4月12日に営業再開 … 駅前酒場「丸昌(まるしょう)」(仙台)

今回ご紹介する仙台駅前「丸昌」の記事は、今から2年半ほど前、2022年(令和4年)12月7日に訪問した時のものです。
この訪問から約2週間後の、2022年12月19日に発生した火事により、建物全体が取り壊しとなり、「丸昌」も休業状態に入ってしまったのでした。
それから2年以上が過ぎた、先々週の土曜日(2025年3月15日)、「丸昌」を運営する秋田市の飲食チェーン「ドリームリンク」から、『「駅前酒場 炭火もつ焼 丸昌」として、4月12日に現地でオープンさせる』という発表が行われました。
しかも、『新店は以前の内装や昭和レトロな雰囲気を再現し、メニューの価格もほぼ据え置く。昼は酒も飲めるそば屋として営業するほか、200円のきりたんぽ鍋など新メニューを追加する』とのことで、我われ呑兵衛にとってはありがたい限りです。(→河北新報記事)

さて、話はさかのぼって2022年12月7日。塩釜からの出張の帰り道に仙台駅に着いたのは、ちょうど昼どきの12時半。
予約の新幹線は13:45発なので、それまでの、1時間ほどの間に、ランチ代わりにちょいと呑もうと、ここ「丸昌」にやって来たのでした。
いつも賑わっているイメージがあった「丸昌」ながら、このときは先客がまったくなくて、おそるおそるといった感じで店に入ると、奥からお店のお兄さんが出てきて、「今の時間帯は、限定のメニューになりますが、よろしいでしょうか?」とのこと。

「あ、昼専用のメニューですね。それで大丈夫です」と答えると、
「それでは1時間以内でお願いします」と、カウンターの入り口から4番目ぐらいの席に案内してくれた。
「丸昌」は午前11時から、深夜0時までの13時間営業ながら、開店から16:00までは「時間限定メニュー」で、その間は店内での滞在も1時間縛り。
16時ごろから店のスタッフがそろい始め、17時ごろに本日のモツが到着し、モツ焼や串煮込みが提供できるのは18時ごろからになるんだそうな。

まずは「ホッピー(セット)」(495円)を注文すると、出されたホッピー(ソト)は業務用のリターナル瓶ではなくて、家庭用の市販品だった。
ジョッキの氷がたっぷりなのもいいよね。

すぐに出されるお決まりのお通しは「キャベツ」(220円)。
キャベツそのものの量は少ないんだけれど、「おかわりキャベツ」は、なんと11円。
おかわりすればするほど、どんどんお得になっていくってことだ。

昼専用の「時間限定おつまみメニュー」からは、「ホルモン煮込み」(264円)を注文した。
昼メニューの中にあるモツ系のメニューは、この「ホルモン煮込み」と、「ガツ刺」(209円)、「センマイ刺」(319円)の3品のみである。

店内は、入口を入って右手側が、店の奥までまっすぐに貫くカウンター席で、左手はテーブル席。
そのテーブル席側の壁面は、全面が鏡張りになっているのが面白い。
店内が広く感じられるようにするための仕組みなのかなぁ。(未確認です。)

1杯めのホッピーを飲みきって、「ホッピー(中)」(165円)をもらう。

その2杯めのホッピーに合わせて「センマイ刺」(319円)も注文した。
豚モツも牛モツもあるのがいいよね。

カウンターの中に置かれたおでん鍋では、ほとんどの品が一品55円という、おでんもクツクツとスタンバイされている。

予約している新幹線までの間の、40分ほどのサク呑みタイム。
今日のお勘定は1,463円でした。どうもごちそうさま。
2025年4月12日(土)の営業再開が楽しみですね!
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