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半個室でのひとり呑み … 「村さ来(むらさき)」(丸亀)

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 丸亀(香川県)への出張で、やって来たのは、JR丸亀駅南口から徒歩6分ほどのところにある「村さ来 丸亀店」だ。

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 店舗はビルの1階にあるんだけれど、入口はちょっと奥まったところにある。

 その入口に向かう左手壁に、メニューがずらりと掲示されているので、この店に来たことがない人でも、店に入る前に、すべてのメニューを確認することができるのだ。

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 「ひとりです」と入ると、ボックス席のひとつに案内され、すぐにおしぼり、取り皿、割箸と、「付き出し」(310円)の『たけのこの煮物』が出された。

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 「村さ来 丸亀店」にはカウンター席はなくて、半個室風に区切られたボックス席が4つと、店の奥には広い座敷席があって、全体では80人ほど入れるようだ。

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 最初の飲み物として「ホッピーセット」(506円)を注文。

 「ホッピー」(ソト352円)はリターナル瓶ではなくて家庭用である。

 首都圏以外で出されるホッピーは、ほぼこの瓶ですね。

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 付き出しに続く1品めのつまみとして注文したのは「コーンバターベーコン」(418円)。

 このところ、コーンにも引かれている。熱々でほんのりと甘くて、美味しいよねぇ。

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 「追加焼酎」(ナカ176円)を注文すると、新しいグラスで出してくれた。

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 つまみには「川海老の唐揚げ」(418円)をもらう。

 川海老はもう、間違いないね。量が多いのもいい!

 でも香川県にも川海老はいるんだろうか? これもまたチェーン店ならではの料理なのかもね。(未確認です。)

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 ここ丸亀店には、グランドメニューのみならず、「丸亀店オリジナルメニュー」も存在している。

 丸亀らしく、「骨付鳥(親・ひな)」(1,100円)も載っている。

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 さてさて、せっかく四国まで来てるのに、なぜ大手居酒屋チェーン店にやってきたのか。

 それについてもご説明しておいたほうがいいですよね。

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 最初にやって来たのは2022年3月1日

 ちょうど「まん延防止等重点措置」の期間中で、「藤ちゃん」は休業していて、「林ホルモン」はやってるけれど酒類の提供はできないとのことで、『仕方なく』といった感じで入ったのがここ、「村さ来 丸亀店」だったのだ。

 大手居酒屋チェーン店としての「村さ来」の存在は、もちろん昔から知っていたけれど、実際に「村さ来」に入ったのは、この時が初めてだったと記憶している。

 そして一人だけれど4人用のボックス席に案内され、丸亀名物の「骨付鳥」(当時990円)や「石鍋じゃこチャーハン」(当時550円)などを楽しんだのでした。

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 この初回訪問で、ゆっくりとくつろぐことができたことに気をよくして、翌日もまた「村さ来」にやって来ると、同じボックス席に案内され、「酒のあて三点盛り」(当時462円)をつまみに、地元・金刀比羅宮の御神酒として、江戸時代から愛されてきたという「金稜 生貯蔵 淡麗辛口」(当時660円)をいただいた。

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 その翌日、丸亀での三夜めは『さすがに今夜は違うところに行ってみよう』ということで、「焼肉のまんぷく」で、牛モツや豚モツをつまみにグイグイと飲んで、丸亀最終日の四夜めが、3度めとなる「村さ来」。

 このときの目玉は「牛すじの煮込み」(当時462円)でしたねぇ。

 「いか下足唐揚げ」(当時396円)も美味しかったなぁ。

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 「村さ来 丸亀店」の居心地の良さにすっかり引かれて、その数ヶ月後に、他の街に出張した時に、その地の「村さ来」に行ってみたところ、決して悪くはないんだけれど、昔ながらの大箱店そのものといった印象で、残念ながらあまりパッとしなかった。

 半個室的なボックス席があって、店員さんが付かず離れずの絶妙な距離感なのが、丸亀店のいいところなんだなぁ、と改めて気づかされたのでした。

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 そして翌年の2023年4月17日。またまた丸亀出張の初日に「村さ来」にやって来て、同じボックス席で骨付鳥「親(カット済)」(当時1,100円)に加えて、「しらす丼」(660円)である。これら二つが食べたかったんだ。

 特に「しらす丼」!

 あったかご飯の上に、刻み海苔をたっぷりとのせて、その上に、これまた「これでもか!」というぐらい、たっぷりの『しらす』。ご飯の量より、『しらす』の量のほうが多いほど!

 そして最後にちょっと刻みネギをトッピングしただけというシンプルな丼なんだけど、これが爆発的に旨い。

 しらすの塩味も絶妙だなぁ。醤油などの調味料を追加する必要は、いっさいないのだ。

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 その翌日は「藤ちゃん」の「骨付鳥(親)」(当時900円)を堪能し、三夜めがまた「村さ来」。「ほっけの開き半身」(当時418円)に続いて、「石鍋スンドゥブチゲ」(当時638円)を食べたなぁ。

 スンドゥブは、アサリが入ったピリ辛スープを、豆腐と玉子でマイルドに仕上げたもの。

 店内にはテレビはなく、ほとんど気にならないほどのごく小さい音量でBGMが流れている。それがまたいいのだ。

 これが2023年春の丸亀出張の最終夜だった。

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 そして2024年春の今回が、6回めの「村さ来」訪問となったのでした。

 ソト1ナカ4となる、4杯目の「追加焼酎」(ナカ176円)をもらって、〆のつまみとして、「丸亀店オリジナルメニュー」の中から「温泉玉子」(110円)をいただいた。

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 なんでもないようなこの「温泉玉子」も、出汁ツユがうまいよねぇ!

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 6回めの今宵も、広いボックス席で3時間ほどゆっくりとさせてもらって、ホッピーはソト1・ナカ4。お勘定は2,290円でした。どうもごちそうさま。

 この記事を書くのにあたって、改めて丸亀の酒場事情を確認していたところ、なんと! 「藤ちゃん」が2024年6月末に閉店していたことが判明。あぁ、またひとつ名店の灯が…。

店情報前回) 《YouTube動画

《令和6(2024)年4月16日(火)の記録》

(食べログ) 村さ来 丸亀店居酒屋 / 丸亀駅

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◆ ◆ この日の追加情報 ◆ ◆

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 香川に来たら、やっぱりうどん。

 今日の昼食は「さぬきうどん麺処とらや」の「明(あきら)うどん」(小440円)である。

 弾力あるモチモチの細麺に、甘めのぶっかけだし。

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 メニューに「大人はワサビを入れ、よくまぜてどうぞ」と書かれていたので、一緒に出されたワサビをたっぷりと添え……

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 しっかりと全体を混ぜ合わせてからいただいた。

 ぬぉ~~っ。こんな味わいの讃岐うどんもあるんだねぇ。

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 この店の「カレーうどん」(小600円)も、これまた人気の品のようだ。

 ちなみにどのうどんも小、大、特盛があって、大は110円増し、特盛は220円増し。温泉卵のせは100円増しだ。

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 丸亀に来るたびに、毎回違ううどん屋さんに連れて行ってくれるのも、大きな楽しみのひとつになっているのでした。

 奥が深くて、幅が広いなぁ、讃岐うどん。

(食べログ) とらやうどん / 坂出駅

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