中野本の取材で区長と … やきとん「すっぴん酒場」(野方)他
2025年3月27日、中野区に暮らす人、働く人に向けた“インナーガイドブック”、「中野本」が発売されました。
中野区が誇るグルメはもちろん、知っておきたい地域の歴史、中野区を盛り上げる人たち、改めて行ってほしいスポット、地元が世界に誇る企業の実力や、中野区への想いなど、中野区の魅力がギュッと一冊に詰め込まれています。
私自身も『〈中野の酒場〉このまちのディープ酒場へようこそ』のところで、飲み仲間でもある酒井直人・中野区長と対談させていただき、おすすめの酒場を何軒かご紹介させていただきました。
ぜひご笑覧いただけるとありがたいです。

対談&取材は午後6時から予定されていたのですが、この日、野方駅に着いたのは、いつもと同じ午後4時半。
まだ1時間半もあるので、例によって、駅前の「きさぶろう」にちょいと寄り道して、軽めの『ひとりゼロ次会』です。

カウンター席の一角に座り、いつものように「酎ハイ」(18時まで290円)をもらってスタートだ。

外が寒かったので、つまみは温まるもので、軽めのものにしておこうということで、「湯豆腐」(400円)を注文すると、なんと本格的な卓上コンロがドンとやって来た。

待つことしばし、そのコンロの上に一人用小鍋が置かれて着火である。
鍋の中には、食べやすく切り分けられた絹豆腐が、しっかりと一丁分入っている。

クツクツと沸いていく様子をつまみに、チビチビと飲んでるうちに、1杯めの「酎ハイ」を飲みきって、2杯めをもらったところで「湯豆腐」もできあがった。
湯豆腐の他には、少量の白ネギと、一片のニンジンぐらいしか入ってないんだけれど、『ひとりゼロ次会』でのちょい呑みには、ちょうどいいつまみだよね。

ゆっくりと食べ切って、午後5時40分ごろに店を出た。
席料120円も加わって、「きさぶろう」のお勘定は1,100円でした。

対談&取材の会場は、野方ヤッホーロードの中にある和食居酒屋「みつぼし」だ。

ここ「みつぼし」は、酒井区長お気に入りの行きつけの酒場で、1階の立ち飲みで一杯やることもあれば、ご家族でいらっしゃることもあるんだそうな。
私自身は、地元の飲み仲間たちと一緒に、何度か来たことがある程度だったのだが、区長のオススメのとおり、魚介類も他の料理も美味しいですねぇ!
・「みつぼし」の店情報

「みつぼし」で対談&取材の主なところは終了し、打ち上げも兼ねた二次会は、すぐ近くの「すっぴん酒場」である。
ここは酒井区長も私もよく来る酒場。区長とばったりと出会うことも多い酒場なのでした。

そして区長も私も大ファンなのが、「すっぴん酒場」の「煮込み」(450円)。
「みつぼし」で飲んでるときから、ここの「煮込み」が話題になっていたのだ。

いつもの「れば」「ちれ」「しろ」(各150円)も、もちろんいただいた。
中野区には、開店した順に、中野「石松」、野方「秋元屋」、野方「すっぴん酒場」、沼袋「たつや」、東中野「丸松」などなど、もつ焼きの人気店が多いのだ。
今や全国各地に店舗を展開している「四文屋」も、本店は新井薬師ですもんねぇ。

いやぁ、取材とは思えないほどの楽しさで、すっかり酔っ払ってしまいました。
多くの呑兵衛さんは、職場の近くと、自宅の近くの両方に行きつけの酒場があるのではないかと思うのですが、働く町でも住む町でもある中野区には、職場が近い人も、自宅が近い人も、両方がバランスよくそろってる。
酒場も大手居酒屋チェーン店から個人店まで、さらに老舗酒場から新しい酒場まで、これまたバランスよくそろってる。
中野区に住んで37年。そのバランスの良さを、改めて感じさせてくれた「中野本」でした。対談のお声がけをいただき、本当にありがとうございました。
・「すっぴん酒場」の店情報 (前回) 《YouTube動画》
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