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2025年4月

森田食堂からの呉屋台 … 屋台「一二三(いちにっさん)」(呉)他

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 昨夜の「くわだ食堂」に続いて、今日は「寿食堂」での昼飲みときたら、当然、その次は「森田食堂」に決まってる。

 呉に単身赴任していたときも、この3軒を『呉の三大老舗大衆食堂』と呼んで、朝だろうと昼だろうと、もちろん夜も、よくお世話になったものだった。

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 現在の時刻は午後5時。この時間帯であれば、まだ「森田食堂」もゆったりといていて、冷蔵陳列ケースのおかずも、すべてがそろっている。

 しかしながら、NHKの「100カメ」で『100年食堂』が放送された後の初めての金曜日なので、この後は混むかもなぁ。

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 そんなことを考えながら、冷蔵陳列ケースの「ポテトサラダ」(300円)を手に取って席に着いた。

 『100年食堂』の中で、スズコさん、ハルコさんの母娘が二人で協力しながら、朝の6時半から一所懸命ポテトサラダを混ぜている様子も放送されていたので、今回はぜひその「ポテトサラダ」をいただかなければと思っていたのだ。

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 最初の飲み物はもちろん「ビール大」(600円)、大瓶のビールである。

 アサヒとキリンが選べるところを、前回がアサヒだったので、今回はキリンで。

 すると今日も景気よく、シュポンッッッ! と軽快な音を立てて栓を抜いてくれた。

 さぁ! 今夜も飲むぞ!

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 大瓶ビールを飲みきったあとは「清酒二級」(350円)に移行。

 呉の「千福」と、西条(東広島市)の「白牡丹」が選べるので、「千福」の燗酒をいただいた。

 コップ酒なのがいいよねぇ!

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 合わせるつまみは「つけもの」(150円)。

 これまた『100年食堂』で、野菜や漬物は、46年モノの氷冷式冷蔵庫に保存されていることが紹介されていたのだ。

 「森田食堂」には何十回も来てるのに、「ポテトサラダ」も「つけもの」も、今回初めていただいた。

 『100年食堂』で放送してくれなかったら、この二品の素晴らしさに気付いていなかったかもなぁ。ありがたいことです。

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 1時間半ほど、ゆっくりと飲ませてもらって、今宵のお勘定は1,400円。

 「森田食堂」を出ると、もうすっかり日が暮れていた。

・「森田食堂」の店情報前回

◆ ◆ ◆

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 そしてやって来たのは呉の屋台、「一二三」である。

 「一二三」の営業は、基本的に金・土のみ。ここに来るために、今日の休暇を取ったといっても過言ではない。

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 ここではいつも「麦水割」(450円)を飲んでいるんだけれど、今日はちょっと趣向を変えて「芋水割」(500円)にしてみた。

 現在の時刻は午後6時40分。母娘で切り盛りしている「一二三」は、営業を開始した直後である。

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 さてつまみ。前回(去年の9月)は「豚足」(850円)だったので、これまた趣向を変えて、今回は「豚耳」(850円)を注文した。

 どっちもそれぞれの美味しさがあるんだけれど、けっこうボリュームもあるので、一人で来ると、いつもどっちか1個になってしまっているのだ。

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 「芋水割」もおかわりしつつ、「豚耳」を食べ終えた後は、目の前のおでん鍋から「あつあげ」(120円)と「アキレス」(170円)を取ってもらう。

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 最後にもう1杯、4杯めとなる「芋水割」をもらって、〆のつまみは、おでんの「きんちゃく」(200円)だ。

 2時間半ほど楽しんで、「一二三」のお勘定は3,340円なり。

 お母ちゃんともゆっくりと話ができたのが嬉しかったなぁ。

・屋台「一二三」の店情報前回

◆ ◆ ◆

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 まだまだ行くよ。2軒めの屋台は、これまた呉にいるときにもよくかよった「富士さん」だ。

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 お久しぶりのご挨拶をさせていただいて、飲み物は「麦焼酎」(400円)の水割りをもらう。

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 ここ「富士さん」にも、おでんや豚足、豚耳、中華そばなどがあるんだけれども、大人気の名物料理とも言えるのが「ホルモン焼そば」(1,100円)なのだ。

 しかしながら「一二三」で〆の「きんちゃく」もいただいた後なので、残念だけど今夜は「ホルモン焼そば」は食べられそうにない。

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 そこでメニューの中でちょいと気になった「バターコーン」(400円)をいただくと、これがまた美味しいこと!

 麦焼酎の水割りにもよく合いますねぇ。

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 屋台だけれど、「富士さん」の店内ではテレビを見ることもできます。

 さっくりと40分ほどの「富士さん」タイム。今宵のお勘定は800円でした。

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 よく通った呉の三大老舗大衆食堂と、これまたよく通った2軒の屋台を巡ることができて、本当に良かった。

 どうもごちそうさま。また来ますね!

・屋台「富士さん」の店情報前回) 《YouTube動画

《令和7(2025)年1月17日(金)の記録》

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働くみんなのお食事処 … お食事処「寿(ことぶき)」(呉)

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 呉での仕事は昨日(木曜日)で終わったけれど、金曜日の今日も休暇を取って、まだ呉にいる。

 せっかく懐かしの呉に来たんだから、なるべく長く楽しまなきゃね!

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 本物の潜水艦がドーンと置かれている「てつのくじら館(海上自衛隊呉史料館)」をあとに、堺川沿いの蔵本通りをトコトコと北上すると見えてくるのが、夜になると呉の屋台が並ぶ場所。

 とは言うものの、昼間のこの時間帯には屋台は出ておらず、全体が広い歩道として使われている。

 呉市の「蔵本通りの屋台に関する要綱」の中で、屋台の営業時間は『屋台の設置及び撤去の時間を含めて、午後4時半から翌日の午前5時まで』と決められているのだ。

 歩道上に屋台一区画(各12㎡)を示す白い枠線があるのと、歩道脇に電気及び上下水道用の小さな扉が点々と並んでいることで、『夜になるとここに屋台が並ぶんだなぁ』ということがわかる程度だ。

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 それじゃ、昼の間は屋台はどこにあるかというと、蔵本通りの1つ隣の通りにある、屋台専用の駐車場に置かれているのである。

 たいていの屋台の店主は、ご自宅で仕入れや仕込みを済ませてから、夕方5時ごろにこの屋台駐車場から屋台を引っ張り出して、蔵本通りの決められた場所に設置し、営業のための準備を整えてから、午後6時ごろに営業開始となるのだ。

 そして翌日の午前5時までには、きっちりと片づけを終えて、まるで何もなかったかのように、屋台の痕跡を残さない歩道に戻して営業を終えるのである。

 毎日が引っ越し作業の繰り返しみたいなもんですね。

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 そんなこんなで、朝からゆっくりと久しぶりの呉の街を見て歩き、中通りの北の端あたりにある「寿食堂」こと、お食事処「寿」に到着したのは午前11時40分。

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 ちょっと早めの昼どきながら、店内はすでに多くのランチ客でにぎわっている。

 そこで、冷蔵庫から「サッポロ赤星」(大瓶700円)を手に取って、かろうじて空いていたカウンター席の端っこあたりに座り、奥に置かれたおでん鍋から、厚揚げ、すじ肉、ごぼう天(おでん各150円)を取ってきて、昼呑み開始である。

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 さすがに平日の昼間っから呑んでるお客さんは少なくて、ほとんどのお客さんはランチでの利用のようだ。

 店頭に「本日のランチ」として掲示されていた「チーズ in 煮込みバーグ」(800円)を食べてる人が多いのかな。

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 とはいうものの、定番のカツ定食や丼物、麺類のお客さんもけっこういる。

 店はご夫婦と娘さんの3人で切り盛りされていて、御主人が主としてホールを担当し、女性二人が厨房担当のようだった。

 定食類は作り置きしていないので、厨房は大忙しの様子。

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 そんな様子を横目に見ながら、冷蔵陳列ケースから「豚肉ともやしの炒めもの」(350円)を取ってくると、御主人が電子レンジで温め直して出してくれた。

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 「森田食堂」や「くわだ食堂」と同じく、「寿食堂」もまた、冷蔵陳列ケースから取ってきたおかずに、「ごはん」や「みそ汁」を合わせると定食になり、お酒を合わせると、そのままつまみになるのである。

 厨房の手が空いてきたところで、女性陣お二人とも「お久しぶり」のご挨拶をすることができて良かった。

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 平日、昼間のランチタイムに「寿食堂」にやって来たのは、これが初めてだと思うけど、こんなにもにぎわってるんですねぇ!

 『働くみんなのお食事処』の片隅で、チビチビと1時間ほどの昼呑みタイム。

 今日のお勘定は1,500円でした。どうもごちそうさま。

 この後ももうちょっと呉の街なかを歩いてみようかな。

店情報前回) 《YouTube動画

《令和7(2025)年1月17日(金)の記録》

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白牡丹の酒粕入り豚汁 … 「くわだ食堂」(呉)

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 呉での仕事は午後3時過ぎに終わり、呉の繁華街(中通り)で飲んだあと、泊まっているホテルがある呉駅前までトコトコと歩いて帰ってくると、呉にいるころによく通った「くわだ食堂」が営業中。

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 現在の時刻は午後7時過ぎ。なんとまだそんなに早い時間でしたか。

 店内には先客は一人しかおらず、全席禁煙の広い店内はゆったりだ。

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 「麦焼酎」(450円)を水割りで注文しておいて、冷蔵陳列ケースのところにおかずを選びに行く。

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 ケース内に並んでいるおかずは、もう残り少なくなっているものの、100円、150円、200円、250円、400円という5つの価格帯。

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 いちばん高い400円の料理が刺身類なんだから、相変わらず安いよねぇ。

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 「月見とろろ」(200円)を手に取って、席に戻ってくると、ちょうど「麦焼酎」の水割りもやって来た。

 焼酎水割りをドォ~ンとでっかいジョッキで出してくれるのも嬉しいところ。こうでなくっちゃ!

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 「月見とろろ」は醤油をちょいと入れて、グルグルッとかき混ぜていただきます。

 あぁ~、うまいっ。いいつまみですねぇ。

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 夕方のこの時間帯は、店主がお一人で切り盛りされているようだ。

 「くわだ食堂」の創業は『戦後まもなく』だそうなので、そろそろ創業80年といったところだろうか。

 私が呉にいたころは、朝6時から夜8時まで、中休みなしの14時間営業だったのだが、さすがに今は時間を短縮して、開店時刻を朝10時にした代わりに、閉店時刻は1時間遅い夜9時までにしたそうだ。

 短くなっても11時間営業なのがすごいよね。

 定休日は変わらず、日曜・祝日です。

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 久しぶりの店主との会話を楽しんでいると、すぐに1杯めの麦焼酎水割りを飲みきって、2杯めをおかわりした。

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 合わせるつまみとして、『酒粕入り』と書かれている「豚汁」(300円)を注文。

 通常メニューの中にも「豚汁」(300円)があるのに、このメニューだけが、壁のフックにぶら下げられているところを見ると、きっとこの『酒粕入り』というところが、今の時期だけの限定メニューなんだろうな。

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 出てきた「豚汁」が美味しいことといったら!

 『酒粕がいい働きをしてるよなぁ』と感心していたら、なんとこの酒粕、広島・西条の「白牡丹」のものなんだそうな。

 粕汁と豚汁のいいとこ取りだ。

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 閉店時刻の寸前まで、2時間近く過ごさせてもらって、今宵のお勘定は1,400円でした。どうもごちそうさま。

店情報前回) 《YouTube動画

《令和7(2025)年1月16日(木)の記録》

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半個室でのひとり呑み … 「村さ来(むらさき)」(丸亀)

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 丸亀(香川県)への出張で、やって来たのは、JR丸亀駅南口から徒歩6分ほどのところにある「村さ来 丸亀店」だ。

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 店舗はビルの1階にあるんだけれど、入口はちょっと奥まったところにある。

 その入口に向かう左手壁に、メニューがずらりと掲示されているので、この店に来たことがない人でも、店に入る前に、すべてのメニューを確認することができるのだ。

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 「ひとりです」と入ると、ボックス席のひとつに案内され、すぐにおしぼり、取り皿、割箸と、「付き出し」(310円)の『たけのこの煮物』が出された。

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 「村さ来 丸亀店」にはカウンター席はなくて、半個室風に区切られたボックス席が4つと、店の奥には広い座敷席があって、全体では80人ほど入れるようだ。

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 最初の飲み物として「ホッピーセット」(506円)を注文。

 「ホッピー」(ソト352円)はリターナル瓶ではなくて家庭用である。

 首都圏以外で出されるホッピーは、ほぼこの瓶ですね。

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 付き出しに続く1品めのつまみとして注文したのは「コーンバターベーコン」(418円)。

 このところ、コーンにも引かれている。熱々でほんのりと甘くて、美味しいよねぇ。

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 「追加焼酎」(ナカ176円)を注文すると、新しいグラスで出してくれた。

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 つまみには「川海老の唐揚げ」(418円)をもらう。

 川海老はもう、間違いないね。量が多いのもいい!

 でも香川県にも川海老はいるんだろうか? これもまたチェーン店ならではの料理なのかもね。(未確認です。)

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 ここ丸亀店には、グランドメニューのみならず、「丸亀店オリジナルメニュー」も存在している。

 丸亀らしく、「骨付鳥(親・ひな)」(1,100円)も載っている。

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 さてさて、せっかく四国まで来てるのに、なぜ大手居酒屋チェーン店にやってきたのか。

 それについてもご説明しておいたほうがいいですよね。

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 最初にやって来たのは2022年3月1日

 ちょうど「まん延防止等重点措置」の期間中で、「藤ちゃん」は休業していて、「林ホルモン」はやってるけれど酒類の提供はできないとのことで、『仕方なく』といった感じで入ったのがここ、「村さ来 丸亀店」だったのだ。

 大手居酒屋チェーン店としての「村さ来」の存在は、もちろん昔から知っていたけれど、実際に「村さ来」に入ったのは、この時が初めてだったと記憶している。

 そして一人だけれど4人用のボックス席に案内され、丸亀名物の「骨付鳥」(当時990円)や「石鍋じゃこチャーハン」(当時550円)などを楽しんだのでした。

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 この初回訪問で、ゆっくりとくつろぐことができたことに気をよくして、翌日もまた「村さ来」にやって来ると、同じボックス席に案内され、「酒のあて三点盛り」(当時462円)をつまみに、地元・金刀比羅宮の御神酒として、江戸時代から愛されてきたという「金稜 生貯蔵 淡麗辛口」(当時660円)をいただいた。

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 その翌日、丸亀での三夜めは『さすがに今夜は違うところに行ってみよう』ということで、「焼肉のまんぷく」で、牛モツや豚モツをつまみにグイグイと飲んで、丸亀最終日の四夜めが、3度めとなる「村さ来」。

 このときの目玉は「牛すじの煮込み」(当時462円)でしたねぇ。

 「いか下足唐揚げ」(当時396円)も美味しかったなぁ。

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 「村さ来 丸亀店」の居心地の良さにすっかり引かれて、その数ヶ月後に、他の街に出張した時に、その地の「村さ来」に行ってみたところ、決して悪くはないんだけれど、昔ながらの大箱店そのものといった印象で、残念ながらあまりパッとしなかった。

 半個室的なボックス席があって、店員さんが付かず離れずの絶妙な距離感なのが、丸亀店のいいところなんだなぁ、と改めて気づかされたのでした。

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 そして翌年の2023年4月17日。またまた丸亀出張の初日に「村さ来」にやって来て、同じボックス席で骨付鳥「親(カット済)」(当時1,100円)に加えて、「しらす丼」(660円)である。これら二つが食べたかったんだ。

 特に「しらす丼」!

 あったかご飯の上に、刻み海苔をたっぷりとのせて、その上に、これまた「これでもか!」というぐらい、たっぷりの『しらす』。ご飯の量より、『しらす』の量のほうが多いほど!

 そして最後にちょっと刻みネギをトッピングしただけというシンプルな丼なんだけど、これが爆発的に旨い。

 しらすの塩味も絶妙だなぁ。醤油などの調味料を追加する必要は、いっさいないのだ。

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 その翌日は「藤ちゃん」の「骨付鳥(親)」(当時900円)を堪能し、三夜めがまた「村さ来」。「ほっけの開き半身」(当時418円)に続いて、「石鍋スンドゥブチゲ」(当時638円)を食べたなぁ。

 スンドゥブは、アサリが入ったピリ辛スープを、豆腐と玉子でマイルドに仕上げたもの。

 店内にはテレビはなく、ほとんど気にならないほどのごく小さい音量でBGMが流れている。それがまたいいのだ。

 これが2023年春の丸亀出張の最終夜だった。

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 そして2024年春の今回が、6回めの「村さ来」訪問となったのでした。

 ソト1ナカ4となる、4杯目の「追加焼酎」(ナカ176円)をもらって、〆のつまみとして、「丸亀店オリジナルメニュー」の中から「温泉玉子」(110円)をいただいた。

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 なんでもないようなこの「温泉玉子」も、出汁ツユがうまいよねぇ!

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 6回めの今宵も、広いボックス席で3時間ほどゆっくりとさせてもらって、ホッピーはソト1・ナカ4。お勘定は2,290円でした。どうもごちそうさま。

 この記事を書くのにあたって、改めて丸亀の酒場事情を確認していたところ、なんと! 「藤ちゃん」が2024年6月末に閉店していたことが判明。あぁ、またひとつ名店の灯が…。

店情報前回) 《YouTube動画

《令和6(2024)年4月16日(火)の記録》

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懐かしの野毛ハシゴ酒 … 「一軒め酒場」(桜木町)他

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 横浜での仕事を終えて、まずやって来たのは「一軒め酒場 桜木町店」だ。

 店に着いたのは午後5時前。外はまだ明るいぞ!

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 厨房をL字に囲むカウンター席の一角に腰を下ろし、まずは「酎ハイ」(209円)からスタートした。

 養老乃瀧グループの中でも、「一軒め酒場」のドリンク類は群を抜いて安いのだ。

 このシンプルな「酎ハイ」の他に、「いつものレモンサワー」や「おやじ好みの梅サワー」、「男梅サワー」、「しそサワー」、「グレープフルーツサワー」、「カルピスサワー」、「ウーロン茶割り」、「緑茶割り」などが、いずれも同じジョッキで出されて209円なのがありがたい。

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 つまみには「スモークミミガー」(319円)を注文。

 スライスされた豚耳の1枚1枚が、けっこう大きい(薄くて広い)のがいいよね。

 食べやすくて、ボリュームも感じられる。

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 この「スモークミミガー」は、グランドメニューではなくて、『本日のおすすめ』と書かれた日替りメニューの中の一品。

 ぜひグランドメニューの『酒場のモツ』の中に加えてもらいたいですねぇ。

 『本日のおすすめ』の中には「ひらまさ刺身」、「かじき刺身」、「すずき刺身」(各385円)といった鮮魚類も並んでいるのが嬉しいところだ。

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 酎ハイをおかわりして、次なるつまみは「枝豆」(209円)。食べ終えたサヤを入れるための小鉢も一緒に出してくれる。

 『今日の枝豆は、なんだかものすごく美味しく感じるなぁ!』と思ったら、この三日間、大好物の豆類をまったく食べていないことに気がついた。だからか!

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 さらに3杯めとなる酎ハイをもらって、「アナゴの天ぷら」(418円)を注文すると、出てきた穴子のでかい(というより長い)こと!

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 真ん中あたりで半分に切り分けて、添えられた山椒粉をふりかけていただきます。

 おぉ~~っ! うまいっ!

 実は今日は、都橋商店街に繰り出す前の1軒として、老舗人気店である市民酒場「常盤木」にするか、それとも気楽に過ごせそうな「一軒め酒場」にするか、ちょっと迷って「一軒め酒場」にした次第。

 そんななか、「常盤木」の名物メニューである『あなご天』が、ここ「一軒め酒場」にもあるのを見て、思わず注文したのでした。

(2024年5月の訪問時には、「アナゴの天ぷら」はグランドメニューの中の一品だったのですが、2025年4月現在のグランドメニューには残念ながら含まれていません。)

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 4杯目の酎ハイには、「〆の旨塩焼そば」(352円)を注文。

 すぐに出てきた焼そばの美味しいこと。いいつまみになるよねぇ。

 「一軒め酒場」などのチェーン居酒屋は、マネジメントシステムがしっかりしているところが多くて、全国どこに行っても同じクオリティのものが同じ値段で味わえるのが、とても良い点ですよねぇ。しかも「一軒め酒場」は安くて旨い!

 さらにここ「一軒め酒場 桜木町店」には、英語のメニューもありますよ。

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 ゆっくりと2時間ほど楽しんで、今日のお勘定は2,134円。

 PayPayで支払って店を出ると、すっかり日も暮れてました。

・「一軒め酒場 桜木町店」の店情報前回

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 そして金曜日で賑わう野毛小路を京急・日ノ出町駅方面に向かって進み、大岡川沿いの都橋商店街を目指します。

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 「一軒め酒場」から歩くこと5~6分で、都橋商店街に到着し、目的地は2階中央部の「ホッピー仙人」だ。

 「ホッピー仙人」は、月・火・金・土の午後6時開店で、8時にはラストオーダーとなります。

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 まずはやっぱり「サーバーの黒」(700円)だな。

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 横浜に単身赴任しているときは、野毛に飲みに来ると、まず1軒めに「武蔵屋」に行って、帰りに「まっすぐ帰るのよ!」と見送ってくれるおばちゃんに、「ハァーイ!」と元気よく返事しながら、まっすぐ「ホッピー仙人」に向かうというのが定番の流れだった。

 懐かしいなぁ。

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 2杯めは「サーバーの白」(700円)。

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 ラストオーダーの午後8時を回って、店内が片付けモードに入ったところで、『養老乃瀧研究家』としても知られている仙人に、その研究ノートを見せていただきながら、研究成果をご教授いただき、「養老乃瀧」グループ各店舗の幅広さや、店ごとのこだわりの奥深さを再認識したのでした。

 今夜の「ホッピー仙人」のお勘定は1,400円なり。

・「ホッピー仙人」の店情報前回

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 野毛に来たら、ここにも寄って帰りたい。3軒めはBAR「野毛ハイボール」である。

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 まずは『サントリー角瓶』か『ブラックニッカ・リッチブレンド』が選べる「氷無しハイボール」(1,100円)を、角瓶のほうでもらうと、それと一緒に定番のお通し(サービス)である「カレーせんべい」が出された。

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 「野毛ハイボール」の店主・ハルさんこと佐野晴彦さんは、サラリーマン時代には「銀座とハマで飲んでます。」というブログも書かれており、「銀座ロックフィッシュ」と、野毛の「武蔵屋」の大常連さんだった。

 ここ「野毛ハイボール」の「氷無しハイボール」も、「銀座ロックフィッシュ」で出されている、神戸スタイルの氷無しハイボールを踏襲しているのだ。

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 2杯めにはニッカの「氷無しハイボール」をもらった。

 ハルさんも仙人同様、今もなお、各地の酒場を探訪されている。今宵もハルさんおすすめの、蒲田「もつ焼でん」のチレ、西新(福岡市)の「もつ焼き てしまや」、中洲川端(福岡市)「網元」の活け造りのサバ、同じく中洲川端(福岡市)の「ニッカバー 七島」、さらには鎌倉駅西口の「三献さこん」などの話を伺うことができた。

 酒場の好みが同じ傾向であるハルさんが、実際に足を運んで見つけて来られた名酒場の数々。これはもう間違いないですよねぇ。なかなか行く機会がない地域だけれど、ぜひ伺ってみたいです。

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 ふと気がつくともう午後10時前。

 「野毛ハイボール」のお勘定は2,200円でした。どうもごちそうさま。

 野毛の町にはチェーン店も増え、客引きも増えと、どんどん変わってきているけれど、横浜時代に行きつけだった「ホッピー仙人」や「野毛ハイボール」は変わることなく、当時と同じ気持ちでゆっくりと過ごすことができました。本当にありがたいことです。

・「野毛ハイボール」の店情報前回) 《YouTube動画

《令和6(2024)年5月17日(金)の記録》

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中野本の取材で区長と … やきとん「すっぴん酒場」(野方)他

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 2025年3月27日、中野区に暮らす人、働く人に向けた“インナーガイドブック”、「中野本」が発売されました。

 中野区が誇るグルメはもちろん、知っておきたい地域の歴史、中野区を盛り上げる人たち、改めて行ってほしいスポット、地元が世界に誇る企業の実力や、中野区への想いなど、中野区の魅力がギュッと一冊に詰め込まれています。

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 私自身も『〈中野の酒場〉このまちのディープ酒場へようこそ』のところで、飲み仲間でもある酒井直人・中野区長と対談させていただき、おすすめの酒場を何軒かご紹介させていただきました。

 ぜひご笑覧いただけるとありがたいです。

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 対談&取材は午後6時から予定されていたのですが、この日、野方駅に着いたのは、いつもと同じ午後4時半。

 まだ1時間半もあるので、例によって、駅前の「きさぶろう」にちょいと寄り道して、軽めの『ひとりゼロ次会』です。

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 カウンター席の一角に座り、いつものように「酎ハイ」(18時まで290円)をもらってスタートだ。

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 外が寒かったので、つまみは温まるもので、軽めのものにしておこうということで、「湯豆腐」(400円)を注文すると、なんと本格的な卓上コンロがドンとやって来た。

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 待つことしばし、そのコンロの上に一人用小鍋が置かれて着火である。

 鍋の中には、食べやすく切り分けられた絹豆腐が、しっかりと一丁分入っている。

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 クツクツと沸いていく様子をつまみに、チビチビと飲んでるうちに、1杯めの「酎ハイ」を飲みきって、2杯めをもらったところで「湯豆腐」もできあがった。

 湯豆腐の他には、少量の白ネギと、一片のニンジンぐらいしか入ってないんだけれど、『ひとりゼロ次会』でのちょい呑みには、ちょうどいいつまみだよね。

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 ゆっくりと食べ切って、午後5時40分ごろに店を出た。

 席料120円も加わって、「きさぶろう」のお勘定は1,100円でした。

・「きさぶろう」の店情報前回

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 対談&取材の会場は、野方ヤッホーロードの中にある和食居酒屋「みつぼし」だ。

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 ここ「みつぼし」は、酒井区長お気に入りの行きつけの酒場で、1階の立ち飲みで一杯やることもあれば、ご家族でいらっしゃることもあるんだそうな。

 私自身は、地元の飲み仲間たちと一緒に、何度か来たことがある程度だったのだが、区長のオススメのとおり、魚介類も他の料理も美味しいですねぇ!

・「みつぼし」の店情報

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 「みつぼし」で対談&取材の主なところは終了し、打ち上げも兼ねた二次会は、すぐ近くの「すっぴん酒場」である。

 ここは酒井区長も私もよく来る酒場。区長とばったりと出会うことも多い酒場なのでした。

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 そして区長も私も大ファンなのが、「すっぴん酒場」の「煮込み」(450円)。

 「みつぼし」で飲んでるときから、ここの「煮込み」が話題になっていたのだ。

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 いつもの「れば」「ちれ」「しろ」(各150円)も、もちろんいただいた。

 中野区には、開店した順に、中野「石松」野方「秋元屋」野方「すっぴん酒場」沼袋「たつや」東中野「丸松」などなど、もつ焼きの人気店が多いのだ。

 今や全国各地に店舗を展開している「四文屋」も、本店は新井薬師ですもんねぇ。

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 いやぁ、取材とは思えないほどの楽しさで、すっかり酔っ払ってしまいました。

 多くの呑兵衛さんは、職場の近くと、自宅の近くの両方に行きつけの酒場があるのではないかと思うのですが、働く町でも住む町でもある中野区には、職場が近い人も、自宅が近い人も、両方がバランスよくそろってる。

 酒場も大手居酒屋チェーン店から個人店まで、さらに老舗酒場から新しい酒場まで、これまたバランスよくそろってる。

 中野区に住んで37年。そのバランスの良さを、改めて感じさせてくれた「中野本」でした。対談のお声がけをいただき、本当にありがとうございました。

・「すっぴん酒場」の店情報前回) 《YouTube動画

《令和7(2025)年2月17日(月)の記録》

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店情報: 和食居酒屋「みつぼし」(野方)

  • みつぼし 店名: 和食居酒屋みつぼし
  • 電話: 03-5356-8487(予約可)
  • 住所: 165-0027 東京都中野区野方5-23-7
  • 営業: (月水金日)17:00-24:00、(火木)17:00-23:30、(土)16:00-24:00、不定休
  • 場所: 西武新宿線・野方駅南口から駅前通りを南下すること約2分(130m)。関東バス・野方駅停留所からは約1分(72m)。
  • メモ: 2017年(平成29年)12月29日オープン。1F:立ち飲み8席、2F:テーブル20席の全28席、全席禁煙。2Fはお通し代200円。カード可(VISA、Master、JCB、AMEX、Diners)、QRコード決済可(PayPay)、電子マネー不可。公式サイトホットペッパー食べログ
    〔料理〕
    《魚》刺身3点盛り(本マグロ・ブリ・真鯛・イワシ・水タコ・アジ・エビ)1,250、おまかせ刺身5点盛り1,350、本マグロネギ間串(2本)660、伴助赤魚焼850、伴助サバ焼850、ホッケ焼880、ブリカマ塩焼1,080、青森県産 岩もずく500、アジひらき650、鯛カブト塩焼600・(ハーフ)450、ガーリックシュリンプ650、じゃがバター(塩辛のせ)550・(明太子のせ)580、アジフライ(タルタル)290、岩手県産 生カキ(1個)850、炙りブリポンズ1,080、ツブ貝煮付け800、イワシ丸焼き400、鰻巻き780、イカ松前漬け580、コマイ焼(2本)780、カキフライ980、国産はまぐり酒蒸し(3個)900、水タコ吸盤ポンズ700、ネギ焼き580、赤えび塩焼(2尾)500、新生姜漬け680。
    《おでん》おでん盛合せ750、大根190、玉子130、コンニャク130、ちくわ130、白滝130、ちくわぶ130、はんぺん200、焼豆腐200、ジャガイモ220、厚揚げ130、野菜天180、がんも130。
    《一品》鶏天580、青唐チーズオムレツ880、オランダ坂ウインナー(3本)660、パリパリウインナー550、おつまみとんかつ680、鶏レバハツネギ塩炒め680、明太玉子焼680、豚キムチ炒め640、鶏の竜田揚げ(タルタル)780、豚肉のチャプチェ780、舞茸天ぷら780、白菜漬け380、菜の花お浸し or カラシ和え600、新玉トマトサラダ980・(ハーフ)580、豚しゃぶサラダ780・(ハーフ)480、新生姜漬け680、春菊と大根のハリハリサラダ680、ホタテひもポン酢450、ベーコンエッグ550、豚生姜焼き880、鶏モモステーキ980、鶏とブロッコリー炒め1,080、かぶさっぱり和え380、とり皮ポンズ330、にらお浸し600、だし巻き玉子580、納豆オムレツ550、鶏のたたきネギポンズ600、鶏ムネわさびコブ和え680、ベーコンエッグ(1~5個選べます)550。
    《揚げもの》グラタンコロッケ(1個)330、自家製厚揚げ350、砂肝おろしポンズ580、メンチカツ400、鶏唐揚げ780、チーズフライ(5個)430、春巻き(2本)310。
    《スピードメニュー》お新香盛り合せ640、冷奴220、国産らっきょ550、酒盗クリームチーズ450、岩のりクリームチーズ450、枝豆330、板わさ420、炙り明太子630、しらす鬼おろし400、なめ茸鬼おろし350、梅水晶580、ポテトサラダ450、にしんチップ580、つまみさきいか550、冷しトマト420、茹でブロッコリ500、味噌キュウリ390、キュウリとみょうが浅漬け(夏季)420、イカ塩辛390、韓国のり220、のりチーズ680。
    《麺・飯》鰻丼(並)1,450・(ミニ)850、焼き白子飯700、ピリ辛まかないカツカレー980、鮭炒飯880、キーマカレー(大)800・(小)480、ベーコンチャーハン880、山形だしとろろ飯680、生わかめ汁330、アラ汁330、盛岡冷麺780、ソース焼きそば680、ピリ辛塩焼きそば780、茶漬け(梅)450・(魚)550、みつぼしTKG 550、おにぎり(梅・明太子)各350。
    〔飲物〕
    《ビール類》生ビール580、グラスビール460、瓶ビール(キリン・アサヒ・赤星)各680、シャンディーガフ550。
    《ホッピー》白・黒ホッピーセット580、なか280、そと280。
    《ウイスキー類》ホワイトホースハイボール430、角ハイボール480、陸ハイボール490、ジンジャーハイボール550、コークハイボール550、ヘネシーハイボール790。
    《ワイン》グラスワイン(赤・白)480、デキャンタ(赤・白)1,550、ボトル(赤・白)2,200~。
    《日本酒》菊正宗(常温・熱燗)(一合)450・(二合)800、おでんのだし汁割440、おすすめの日本酒は店内の張り紙にて。
    《焼酎(ロック、水割り、お湯割り)》黒霧島(芋)450、島美人(芋)450、鉄幹(芋)460、不知火(麦)450、知心剣(麦)450、鳥飼(米)640、里の曙(黒糖)450、鍛高譚(しそ)450、梅酒500、雲海(そば)450。
    《酎ハイ・カクテル(メガも可)》みつぼしレモンサワー600、生レモンサワー500、レモンサワー450、みつぼしキウイサワー600、チューハイ350、梅干しサワー400、緑茶ハイ390、ウーロンハイ390、コーン茶ハイ420、抹茶ハイ450、はちみつ柚子サワー420、バイスサワー440、ガリハイ500、豆乳ハイ510、カシスオレンジ510、カシスウーロン510、カシス豆乳570。
    《ソフトドリンク》緑茶350、ウーロン茶350、コーン茶350、ジンジャーエール350、コーラ350、オレンジジュース350、カルピス350、豆乳390。
    (2025年2月調べ)

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