かずの子チーズで麦水 … 「赤ひげ 姉妹店」(新開地)

神戸は湊川公園駅近くの立呑み処「いちよし」を出て、歩くこと6分(400m)ほど。
やって来たのは新開地アーケード商店街の中にある「赤ひげ姉妹店」だ。
神戸に来たら、絶対にこの酒場でも飲みたいので、今宵は2軒のハシゴ酒である。

1軒めとしてこの店に来たら、たいてい「瓶ビール(大)」(540円)でスタートするのだが、今日は2軒めなので、最初から「麦焼酎」(330円)を水割りでいただいた。

つまみはもちろん「湯豆腐」(190円)だ。
なんてったって、マイ三大湯豆腐のひとつですもんねぇ。
添えられたレンゲで、豆腐を小さく切り分けながら、出汁ツユといっしょにすくっていただく。
豆腐はもちろん、出汁ツユもまた旨くて、いいつまみになるのだ。

チビチビとやりながら、店内にずらりと並んだ短冊メニューを確認する。
膨大な量のメニューの中身が、毎回、ちょっとずつ変わっているので、しっかりと確認しないと見落としてしまう可能性があるのだ。

特に鮮魚類は、その日の仕入れによって必ず変わる。
今日の『造り(刺身)』は、マグロ(450円)、ハマチ(380円)、ブリ(450円)、タイ(380円)、アカイカ(450円)のようだ。

それにしても品数が多い。
しかも今日のようにカウンター長辺に座っているときには、メニューは真後ろの壁に張り出されているので、それを確認するには、いちいち振り返らないといけないから、けっこう大変なのだ。

1杯めの麦水を飲みきって、空いたグラスを店のお兄さんに手渡しておかわりをお願いすると、半月切りのレモンスライスも追加投入してくれる。
このレモンスライスが何枚入っているかで、いま何杯めかがわかるのだ。

ちなみにこの麦焼酎は「世話女房」(330円)。
となりに並んでいる芋焼酎は「金黒」(360円)で、日本酒は「白鶴 上撰辛口」(350円)である。

「湯豆腐」に続く、2品めのつまみとしていただいたのは、先ほどメニューの確認をしていて初めてお目にかかった「かずの子チーズ」(290円)だ。
おかずの陳列棚には、たっぷりと盛られた「味付かずの子」(380円)も並んでいて、これまたいかにも美味しそうな見た目で迷ったのだが、これまで食べたことがない「かずの子チーズ」の方を注文してみた次第。
これまた文句なく旨いねぇ!

「こういう料理は誰が考えるんですか?」と厨房内のベテラン店員さんに聞いてみると、「工場で考えて、工場で作ってるんですよ」とのこと。
なるほどなぁ、料理の仕込みや下ごしらえは、一括して専用の工場でやってるんですね!

さっくりと1時間ほど楽しんで、今宵のお勘定は1,140円でした。
神戸に到着した初日に、「いちよし」と「赤ひげ姉妹店」の両方に来ることができて、まずはひと安心。どうもごちそうさま。
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