉屋台で食べていた牛肉が、まさにこんな感じで、それが大好きで足しげく通っていたのだ。
日本に帰国してからは、その味わいと食感に出会ったことがなかったのだが、まさかこの店で出会えるとは!
そんなことから、テクテクとこの店に向かっているときから、『最後は絶対に「黒毛和牛のもも焼」で〆よう!』と心に決めていたのだ。
今日も間違いなく美味しいよねぇ!

1時間半ほど立ち呑んで、今日のお勘定は2,050円。
PayPayで支払って店を出た。どうもごちそうさま。
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