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懐かしの野毛ハシゴ酒 … 「一軒め酒場」(桜木町)他

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 横浜での仕事を終えて、まずやって来たのは「一軒め酒場 桜木町店」だ。

 店に着いたのは午後5時前。外はまだ明るいぞ!

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 厨房をL字に囲むカウンター席の一角に腰を下ろし、まずは「酎ハイ」(209円)からスタートした。

 養老乃瀧グループの中でも、「一軒め酒場」のドリンク類は群を抜いて安いのだ。

 このシンプルな「酎ハイ」の他に、「いつものレモンサワー」や「おやじ好みの梅サワー」、「男梅サワー」、「しそサワー」、「グレープフルーツサワー」、「カルピスサワー」、「ウーロン茶割り」、「緑茶割り」などが、いずれも同じジョッキで出されて209円なのがありがたい。

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 つまみには「スモークミミガー」(319円)を注文。

 スライスされた豚耳の1枚1枚が、けっこう大きい(薄くて広い)のがいいよね。

 食べやすくて、ボリュームも感じられる。

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 この「スモークミミガー」は、グランドメニューではなくて、『本日のおすすめ』と書かれた日替りメニューの中の一品。

 ぜひグランドメニューの『酒場のモツ』の中に加えてもらいたいですねぇ。

 『本日のおすすめ』の中には「ひらまさ刺身」、「かじき刺身」、「すずき刺身」(各385円)といった鮮魚類も並んでいるのが嬉しいところだ。

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 酎ハイをおかわりして、次なるつまみは「枝豆」(209円)。食べ終えたサヤを入れるための小鉢も一緒に出してくれる。

 『今日の枝豆は、なんだかものすごく美味しく感じるなぁ!』と思ったら、この三日間、大好物の豆類をまったく食べていないことに気がついた。だからか!

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 さらに3杯めとなる酎ハイをもらって、「アナゴの天ぷら」(418円)を注文すると、出てきた穴子のでかい(というより長い)こと!

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 真ん中あたりで半分に切り分けて、添えられた山椒粉をふりかけていただきます。

 おぉ~~っ! うまいっ!

 実は今日は、都橋商店街に繰り出す前の1軒として、老舗人気店である市民酒場「常盤木」にするか、それとも気楽に過ごせそうな「一軒め酒場」にするか、ちょっと迷って「一軒め酒場」にした次第。

 そんななか、「常盤木」の名物メニューである『あなご天』が、ここ「一軒め酒場」にもあるのを見て、思わず注文したのでした。

(2024年5月の訪問時には、「アナゴの天ぷら」はグランドメニューの中の一品だったのですが、2025年4月現在のグランドメニューには残念ながら含まれていません。)

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 4杯目の酎ハイには、「〆の旨塩焼そば」(352円)を注文。

 すぐに出てきた焼そばの美味しいこと。いいつまみになるよねぇ。

 「一軒め酒場」などのチェーン居酒屋は、マネジメントシステムがしっかりしているところが多くて、全国どこに行っても同じクオリティのものが同じ値段で味わえるのが、とても良い点ですよねぇ。しかも「一軒め酒場」は安くて旨い!

 さらにここ「一軒め酒場 桜木町店」には、英語のメニューもありますよ。

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 ゆっくりと2時間ほど楽しんで、今日のお勘定は2,134円。

 PayPayで支払って店を出ると、すっかり日も暮れてました。

・「一軒め酒場 桜木町店」の店情報前回

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 そして金曜日で賑わう野毛小路を京急・日ノ出町駅方面に向かって進み、大岡川沿いの都橋商店街を目指します。

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 「一軒め酒場」から歩くこと5~6分で、都橋商店街に到着し、目的地は2階中央部の「ホッピー仙人」だ。

 「ホッピー仙人」は、月・火・金・土の午後6時開店で、8時にはラストオーダーとなります。

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 まずはやっぱり「サーバーの黒」(700円)だな。

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 横浜に単身赴任しているときは、野毛に飲みに来ると、まず1軒めに「武蔵屋」に行って、帰りに「まっすぐ帰るのよ!」と見送ってくれるおばちゃんに、「ハァーイ!」と元気よく返事しながら、まっすぐ「ホッピー仙人」に向かうというのが定番の流れだった。

 懐かしいなぁ。

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 2杯めは「サーバーの白」(700円)。

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 ラストオーダーの午後8時を回って、店内が片付けモードに入ったところで、『養老乃瀧研究家』としても知られている仙人に、その研究ノートを見せていただきながら、研究成果をご教授いただき、「養老乃瀧」グループ各店舗の幅広さや、店ごとのこだわりの奥深さを再認識したのでした。

 今夜の「ホッピー仙人」のお勘定は1,400円なり。

・「ホッピー仙人」の店情報前回

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 野毛に来たら、ここにも寄って帰りたい。3軒めはBAR「野毛ハイボール」である。

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 まずは『サントリー角瓶』か『ブラックニッカ・リッチブレンド』が選べる「氷無しハイボール」(1,100円)を、角瓶のほうでもらうと、それと一緒に定番のお通し(サービス)である「カレーせんべい」が出された。

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 「野毛ハイボール」の店主・ハルさんこと佐野晴彦さんは、サラリーマン時代には「銀座とハマで飲んでます。」というブログも書かれており、「銀座ロックフィッシュ」と、野毛の「武蔵屋」の大常連さんだった。

 ここ「野毛ハイボール」の「氷無しハイボール」も、「銀座ロックフィッシュ」で出されている、神戸スタイルの氷無しハイボールを踏襲しているのだ。

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 2杯めにはニッカの「氷無しハイボール」をもらった。

 ハルさんも仙人同様、今もなお、各地の酒場を探訪されている。今宵もハルさんおすすめの、蒲田「もつ焼でん」のチレ、西新(福岡市)の「もつ焼き てしまや」、中洲川端(福岡市)「網元」の活け造りのサバ、同じく中洲川端(福岡市)の「ニッカバー 七島」、さらには鎌倉駅西口の「三献さこん」などの話を伺うことができた。

 酒場の好みが同じ傾向であるハルさんが、実際に足を運んで見つけて来られた名酒場の数々。これはもう間違いないですよねぇ。なかなか行く機会がない地域だけれど、ぜひ伺ってみたいです。

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 ふと気がつくともう午後10時前。

 「野毛ハイボール」のお勘定は2,200円でした。どうもごちそうさま。

 野毛の町にはチェーン店も増え、客引きも増えと、どんどん変わってきているけれど、横浜時代に行きつけだった「ホッピー仙人」や「野毛ハイボール」は変わることなく、当時と同じ気持ちでゆっくりと過ごすことができました。本当にありがたいことです。

・「野毛ハイボール」の店情報前回) 《YouTube動画

《令和6(2024)年5月17日(金)の記録》

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