« 居心地がいいんだなぁ … 大衆酒場「日高(ひだか)」(鶴見) | トップページ | 今治出張〆のハシゴ酒 … 「養老乃瀧(ようろうのたき)」(今治)他 »

ことし最後の生メカブ … 「とんぼ」(釜石)

Dsc02227a_20250712211501

 一昨年(2023年)の年末に来てから、ほぼ1年半ぶりの釜石出張。

 絶対に来たかった酒場が、釜石駅前のサンフィッシュ釜石の2階にある「とんぼ」である。

 前回の釜石出張の初日に、初めて入ってすっかりファンになり、釜石出張の最終夜にも、もう一度寄らせてもらったのだった。

Dsc02229a

 店に着いたのは午後5時過ぎ。

 先客はおらず、これまでの2回と同様に、L字カウンターの一番奥の席に座らせてもらって、まずは「生ビール(中)」(600円)をもらってスタートである。

Dsc02230a

 この店のメニューはご覧のとおりで、飲み物のメニューしかなくて、料理は女将さんにお任せで出してもらうスタイル。

 もし苦手なものや欲しいものなどがあれば、それを伝えておけば考慮してくれるのだ。

Dsc02243a

 ところが!

 今回はありましたねぇ、料理のメニュー。

 しかしながら、そこに書かれているのは、「お通し500」、「おつまみ600~ 800~」、そして下のほうに「ジャンボシュウマイ4コ600、ギョウザ6コ500、その他……」。

 基本的に前回までと変わらず、『女将さんにお任せ』ってことなんですね。

Dsc02234a

 まず1品目として出してくれた「お通し」(500円)は、「ドンコのたたき(肝和え)」。

 身そのものは割りと淡泊なんだけれど、肝と和えることで濃厚な旨みとなる上に、和えるのに使っている白味噌の味が素晴らしいなぁ。

Dsc02112a_20250712211501

 ドンコというのは、三陸を中心に親しまれている魚で、正式な名称はエゾイソアイナメと言うようだ。

 上の写真は、この建物(サンフィッシュ釜石)の1階にある魚屋さんで撮ったもの。

 全長30センチぐらいで、見た目はナマズにも似てるよねぇ。

 獲れたその日のうちだけ、生で食べることができるんだそうな。

 そんな地元の名物食材を、お通しから出してくれるんだから、ありがたいよねぇ。

Dsc02237a_20250712211501

 さらに!

 追いかけるように出してくれた2品目が「ことし最後の生のメカブ」。

 三陸のメカブの旬は3月~4月。5月になると一気に味が落ちるんだそうな。

 で、今年は今日(4月22日)で、生のメカブの収穫は終了とのこと。そう聞くと、なんだかとってもいとおしく感じますよねぇ。

Dsc02238a_20250712211701

 味付けなしで出してくれたものを、まずそのままでいただいて、次に地元・釜石の藤勇ふじゆうの醤油をかけ、最後のほうでちょっとミツカン味ぽんをかけていただいた。

 生メカブ、いいですねぇ!

Dsc02241a_20250712211701

 まだ「生ビール(中)」も残っているんだけれど、この新鮮なドンコと生メカブには絶対に日本酒だ!

 ということで、これまた地元・釜石の地酒「浜千鳥」の熱燗二合(1,200円)をもらうと、最初の一杯は女将さんがお酌してくれた。ありがとうございます。

Dsc02233a_20250712211701

 「とんぼ」は、1988年(昭和63年)11月、女将さんが47歳のときにオープンし、震災の影響で場所が変わって今に至っている。

 創業から37年。「もう85歳よ!」と笑う女将さんは、背筋も伸び、動きもシャキシャキとされていて、とてもお元気。まったく85歳には見えません。

Dsc02244a

 3品めのつまみとして出してくれたのは、自家製の「イカ塩辛」。

 四日で食べ切れるくらいの量を毎週、作っているんだそうな。

 塩加減が燗酒にはちょうどいい。

Dsc02259a

 そこへ、いかにも常連さんらしき女性ひとり客が入ってきて、「今日は車で来てるから、食事だけでお願いします」という注文。

 なんと、そんな注文もできるんですねぇ。

 「今日はご飯は炊いてないから、他のを出すね」と女将さん。

 シュウマイなど何品か出したあと、「にゅうめんも作ろうか?」との問いかけに、女性客もニッコリとうなずいた。

Dsc02249a

 『おっ、もしかして?』とちょっと期待しながら待っていたら、予想どおり私の分も作ってくれました。

 舞茸、エノキ、刻みネギ、そして玉子のシンプルなにゅうめんなんだけど、出汁ツユが美味しいこと!

Dsc02252a_20250712211701

 その出汁ツユで思いっきり飲もうと、熱燗二合もおかわりした。

 にゅうめんをすすり、出汁ツユをいただきつつ、合いの手にちょっと残ってる「イカ塩辛」をチビッとつまむ。っかぁ~~っ、燗酒が進むのぉ!

Dsc02253a

 これまた常連さんらしき男性ひとり客も入ってきて、メカブとドンコを出した後、「東京の中華屋さんのシュウマイを取り寄せてて、美味しいと評判よ」と女将さんがオススメしていたので、自分もそのシュウマイを便乗注文した。

Dsc02254a_20250712211701

 シュウマイは甘みがあって旨し。

 一人前5個を、3個はそのまま何も味を付けずにいただいて、残る2個を酢コショウでいただいてみた。

 酢コショウも合うねぇ。

Dsc02258a_20250712211701

 最後は残しておいたにゅうめんのツユをつまみに、燗酒を飲みきって、完食完飲。

 3時間近くゆっくりと過ごさせてもらって、今宵のお勘定は4,500円でした。

 今回もまた大満足な一夜となりました。どうもごちそうさま。

 釜石に来たら、絶対にまた来ます!

店情報前回) 《YouTube動画

《令和7(2025)年4月22日(火)の記録》

にほんブログ村 酒ブログ 日本全国飲み歩きへ にほんブログ村 酒ブログ 居酒屋へ

| |

« 居心地がいいんだなぁ … 大衆酒場「日高(ひだか)」(鶴見) | トップページ | 今治出張〆のハシゴ酒 … 「養老乃瀧(ようろうのたき)」(今治)他 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« 居心地がいいんだなぁ … 大衆酒場「日高(ひだか)」(鶴見) | トップページ | 今治出張〆のハシゴ酒 … 「養老乃瀧(ようろうのたき)」(今治)他 »