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2025年5月

今治焼き鳥の大人気店 … やき鳥「鳥林(とりばやし)」(今治)

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 今治に到着し、駅近くのホテルにチェックインした後、午後5時の開店時刻を目指して、『今治焼き鳥』の大人気店、「鳥林」にやって来た。

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 先客は小上がり座卓の若い男性3人組と、カウンターの一番奥の年配男性ひとり客。

 「ひとりです」と入った私は、カウンター奥の男性ひとり客のとなりを1席空けて、奥から3番めの席に案内された。

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 店に入る前から、最初の注文は決まっている。「瓶ビール 大瓶」(660円)と「皮焼」(352円)である。

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 すぐに出されたお手拭きと瓶ビールに続いて、お通し(サービス)の生キャベツもやって来た。

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 待つこと5分ほど。「皮焼」も焼き上がってきた。

 焼き鳥を、一般的な直火焼きではなくて、お好み焼きや焼肉を焼くような鉄板を使って、さらにプレスと呼ばれる持ち手つきの小さな鉄板も使って、上からも押し付けながら焼きあげるのが『今治焼き鳥』の大きな特徴。

 鉄板上で焼くことで、鶏肉から出る脂で揚げ焼きのようになり、さらにプレスすることにより蒸されもするため、火の通りが早く、素早く提供することができるのである。

 そんな『今治焼き鳥』の中でも、ほとんどの客が注文する、「超」が付くほどの名物部位が、この「皮焼」なのでした。

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 「皮焼」をいただきつつ、追加注文したのは「レンコン」(352円)だ。

 「レンコン」は、厚さ1センチほどにスライスした蓮根の穴に、ツクネを詰めて焼き上げたもの。

 これまたこの店も含む、今治で焼き鳥を提供する店では定番の人気料理なのだ。

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 大瓶ビールを飲みきったところで、今治の地酒、「山丹政宗」(1合385円)を熱燗で注文すると、まずコップが出され、それに表面張力まですり切りいっぱいで燗酒を注いでくれた。

 注ぎ方、上手ですねぇ!

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 この地元のお酒に合わせようと、「たこ天」(440円)を注文したんだけれど、残念ながら本日はタコの入荷はなし。代わりに「えび天」(440円)をもらった。

 出てきた「えび天」は、エビ唐揚げとエビ天ぷらの中間的な感じで、エビのまわりにうっすらと衣がついている。

 パリッと塩味で、川エビ唐揚げ風に楽しめました。

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 さらに「きも焼」(352円)も注文して、燗酒に続く飲み物として「麦焼酎」(385円)をロックでもらうと、なんと! 麦ロックはジョッキでやって来た。

 ックゥ~~~ッ。さすがロック、効くねぇ!

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 「きも焼」も焼き上がってきた。

 なるほどなぁ。部位によっては、こうして串に刺した状態で鉄板上で焼き上げてくれるんですね。

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 でも結局、串からばらしていただきます。

 ちなみに「きも焼」は、鶏レバと鶏ハツ。他に「もつ焼」(352円)もあって、そちらは砂肝です。

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 2時間近く楽しんで、今宵のお勘定は2,920円(支払いは現金のみ)でした。どうもごちそうさま。

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 私にとって、「鳥林」の唯一の残念な点は、料理(全24品)の大部分が、焼き鳥を中心とした『焼き物』(16品)と、「せんざんぎ」(484円)や先ほどいただいた「えび天」などの『揚げ物』(5品)という、いわゆる『主役級のつまみ』に特化していることにある。

 それ以外の、『その他』のジャンルのところにやっと、「冷や奴」(297円)、「たこわさび」(352円)といった『ちょっと脇役風のつまみ』が2品と、「ご飯」(242円)が並んでいるのです。

 もう少し『ちょっと脇役風のつまみ』も充実すると、より『主役級のつまみ』が引き立つのではないかと思うのですが、三人で切り盛りされている店内は今でも大忙し。

 メニューのバラエティーが増えて、これ以上の人気になると、入れないお客さんもより多くなって困るんだろうなぁ。

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 そんなわけで「鳥林」を出た後、うどんやラーメンなどを食べに行ったりすることもあるのだが、今夜は大丈夫。

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 なぜなら宿泊先のホテル(クラウンヒルズ今治駅前)に『本日のお夜食』(19:00~料理がなくなるまで)という、夜7時からの無料サービスがあるばかりか、『ウェルカムドリンクサービス』(15:00~22:00)の中にアルコール飲料(サワー、ハイボール)まであるので、ホテルに戻ってから、自分の部屋で軽く〆ることができるのだ。

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 『「じゃこ天」「たこ飯」「鯛めし」など愛媛県の郷土料理をご用意しております。小腹が空いたときなど是非お召し上がりください』と書かれている『本日のお夜食』。

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 今夜の郷土料理は、大好物の「鯛めし」でした。

 もちろん『ウェルカムドリンクサービス』の「酎ハイ」もいただきます。

 これは嬉しいサービスですねぇ。どうもありがとうございます。

店情報前回) 《YouTube動画

《令和6(2024)年12月16日(月)の記録》

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豚を食べて麺を食べて … 「豚の味珍(まいちん)」(横浜)他

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 仕事仲間と3人で、横浜駅きた西口のすぐ近く、狸小路の中にある「豚の味珍」にやって来た。

 狸小路を挟むようにして本店(1階のみ)と新店(1階と2階)が向かい合っているが、今日は3人なので、テーブル席がある新店2階を、事前に予約しておいたのだ。

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 まずは「生ビール」(600円)を3杯もらって乾杯である。

 私以外のお二人は、初めての「味珍」なので、私のオススメの品を一気に何品か注文させていただいた。

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 すぐに出てきたのは「辣白菜ラーパーサイ(白菜の漬物)」(310円)と「ハチノスのからし酢みそあえ」(550円)、そして「豚の舌」(720円)の3品だ。

 これら3品は、「モツ料理はあまり好きじゃない」という人であっても、まず問題なく食べることができる、とても無難な品々なのだ。

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 続いては「豚の尾」(720円)。

 私がこの店に来るたびに必ず注文しているお気に入りの一品なんだけど、どうかな?

 この尻尾は中心の骨ごと調理されていて、注文を受けてから切り分けて出してくれる。

 これをチュルンといただいて、残った骨を、それ専用のお皿にコロンと捨てるのです。

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 乾杯の「生ビール」を飲み干したあとは、この店では『ヤカン』という符丁で呼ばれている「焼酎」(450円)を、缶の「ウーロン茶」(160円)とセットでもらう。

 高ぁ~いところから、ヤカン状の専用酒器でツツゥ~~~ッと注いでくれるから、『ヤカン』と呼ばれるようになったんですね。

 初めてのお二人も、興味津々の表情でその様子を注視している。

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 こちらは「豚の胃」(720円)。

 「味珍」で食べることのできる豚の珍味は頭、耳、舌、胃、足、尾の6種類(各720円)。

 創業者は横浜中華街で修業をしたんだけれど、「この味は日本人の口には合わない」という思いから、現在のような醤油をベースとした独自の味付けの豚料理を考案したんだそうな。

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 ここで「腐乳(発酵豆腐)」(160円)も追加注文した。

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 「腐乳」だけをつまみにしても、もちろん美味しいんだけれど、これをちょっと小皿にとって、酢も入れてかき混ぜたものに、「豚の胃」をつけて、絡ませていただくのが絶品なのだ。

 ックゥ~~~~ッ、間違いなく旨いよねぇ。

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 『ヤカン(焼酎)』のおかわりは、今度は「炭酸水」(160円)とのセットでいただいた。

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 さらには「牛すじ」(460円)も追加注文。

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 2時間ほど楽しませてもらって、今宵のお勘定は3人で9,260円(ひとり当たり3,087円)でした。どうもごちそうさま。

・「豚の味珍」の店情報前回

◆ ◆ ◆

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 「豚の味珍」での一次会を終えて、「シメタン(〆の炭水化物)でもいただきましょうか」ということでやって来たのは、「豚の味珍」から歩いて1分(85m)、「一軒め酒場 横浜西口店」である。

 今日の『二軒め』なんだけど、「『一軒め』酒場」というのも面白いよね(笑)。

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 午後8時過ぎの店内は、大勢のお客さんたちで大にぎわい。

 我われ3人は、店の奥のほうの1卓に案内され、私以外のお二人は「レモンサワー」(209円)を、私はプレーンな「酎ハイ」(209円)をもらって、本日2度めの乾杯である。

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 注文したのは、『仕上げに、旨みたっぷりの特製鯛塩をふりかけました!』と書かれている「〆の旨塩焼そば」(352円)。

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 さらには『焼きそばは食事? いえ、最高の「つまみ」です! しっかりと焼き上げることで、モチッとした麺にカリカリ感をプラス。食事から「つまみ」へと昇華させました。ほんのり焦げたソースの香りが懐かしく、食欲をそそります。』とある「酒場のソース焼そば」(385円)。

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 そして、徳島県つるぎ町半田の『半田手延べそうめん』を使った「肉南蛮そうめん」(319円)である。

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 これら3品を一気に注文して、各自のお皿に取り分けながらいただく。

 「一軒め酒場」には何度も来たことがあるんだけれど、一人で来ると〆の麺類はどうしても1品だけということになってしまう。

 こうして3品同時に食べ比べることができるなんて、本当にうれしいよねぇ。

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 それら3品を食べ終えても、まだみなさん、お腹には余裕があるようだ。

 そこでレモンサワーや酎ハイをおかわりして、改めて「たたきごぼう」(308円)も追加注文。

 ゴボウの自然な甘さと旨みに、すっかりハマっています。

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 とどめは「手包み肉汁たっぷり一軒め焼売」(319円)。

 これは一皿(一人前)が2個だったので、3人とも食べることができるように、二皿(二人前)を注文した。

 各店舗で店のスタッフが包んでいるから『手包み』なんだそうで、これを刻んだキャベツが入った中華スープと一緒に出してくれる。

 この提供スタイルも、汁好きの呑兵衛にはたまりませんね。

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 1時間半ほどの〆タイム。お勘定は3人で3,256円(ひとり当たり1,085円)でした。

 どうもごちそうさま。

・「一軒め酒場 横浜西口店」の店情報前回) 《YouTube動画

《令和6(2024)年5月27日(月)の記録》

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よか得セットで昼呑み … 立ち呑み酒場「よかたい マイング店」(博多)

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 博多駅に着いて、昼食を兼ねた昼呑みにやって来たのは北改札口の裏手にある、「立ち呑み酒場 よかたい マイング店」だ。

 店に着いたのは午後1時前。

 ここ「よかたい マイング店」は年中無休で、朝10時から夜11時までの13時間営業。

 早朝の時間帯以外であれば、ほぼいつでも飲めるのがありがたいよねぇ。

 店名の頭に『立ち呑み酒場』という肩書きが付いているけれど、どっちかというと普通に座って飲むのが主流。『なんなら立って飲むこともできますよ』という程度の『立ち呑み酒場』なのである。

 今日は入口を入ってすぐ左手の、L字カウンターの入口側角のあたり(レジの近く)に座らせてもらった。

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 座るとすぐに目を引かれたのが、大きな文字でアピールされている「よか得セット」のメニュー。

 「メガハイボール」(単品715円)、「手羽先唐揚げ2本」(単品286円)、「酢もつ」(単品308円)の3点で、単品合計なら1,309円になるところが、このセットだと1,100円。

 なんと16%(209円)もお得になるセットなのだ。こりゃ注文するしかないよねぇ!

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 すぐに「メガハイボール」と「酢もつ」がやって来た。

 「酢もつ」の小鉢が小さく見えるんだけれど、この小鉢は普通の大きさ。

 「メガハイボール」のジョッキが、とにかくでっかくて重いのである。

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 「酢もつ」は、新鮮なモツを湯通しして細く刻み、ポン酢で和えた、博多発祥の博多名物料理。

 博多の酒場の定番料理と言ってもいいぐらいのもので、店ごとに、その店ならではの「酢もつ」を出してくれるのである。

 出てくるのも早いので、ここ「よかたい マイング店」のような「お通し」のない酒場だと、最初のつまみとしてちょうどいいよね!

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 揚げたて熱々の「手羽先唐揚げ2本」もやって来た。

 メニューには「手羽先唐揚げ」(1本143円)と書かれていて、1本から注文することができる。

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 メニューのジャンルとしては『よかたい名物』というところで、「博多一口餃子」(6個297円)、「よかたいとり皮」(1本198円)、「やみつき豚バラ焼」(495円)、「もつ煮込み」(385円)と一緒に載っている。

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 「酢もつ」も「手羽先唐揚げ」も、とても美味しくて、あっという間に食べてしまった。

 もう1品なにか注文しようと、『本日のおすすめ』メニューを見ていて、「焼き丸天おろし」(308円)というのが気になったので、これを注文した。

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 ほぉ~~~っ! こうきましたか。

 うどんのトッピングとしても使われる、まん丸い揚げ蒲鉾(すり身揚げ)を、焼いてからスライスし、大根おろしと刻みネギがトッピングされている。

 こりゃもう、見ただけでわかる『旨いつまみ』だ。

 大根おろしの上に、ちょいと醤油をかけていただきます。

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 「メガハイボール」も残り少なくなってきたので、お店のライン公式アカウントに登録するとプレゼントされる、『初回登録特典:生ビール、ハイボール、レモンサワーのどれか1杯』の中から、ハイボールをいただくことにした。

 どうですか! このジョッキの大きさの違い!

 メガジョッキがいかに大きいかがわかりますよねぇ。

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 さっくりと1時間ほどの昼呑みタイム。お勘定は1,298円でした。どうもごちそうさま。

 自分が思ってたよりも安かったので、改めてレシートを確認してみたところ、なんと! 「よか得セット」はさらに100円引きの990円となっていました!

 ということは、前述の16%(209円)お得なんてものではなくて、実に24%(319円)もお得なセットだったんですね。ありがたいことです。

 改めてネット情報等も確認してみたところ、このちょっと前まで「よか得セット さらに100円引き!」といったキャンペーンをやっていたらしく、私が訪問したこの日もまだ、その『さらに100円引き』が適用されていたんですね。

 参考情報ですが、2025年2月頃のメニュー写真では「よか得セット」は1,210円となっているようでした。

店情報前回) 《YouTube動画

《令和6(2024)年11月5日(火)の記録》

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定番料理でたっぷりと … 中華料理「相一軒(あいいちけん)」(神戸)

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 昨夜の「赤ひげ姉妹店」での『ひとり呑み』に続いて、神戸での二夜目は、同行のAさんと二人で、事前に予約しての「相一軒」である。

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 開店時刻の午後5時半に店に着くと、なんと入口引き戸にはすでに「満」の張り紙が出ているではありませんか。

 予約してて良かった。危うく入れないところでした。

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 我われ二人はカウンター席に案内され、まずはいつものように「生ビール(大)」(800円)をもらって乾杯である。

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 最初のつまみとして、完全に我われの定番となっていて、毎回必ず注文している「ザーサイ」(300円)、「エビせん」(300円)、「腸」(400円)の3品を一気に注文した。

 まっ先に出される「ザーサイ」は、「畑のアワビ」と呼ばれることもあるほどの素晴らしい弾力感と、ほどよい旨み。他のつまみが出されるのを待つ間のつまみとして最適なのである。

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 揚げたて熱々で出してくれる「エビせん」(300円)は、サクッとした軽い食感と、海老の風味や旨みが最大の魅力で、生ビールとの相性も抜群なのだ。

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 そして「腸」(400円)。これは豚の腸で、ピリ辛のタレがいい。

 毎回注文してるんだけど、飽きることなく旨いよねぇ。他の店ではお目にかかったことがない逸品だ。

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 「生ビール(大)」を飲み干したところで、飲み物を「焼酎(麦)」(400円)の水割りに移行する。

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 「腸」の具材が減ってきたところで、残ったピリ辛ダレの中に、細かく割った「エビせん」を投入して、その「エビせん」にタレを吸い込ませながらいただく。

 これがまた旨いんだ!

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 この「腸」の旨さに導かれるように、「蒸し豚」(400円)も追加注文した。

 「蒸し豚」というのは豚耳のことで、「腸」と同じくピリ辛のタレがかけられる。

 これまたいいよねぇ。

 豚モツ系で言うと、他にも「タン」(450円)と「豚足」(600円)がある。

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 これにももちろん割った「エビせん」を投入である。

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 最後は添えられた千切りキャベツにからめて、残ったタレまできっちりとつまみとしていただきました。

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 麦焼酎の水割りもおかわりしながら、「相一軒」の名物料理でもある人気の逸品、「あさり炒め」(600円)を注文。

 これまたアサリはもちろん、それと一緒にお皿にたっぷりと入っているスープが旨いんだなぁ。

 このスープは、けっこうしょっぱいので、後に残して飲むのではなくて、アサリを1個食べるごとに、その殻ですくって、ちょっとずつ舐めるように飲みながら食べ進めると、とってもいいつまみになります。

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 さらに麦焼酎の水割りをおかわりして、〆とつまみを兼ねて「焼きめし」(500円)と「ギョーザ」(6個350円)を一つずつと、「小スープ」(50円)を二つ注文した。

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 ラーメンのスープを、お椀にちょっとついでくれるような「小スープ」が50円というのもありがたいよね。

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 なお店内のメニューには、「野菜スープ」(350円)、「卵スープ」(350円)、「肉スープ」(350円)、「ワンタン」(450円)、「ニラ玉スープ」(400円)といった本格的なスープも並んでいる。

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 この店に来る殆どのお客さんが注文する「ギョーザ」も焼き上がってきた。

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 前回と同様に「ギョーザ」を「小スープ」にトプンと入れて、簡易版のスープ餃子としていただきつつ、最後にもう1杯、4杯めとなる麦焼酎の水割りもおかわりである。

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 ゆっくりとたっぷりと3時間半ほど楽しませてもらって、今宵のお勘定は二人で8,050円(ひとり当たり4,025円)でした。どうもごちそうさま。

店情報前回) 《YouTube動画

《令和6(2024)年10月23日(水)の記録》

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ちょい飲みうどん酒場 … 「マタタビ饂飩店(うどんてん)」(丸亀)

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 2024年(令和6年)2月9日に、丸亀駅のすぐ近くにオープンした、「マタタビ饂飩店」にやって来た。

 店に着いたのは開店時刻の午後6時。

 店頭で開店を待っていた男性ひとり客のあとに続いて、本日、二人目の客として入店。

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 店内はカウンター5席とテーブル12席の全17席。

 先客がカウンター席の一番手前に座ったので、私は同じカウンター席の一番奥に座らせてもらった。

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 なにはともあれ、まずはアサヒ、キリン、サッポロが選べる「瓶ビール」(中瓶600円)を、サッポロ(ラガー赤星)でもらうと、キンキンに冷えたグラスと一緒に出してくれた。

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 この店のキャッチフレーズは『ちょい飲みうどん酒場』。

 うどん店なんだけど、おつまみもいろいろとそろっていて、丸亀のうどん店にしては珍しく、夜だけ(18:00~22:00)営業しているのである。

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 クイッと最初の一杯を飲み干して、ノドを潤してから席を立ち、入口近くに置かれているおでん鍋のところへ向かう。

 香川県のうどん店には、セルフスタイルのおでんがあるのが当たり前。

 この店にも、もちろんおでんはあって、たまご、だいこん、こんにゃく、讃岐白天、焼き豆腐が、それぞれ140円。牛すじと日替わりおでんが、それぞれ170円だ。

 今日の日替わりおでんは「ウインナー」と、観音寺で明治40年に創業した『路地裏のかまぼこ屋』こと山地やまぢ蒲鉾の「しゅうまい天」である。

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 そのおでんにつけるのが、おでん鍋の横に置かれている「赤みそ」と「白みそ」。

 どちらも、地元のみそに、当店のかけ出汁などを混ぜて作った、店主こだわりのオリジナルみそなんだそうな。

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 取ってきたのは「こんにゃく」(140円)と「焼き豆腐」(140円)。

 「赤みそ」「白みそ」も、もちろん添えさせてもらった。

 このみそが絶品! 赤みそは生姜も効いていて、白みそはフワッと甘みがある。

 呑兵衛には、特に「赤みそ」だなぁ。これだけで無限に飲めそうな感じだ。

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 店主の藤原清隆さんは、脱サラして職業訓練学校で技術を身につけた後、昨年、48歳のときに念願だったこのお店をオープンした。

 『マタタビ』という店名には、店主が猫好きということに加えて、ご常連さんたちには『また度々たびたび来てください』、観光客のみなさんには『丸亀にまた旅に来てください』という想いが込められているのだ。

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 またカウンター席やテーブル席のあちこちに書籍が置かれているのも、『本でも読みながらゆっくりと過ごしてね』という想いからなんでしょうね。

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 中瓶ビールを飲みきって、次にもらったのは「麦焼酎 水割り」(450円)。

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 焼酎の銘柄は、麦・芋ともに、福岡県久留米市の鷹正宗「ごりょんさん」である。

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 その「麦焼酎 水割り」に合わせるつまみは「伊吹イリコの素揚げ」(300円)。

 注文を受けてから揚げて出してくれるイリコが美味しいこと。

 ゴマが振り掛けられてるのもいいよね。旨みがグンとアップだ!

 ちなみに『伊吹イリコ』というのは、観音寺沖の伊吹島で獲れたカタクチイワシを、伊吹島で加工した煮干魚類のことを言うんだそうな。

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 すぐに「麦焼酎 水割り」(450円)もおかわりだ。

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 そしてつまみは「親鶏の皮酢」(450円)。

 揚げ冷ました皮に、注文を受けてからおろし生姜と刻みネギをトッピングし、ポン酢醤油をかけて出してくれるようで、あっという間に出てきた。

 親鶏の皮、しっかりとした食感で、これまた旨いねぇ。

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 さらに「エビちくわ天」(200円)も注文。

 メニューには『瀬戸内のエビのすり身と搾り豆腐を、昔ながらの製法で練り上げて焼いた、観音寺名物の焼き竹輪です』という説明書きがある。

 ほんわりと軟らかい竹輪は、初めての食感。これも旨みが強くていいねぇ。

 瀬戸内海の名物料理は、なにしろ旨みだね!

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 この「エビちくわ天」の旨さに引かれて、もう一度おでん鍋のところに行って、「やまぢの白天」(140円)を取ってきた。

 メニューには「讃岐白天」とある。

 もともと真っ白な蒲鉾だけど、おでん鍋で煮込んでいるうちに、うっすらと色がついてくるんだそうな。

 それにしても「赤みそ」、やっぱり旨いよねぇ。ものすごくいい酒の肴だ。

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 「麦焼酎 水割り」を2杯いただいた後は、「芋焼酎ロック」(450円)。

 初めていただいた「ごりょんさん」。麦も美味しかったけど、芋もいいねぇ。こんな焼酎があったんだ。

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 合わせるつまみは、〆も兼ねての「きつね布団うどん」(600円)。

 ここの麺は、讃岐うどんのために開発された香川県のオリジナル小麦「さぬきの夢」をベースに、その日の温度や湿度に応じて3~4種類の小麦粉をブレンドして作った自家製麺なんだそうな。

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 そのきつねの布団をそっとめくってみると、布団の下には薄切りのちくわを枕にしたイリコが眠っていました(笑)

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 添えられた刻みネギと、おろし生姜を投入して、ちょっとずついただきながら、「芋焼酎ロック」もちびりちびり。

 うどんも焼酎も美味しいねぇ!

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 麺と具材を食べ終えても、丼に残っている出汁ツユがこれまたいいつまみになる。

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 途中で卓上に置かれている揚げ玉やゴマを投入し、旨みをアップ。汁好きにはたまらんね。

 出汁ツユの熱さと旨み、芋ロックの冷たさとすっきり感の無限ループにおちいりそうだ。

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 2時間半ほど、ゆっくりと楽しませてもらって、今宵のお勘定は3,920円。

 PayPayで支払って店を出た。

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 いやぁ、いただいた料理もお酒も、すべてが美味しかった。

 心地良く酔って、超満腹である。どうもごちそうさま。

店情報YouTube動画

《令和7(2025)年4月13日(日)の記録》

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店情報: 「マタタビ饂飩店(うどんてん)」(丸亀)

  • マタタビ饂飩店 店名: ちょい飲みうどん酒場 マタタビ饂飩店
  • 電話: 090-2741-1010
  • 住所: 763-0022 香川県丸亀市浜町322 アチーブ浜町丸亀駅ビル1F
  • 営業: 18:00-22:00(21:30LO)、水休
  • 場所: 丸亀駅を海側に出て右(宇多津・高松方向)へ、鉄道高架沿いに歩くこと2分(150m)。「骨付鳥 一鶴 丸亀本店」の手前。
  • メモ: 2024年(令和6年)2月9日開業。カウンター5席とテーブル12席(4人用2卓、2人用2卓)の合計17席。駐車場なし。現金・クレジット(VISA/MasterCard)・QRコード決済(PayPay/au PAY)。公式インスタグラムあり。
    〔料理〕
    《おつまみ》讃岐の味 醤油豆300、伊吹イリコの素揚げ300、アミエビキムチ300、ぶっかけ出汁の冷奴300、エッグポテサラ300、オクラの天ぷら(5本)350、ナスのはさみ揚げ(2個)400、エビと豆腐のすり身天400、ぶっかけ出汁の揚げ豆腐400、親鶏の皮酢450、味付レンコンとすり身の揚げ天450、さきいかの天ぷら500、一口イイダコ天500、一口えびぷり天500、甘エビのから揚げ(8尾)550・(ハーフサイズ)330、鶏ハラミ焼き(数量限定)550、親鶏のタタキ(数量限定)680、マタタビ天ぷら餃子(2個)330。
    《うどん(大2玉は+150)》肉まるうどん(温)930、かけうどん(温冷)430、きつね布団(うどん)(温冷)600、ぶっかけうどん(温冷)480、かしわ天ぶっかけうどん(温冷)640、ざるうどん(冷)480、かしわ天ざるうどん(冷)640、醤油うどん(温冷)450。〈うどんトッピング〉キムチ70、生たまご110、きつね(冷たいお揚げ)170。
    《てんぷら》ちくわ天150、半熟玉天150、エビちくわ天(観音寺名物)200、かしわ天(2個)160・(4個)320。
    《おでん(セルフ)》たまご140、だいこん140、こんにゃく140、讃岐白天140、焼き豆腐140、牛すじ170、※日替わりおでん170。
    《おにぎり》出汁にぎり150。
    《マタタビのおすすめ(手書きメニュー)》れんこんとすり身の揚げ天450、鶏ハラミ焼き550、たこやき天ぷら(2個)380、だし焼きおにぎり(1個)280・(かけだしをかけた かけだし茶づけ)350、いも天アイス500・(ハーフサイズ)280。
    〔飲物〕
    中瓶ビール(アサヒスーパードライ・キリンラガー・サッポロラガー赤星)600、角ハイボール550、こだわりレモンサワー470、完熟梅酒(ロック)500・(ソーダ割り)500、焼酎(麦・芋)(ロック)450・(水割り)450・(お湯割り)450・(炭酸割り)470、讃岐くらうでぃ(香川生まれ大人のカルピス、アルコール分6度)(グラス)630。
    《日本酒》〈燗酒〉桂月(けいげつ) 銀杯(高知県土佐町)(1合)550。〈冷酒〉桂月(けいげつ) 超辛口 特別純米酒60(高知県土佐町)(300ml瓶)1,300、川鶴(かわつる) 極びえ本醸造(香川県観音寺市)(300ml瓶)1,050。〈旬の日本酒〉綾菊(あやきく) 初しぼり無濾過生原酒(香川県綾川町)(グラス)650、酔鯨(すいげい) 純米吟醸しぼりたて生酒(高知県高知市)(グラス)650。
    《ノンアルコール/ソフトドリンク》アサヒドライゼロ450、ハイボール400、レモンサワー400、コカコーラ330、ウーロン茶330、ジンジャーエール330、オレンジジュース330。
    (2025年4月調べ)

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